「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

今年は甲虫類の観察のみ、蛍観察は断念。

2021-07-12 14:09:28 | 散歩(鳥・昆虫)

昨日、NHKの大河ドラマを見た後、ひょっとしたら蛍がいるかもしれないと思われる場所に足を運びました。

谷の横が住宅街になってしまったところに行って、もと蛍がいた沼のようなところを探索してみました。

2016年の夏のホタルです。↓

しかし、残念ながら、というよりは、思った通り、蛍は全くいませんでした。

ただもう一つ当てにしていたところがあります。

それは、住宅街の対岸にある小さな森の裾あたりです。

そこにも湧き水が流れています。

ひょっとしたらそこに蛍の陰でも見られないかと双眼鏡で確認しましたが、ここも光るものを見ることができませんでした。

夜は入ることができないその森の中に入れば、いることが確認できるかもしれませんが、とりあえず今年は蛍観察は断念しようかと思います。

学舎の蛍観察は結局3年前の2018年までとなりました。

 

話は変わって、甲虫類の話。

先日夕方確認したところに今朝9時ころ行ってみました。

トラップが仕掛けられていた木は、表側から見るとこの蝶しか見えませんでした。

これなら普通の人には見つかるはずがありません。

なぜか安心しました。

こっそり裏に回ってみると、こんな風に何匹もの甲虫がいました。

朝9時を回っているのに。

みんな懸命に蜜を吸っています。

今年初お目見えのアブラゼミ。↓

一本目の甲虫の樹からつぎの木に移動する途中で見つけました。

2本目の樹も表側からはスズメバチの姿がうかがえるだけでした。↓

 

そして、先日は目に留まらなかったもう一本の木を見つけました。↓

こちらは表側からも何匹もの甲虫や蝶が見えていました。

下の写真はスズメバチがカナブンをかなり長い間追い回し最後にはカナブンを追い出してしまいました。↓

 

甲虫類の樹から離れて、

オオハナアブ。(オカトラノウの白い花にジャコウアゲハが舞っていたので見に行くとコのアブが目に入りました。)↓

最後は入り口の沼地で泳ぐたくさんのメダカたちです。↓

小さな浮き木があるおかげで焦点が合いました。

なぜかこの枝に群がっていました。

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ハラヒシバッタ、ショウジョウトンボ、オオシオカラトンボ、コシアキトンボ。

2021-07-11 16:29:15 | 散歩(鳥・昆虫)

下田の森を散歩。

今日もカワセミが場所をいろいろ移動しながら姿を見せてくれました。

ただ、写真は撮れずじまいでした。

 

その代わり、何種類かのトンボが眼を楽しませてくれました。

ショウジョウトンボ。

オオシオカラトンボ。

翅に黒い班が見当たりませんが、こちらもオオシオカラトンボでしょうか。

コシアキトンボ。

留まってくれないので飛んでいるところを何とか撮りました。↓

 

最後はバッタの仲間のハラヒシバッタです。

1cmもないくらいの小さなバッタでカエルのように跳んでいました。↓

確かに体がひし形をしています。

 

この日は、ここで普段から観察をされている方に出会えたので、貴重な情報を得ることができました。

一つは、何年か前までは毎年見られたヘイケボタルですが、「今年はもう出始めましたか?」と聞くと

5年前くらいに絶滅してしまったとの情報です。

そしてもう一つは、今年のフクロウの繁殖は一羽だけ巣立っていったとの情報です。

近場の人らしく、頻繁に観察を続けられているので、正確な情が聞けて助かりました。

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夜の甲虫観察の下見。(カナブン、クワガタ、カブトムシ)

2021-07-11 14:59:01 | 散歩(鳥・昆虫)

昨日の夕方6時半過ぎに近くの公園にクワガタやカブトムシなどがいないか探しに行きました。

 

公園に入るなり、‟カナカナカナ”というヒグラシの声が聞こえてきました。

他にもニイニイゼミの鳴き声もありました。

33℃という真夏日を迎え急に泣き出したのか、それとも、それまで夕方に様子を見に出かけなかったせいでしょうか。

今年初めてセミの声を聴きました。

 

6時半というとまだ空は明るいのですが、森の木々の中に入ると急に暗くなります。

LEDの懐中電灯で照らしながら探していくと今年も出てきてくれていました。

遠くにたった一匹のカナブンを見つけたのが始まりでした。↓

近寄って裏側や根本などを見てみると蝶や甲虫類がいました。

すでにどなたかが見つけ、トラップを仕掛けていました。

トラップの中には2匹のカナブンの仲間が捉えられていました。↓

その横には立派なカブトムシが。

 

別の場所でも最初は一匹だけの姿だけでしたが、上の方を見るとクワガタやカナブンが群がっていました。↓

美味しい蜜を吸っているようでした。

 

手に持ってみるとこんなにかわいらしい顔をしていました。↓

(右側の角が折れてしまっています。)

 

クワガタを逃がした後、上に上がるとコウモリが餌を捕っていました。↓

ツバメとはちょっと違った飛び方や姿を見せてくれました。↓

 

どうやら甲虫観察は今年もOKのようです。

あと一つ気がかりなのは蛍観察ですが、頼みの綱だった「下田の森」は5年前くらいに絶滅してしまったと今日下田の森の人に聞きました。

仕方がないので暗くなってから、以前ホタルが生息していた、近くの住宅横をこっそり確認に行ってみようかと思います。

 

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我孫子市岡発戸散策(アマガエル、ヒメウラナミジャノメ、コミスジ、ノシメトンボほか)

2021-07-10 21:17:23 | 散歩(鳥・昆虫)

連日の雨降りのため、童謡「春よ来い」の中の‟みよちゃん”ではないですが、外に出たくてうずうずしてしまう毎日が続いていました。

そんな中、今日は「晴れ間が出る」という予報を受けて、我孫子市の手賀沼近くにある「岡発戸」とう地名のあたりを散策しました。

いつも通り手賀沼沿いの公園などを散策するつもりでしたが、途中セブンイレブンに寄り道したせいで、いつもの道と並行して走る田舎道に紛れ込んでしまいました。

そこで出会ったのが「滝前不動尊」という西暦900年くらいからある古い神社と、我孫子市の「岡発戸市民の森」でした。

 

「滝前不動尊」では、写真に収められたのはこのヒメウラナミジャノメくらいでしたが、たくさんの種類の蝶に出会いました。↓

小さい蝶ではじめヒメジャノメかと思っていましたが、それより一回り小さいヒメウラナミジャノメという種類でした。

この他にアオスジアゲハ、アカボシゴマダラチョウ、クロアゲハの仲間、シジミチョウの仲間が、こぞって草原を飛び回っていました。

 

アマガエルも何匹かが同時にぴょこぴょこ飛んでかわいらしかったです。↓

色が土色をしたアマガエルもいました。

種類が違うのかもしれません。

 

ハチの仲間(クロアナバチ??) ↓

たった一枚しか撮れなかったので、詳細はわかりません。

 

この後、竹やぶや畑が見事に手入れされた「滝不動尊」から400mくらい離れたところにある「岡発戸市民の森」に行きました。

地名が私の苗字の2字を使っているので、以前から地図を見るたびに気になっていた森です。

ゴルフの青木功選手が所属していた名門「我孫子ゴルフ場」の隣にありました。

「おかほっと」と読むそうです。

割と広い森でしたが、今日はシジュウカラ、カラス、ヒヨドリくらいにしか出会えませんでした。

 

ここでは翅の先の黒い模様からするとノシメトンボ(コノシメトンボ?)と思われるトンボと、

コミスジなどに出会いました。↓

触角の先のオレンジ色の球が印象的でした。

大きくしました。↑

ファインダーを覗いてこのオレンジ色の球に気づきどうしても撮りたいと思ったのですが、なかなかポーズを決めてくれなくて一枚だけ、それらしく写っていました。↓

 

最後に、今日は鳥は見られませんでしたが、こんな粋な鳥のオブジェと出会えました。↓

農場の入り口の門だったところでしょうか?

 

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今日も蜘蛛。コアシダカグモ、イオウイロハシリグモ。

2021-07-07 13:41:24 | 散歩(鳥・昆虫)

7月も一週間が過ぎてしまいました。

そろそろ、カナブンやクワガタ、カブトムシが姿を見せ始めてもよい頃です。

なので、昨年たくさんの甲虫類を集めていた「根木内城址公園」の木々を見て回ったのですが、彼らが姿を現し始める兆候はほとんど見られません。

その代わり、今日も蜘蛛が出迎えてくれました。

 

脚まで入れると6cmくらい(もっと大きいかも?)にもなる大きな蜘蛛です。

コアシタカグモではないかと思われます。

よく似たアシタカグモとの違いはお尻の先の黄色い斑紋なのだそうですが、それがかろうじてみられるのでコアシタカグモとしました。

1枚撮ると警戒されて逃げる態勢に。

この後ものすごい勢いで下方に逃げて行ってしまいました。

 

コアシタカグモとは別に、大きな体をしたイオウイロハシリグモもいました。

2種と巣を張らず小昆虫などを捉えるのだそうですが、どんなものを食べているのでしょうか?

最後はコアシタカグモがいた近くの足元に現れた小さなキノコです。

夏休みの催しとして、蛍観察や甲虫類探しなどを計画しているのですが、甲虫類観察は難しいかもしれません。

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麗澤の外覆い、数種の蜘蛛、カタツムリ、カマキリなど

2021-07-06 14:08:34 | 散歩(鳥・昆虫)

時折ぽつぽつと雨が落ちてくる曇り空の中の散歩。

今日は、下の写真のような麗澤の施設外側を覆っている塀に、ミノムシがくっついているのを見つけたのを機に、たくさんの蜘蛛など小さな昆虫類を見つけました。

最近全くと言ってよいほど見かけなくなったミノムシの巣(?)↓

このミノムシのすぐそばに、蝶が羽化したと思われる蛹の抜け殻がありました。↓

きれいな模様の蛹なので、調べればすぐに何という蝶の蛹かわかると思ったのですが、

「蛹 図鑑」などを調べても似ているものが見つからず、結局何の蝶(蛾)の蛹なのか不明のままです。

こちらは、毛虫。↓こちらも名前は不明です。

 

ここからは蜘蛛ばかりです。

 

最初は、巣の真ん中に長さ10cmくらいの棒状のものをつけた蜘蛛。↓

結構たくさんいました。

拡大した写真の上の方に、下を向いて構えているのが蜘蛛です。

こちらも蜘蛛。名は不明。

こちらも。

後ろが暗いので、露出オーバーとなってしまいました。

少し暗めの画像になるよう加工して、この有様です。↓

こちらは小さな蜘蛛で、1cmくらいの大きさでしょうか。

こんなのもいました。

オニグモの仲間でしょうか。↓

大きさは大きくないのですが、何となく昔見たオニグモの形に似ているような気がしました。

ナガメ(菜の花類につくカメムシ)だそうです。↓

イオウイロハシリグモ(?)↓

初めてマニュアルフォーカスに成功しました。↓ 

オートだと左手前に焦点が合ったりしてボケボケでした。

 

カマキリ。割と小さなカマキリでした。子どもでしょうか?

こちらも種類がよくわかりませんでした。

ミノムシがきっかけとなって、普段見過ごしてしまっている小さな生き物たちに会えて、ワクワクドキドキの愉しい時間を過ごさせてもらいました。

未知との遭遇は大好きなのですが、ただ、彼らの名前を調べようとするとものすごく時間をt羅れてしまうことが分かったので、途中で投げ出してしまいました。申し訳ありません。

 

今日はこれから第一回目のコロナワクチンの接種です。

大きな副反応がなければよいのですが・・・。

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オオタカの雛。

2021-07-04 15:18:38 | 散歩(鳥・昆虫)

今年もオオタカの雛が巣立ったという報告を得たので、奥さんと行ってみました。

小雨が降る中でしたが、森に入るなりいきなり雛の声が聞こえてきました。

高い杉の木の上の方で鳴いているようなのですが、10分以上粘ってもその姿を見ることはできませんでした。

 

やがて雛が飛び立ち、飛び去った先の方でやっとその姿を見ることができました。

飛び去っていったのは1羽だけだったはずなのですが、行くと2羽のひなが少し離れて同じ枝にとまっていました。↓

 

ここで30分くらい、親鳥の出現を待ちました。

 

親鳥が森の遠くから声をかけてくると、すかさず雛たちがそれに応答し、しばらくすると左側にいた雛だけが親鳥の方に飛び去りました。↓

もう一方の雛はその後も15分くらい枝にとどまったままで、時折翼を羽ばたかせていました。↓

この時も結局そのまま留まりました。↓

このオオタカですが、2カ月前くらいからその動向を追ってはいたのですが、たった2回だけ、それぞれ1時間程度の確認だったため、その存在に気づかなかったようです。

ここが自宅から自転車で行けるところにあればもっと頻繁に足を運ぶのですが・・・。

 

この森に着いたとき迎えてくれた、巣立って何日目かのツバメ3兄弟です。↓

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学舎の雨ダス。

2021-07-03 10:06:44 | 学舎

千葉県もここのところ何日も激しい雨続きです。

こんな雨の中だと巣立ったばかりのシジュウカラをはじめ野鳥や昆虫たちはどうしているのかな?

と思っていましたが、

昨日すこし小ぶりの中、合羽を着て学舎に行く途中、畑道でツバメがいつも通りスイスイ飛んでいるのを見ました。

よく見ていると、飛びながら虫を見つけるのか、時折急に軌道を変えて飛んでいました。

 

そして、学舎に着くと草むしりをしたばかりの庭で、スズメがチュンチュン、ヒヨドリが二羽来て植木の間をチョコチョコ、おまけにハチまでが植木に来ていつも通りの活動をしていました。

 

雨が降っていて「いやだな!」、「おっくうだな!」などと言っていては罰が当たりそうです。

 

そんな学舎の雨ふりの様子です。

気象庁にはアメダスがあって雨量や気温、風速などを自動計測していますが、学舎では庭に張り出した雨覆いからしたたり落ちる雨の量や、池の水位で雨の量を見ています。

 

庭に突き出した雨覆いから雨水が棒状に落ちています。↓

池の水位がかなり上昇しています。↓

いつも「100mmとか150mmの雨が降ります。」という気象庁の予報が出てもそれを実感できずにいましたが、ここ2~3日の雨では、池の水が確実に10cm以上上昇しています。

この雨が明日いっぱい続くとの予報が出ています。

娘のいる三島には警報まで出ています。

少し心配です。

 

上の写真だけだと色差しが悪いので、我が家の庭の中玉トマトの様子です。↓

 

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