今朝は足腰のトレーニングもかねて根木内城址公園まで足を延ばしました。
そこでは久しぶりにジグモ(地蜘蛛)の巣を見つけました。
以前はかなりの頻度で見かけましたが、最近はあまり見かけません。
小さいころ、この巣を土の中から破れないようにして引っ張り出し、中の蜘蛛を出す遊びをしていました。
中には、子蜘蛛が親と一緒にいたりすることもあり、そんな巣を開けると、まさに「蜘蛛の子を散らすように」子蜘蛛たちが四方八方に逃げるさまを見ることができました。
私はこの蜘蛛のことを「土蜘蛛」と呼んでいたのですが、それは間違いで「土蜘蛛」と調べると、
『皇室に従属しない、各地の豪族やその一門を指す言葉。 』として紹介されていました。
「古事記」や「日本書紀」、「風土記」などに頻繁に登場するものだったそうです。
話は変わりますが今日は「ミンミンゼミ」にも縁があったようです。
頭の上の枝にとまったミンミンゼミです。
このセミを後に少し歩いていくと、頭のすぐ近くをブーンと激しい音を立てて飛ぶ昆虫がいました。
何かなと思いきょろきょろ周りを見回したところ、私に急接近してきたセミかどうかはわかりませんが、ミンミンゼミがジョロウグモの巣にかかって、もがいていました。
1~2分くらいもがいた後、蜘蛛の糸を振り払い地面に落ちました。
そしてこの後このセミは態勢を入れ替えてから、無事飛び去って行きました。
なお、サトキマダラヒカゲですが、数は少なくなりましたが相変わらず集団で樹液を吸っているのを確認しました。