その日は朝から奥さんは、やや遠方まで出掛けて行った。
私のお昼は、ちゃんと用意してくれている。
用意してくれているというよりか、前日の夕食を残しておいた
ものである。とはいえ私の好きなものなのでまったく問題はない。
ハートリーとふたりだけの午前を過ごした。エスプレッソを飲みな
がらブログもアップしたし、お付き合いのあるブログもチェックした。
お昼のサイレンが、けたたましく鳴ったのを合図に、昼食にする。
炊飯器の蓋を開けると、もち米で炊いた五目飯がひとり分入って
いる。
小さな茶碗で一杯半の分量がある。テーブルの下から見上げる
ハートリーの目を気にしながら一杯目を食べた。
二杯目といっても茶碗に半分しかない。炊飯器の内面に数十粒
の米粒と人参・椎茸などの具がへばり付いている。
しゃもじをうまく使って、そのひとつひとつをじょうずに茶碗に移す
と、炊飯器は洗ったあとのようにきれいになった。
「ご飯は、最後の一粒まできれいに食べなさい」と子供の頃、親
からくどく言われていた。
茶碗に装ったご飯を、一粒も残さず口に入れた。最近話題になって
いる「もったいない」は、我々世代では子供の頃から身についている。
飽食の時代・物余りの時・使い捨ての世相と言われて久しいが、ご飯
を自分で装うことで「もったいない」の文化を思い出すことが出来た。
「お袋は もったいないが だまし良い」と言った奴がいたが、小さ
なことさえもだましにくいうちの奥さんも、やっぱり「もったいない」
(写真は、「もったいない」最後の一粒)
私のお昼は、ちゃんと用意してくれている。
用意してくれているというよりか、前日の夕食を残しておいた
ものである。とはいえ私の好きなものなのでまったく問題はない。
ハートリーとふたりだけの午前を過ごした。エスプレッソを飲みな
がらブログもアップしたし、お付き合いのあるブログもチェックした。
お昼のサイレンが、けたたましく鳴ったのを合図に、昼食にする。
炊飯器の蓋を開けると、もち米で炊いた五目飯がひとり分入って
いる。
小さな茶碗で一杯半の分量がある。テーブルの下から見上げる
ハートリーの目を気にしながら一杯目を食べた。
二杯目といっても茶碗に半分しかない。炊飯器の内面に数十粒
の米粒と人参・椎茸などの具がへばり付いている。
しゃもじをうまく使って、そのひとつひとつをじょうずに茶碗に移す
と、炊飯器は洗ったあとのようにきれいになった。
「ご飯は、最後の一粒まできれいに食べなさい」と子供の頃、親
からくどく言われていた。
茶碗に装ったご飯を、一粒も残さず口に入れた。最近話題になって
いる「もったいない」は、我々世代では子供の頃から身についている。
飽食の時代・物余りの時・使い捨ての世相と言われて久しいが、ご飯
を自分で装うことで「もったいない」の文化を思い出すことが出来た。
「お袋は もったいないが だまし良い」と言った奴がいたが、小さ
なことさえもだましにくいうちの奥さんも、やっぱり「もったいない」
(写真は、「もったいない」最後の一粒)