俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

楽しい一人飲みな夜 @ 金沢 高尾南 「 箸一 」

2014年01月29日 17時25分04秒 | 時系列でご覧ください

昨日の夜、「 箸一 」 に行っていたガレタッソ常連の紀美ちゃんが、店主の橋本くんから預かった「 さわらのそでの握り 」( ← 実は大好物! ) を持って来てくれた。
そしてひと目見ただけで大いに期待はしていたけれど、これが何ともはや、旨いのなんのって! 想像を超える美味しさだったのでありました。
おかげで、食欲が俄然わいてきて、閉店後 「 箸一 」 へスタコラサッサとまっしぐら…(笑)



そして焼酎のお湯割りなんぞを飲みながら、お通し代わりのプレーンなあん肝をつまんでいたところ、「 どうします? 」、「 ちょっとだけ、お任せで 」 といった会話から、少しずつ美味しいものを出してもらうことに…



恥ずかしながらタコの吸盤がこんなに美味しいとは!
目から鱗というか、タコから吸盤(笑)
生だからなんだろうけど、そのコリっとした食感、そして爽やかな味わい。堪りません



そして続いてハタハタもまた、普通に塩焼きではなく、わざわざ手間をかけて柚庵焼きされていて、これがまたご馳走感たっぷりな味になっていてお見事だったでありました。



そんな風にテンションが上がって来たところに、大葉とともにぐるぐる巻きされたイワシがちょうど良い感じの焼き具合で登場。
添えられた梅干しとの相性も当然のことながらピッタリでホンマに旨いッス。



ここらあたりで、時間も時間だし、深夜の飲みはおしまいにしようと思っていたところ、追撃するかのように白子の銀餡かけまで出されると、ついつい杯を重ねてしまうではないか状態で、もうもうウヒャヒャ



そして最後は、小坂蓮根の蓮蒸しが出てきたものの、これがまた敢えて粗くすりおろしてあり、そのブツブツっとした食感も楽しいし、より存在感を感じるひと品となっていて、その創意工夫ぶりに思わず感心させられたのでありました。



ちなみに、この日は一人飲みだったけれど、そこを考慮してくれてポーションを抑え気味にしてくれたのも有難かったし、何よりもまるで見透かされているように数あるメニューの中から当方の嗜好に沿ったものばっかし出してくれたことにビックリ。

というわけで、とにかくこんなお店が自宅から歩いてすぐのところにある嬉しさと困惑を同時に感じながら、夜はどんどん更けて行ったのでありました。



居酒屋 箸一
金沢市高尾台4-170 インプレス富樫1F
076-205-7962
18:00~翌2:00(L.O.翌1:30)
月曜定休

[ 地図 ]



今日の1曲  “ That's How Strong My Love Is ”  :  O.V. Wright

ルーズヴェルト・ジェミスンの手によるサザン・ソウルバラードの傑作。
オーティス・レディングの熱唱で知られていますが、O.V.ライトの歌いっぷりもなかなかグッとくるものがあるので、よろしければ、ご一聴あれ!



<オマケ>


テイクアウトもできる香箱カニの身はもちろん、内子や外子に味噌まですべてが丸ごと入っている「香箱焼きめし」もまた、激しくオススメであります。


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