田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(나를 찾아줘/Bring Me Home)

2022年07月30日 17時19分11秒 | 日記

리얼라이브] '나를 찾아줘' 이영애

Tragic and Cruel, BRING ME HOME 나를 찾아줘 Is Not for the Faint-Hearted -  Sinema.SG

영화리뷰]답답한고구마라도삼켜야한다.나를찾아줘(Bring Me Home.2019)

 大ヒットドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ヨンエが、「親切なクムジャさん」以来14年ぶりの映画出演を果たしたサスペンス。看護師として働くジョンヨンと夫のミョングクは、6年前に行方不明となった息子のユンスを探し続けていた。捜索途中に悲劇的な事故に遭い、憔悴しきった彼女の元に「ユンスに似た子を、郊外の漁村で見た」という情報が寄せられる。その情報をもとにジョンヨンは漁村へと向かうが、彼女の前に立ちはだかったのは、釣り場を営む怪しげな一家だった。主人公ジョンヨン役をヨンエが演じるほか、「風水師 王の運命を決めた男」、ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョン、「The NET 網に囚われた男」のイ・ウォングン、「毒戦 BELIEVER」のパク・ヘジュンらが脇を固める。監督は本作が長編劇映画デビュー作となるキム・スンウ。(映画.comより)

 

 

<2021年5月14日 録画鑑賞>

 

<ちょっとネタバレ>

 凄まじ過ぎる。あまりの怖さにトラウマ必至。なんで皆こんなにヒドい人ばっかり?今は取りやめになったにしても、”一人っ子政策”を強いられていた中国で男の子がさらわれるのは、まだなんとなく理解できるような気がします。でも、産児制限のない韓国で、これほどの幼児誘拐が行われているって、にわかには信じがたかったです。

 「最愛の子」(これは中国映画だが)でもそうだったけれど、懸賞金を懸けたら懸けたで、情報もないのに金だけを目当てにウソ言ってくる奴がいる。今回は義弟が糸を引いて(イ・ヨンエの夫の)保険金を一部とは言え巻き上げます。夫は、ウソのいたずらメールを信じて息子を探しに出かけ、その際の交通事故で亡くなったというのに。まだ追い打ちをかけるか!と思いました。また、そのいたずらメールの犯人は子供で、最後は「本当に出て来るなんてアホすぎる」とかいう類のヒドいメールを送っていたりするのです。韓国って、どんな国?どんな社会?と思いました。もちろん、みんながそうってことはないのでしょうけれど。

 人さらいの集団(さらって来た子供たちをこき使っている漁村)は、自分たちは座っててとにかく子供たちをこき使う、性的虐待はする、警察もグルになって外部の人間を徹底的に排除する・・・目を覆わんばかりの酷さでした。何なのかと思いました。気分悪い。これが現実なら、知りたくなかったかも。子供も死ぬし。

 イ・ヨンエは熱演でした。個人的には「親切なクムジャさん」が好きでした。次は是非、穏やかな映画に出てくださいね。

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