先日都内で開催されたフードソムリエの新年会に出席してきた。
全国から35名が集まり、まず味覚についての講義を受けた後
ケイタリングによる新年会。
そして気になる調味料や食材メーカーによるサンプル提供を受けた。
富山から煮干、あごだし、イタリアのこだわりオイルとバルサミコ酢
菊正宗酒造の粉末塩麹、愛知県の圧搾ごま油、鹿児島の黒酒等・・・。
熊本の赤酒は有名だが黒酒は知らなかった。
天然木の灰汁で日持ちさせ生きた酵素が旨みを引き出すとか。
使うのが楽しみな調味料だ。
もう一つは竹本油脂のごま油、3種類味見し生絞りの太白と煎ってある
太香ごま油を頂いた。
太白ごま油（450g）には40万粒のゴマが使われているとか。
健康食品CMで御馴染みのセサミンがたっぷり。
このごま油を使った生チョコが驚く美味しさで私もバレンタインに
作ろうかと思っている。
今年初めての料理教室。
南十勝・学校保健教諭の方々が参加して下さった。
広尾や大樹からだとかなり遠いので道路状況を心配していたが
幸い日中は晴れ、国道は除雪が行き届き皆さん時間通り集合。
今日のテーマは免疫力アップと食材、調味料の組み合わせ。
ねぎ、生姜、キノコ、ドライフルーツ等抗酸化作用食品をピックアップ。
また冬の北海道では天候次第で外出不可になるのでストック食材や自家製乾物についてもお話した。
我が家のおもてなし料理で人気のオイルサーディンサラダ。
今日はたっぷりのハト麦を加えた。
はと麦はアミノ酸バランスの良い良質な蛋白質を含みビタミン類、食物繊維を含む
優れた食品だ。
先日の健康フェアで豆とハト麦スープを提供したらハト麦について質問が集中し
今日の先生方もハト麦に関心を持って下さったようだ。
先生達が学校で子供達に、そして家庭で料理や食材を伝えていけば
それが食育に結びつくのだろう。
菊乃井の村田さんが即席で雷こんにゃくを作って下さった。
一人一口のおまけメニュー。
豪華な懐石は勿論素晴らしいがこんな何気ない一品が記憶に残る。
忘れない内に今夜復習しよう。
丁度買い置きのこんにゃくがあったのだ。
名前の由来は鍋に入れた時キュキュッと鳴る音から。
だから鍋を熱くして具材を入れ醤油、味醂、出しを1：1：8の割合で加え
落とし蓋をして煮込む。
両面に逆方向に包丁目を入れスプーンで一つ一つカットしていく。
その方が形が不揃いで味が染み込み易くなるとか。
関西では味付けに山椒をよく使うらしいが私の味付けは上等ゴマ油と花鰹と小ネギ。
下拵えから丁寧に作ったらいつものこんにゃくが背伸びしているようだった。
ご飯が進む美味しい、でもとびっきりのお惣菜になった。
昨年を振り返ると雑穀試験のプレッシャーやストレスで思い悩んだ時期があった。
年が明け、今年はキーワードに『楽しむ』を据えることにした。
以前から日本料理をきちんと習いたいと思っていたが
今回京都・菊乃井の村田吉弘氏に直接指導して頂く機会に恵まれ
月イチで半年間通うことにした。
会場は赤坂、京都にはキッチンがないので東京で初の試みだそうだ。
全国から20人が集い第1回目は出汁について。
今迄習った方法とは全く違うやり方だったが温度や成分について
具体的に説明して下さった。
講習後はデモの料理を含めた懐石料理を頂くのだが、器や味付けに
思わず歓声。
この講習に参加したいと思ったきっかけは今日のテーマがゆり根だったこともある。
これから野菜の炊き合わせ、調味料の使い方、魚のあしらいなど
楽しみだ。料理は高度ですぐ家庭料理に応用するのは難しいが
ヒントを沢山貰えそう。
写真はあなごの蒸し寿し。
味噌汁の中に小豆が入っていたり食材の使い方一つにも驚くコトが多かった。
小さな一つを我が家の食卓に取り入れおもてなしにも活かしていきたい。
硬くなったバゲットを卵、牛乳、オリゴ糖に漬けて一晩。
今朝ホットプレートで焼き休日の朝食に。
フレンチトーストを作るのは初めて。
卵や牛乳の量はアバウト。
でもこんなに美味しくなるとは思っても見なかった。
出来上がりにはクリームチーズとトマトコンフィを添えた。
お昼に何気なく日テレのメレンゲの気持ちを見ていたら今NYスタイルの朝食が
ブレークでパンケーキとフレンチトーストを取り上げていた。
そんなことは露知らずたまたま作ったのだがこういうタイムリーは素直に嬉しい。
新宿のその店ではそれぞれ1400円の値段が付いていた。
田舎に住んでいると信じられない値段だがそれでも東京は整理券を
取るほどの人気らしい。
私のフレンチトーストはシンプルスタイルだがそれで充分美味しい。
たまに目先を変えると朝食メニューに頭を菜や悩ませなくて済む。
