俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

組み合わせの妙を堪能 @ 「 PLAT HOME Kanazawa Kitchen 」

2016年10月24日 19時42分39秒 | 時系列でご覧ください

ここ最近、定期的に行くようになった彦三にある プラット・ホーム
先日も早い時間に行き、ある意味どうってことはない、でもちゃんと仕事がしてあって 美味しいおから を食べながら楽しいひと時が始まったのでした。



この日はちょっと天ぷらな気分で、そう言えばここで天ぷらは多分食べたことがないなぁということで頼んだ 舞茸の天ぷら ミモレットチーズがけ
ミモレットと言えば、角切りにした22か月熟成ミモレットをバゲット生地で包んだ PATISSERIE OFUKU のパン が美味しいけれど、そんな話をしながらのこの組み合わせも大いにありだったのでありました。



こちらは 柴漬けタルタル という言葉に惹かれての 真鱈の天ぷら
柴漬けは確かに何にでも合うことが多いけれど、タルタルに合わせるという発想が素敵だし、淡白な味の鱈との相性もばっちりダス。



そう言った意味では案外オーソドックな組み合わせの ハタハタと加賀蓮根のなめこあんかけ なんだけど、親爺好みな組み合わせで思わず頼んでしまい、ハフハフしながら美味しく頂くのであります。



見てわかる人にはわかる、 更科 藤井の茗荷そば にインスパイアされて作ったという 焼きカジキマグロ 山盛りミョウガのせ
秋茗荷がてんこ盛りの見た目のインパクトの強さもさることながら、中に潜んでいるカジキの火入れ具合が絶妙で、本家同様の旨さ。



そしてこちらは、多分この日一番注文が多かったメニュー アボガドとマグロの海苔がけ から試食的にもらった アボガドのないちょこっとバージョン
どの料理にも言えることだけど、忙しい中でも丁寧に盛り付けされているので、より何とも写真映えするのですな、どれもこれも。



実はポンタくんが韓国に行き現地で覚えたカニ料理があるということで、半分それ目当てで今回は訪れたのですが、そんな中出てきたのがこの カンジャンケジャン
新鮮な生のワタリガニを漬け込み醤油ダレに漬けて熟成させたカニ料理ということなんだけど、韓国料理=辛いという安直な発想で挑んだ分、ちょっと優しい味わいにあれっ?。
もちろん、スパイシーさは控えめながらこれはこれでちゃんと美味しいし、いろんな食べ方が出来そうで楽しいし、何よりも一つの枠に捉われない自由さを料理から感じて、もっともっと行ってしまえ! とオッサンはつい思ってしまうのです。



そしてそう言った意味では、以前小豆島に行った際に生産者の人のところまで出かけて見つけたという、 生パスタみたいな素麺 もまた、素麺なのにもちっとした歯ごたえがあって、のどごしも良くて、とにかく旨くてすっかり気に入ってしまいました。

こうした新たなる発見があるのって、やはり楽しいし、居心地の良さはもちろんのこと、もっともっと 「 大人 」 な人たちが来てくれればより楽しくなると思うので、そこのおじさん、おばちゃん、機会があれば是非! なのであります。





今日の1曲 “ Dust My Broom ” : ELMORE JAMES

そんなプラットホームでは、良くありがちなジャズではなく良い感じでブルースが流れて来ているのですが、ブルースにのめり込んでいた10代後半、最初のとっかかりの1曲は、この曲だったのでした。





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