
ブロードウェイでの評判の高さが気になっていて、夏に行われた来日公演に思わず出かけて行きその魅力の一端を知り、ついでにジョン・ウォーターズの毒気たっぷりのオリジナル版も観て、いつしか CD も愛聴盤となり、と満を持しての観賞となった本作、四の五の言わずに頭をすっからかんにして観る分にはまさに「見事な曲が揃っていて、良い気分になれて、明るくて、楽しくて、最高のエンターテイメント」( by J・トラヴォルタ)っす!

おデブでハイパーポジティヴな主人公トレーシーに扮するニッキー・ブロンスキー(オーディションによる合格を知ったときのとても可愛いリアクションの様子はこちら)のキュートな踊りと演技をはじめ見所たっぷりな作品なのだけど、何と言ってもさすが映画! といったキャスティングの妙にすっかり感心してしまった。
中でも一日4~5時間にも及ぶ特殊メイクを施し、ビッグ・ファット・ママぶりで魅せてくれるジョン・トラボルタの弾け飛んだ怪演ぶりはやはりサイコー。オリジナル・キャストであるディヴァインへのオマージュすら感じてしまうその演技、仕草に思わず可愛さすら感じてしまうのだ。

加えてそんなトラヴォルタの相方に扮するクリストファー・ウォーケンもまた、さすがミュージカル出身だけあって、見事な踊りっぷり。
なのでそんな二人が“ ~ You're timeless to me ♪ ”と歌って踊るシーンにも感激。
ただシーンの終わりに二人がやがて顔を近づけるところはちょっとドキドキもので、ローソクの炎が消えてひと安心(苦笑)。


そしてそんなウォーケンに勝負服(なのか?)の赤いドレスで誘惑を試みるミシャル・ファイファーもまた、ヒール役を見事なまでに楽しんで演じていてそのコメディエンヌっぷりを発揮。
それにしても相変わらず達者な歌声は勿論、間違っても49歳には見えないその衰えぬ美貌にもすっかり目が釘付け(笑)。
さらに『 the flasher 』としてオープニングシーンで登場するジョン・ウォーターズ監督の姿にもグワハハハ。
1962年という黒人公民権運動が高まりを見せる時代背景もしっかり捉えつつも、適度なところにとどめ、ミュージカル映画としての方向に思いっきり振って単純に楽しめる作品に仕上がっているので、その完成度の高さをも含めて万人受けするだろうし、とにかく観て必ず楽しくなるオススメ作だ!
今日の1曲 “ You Can't Stop the Beat ” : Nikki Blonsky, Zac Efron, Amanda Bynes, Elijah Kelly, John Travolta And Queen Latifah

とにかくサウンドトラックを聴いてもらうとわかると思いますが、ともにトニー賞とグラミー賞受賞者であるマーク・シャイマンとスコット・ウィットマンの手によるわかりやすく優れた楽曲の数々がこの成功の大きな要因のひとつであることは確実です。
舞台では劇中歌われていたのに映画ではエンドロールで流れていた“ Mama I'm A Big Girl Now ”をはじめ、かのフィル・スペクターサウンドを髣髴させる60年代テイストたっぷりで、本当にゴキゲンなナンバーが目白押しなのですが、なかでも一番のオススメはこれぞミュージカル! といった感じでめでたく大団円となるラストシーンで歌われるこの曲。
詰め込んだ歌詞を一気に歌わなきゃいけないこととそのテンポの速さから“ You Can't Stop to Breathe ”と出演者から名付けられたというこの曲、本当にエンディングに相応しい名曲で、
来日公演では観客も一緒に踊っていたけれど、ブロードウェイでこれを体験したら堪らんだろうなぁ。
ということで、そんな感動の動画はコチラ

おデブでハイパーポジティヴな主人公トレーシーに扮するニッキー・ブロンスキー(オーディションによる合格を知ったときのとても可愛いリアクションの様子はこちら)のキュートな踊りと演技をはじめ見所たっぷりな作品なのだけど、何と言ってもさすが映画! といったキャスティングの妙にすっかり感心してしまった。
中でも一日4~5時間にも及ぶ特殊メイクを施し、ビッグ・ファット・ママぶりで魅せてくれるジョン・トラボルタの弾け飛んだ怪演ぶりはやはりサイコー。オリジナル・キャストであるディヴァインへのオマージュすら感じてしまうその演技、仕草に思わず可愛さすら感じてしまうのだ。

加えてそんなトラヴォルタの相方に扮するクリストファー・ウォーケンもまた、さすがミュージカル出身だけあって、見事な踊りっぷり。
なのでそんな二人が“ ~ You're timeless to me ♪ ”と歌って踊るシーンにも感激。
ただシーンの終わりに二人がやがて顔を近づけるところはちょっとドキドキもので、ローソクの炎が消えてひと安心(苦笑)。


そしてそんなウォーケンに勝負服(なのか?)の赤いドレスで誘惑を試みるミシャル・ファイファーもまた、ヒール役を見事なまでに楽しんで演じていてそのコメディエンヌっぷりを発揮。
それにしても相変わらず達者な歌声は勿論、間違っても49歳には見えないその衰えぬ美貌にもすっかり目が釘付け(笑)。

1962年という黒人公民権運動が高まりを見せる時代背景もしっかり捉えつつも、適度なところにとどめ、ミュージカル映画としての方向に思いっきり振って単純に楽しめる作品に仕上がっているので、その完成度の高さをも含めて万人受けするだろうし、とにかく観て必ず楽しくなるオススメ作だ!
今日の1曲 “ You Can't Stop the Beat ” : Nikki Blonsky, Zac Efron, Amanda Bynes, Elijah Kelly, John Travolta And Queen Latifah

とにかくサウンドトラックを聴いてもらうとわかると思いますが、ともにトニー賞とグラミー賞受賞者であるマーク・シャイマンとスコット・ウィットマンの手によるわかりやすく優れた楽曲の数々がこの成功の大きな要因のひとつであることは確実です。
舞台では劇中歌われていたのに映画ではエンドロールで流れていた“ Mama I'm A Big Girl Now ”をはじめ、かのフィル・スペクターサウンドを髣髴させる60年代テイストたっぷりで、本当にゴキゲンなナンバーが目白押しなのですが、なかでも一番のオススメはこれぞミュージカル! といった感じでめでたく大団円となるラストシーンで歌われるこの曲。
詰め込んだ歌詞を一気に歌わなきゃいけないこととそのテンポの速さから“ You Can't Stop to Breathe ”と出演者から名付けられたというこの曲、本当にエンディングに相応しい名曲で、
来日公演では観客も一緒に踊っていたけれど、ブロードウェイでこれを体験したら堪らんだろうなぁ。
ということで、そんな感動の動画はコチラ
最近気付いたのですが、もしかしてnikidasu様は隣県にお住まいなのでしょうか~…いや、そのようですね(笑)お店の情報など、これからも参考にさせていただきます。
ブロードウェーでHAIRSPRAYをご覧になる時は、お向かいの劇場でやっているJERSEY BOYSも要チェック♪絶対に気に入られると思います。
ああ、夏には金があったのに~~
まさしく「四の五の言わずに」ってところですね。どこがいいのかと人に訊かれても、そう答えるしかないっす。
えーっ、そうなんですか?
てっきり何となく東京ではない首都圏在住の方のような
そんな気がしていたので、お隣の県にお住まいと知って
ちょっとびっくりです。
ちなみにここ2週間ばかり映画館に足を運ぶ時間が
なか
なかなくて、飲食店ネタでしのいでいました(笑)
B'WAY はすぐにでも飛んで行きたいところですが、
来年のお楽しみとなりそうです。
またそのときは是非 NY情報を教えてください。
ちょうどこの映画が全米公開されてえらく評判となった
そんな時期に来日公演が行われていました。
ただそのとき、日本ではまだ知名度が高くなく、チケット
の売れ行きも芳しくなかったと聞きました。
今なら即ソールドアウトでしょうね。
ともあれ舞台は舞台の、そして映画は映画の良さがある
と改めて実感してしまいました。