とある放送局の創立40周年に対し考え提案したコピー、それが“40~る。”
そして採用してもらったのも嬉しかったけれど、さすがテレビ局、現場スタッフのがんばりで、このコピーをジェロを筆頭に八木沼純子、越川優、松山ケンイチ、西村雅彦、松平健、桂文珍などなどバラエティ豊かに様々な人たちがコールしてくれているのが何とも面映いというか一人ほくそ笑んでいたりします。エヘヘ。
で、そんな40年に対して当ブロ . . . 本文を読む
「恋人までの距離(ディスタンス)」、「ビフォア・サンセット」の(と枕言葉的に付けてしまう:笑)イーサン・ホークが以前発表した自伝的小説を自らメガフォンをとり映画化した何とも照れくさい青春恋愛映画。
正直言って、あの年頃に多くの人が体験したであろう(一応)切なく(どちらかと言うと)普遍的な恋物語を(良く言えば)情感を込めて(実は単に)なぞってしまっているだけで、当事者たちの感情に起伏には当然ながら . . . 本文を読む
人生の終着駅を間近にして、同じ「列車」に乗り合わせることになった二人の男の、これまでの自分の人生に対する決して諦観ではない、他人の人生に対しての憧憬に近い想いがしみじみと伝わってきた「列車に乗った男(http://blog.goo.ne.jp/nikidasu/e/3c74fbd57e934568b7eaca6f9f96013d)」同様、男同士の友情を描いていて、すっかり心に染みたご存知ルコント作 . . . 本文を読む
普段は日曜日に映画館に足を運ぶことはあまりないのだけど、今日はたまたま用事ができたこともあってついでに駅前のファッションビルの最上階にあるシネコンへ行ったところちょっとびっくり。
日曜日なんだから当然のことなのかもしれないけれど、チケット売り場にはなんとなんと長蛇の列が。
とにかく平日の変な時間帯に映画を観ることが多いものにとって、映画館にこうした賑わった雰囲気があるというのは、たとえシネコンと . . . 本文を読む
昨日のお昼は映画「百万円と苦虫女」を観て思い出してしまった友達を、かねてから彼女にリクエストされていた中華そば屋「神楽」へと案内し、一緒にもはや“宮本そば”と呼ぶしかない唯一無二な味わいのラーメンを堪能。
そしてそのあと珍しくお互いに時間があったのでお茶でもしようかということになって、かなりかなり久々に「泰山木」へ。
思えば今から20年前、この店が開業した当時、『脱サラ』という名のもとに仕 . . . 本文を読む
一緒に笑って、泣けて、温かい気持ちになる
ちょっとビターで憎めない女の子の旅物語
というどこかで見たキャッチコピーそのままおだやかな映画。
人と接するのが得意でないうえに、ひょんなことから警察沙汰の面倒を起こしてしまったこともあって、百万円を貯めては、海へ、山へと土地を転々とするヒロイン鈴子。
そしてその旅は決して勘違いサッカー選手みたいな『自分探し』などといううざったいものではなく、どちら . . . 本文を読む
昨日の夜、「玉響」でワインをちょこちょこっと飲んだあと、若き料理人友達に誘われて久しぶりに木倉町にあるシングルモルト・バー「マクリハニッシュ」へ。
最初『ハイランド・パーク』をトゥワイス・アップで飲んだところ(それまでに飲んでたワインの酔いも手伝って)俄然調子が出てきて、個人的に一番好きなモルト・ウイスキーである『ラガヴーリン』をストレートで注文し飲んだところ、これが何というか、めちゃめちゃ美味 . . . 本文を読む
ニール・ヤングが“ Freedom Of Speech Tour ”を行っていた2006年から遡ること3年、ところはイギリスのロンドン。
まさにブッシュ政権によるイラク戦争が始まろうとしたその時、ロンドンでは戦争に反対する100万人にも及ぶ大規模なデモが行われ、街そのものが騒然とした雰囲気となっていたであろうそんな中、コンサートの途中でディクシー・チックスのナタリーが発した言葉
“ we're . . . 本文を読む
なんだ、なんだ、このまるで早川書房の上質なポケミスを読んでいるようなワクワクさせてくれる面白さは!
前作『ヒストリー・オブ・バイオレンス』に引き続きのヴィゴ・モーテンセンとコンビを組んだ今回の作品、前作にもましてデヴィッド・クローネンバーグ監督らしい変態度合いは薄れつつも、逆に真っ当とも言える映画的な仕上がりの良さは素晴らしく、思わず食い入るように観てしまった。
もちろん冒頭の床屋や中盤の墓 . . . 本文を読む