田舎に住んでる映画ヲタク

「映画大好き」の女性です。一人で見ることも多いけれど、たくさんの映画ファンと意見交換できればいいなぁと思っています。

月の輝く夜に(moonstruck)

2012年06月27日 22時04分34秒 | 日記
 
 
午前10時の映画祭より


 最初の夫に死なれ、それ以来独身のロレッタ(シェール)は、友人のジョニー(ダニー・アイエロ)にプロポーズされ、彼を愛していたわけではありませんが、いい人だし受け入れます。

そして彼に頼まれ、絶交している弟を訪ねます。それがニコラス・ケイジ。彼は片方の手が義手で、それは兄のせいだと恨んでいます。そんなわけではないのですが・・・。

そんな彼をシェールはなだめすかし、1人暮らしの彼にお料理を作ってあげます(ちゃんとエプロンしてる!)。なんでも率直に話す彼女に、斜に構えていたニコラスも徐々に打ち解け、あろうことか彼女に惚れてしまいます。

肝心の兄は、母の危篤で故郷シシリーへ帰ってしまい、なんだかんだと弟に関わらなければならなくなってしまったシェール。加えて、彼女の父の浮気や勤め先の夫婦(親戚)、いろんなことが絡みながらお話が進んでいきます。

少し前の映画ですから、考えや行いが古いこともありますが、アメリカに住む陽気なイタリア人たちの生活がうまく描かれ、はははと笑ったりドキドキしたり。

そして最後は大団円のハッピーエンド。本当に笑ってしまいました。劇場でも、みんなの笑い声が聞こえていました。

こんな作品だったのですね。

いままでシェールの映画と言っても、比較的最近のものしか知らなかったので、なんだか目が覚めたような感じがしました。ちょっとアンジェリカ・ヒューストンみたいな雰囲気で。

なんか、これは日本人である私の偏見なんでしょうけど、イタリア系の年輩のおじさんたちって、みんなゴッドファーザーに見える(笑)。

若くて面食らうニコラス・ケイジも、うまく溶け込んでましたね。

あ~ぁ、私もシェールのような恋がしたいなぁ(笑)。
コメント
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