当ブログでも幾度となく登場している佐々野くんというか、キクちゃんの店が東山のほうに移転すると、風の噂で知って数か月。
そして噂話の常として、あれこれと情報が錯綜する中、７月いっぱいで現店舗での営業は終了するという声まで聞こえてきたので、「 こいつはいけねぇ 」 とばかり、その真偽のほどを確かめついでに久しぶりに 「 きく家 」 へ…
そして、開店直後の静かなはずの時間帯を狙って予約していったものの、行く道すがら 「 アロス 」 の石浦くんとたまたま出会ってしまい（笑） 結局二人で飲み食いすることとなったのだけど、これはこれで大いに楽しかったのでありました。うひょー！
お馴染みの 「 鮪ユッケ 」、そして旨いだけではなく、盛り方も美しい 「 ガリ 」
ただ、隣りでこんな風に食べてくれると、やはり、た、た、楽しいぞ！（笑）
そして 「 石浦くんとこで赤西貝って使わないね 」
「 当たり前です、掃除が大変すぎますから 」
といった会話とともに食べる刺身もひと際美味しい。
ちなみにこの日の刺身は、赤西に加え、シマアジ、甘鯛の昆布〆、カンパチ、ホウボウ、梅貝、そして
「 脂ののったイワシも旨いけど、さっぱりした、まるで盛りを過ぎた女の人みたいなイワシも捨てがたいなぁ 」 なんていう馬鹿な会話をしながらの軽く〆たイワシで、
ついつい酒が進みます。
絶妙な炙り加減で、これまで以上に美味しく感じた 「 鮪のほほ肉 」 もこの通り w
ここから握りに突入。
この日のイカはアカイカということで、以前のスタイルで…
以前より貝好きになったこともあり、万寿貝もラヴですたい。
そしてウニがキクちゃんスタイルで出てくると、またこんな感じに…（笑）
大きな肝がのったカワハギも、コリッとして、良かとね。
広くはキジハタも呼ばれるナメラも思わず舌なめずりしてしまう旨さ
さらにコハダもまた、ええ感じの〆具合で本当に旨いぞ。
この日の一番のヒット、身がぶ厚くて食べ応えありありな真アジ、素晴らしすぎます。
キクちゃんの得意技、甘海老のおぼろ昆布のせなんだけど…、わはは
素材優先のあっさり系な鮪のづけ
金沢は、クロハチメ、チャバチメ、ヤナギバチメといろんなハチメが獲れるけど、
竹塩を散らして細かい技ありなヤナギバチメもすこぶる旨し
言われるまで気が付かなかった地物の のど黒。
小さいこともあってか、びっくりするほどあっさりなのであります。
この日は昆布〆が二種類ということで、こちらはクルマダイ
いつだって美味しいカマトロをこの日は手巻きで・・・
そろそろエンディングと思いつつの光り物の鯖も
そして、そして毎度おなじみ、キクちゃんのスペシャリテである穴子は塩と
さらには “ つめ ” というブラック＆ホワイトで、堪能、堪能！ 旨すぎて痺れますぜ！
そして、〆として強めでお願いした 「 涙巻き 」 で今回は終了。
いつもながらというか、さらに間違いなくに進化しているキクちゃんの握る鮨の美味しさ、そして石浦くんとの久しぶりの会話を同時に堪能させてもらい、それはそれは楽しいひと時だったのでありました。多謝。
で、話題の移転話ですが、東山に移転し営業を始めるのは10月からとなりそうで、現店舗の営業は８月は通常通り行ない、９月に関しては工事の進捗状況に合わせてということになるとのことでした。
そして片や、石浦くん、木倉町に移転した当初から予定していた、小さな小さな近代スペイン料理店 「 ＤＯＳ（ドス）」 が敷地裏手側に近くオープンするとのことで、こちらも大いに楽しみです。
今日の１曲 “ Please Send Me Someone To Love ” : Paul Butterfield's Better Days
人生、楽しいことだけじゃなく、辛いことも切ないこともある中、昨日の夜、ふとしたことで前向きにもなれるんだなぁと改めて思った時に流れていたのがこの曲だったのでした…
いつもブログを拝見してたのでお会い出来て嬉しかったです。
遠藤関（笑）にぎやかでしたね。
今度はお店の方にお伺いしたいと思います(*^_^*)
そして、遠藤もどきが、うるさくてすいませんでした（苦笑）
ブログをなさっていると聞き、記事のアップ楽しみにしています。
今後ともよろしくお願いします。