菊乃井の村田さんが即席で雷こんにゃくを作って下さった。
一人一口のおまけメニュー。
豪華な懐石は勿論素晴らしいがこんな何気ない一品が記憶に残る。
忘れない内に今夜復習しよう。
丁度買い置きのこんにゃくがあったのだ。
名前の由来は鍋に入れた時キュキュッと鳴る音から。
だから鍋を熱くして具材を入れ醤油、味醂、出しを1:1:8の割合で加え
落とし蓋をして煮込む。
両面に逆方向に包丁目を入れスプーンで一つ一つカットしていく。
その方が形が不揃いで味が染み込み易くなるとか。
関西では味付けに山椒をよく使うらしいが私の味付けは上等ゴマ油と花鰹と小ネギ。
下拵えから丁寧に作ったらいつものこんにゃくが背伸びしているようだった。
ご飯が進む美味しい、でもとびっきりのお惣菜になった。