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『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』で良い仕事を見せてくれたマット・デイモンとポール・グリーングラス監督が、三度合い見えタッグを組んだ期待のサスペンス・アクション。
冒頭のアメリカ軍の空爆から逃げ惑うフセインの側近の軍関係者の姿を手持ちカメラによるブレブレ映像によって捉える臨場感ある演出は、その後の大量破壊兵器捜索のシーンまで一気呵成に見せてくれて、さすがポール・グリーングラ . . . 本文を読む
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今日のお昼は昔勤めていた会社の後輩に「本人もやってくるので良かったら」と誘われ、4月10日のオープン以来何かと話題のジャルダン・ポール・ボキューズで行なわれた昼食会へ嫁と一緒に。
この日は平松&ボキューズ両氏がやってくるということで通常営業ではなく、特別なメニューだったのだけど、思っていたほどグランメゾンな感じではなく、(価格的なこともあるからか)案外親しみの持てる構成だったのでありました。 . . . 本文を読む
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儒教の精神が色濃く残っている韓国ならではの父親という強権的で絶対的な存在に対する葛藤を、境遇的に互いに通じ合う二人の男女それぞれのドラマを通して骨太に描いた作品。
片や度重なる暴力によって母親と妹を死へと追いやった父親に対して強い憎しみを抱く粗暴な借金取りサンフン。
この男、何かにつけて「シバラマー(●●野郎)」を連呼し、いつキレるかわからない危なさは渡哲也が「仁義の墓場」で扮していた主人公 . . . 本文を読む
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おととい「みつ川」さんに行ったとき、たまたま30分ほどそこを離れることとなり、どうしたものかと思っていたところ、目の前に飛び込んできたのが「いけ森」さんの暖簾。
思えば、一昨年秋のオープン以来いろんな人からその評判は良く聞き、一度お邪魔したいと思いつつ叶わなかったこともあって、失礼は承知で予約なしでいきなり一人で飛び込んでしまった。
扉を開け、ちょっとした廊下を過ぎ中扉を開けるとそこには一 . . . 本文を読む
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昨日の夕方は、東京から仕事でやってきたメグちゃんとチームガレタッソのユミちゃんという去年の「コルサロ」以来のメンバーで、久しぶりに「みつ川」さんへ。
鳥屋酒造の「池月」の大吟醸とともに、握ってもらう前にまずはと、赤西貝、カワハギの肝、ふぐの白子などなど、つぎつぎとテンポ良く出される海の幸の登場から今回が「みつ川」デビューとなった二人は大喜び。
そしてそんな満足そうな姿を見ているだけで、ナビし . . . 本文を読む
トウガン(冬瓜、中国語読み トングワ、英:wax gourd, winter melon、学名:Benincasa hispida)は、ウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。別名にトウガ、カモウリ、シブイなど。
原産はインド、東南アジア。日本では平安時代から栽培されている。7 - 8月に収穫される夏の野菜で、実を食用とする。
実は大きいもので短径30cm、長径80cm程度にもなる。
元々の名 . . . 本文を読む
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実際にそんな仕事が存在するのかわからないけれど「敏腕リストラ宣告人」として全米を飛び回り、家族や煩わしい人間関係を避け自由気ままに人生を謳歌していた主人公が、対照的な二人の女性との出会いをきっかけに、それまでの自分の生き方や人との係わり合いを見つめ直していく姿を時にシニカルに、時に暖かく見つめて描いた作品。
仕事の内容は二の次で全米を飛び回って航空会社のマイルを貯めることが半ば生きがいとなっ . . . 本文を読む
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おかげさまで「ガレタッソ」も案外忙しかった今年のゴールデンウィーク。
それなりに仕事をしたぞ感は結構あり、かつ連休明けということで早い時間に静かになったことをいいことに、ならば頑張った自分を褒めてやろうと昨日の夜は12時にダッシュで店を閉め、たまたまいたナミちゃんを誘って、最近なかなか行けてなかった「藤井」さんへ。
そして我が高校の時の同級生である数馬のよっちゃんが「藤井」さ . . . 本文を読む
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普段それほど気にはしていないけれど、料理屋さんのひとつの目安として椀物を出してもらう際、蓋にさりげなく水滴が吹きかけられているかどうかで、そのお店の姿勢をある意味窺い知ることが出来るような気がする。
別段そんなことしてなくたって個人的には全然問題ないとも思うけれど、実際にそんな風にして出してもらえるとやはりちょいと嬉しくなってしまう。
ただ先日とあるお店でそんな話をしながら家族で食事してい . . . 本文を読む
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おとといの夜はゴールデンウィークで長男が戻ってきて久しぶりに家族全員が揃ったということで、お馴染み泉野の「のむら」さんへ。
そして5人家族ならではというか、あれこれと種類多くいろいろと少しずつ頼んで、みんなで大いに舌鼓。
がんど、平目、たけのこ八目、白かれい、真鯛に「のむら」さんならではの穴子、加えてとらふぐに色鮮やかな鰆と、これぞ盛り合わせ!といったバラエティ豊かな刺身の数々に家族一同 . . . 本文を読む
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運命の恋なんぞを信じている草食系な男子が、恋も愛も幻想だと思っているちょいと風変わりな女の子と恋に落ち、そんな彼女と過ごす500日間にわたるほろ苦い愛の軌跡をあくまでも男目線からリアルに描き出していったロマンティック・コメディ。
いやはや前評判がかなり良かっただけに逆にいささか不安だったけれど、決して新しさは感じないもののドンピシャなキャスティングだった主演二人の好演に加え、これがデビュー作 . . . 本文を読む
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ゴールデンウィーク期間中唯一ガレタッソが休みだった昨日の日曜日、本当は家族揃って出かけるつもりだったのだけど、いろいろと事情があって取りやめに。
それならば、普段日曜日がガレタッソ同様定休ながらゴールデンウィーク期間中は営業しているお店を一人廻ってみようかとふと思いつきまずはご存知「玉響」へ。
一人なので最初カヴァのハーフでもと思いつつ、まずはビールを。
それにしても観光客も多くいたとは . . . 本文を読む
アップするのがすっかり遅れてしまったけれど、先月季節も変わったので、ということで訪れた「一滴」さんでの『季節のコース料理』をご紹介。
まず先附として出てきたのは、飯蛸、小芋、蕗の炊き合わせ。
抑え気味ながら、しっかり伝わってくる味加減はいつにもまして絶妙であります
グリーンアスパラガスをはじめとする「春野菜の焼浸し」はにんにく風味の利いたバジルシースが良いアクセント
そして . . . 本文を読む
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舞台はビートルズもまだデビューしていない1961年、ロンドン郊外の町トゥイッケナム。
聡明で美貌にも恵まれ、保守的な両親の元オックスフォード大を目指す16歳の少女がふとしたことから35歳の男と知り合いやがて恋に落ちることで知ることとなる「大人」の世界。
普段の学校生活では味わえない刺激的でぞくぞくする異体験、そしてショッキングな失望も経験しながらやがて大人の階段を上る姿を瑞々しく描いた佳作。
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