田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

グッバイ、リチャード!(The Professor)

2020年10月25日 17時17分15秒 | 日記

THE PROFESSOR Official Trailer (2019) Johnny Depp, Zoey Deutch Movie HD -  YouTube 

The Professor movie review & film summary (2019) | Roger Ebert

Richard Says Goodbye - The Professor (2018) recensie, - Cinemagazine

 ジョニー・デップが主演を務め、余命180日の大学教授が残された時間をありのままに生きることで人生の愛おしさを見いだしていく姿をユーモラスに描いたヒューマンドラマ。美しい妻や素直な娘と何不自由ない暮らしを送る大学教授リチャードは、医師から突然の余命宣告を受ける。追い打ちをかけるように妻から不倫を告白され、死を前に怖いものなしとなった彼は、残りの人生を自分のために謳歌することを決意。ルールや立場に縛られない新しい生き方はこれまでにない喜びをリチャードに与え、そんな彼の自由な言動は周囲にも影響を及ぼしていくが……。共演は「レイチェルの結婚」のローズマリー・デウィット、「ゾンビランド ダブルタップ」のゾーイ・ドゥイッチ、「ワンダーウーマン」のダニー・ヒューストン。(映画.comより)

 

 

 

 正直、あらすじを読んだときには「こんな使い古された話・・・」とちょっと信じられない気持ちでした。でも、俳優として酸いも甘いも経験しているだろう年代のジョニー・デップが「よし」と思い、引き受けるのだから、それなりの内容に違いないと、チャレンジしました。近くで上映されてたっていうのも大きいです。

 結論から言うと、それなりに独自カラーが出ていて、そこそこはおもしろい映画に仕上がっていたと思います。もうすぐ死ぬからと言って、悲壮感は全然なく、「これって普通の友人?」と思うくらいジョニーにべったりの親友が悲しんでいるくらいで、奥さんは明るく不倫してるし(この奥さんがいい味出してるんです。この映画で一番の出色だったんじゃないかな)、娘も素敵。学生たちも素直でいい子たちだし、飼い犬もジョニーによくなついていて、かわいい。ただ、「どうせ余命は知れてるから」と、型破りな授業をしたり、今までの人生では考えられないことにチャレンジしたり、という諸々の事柄は、予想というか既存の域を超えるものではなかったように思います。ジョニーの家族の諦めも早い(笑)。そこはインテリ家族だから、そういう価値観なのでしょうけど。

 最後はどうなんでしょうね。私は意味深だと、少し思っているのですが。

 

<ここからネタバレ>

 つまり、死んだように見せかけて、そのじつ実際に死体が映ったわけではないし、世俗的な生活を捨て、死に場所を探しに出てある意味ストレスから解放されたジョニーは、案外ノンベンシャラリンと生き永らえたのではないかと。予想よりもね。私の勝手な予想ですけど。

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