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俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

のど黒の誘惑 @ 金沢 柿木畠 「 人情料理 本店 いたる 」

2014年12月27日 19時41分50秒 | 時系列でご覧ください

かつて、「 和ダイニング 」 という言葉を世の中で最初に使い始めたり、大きく切った刺身を桶盛りで提供したり、最近では香箱カニを使った 「 酔っ払い蟹 」 を考案したりと、いつも柔軟で斬新な発想で楽しませてくれる人気居酒屋の社長であり、古くからの友人である石黒格(いたる)。

そんな彼が、新幹線金沢開業をきっかけに 『 のど黒の専門店 』 を、これまであった 「 魚焼き いたる 」 を業態転換する形で新たに開業することとなった。



金沢と言えば、まずは蟹であり、そして鰤である中、ここ数年、年毎に人気が高まっているのど黒をメインに、しかも新幹線開業日に合わせてオープンするという、何ともいやらしい(笑)事業展開ぶりに、身近にいる知人友人からは、その機を見て敏なり的な行動の早さは 「 さすが! 」 というやっかみ半分の称賛の声が聞こえると同時に、良い意味で商売人だなぁと思うこと大、なのであります。

ということで、その 「 のど黒めし本舗いたる 」 と名付けられた新店でのメイン商品となる 「 のど黒めし 」 が 「 本店 いたる 」 で食べられるとのことで、先日プチ忘年会として訪れた際( その時の様子は → コチラ )、お願いして食べさせてもらった。



今のところ専用の器はまだ発注段階で、用意できる器はひとつだけということだったけれど、


とにかく、実際使われるであろう器を使い、薬味、野沢菜、出汁、そして吸い物といった本番バージョンセットとともに 「 のど黒めし 」 が登場。



そしてまずは炙ったのど黒を合わせ味噌などで軽く味付けしたご飯とともにハフハフと食べると、うひゃ~、うめぇ!!!!
のど黒は塩焼きに限ると思っていたけど、予想を超える美味しさにうっとりだす。



ならばと、続いて、ネギ、胡麻、わさびと用意された薬味を加えて食べると、そこには違ったもうひとつの“ のど黒めしワールド ” が待っていて、これまた旨いったらありゃしない。
でもって、薬味の割合を好みで選べる分、自分色の 「 のど黒丼 」 になるのも、素敵やね。



そしてさらに、さらに、第3の矢とでも言うべき、のど黒の骨を焼いてとったという出汁を、その 「 のど黒丼 」 の中にじわりじわりと投入すると、ふふふっと、思わず笑みがこぼれるくらいいろんな旨さがミックスチャされ、一口啜るたびに至福のため息が…。
いやはや、この味わい、ノドグロニアンとっちゃ、やっぱり堪りません。



というわけで、実は3月のオープンまでこうしたフルバージョンではなく、違った簡単な器を使い、吸い物( ← 能登のアオサを使うらしい )抜きでの提供になるけれど、本店いたるで、この言わば “ のど黒のひつまぶし ”風な 「 のど黒めし 」 を期間限定で食べることが出来るので、機会があれば是非!
昨日に引き続き大いに、ハイリ~リコメンドなのであります。



今日の1曲 “ Everytime You Go Away ”  :  Paul Young

いたるが独立してテナントビルの2階に小さな店舗を構えて 28年。
当時こんな曲が流れていたなと思うと、懐かしくもありつつ、楽しかったことが次々と思い出し、つい心弾んでしまうのであります。



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