「森の学舎」の日々のできごと

学習塾「森の学舎」の日々のできごとや、“おかさん”の感じたことなどをつづっていきます。

瞬間湯沸かし器(“おかさん”怒る!)

2011-04-20 12:23:16 | Weblog

昨日の中学1年生の学習の時に、大きな声を出してしまいました。昔から、「瞬間湯沸かし器」といわれるくらい、ちょっとした事で怒る性格だったのですが、ここのところ、年を重ねたせいかあまり怒らなくなってきていました。(ように思う。)

そんな“おかさん”が、最近再び、休火山から活火山に変貌してきています。原因は、福島の原発事故における東電や政府の方たちの仕事振りに対する不満がつのってきているからです。

現在の東電や政府の方たちが、ものすごく頭がよくて、しかも、事態を収拾するためにものすごく努力されていることは、間違いないと思います。でも、結果として彼らのやっていることが、最適解を導き出す方向と少しずれているような気がしてならないからです。一例を挙げれば、現場で働く方たちの極悪な環境をいつまでも放置しているようなリーダー(??)たちを私は全く信用できません。

学舎では設立当初から、「実場面で何も出来ない、頭でっかちな子は要らない。嫌いだ!」といい続けてきました。約25年の会社生活でそのような新人たちを数多く目にしてきていたからです。

そんなわけで、失礼は重々承知の上で言わせてもらえば、彼らはまさに勉強優秀、実務・実生活レベルは幼稚、つまり“おかさん”の言う「頭でっかち」という人たちなのではないかと思われて仕方がありません。

 

これから大人になっていく、学舎に来てくれている子ども達には、そんな風にはなって欲しくありません。そう思うと、休止していた火山の下のマグマが再び熱くなってきてしまいました。

子ども達に彼らが大人になったときに、重大な問題から目をそらさず、自分なりに解決策を考え実行していくような人物になってほしい、決められたくだらないルーチンワークも間違いなく正確にこなし、周りの人から信頼される人間になって欲しい、そして、 社会に対して何らかの貢献が出来る人間になって欲しいと思うからです。

そんな中、昨日は一人の生徒が、“おかさん”が出した息抜き問題に対して、当てずっぽうの答えを出し、そして、答えが当たったと大はしゃぎしていました。それを見て、これは何とかしなくてはならないなと思いました。そこで、“おかさん”は火山を噴火させることにしました。

その子は、結果として現在中程度の成績ですが、数学でも英語でも、やれば結構な力を持っている生徒です。なのにいつも問題を見るとすぐに、「出来ない!わからない!難しい!」と言って、いつまでも問題に取り掛かろうとしません。

このままだと、彼は「頭でっかち」にもなれない、ただの「役立たず」になってしまいます。そうなって欲しくないと思い、昨日は火山を噴火させました。(ただ、うまく伝えないと、“おかさん”の思いは全くの空回りとなってしまいます。火山を噴火させるだけではなく、別の意思伝達方法も考えていかねばと思います。)

・・・・・偉そうなことを書いて申し訳ありません。

コメント
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