韓国で開幕試合を迎えるドジャースの慣らし運転エキシビションマッチ。
第１戦から大谷フィーバーで球場が、韓国が、日本が、そして世界が湧き立つ・・・。
しかしその歓喜の声援の中で、大谷選手が快音を発して活躍しているかと言ったら、むしろその逆の、湿りがちの打撃・・・。
ただ私は、いま行われているゲームは所詮お祭り親善試合、大谷選手の長打、ホームランへの期待はもちろん誰もが要望するが、今の大谷選手の打線の結果を見ると、なんとなく彼の冷静沈着、頭脳明晰が頭にこびりつき、この快音のない彼の打撃は、もしかしたら計算された中での彼が作った結果ではないかと推測する・・・。
いくらこのエキシビションゲームで活躍しようが、所詮ワールドカップへの勝敗には関係ないもの・・・。
むしろ、この試合の中で、結果はともかく打撃で今納得がいかない部分を修正しようと、あのくそボールの高い球を強振したり、外角の単純なストライクをあっさりと見逃したりと、彼としては本番開幕戦を意識してのイメージトレーニングをしての結果なのではないのだろうか・・・。
今は結果が出なくてもいい、本番開幕戦からスタートダッシュをかける状態を今最終調整しているのではないか・・・！？
大型金銭契約を結んだばかりの新たなドジャース入り、そのために結果を残さなければと焦るのは凡人・・・、大谷選手は、その価値を試合で証明することをいとも簡単に行うだろう・・・。
ここ２日の開幕前哨戦の大谷選手の快音がない打撃に、本番の不気味な快音の連発を、なんとなく予感してしまう・・・。
