11月17日は手賀沼北東部の耕地を中心に散歩。
五本松公園から耕地に出ると一度刈り取られた稲が再び大きく成長していました。
よく見ると穂までつけているものが多く見られました。
お米は1度の田植えで2回収穫できる「再生二期作」という栽培技術が確立されているようです。
もちろんここの田んぼは、意図的に二期作をしているわけではなさそうですが、今年は秋以降も暖かい日が続いているのでこのような現象が起こっているようです。
と、まずはお米に気をとられてしまいました。
次に我孫子高校野球グランド近くに行くと、ノスリが田んぼの中の小さな杭にとまってお出迎えしてくれました。
前半はこのノスリの姿を確認しながら他の小鳥たちを探して歩きました。
飛んでいるところも何枚か撮ってみました。
私のカメラだと、電子ファインダーでは飛んでいる姿の確認がほとんどできない(シャッターを押す前は漠然とした空の映像ばかりです)のですが、ファインダーの中に何か物体が入った瞬間にシャッターを切ると、ある程度ピントを合わせてくれます。
何ども撮る練習をして徐々に技術を磨いていこうと思います。
カワラヒワ。
野球場のすぐそばで、百舌鳥がカエルのような獲物を咥えています。
しばらく見ていても食べる様子はなく、他の場所に移ってもくわえたままです。
ひょっとしたら「はやにえ」を行うのではないかと見守っていましたが、その様子は見ることができませんでした。
電線ではなく、もっと食べやすい場所に移動して食べたのかもしれません。
この後は、どこまでも続く耕地を双眼鏡で眺めると、遠くの方で小型の尾の短いタカが見つかりました。
双眼鏡で追い続けていたのですが途中近寄るために目を離したすきに見失ってしまいました。
その代わり、空高くを群れ飛ぶ鳥たちを見つけることができました。
写っているかわからないまま当てずっぽうに撮りました。
何の群れかはわかりませんが、地上だけでなく空も大切な観察対象だということが分かりました。
彼らのように、どこというあてもなく旅がしてみたい気分です。