栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

2/13発売『サラブレ』3月号&壇ノ浦ボツ予想

2018-02-13 08:37:03 | 血統予想

本日2/13発売『サラブレ』3月号、特集は「YouTuber、ブロガーなどネットで話題の予想家たちのメソッド」


https://www.enterbrain.co.jp/product/magazine/sarabre

私は久々にMahmoudさんと「ラッ血対談」、お題は「3歳馬番付」ということで、春クラシックを賑わすであろう有力馬たちについてあれこれ語っておりますので、ぜひご一読を
ちなみにこのMahmoud番付、昨年終了時点で、つまり新馬未勝利を勝った段階で、牝馬の番付は1位アーモンドアイ、2位プリモシーン、3位テトラドラクマとなっており、3頭とも年明け早々に重賞を制覇しております









クイーンCのパドックや返しを見て、「テトラドラクマは母のSeattle Slew4×3があれこれ発現してる馬やから、リーチザクラウンみたいに大雑把に先行押し切りでええんやろね」と書いておきました
Seattle Slewってのは長手の体型でストライドで走るんですが、大きなギアだけでワンペースで走破するような血なんでね
だから変に控えたりタメたりせず、ワンペース先行でええんですよね



テレビ山梨の予想は「◎カービングパスは2000mに延ばしてシュミノーがうなりながら行かせたのがよかった。あれは岡部さんとシンコウラブリイの世界に近い。やっぱりハッピートレイルズはハミを噛んで先行して4角でうなってないとダメで、ここでムーアがどう乗るか注目」というコメント
シュミノーもムーアも、シンコウラブリイの毎日王冠なんてたぶん観てないと思うんですが、ハッピートレイルズに乗ったらハッピートレイルズのレースをちゃんとさせるのはさすがと言うしかない



「ハッピートレイルズはもっと岡部さん的に乗るべきで、北宏や柴山も頑張ってるがそこは不満」と言いづけてきた私としては、ムーアが事もなげに先行しただけでなく東京の4角からグイグイ追い出したのが圧巻やったし、それがスローで脚を余しまくってたイストワールファムの斬れ味を100%引き出すことにもなったわけですが(仏オークス馬カーリングの斬れをフレンチの鉄人が引き出したともいえる)
オグリキャップもそうですが、マジメなFair Trialに乗せたら岡部さんの右に出るものはいなかったし、あの名人芸が受け継がれてないのはオッチャンとしては寂しい

壇ノ浦は◎モザイク
タニノギムレットは母タニノクリスタル(Sicambre3×4+Grey Sovereign)譲りのフレンチな斬れを受け継ぎ、ブライアンズタイム産駒らしからぬ地を這うようなストライドでダービーを差し切りました
本馬は母がジェイドロバリー×Devil's BagでクロスがBramalea≒Gold Digger4×4(Nashua≒Nantallah5×5・6)とHail to Reason4×5、つまりRobertoの父と母をクロスしていることになり、Robertoに先祖帰りしたような配合
だから中京2000を好位から捲ってRobertoらしく勝ったのは納得で、あの楽勝ならば小倉2000でも同じケイバでいけそう





タニノギムレットとは対照的に、ファレノプシスってのはこれぞRobertoという脚捌きで走った馬で、内回りの桜花賞と秋華賞は完勝でオークスは最後甘くなり3着
○ブライトムーンはファレノプシスの孫で、体型や走法がこのお祖母ちゃんに似てて、ルーラーシップ産駒ですからお祖母ちゃんよりはちょっと動きが遅いんですが、外回りで凡走をつづけて得意の小倉2000、ここは買いのタイミングでしょう
京都記念のバルジューを「小倉2000の乗り方やん(^ ^;)」とクレバーさんは評していましたが、ここは怒らせながら捲ってしまってOKやで(・∀・)というRoberto馬券
ああそうか、ブライトムーンもブライアンズタイムにサンデーサイレンスとKingmamboやから、やってることはモザイクと同じですね

今日は競馬観ながら種牡馬辞典のラストスパート、プリサイスエンドとかカジノドライヴとかアドマイヤマックスとか、こそばゆい奴らを次々とやっつけます(・∀・)

コメント (16)
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