「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

過冷却関連実験(氷柱つくり、クジャク模様つくり)の準備

2022-08-10 21:16:03 | イベント
猛暑日が続いています。
先週月曜に軽いぎっくり腰になってしまったこともあり、散歩の時間を短くしてもっぱら家の中での作業を進めています。

昨日今日は学舎の夏休み終了後に予定している「氷のタケノコつくりやクジャク模様つくり」などの準備を行いました。

8年前に作った手前の装置で再度、氷柱つくりに挑戦しました。
(後で分かったのですが、後ろの方に置いてある装置の方が氷柱つくりには向いていたようです。)


冷却用の水はマイナス7℃~10℃くらいがよいと言われています。
ちょうどマイナス7℃の冷却水を用意できました。
これでOK!のはず。


このマイナス7℃の冷却水にゆっくりと冷やされ、0℃以下になっても凍らない水;過冷却水が右側の管から出てくるはずだったのですが・・・。

残念ながら過冷却水を作ることができませんでした。

冷却水の温度をマイナス9℃くらいしにして再度試みましたが、今度はチューブの一部で中の水が凍ってしまいました。
とても微妙な温度管理が必要な実験です。
今回は、見事に失敗してしまいました。

実験後、8年前の記録を見返してみると、今回使った赤いビニールテープの装置ではなく、下の緑色の装置の方が氷柱を作りやすかったようです。
8年前には今回実験した装置でも、氷柱つくりには成功しているのですが、何度も何度も実験してやっと一回成功しただけだったようです。

初めから過去の記録を確認してから実験すればよかったのに・・・。
明日以降、もう一つの装置で実験をしてみたいと思います。

こんな氷柱だ出来ればよいのですが。


氷柱つくりには失敗してしまいましたが、過冷却水を使った「クジャクの羽模様」つくりはかろうじて上手くいきました。

マイナス7℃の冷却水の上にステンレスのトレーを浮かべ、そこに薄く水を張りました。↓
ここでも冷却水はマイナス7℃です。

6~7分近く冷却水の上に浮かべておきました。
このことで、トレーの中の水が過冷却状態になります。

そこに、氷を1かけ入れると下のように、美しい模様を作りながら、たちまち水が凍りました。




本当に一瞬でこの模様が出来上がりました。

本番では、子どもたち主導で実験を行っていきたいと思います。
何回か失敗をしつつも、最終的には2つともうまくいくことを願っています。

コメント (2)
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