栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

土曜のボツ予想~サドラー使いがガシガシ捲る

2015-01-24 10:05:15 | 血統予想

若駒はストーンウェアはAntique Auctionの仔でちょっとマイラー寄りなのと脚長でナスキロ柔いので、京都ならば内2000mより外1800mでガツンといきたいタイプ
となると◎アダムスブリッジと○ジャズファンクがまず有力で、ともに内回りで捲るタイプですがパワー型で平坦よりは急坂ベター、ちょっと馬場が渋ってるのはプラスでしょう
アダムスブリッジはアダムスピークよりもリラヴァティ似でちょっと硬肉で力馬っぽい体質で、外回りでタメてもストライドでビュンと斬れるタイプではないので内回りでガシガシ捲っていくべき馬やと思ってます
和田が最近芝中長距離の重賞で馬券に絡んだのは、サトノノブレス小倉記念、ミヤジタイガ弥生賞、ナムラクレセント阪神大賞典、エアソミュールは何回乗っても御せなかったようにこの人もなかなか当たりが強いほうで、だからジリ脚でズブいぐらいの馬を早めに動かしていく競馬で光り輝く乗り役
そんな和田と手が合いそうな素質馬が巡ってきたのですから、和田で皐月賞をガシガシ捲るアダムスブリッジを見てみたいなあ…という願望や期待を込めての◎で、母父Singspiel、その昔望田に“サドラー使い”と言われたこともありました(・∀・)
和田が人気を背負って後続を意識しすぎて仕掛けが遅れるようだと▲サトノゼファーの前残りが五分で、キンカメ×ダンスは外回り向きのストライド型に出やすい配合ですが、この馬はロンドンブリッジの孫でダイワエルシエーロやビッグプラネットの姪で、Ribot系のニアリークロスを代々重ねていて、内回り向きの先行力機動力に富んだパワー型中距離馬です

なずな賞は難解ですが、前走は競馬になってない◎マイネルエスパスは1400mぐらいがベスト距離やと思うし、母母がBelonging≒Premiership2×2でそこにネオユニ、マイネルラヴ、タフな馬場もOKの血統なので一変に期待しました
▲ムーンクレストは母がIn The Wingsとラストタイクーンを通じるNorthern DancerとMill Reefのクロスで、前走の勝ち方をみるとそら内回りではシンドイよという典型的なストレッチランナー、同舞台でまた道悪ならば面白い

中京スポーツは母がフレンチデピュティ×Droneの○サンブルエミューズと▲トウシンムサシが仲良く並んでダイワメジャー丼掻き込んでて、「アンタちょっとDrone≒Venetian Jesterかけすぎちゃう?」と姉さんに突っ込まれるトウシンは連闘で少し馬がカリカリしているようですが、トウシンが道悪巧者ならば同じような血統体質走りのサンブルも渋った馬場は巧いはず
◎アブマーシュの前走は直線でインを突いたらバテた先行馬がカベ、そこから立て直してサンブルエミューズと僅差ですから能力はまあ五分、現級ベストパフォが昨年のこのレースの僅差3着、なのに単勝オッズが3倍もつくとなるとダイワメジャー丼よりお値打ち価格ではないかと
母はDiesis×パーシャンボーイでCrepello4×4、そこにディクタットでMixed Marriage5×5、父父ウォーニングの米血が1/4異系、6歳までタフに走りつづけてきた欧風ジリ脚パワー粘着短距離オバチャンが、渋った中京でついにチャンスを掴むという地味なドラマを描いてみました

花見小路や最終レースはこれからボチボチ予想します

「No.1予想」では京都牝馬Sを(◎はやっぱり人気薄)、「馬券総合倶楽部」では京都牝馬Sと若竹賞を予想していますので、そちらもよろしくお願いします

コメント (66)
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