俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

皮はぎのそろばん @ 割鮮 のむら

2008年09月30日 09時37分39秒 | 時系列でご覧ください
先週末はちょっと久しぶりに泉野の「のむら」さんへ。

そしてまず出てきたのが少しずつ手の込んだ味を楽しめる「小松菜の胡麻和え、秋刀魚の甘露煮、白子のしんじょう、鮎の卵寄せ」。


こういったお通しを出してくれるところがさすがもの。いつみながらのあさっり味が泣かせます。


あっさりといえば秋の季節感たっぷりの「炊き合わせ」もその美しい盛り付けも含めて、素材の味を充分楽しめる味わいで大いに満足。


ほかにも宮崎牛をあっさりと炊いてかつお出汁が効いている「テール焼き和風ソース」


鰈の骨せんべいをバージョンアップしたような味わいの「小魚唐揚げカリカリさらだ」


あるいは50歳を過ぎてから好きになった食材を丸ごと賞味できて堪能できる「無花果の揚げ出し」

とまあ相変わらず美味しい時間を過ごさせてもらったのだけど、今回の驚きは「ちょっと面白いものがあるから」という前振りとともに刺身の盛り合わせの中に入れてもらった「皮はぎのそろばん」。



もともとは鮎を輪切りにし、洗いをかけることによって身が縮み、そろばんの玉のようになることからその名前が付いた「そろばん」ですが、ここでは目の前でピチピチと生きていた小ぶりの皮はぎを骨ごと刺身状態に。

野村くんの話によると猟師さんがよくやるこの料理法、当然ながら新鮮でないと出来ないものだそうで、身も骨も柔らかくコリコリと絶妙の食感と味わい。
いつもながらご馳走様でした。



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