東海Sで人気を集めるゴールドアリュール産駒2頭、コパノリッキーとランウェイワルツは、下記のようによく似た配合パターンなのですが、これはオーロマイスターとも実にソックリ
コパノリッキー
│ ┌Mr.Prospector
│ ┌○
│┌○
└△
└△┌リアルシャダイ
└△
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2010106548/
ランウェイワルツ
│ ┌Mr.Prospector
│┌○
└△┌リアルシャダイ
└△
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2011100382/
オーロマイスター
│ ┌Roberto
│┌○┌Mr.Prospector
└△┌○┌In Reality
└△└△
┌Roberto
リアルシャダイ
│┌In Reality
└△
つまり「母系にMr.ProspectorとRobertoとIn Reality」というのがゴルア砂黄金配合で、これにはそれぞれちゃんと配合的根拠があって、Mr.ProspectorとRobertoはGold Digger≒Bramaleaのニアリークロスになり、そこにNureyevが絡むとNashua≒Nantallahのニアリークロス継続となるわけで、これはフリオーソやキンカメ×ブライアンズタイムなどダートで大成功しているパターンである…ということはしつこいほど書いてます
┌Roberto
┌○
フリオーソ
│┌Mr.Prospector
└△┌Nureyev
└△
またIn RealityはWar Relic3×3ですが、ゴルアの母系に入るHostageの4代母Ancors AheadはWar Relicの全妹なので、こちらはAnchors Ahead=War Relicの全きょうだいクロスになるわけです
エスポワールシチーは母父がRoberto系ブライアンズタイムで母はEight Thirtyのクロスですから、Nashua≒NantallahとWar Relic≒Eight Thirtyをいじっているという点では上記3頭と同じ
シルクフォーチュンはNureyevそのものを3×3でクロスする一方で、これも母系にEight Thirtyを引いています
クリソライトは母父エルコンドルパサーなのでNureyev≒Sadler's Wells3×4・5ですね
一方でゴールドアリュールの母母Reluctant GuestはビヴァリーヒルズH(米G1・芝9F)勝ち馬で、これに似た組成のマルゼンスキーを合わせて「NijinskyとPrincequilloとCount FleetとLa Troienneの組み合わせのクロス」にすると、フーラブライドやトウカイパラダイスやタケミカヅチやトップカミングなど芝中距離向きの代表産駒が出るのだ…ということもよく書いてきました
NureyevとWar Relicを増幅するとダート馬が出て、Reluctant Guestを増幅すると芝馬が出る、ゴールドアリュールだって配合にはとっても素直です
リヴリア、マルゼンスキー、Vaguely Noble持ちなので、どう出るんだ?
と注目してます。
ヤマノブレイブは血統だけなら断然芝向きなので、まあパドック見てからですが、どうせ人気はないからちょっと遊んでみる手も(・∀・)