いよいよH政大学石坂ゼミOB会報告も、今回が最終。
たった1日、しかも、午後5時からの教授、同僚との懇親だったが、卒業後30年の長い月日を埋めるのに、十分な時間だった。
これで、次の目標ができ、それまでの日々を、精いっぱい生きるのみ。
では、最後をお楽しみください。
「なんせ木村御大は、自民党本部の行革担当の要職。
今回の自民党の選挙に対する反省やら政権交代の影響やら、次から次へと話が尽きない。
これに加え石坂教授も、長く積み重ねられた学識で、世相を切り裂く(!?)
でも、ちょうどいい頃を見計らって(!?)木村御大に政治家を目指すことを教授が勧め、私も後押し。
どうみても事務屋の器ではない御大。自民党の内部で終えるのはもったいない。
ぜひ故郷に錦を飾るようにと進言する。
そうしているうちに、石坂教授もだいぶ酔われてきて、そのうちこちらに話題が移ってきたので、ここら当たりでお開きに。
ただし、教授とあらためて意気投合(!?)。次へという気持ちになっていた。
ここで、山口の岸氏や冨沢氏と別れ、次に行くため、とりあえず飯田橋までと他の連中と地下鉄で移動することに。
ただし、ここで、とんだサプライズが・・・。(と私は思ったが、他の連中はすでに打ち合わせ済みで、知らなかったのは、私と教授だけだったが・・・。)
乗った地下鉄は東西線(だったと思う。)。神楽坂から乗り飯田橋駅に到着。
ここで私は、教授を少し支えながら、飯田橋で降りるために二人プラットホームへ。
そこにはすでに前田さんと友納さんが立っていた。
彼女たちはニコニコしながらも、なぜか困惑気味な様子(!?)。
そして、私はまだ車内に残っている吉原氏や川田女史たちがそのまま降りてこないことに気づいた。
そしてよく見ると、連中が、私においでおいでと手招きをしている。
そのうち、ホームのアナウンスがあり、ベルが鳴る。
私が困惑し、飲み込めないでいると、大きな声で、こっち、とだれともなく叫んだので、思わず突き進むように車内へ。
私が入ると同時に、ドアが閉まった。
外では、今度は友納、前田さんに抱えられた教授がいて、友納サンたちがこちらを見てニコニコしていた。
ようやく私は飲み込むことができ、私と教授の居ないところで、3次会の話をして、そして時間も時間なので、教授は友納さんたちがちょうど同じ帰りの方向なので、面倒(!?)を見ることになっていたらしい。
大変気を使っていただき、感謝である。
大分酔っている教授を女性二人ながらも支えるには大変だったと思う。
ドアのガラス越しに二人に申し訳ないというように手を合わせるのが精一杯であった。
ただ、そのあと無事に教授を国立まで送り届けたというメールが入り、一安心。
教授には駅で失礼させていただき申し訳なかったが、この次、またゆっくり飲みましょう。
友納さん、前田さんお疲れ様。
そのあとは、これまた吉原氏の広い顔で、銀座(!?)あたりのしゃれたカクテルバー。
銀座のこんな店は、私ひとりでは来ることができないだろう。
明るい雰囲気ながら隠れ家とも言える感じで、ここでゆっくりと飲み、語って楽しい時間を過ごした。
いつまでも高誼をいただける教授、そして楽しくお付き合いいただけるOBで大変幸せである。
久しぶりの東京。
久しぶりのOB会。
また次のOB会が楽しみである。」
おわり・・・。