栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

第35回フェブラリーS回顧(途中まで)~Nureyev≒Number3×4を差し切るCourtly Dee≒No Robbery2×5

2018-02-19 13:16:46 | 血統予想

東京11R フェブラリーS
◎12.ノンコノユメ
○14.ゴールドドリーム
△16.サンライズノヴァ
ノボバカラが逃げ宣言しているのでスローはないと考えると、印の馬たちの差し競馬が濃厚か。ゴールドアリュール2騎は直線は外に出さないと伸びきれないところがあるので、この外枠はレースがしやすいはず。しかしノンコノユメは去勢後は萎んで見えた馬体がここへきて見違えるようで、距離不足かと思われた1400を力まかせに差し切ったのは完全復調、第二期全盛期とみたい。トワイニングとクリミナルタイプを通じるコートリーディー≒ノーロベリーのニアリークロスが光る配合で、この名血ニアリークロスを持つ馬は日本にたった2頭、この馬とセカンドテーブルしかいない。

小倉11R 小倉大賞典
◎16.クインズミラーグロ
○4.ストレンジクォーク
▲2.ダノンメジャー
△1.スズカデヴィアス
△8.マサハヤドリーム
×12.クラリティスカイ
×13.トリオンフ
機動力抜群のダノンメジャーを狙っていたが、京都金杯は好位で揉まれなかったのも好走の因で、ここは先行馬が多いだけに内枠で控えたら揉まれ込んでしまうかも。トリオンフは前走自信の◎だったが、これもタートルボウル産駒だけに揉まれず先行が理想で、ここは逃げ先行が多いのがどうか。ダッシングブレイズは大箱向きだと言いつづけてきた。小回り1800向きの差しということでひねるのならクインズミラーグロ。トムロルフのクロスらしく肩が立っていて掻き込む走りだから大箱では斬れないが、小回り芝1800mは[1-1-3-3]で3着3回はいずれも重賞。父も母もアウトブリードでまだ老け込むのは早いだろう。ここ2走は気合いよく行きすぎて大敗しているだけに、ここはジックリ構えてくるのでは。

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ノンコとミラーグロが頑張ってくれたので、昨夜は「磯ぎよし ひだり」さんにてクエやゴマサバなど九州の魚介を堪能できました(・∀・)何でもかんでも美味い名店でしたが、やっぱりクエは鍋の王様です



穴子の刺身は初めて食いましたが美味い!



こっちの甘いしょう油は、刺身だけでなく煮物でエエ仕事します



競馬場からの帰り、人があふれかえるモノレールのプラットホームで難儀してたら、なんとレイクヴィラの岩崎さんと遭遇

お産と種付けで多忙な時期なのでお一人で応援に来られてて、おおトリオンフおめでとうございます(・∀・)と車内で盛り上がり、ほんじゃあささやかながらクエで祝勝会しましょう…ということに

レイクヴィラ生産としては3頭目の重賞勝ちですが(サトノノブレスはメジロ生産)、コウソクストレートはメジロラモーヌ、ショウナンラグーンはメジロドーベル、そしてトリオンフはマックイーンと同じアサマユリと、みんなメジロ時代から残ってる牝系なんですよね

さてフェブラリー回顧ですが、まだゆっくりレースを見直してないので、とりあえずノンコノユメが持つCourtly Dee≒No Robberyの名ニアリークロスについて先に

TARGETによると、血統表中にトワイニングとクリミナルタイプを併せ持つ馬は、JRAに出走したのはノンコノユメとセカンドテーブルの2頭だけ







このスーパーニックスの根拠であるCourtly Dee≒No Robberyのニアリークロス、これを持つ馬を検索してみると、JRAに10頭が出走し4頭が勝ち馬、この4頭の勝ち馬は上記2頭とフサイチアソート(東スポ杯)とシンボリマーズ(JRA1勝)でした

トワイニング産駒で日本で重賞に勝った馬は、ノンコノユメとセカンドテーブルとフサイチアソートとロールオブザダイス(平安S)の4頭で、そのうち3頭はCourtly Dee≒No Robbery(Musical Chairs)のニアリークロスを持っているわけです







そしてNo Robberyを持たないロールオブザダイスはというと、上記のようにCourtly DeeとMagicというスーパー名繁殖2頭を通じるWar AdmiralとSir Gallahad=Bull DogとBimelechのクロス

トワイニングについて、これ以上語ることがありますかね

レース回顧は、また日を改めてここに追記しますが、「テイエムジンソクの妹がCourtly Dee≒No Robberyを狙いすましている」とメテオさんからのタレコミが(・∀・)

コメント (11)
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