「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

ヒグラシが鳴いていないけど何かあったかな?

2020-09-06 20:14:05 | 散歩(鳥・昆虫)

『今年はヒグラシの声を聴いていないような気がする。』

そう思ったのが3~4日前。

一度気になると気になって仕方がない。

 

そこで、今日午後4時半くらいから1時間強かけて、近くのヒグラシがいそうな林や森を巡ってきました。

結果は、やはりどこにもいませんでした。

盛んに泣いているのはツクツクホウシやミンミンゼミなどでした。

 

その代わり、2つ目に回った根木内城址公園ではこんなものを見つけました。

成虫になれずに死んでしまった個体のようです。↑

こんな白い塊が木にいくつもついていました。

おそらくこの白い塊は「セミヤドリガ」の幼虫の死骸だと思われます。

 

2012年8月15日のブログにこの「セミヤドリガ」に寄生されているヒグラシの写真がありました。↓

この矢印の先にある白い塊がセミヤドリガの幼虫です。

この蛾の幼虫は、木に留まっていてヒグラシが木にとまるとその羽音(振動)を察知して素早くヒグラシに飛び乗って寄生するそうです。

その名の通りセミに寄生して成虫になる蛾なのですが、今年は寄生先のヒグラシがいないためこのように木にとまったまま昇天してしまったものと思われます。

 

それにしてもヒグラシはなぜ今年はいないのでしょうか?

調べてみたら、ヒグラシは3年くらい土の下で過ごすのだそうです。

3年前に何かあったのでしょうか?

 

話は変わりますが、ヒグラシを探しに3番目にはウシガエルのいる神社によりました。

薄暗くなった中、今日も、その姿を見せてくれました。

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ウシガエルのいる神社にて。

2020-09-02 10:22:27 | 散歩(鳥・昆虫)

昨日、おとといと、散歩に時間をかけすぎた(?)ので、今日は割と近場の神社にお邪魔することにしました。

いつものように、入り口の池にはウシガエルが出迎えてくれていて、幸先の良いスタートとなりました。

 

小さな神社なので簡単に済まそうと思ったのですが、ちょっと目を凝らすといろいろな昆虫が見えてきて、結局1時間ちょっとかかってしまいました。

 

まずは蜂です。

以前に何度も訪れたところなので蜂がいることは知っていました。

時たまスズメバチなども見かけたので、そのことを言っているのかと思っていました。

しかし、この看板の後ろの木ですが、蜂が木に空いたあちこちの穴に出入りしていることに気づきました。

ニホンミツバチのように集団生活をしてはいないのですが、この木をアパートのように使っているらしく、何所帯もの蜂の家族がいるようでした。

やっと一枚撮れた写真と図鑑とネット検索とで、オオハキリバチという蜂だということがわかりました。

基本的に人を刺すような蜂ではないとのことです。

 

それと、今日はコガタスズメバチ(オオスズメバチ?)という蜂にも出会いました。

樹液を出している貴重な木の発見です。

甲虫類の時期に来ればカナブンやクワガタなどがみられると思われます。

来年が楽しみです。

ただこの木もキクイムシにやられていました。

下のほうに穴と木くずがたくさん落ちていました。

 

オオハキリバチを長い間見ていると、ノシメトンボというほとんど赤くない赤トンボにも出会いました。

図鑑があると便利です。姿かたちから、あらかた調べて、生態などをネットで確認できます。

時間はかかりますが仕方ありません。

 

おまけはジョロウグモの巣です。

雄雌そろっていました。

 

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ジグモの巣、ジョロウグモの巣にかかったミンミンゼミが無事脱出。

2020-09-01 10:14:11 | 散歩(鳥・昆虫)

今朝は足腰のトレーニングもかねて根木内城址公園まで足を延ばしました。

 

そこでは久しぶりにジグモ(地蜘蛛)の巣を見つけました。

以前はかなりの頻度で見かけましたが、最近はあまり見かけません。

 

小さいころ、この巣を土の中から破れないようにして引っ張り出し、中の蜘蛛を出す遊びをしていました。

中には、子蜘蛛が親と一緒にいたりすることもあり、そんな巣を開けると、まさに「蜘蛛の子を散らすように」子蜘蛛たちが四方八方に逃げるさまを見ることができました。

 

私はこの蜘蛛のことを「土蜘蛛」と呼んでいたのですが、それは間違いで「土蜘蛛」と調べると、

『皇室に従属しない、各地の豪族やその一門を指す言葉。 』として紹介されていました。

「古事記」や「日本書紀」、「風土記」などに頻繁に登場するものだったそうです。

 

話は変わりますが今日は「ミンミンゼミ」にも縁があったようです。

頭の上の枝にとまったミンミンゼミです。

このセミを後に少し歩いていくと、頭のすぐ近くをブーンと激しい音を立てて飛ぶ昆虫がいました。

何かなと思いきょろきょろ周りを見回したところ、私に急接近してきたセミかどうかはわかりませんが、ミンミンゼミがジョロウグモの巣にかかって、もがいていました。

1~2分くらいもがいた後、蜘蛛の糸を振り払い地面に落ちました。

そしてこの後このセミは態勢を入れ替えてから、無事飛び去って行きました。

 

なお、サトキマダラヒカゲですが、数は少なくなりましたが相変わらず集団で樹液を吸っているのを確認しました。

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