 |
この画像はヒンズー教の神話に登場する神鳥「ガルーダ」で、仏教でいう迦楼羅あるいは金翅鳥のことだそうです。
ワシの頭、人間の胴体と手足、背に翼をもった姿であらわされていて、バリでもあちこちで見られました。
インドネシアの国営航空会社の名前にも使われていますね。
私たちは２月１日の午前１１時、成田発のガルーダ・インドネシア航空「バリ島・デンバサール」行きの直行便に乗り込みました。
飛行時間はおよそ７時間半・・・
現地時間の夕方５時半過ぎに、無事ランディングしました。日本との時差は１時間です。
飛行機から降りたとたん、むっとするような暑い湿気が襲ってきました。
着込んでいたセーターを脱ぎ、ポロシャツ一枚で「バリ島」に入国です。
ビザ取得代１人１０＄を払って預けていた荷物を受け取り、到着ロビーに出ると、各旅行会社の札を持ったガイドさん７～８人が迎えてくれました。
私たちはＪＴＢの現地ガイド「スータマ」さんに案内されて、両替所で２万円分をルピアに替えて、空港から車で２０分のところにあるヌサドゥア地区に向かいます。
（円もドルも使えるので、ルピアは飲み物代くらいで良いそうです）
ええっ～～
、お客さんは我々２人だけ
 |
ヌサドゥア地区に入る時にゲートがあり、金属探知機でのセキュリティーチェックがあります。
そして、宿泊ホテルの門にもゲートがあり、同じような検査が・・・
更に車から降りた入り口でも持ち物検査があります
画面の一番左端にある四角いゲートを必ず通らないといけません。
バリでは過去２回、爆弾テロがあり、当局が神経をとがらせてる様子がよく分りました。
チェックインはガイドさんがやってくれたので、とても気楽です
諸々の説明を受けて部屋に入りました。
 |
こちらはインドネシア風焼き飯「ナシ・ゴレン」です
目玉焼きと海老せんべいが上に乗っていて、鳥の唐揚げと「サテ」という焼き鳥のような物が添えてありました。
「夕食にシーフード料理は如何ですか？良い所にご案内しますよ」と、ガイドのスータマさんが言ってくれましたが・・・
この日は朝の６時前に我が家を出て、車で成田まで行き、その後の長い長い道中があったので流石に疲れました。
ホテルから、旅行会社のサービス特典の食事券を一枚づつ渡されたので、それを利用してレストランで食べた夕食がこちらです。
サラダとビールを追加していただきました。
これにパンもついているのですから、お腹が破裂しそうになりました。
一夜明けた翌日はビッシリと観光スケジュールが詰まっています。
８時半にスーさん（と呼ぶ事にしました）が迎えに来てくれました。
やはりドライバーさんとスーさんと私たち二人だけで、贅沢なハイヤー観光のようですね。
 |
最初は「芸術の町・ウブド」に向かいます。
デンバサールの街に出ると、バイクの洪水に巻き込まれてしまいました。
ひゃ～～！怖い！
「バリには電車がないので移動はほとんどがバイクです。ボクもそうです。」とスーさんは言いますが・・・
右からも左からもバイクが割り込んできて、お互い交通道徳なんてなきに等しい走り方
「とてもパースのようにレンタカーを借りて、自分達で運転しようなんて思えないね」
我ら夫婦は後ろの席で慌ててシートベルトを締めました。
ウブドの街はヌサドゥアから車で一時間２０分のところにありますが・・・
途中「雑貨のお店」と「銀細工のお店」に寄りながら行きました。
「ネカ美術館」
 |
絵画収集家として知られるネカ氏が所蔵していた、インドネシア人画家やバリに住んでいた西欧人画家の絵画を展示した美術館です。
大きな「ガルーダ」が出迎えてくれました。
 |
１９０８年にバリの王朝を滅ぼしたオランダは、１９２０年代にオランダ汽船会社がバリへの航路を就航させました。
それ以後バリ島は西欧人が多く訪れる観光地となるのですが、バリ独特の文化に魅せられて長く住み着く人々が出てきました。
 |
もっとも知られているのがドイツ人画家のウォルター・シュピースで、彼はオランダ人画家のルドルフ・ボネと共にウブドで土地の皇族や絵描きと交流し、遠近法や西欧の絵の具を持ち込みました。
こうして興ったのが「ウブド・スタイル」と呼ばれている絵なのだそうです。
 |
回廊から眺める「庭」も素晴らしい
そしてここにも「ガルーダ」がいましたね。 |
中庭には「アヒル」がいて・・・
綺麗なお花も咲いていました。マウスオンでご覧下さい
< > |
スーさんにお花の名前を聞いたら、二種類とも「バナナ」の仲間だそうです。
 |
六つの展示館で構成された館内に飾られている絵は、どれも名作と呼ばれているものばかりだそうです。
そして建物と、その入り口やドァーの装飾も見事でした。
 |
美術館の外には広いオープンロビーがあり、お茶することもできます。
そこからは緑豊かな渓谷が見渡せて・・・
南国の珍しい花々も見られました。
 |
時々雨が落ちていたようですが、私たちの行動時に傘を広げる事はありませんでした。
ウブドの街はお洒落なお店やホテルが並んでいて、絵を売るお店もたくさんありました。
ここで一泊するのも良いかもしれません。
海辺の風景とは全然違う、山あいの「軽井沢」のような感じの町でした。
アクセス
トータル
ランキング
ご主人様と素敵な旅をなさいましたね。
美しい写真と合わせて楽しませて頂いています。
実は私も、急遽来週半ばから娘親子とバリに行ってきます。
5日間で、ヌサドゥア地区のメリノＨに滞在し、
孫の為にもっぱらホテルライフを楽しむそうです。
naoママさまのブログを参考にして、楽しんで参ります。
有難うございました。続編を楽しみにお待ちしています。
蒸し暑いようですね。一年中暑いのかしら・・・
神様や精霊がいっぱいいるところという印象を持っています。
ガルーダという神鳥がどこでも迎えてくれますね。
時差が１時間というのがいいです。なんとなく日本に近い気がしました。南国のお花たちがきれいです。
軽井沢のような感じとはますます親しみがわいてきました。
naoママさんのしゃれた解説つきでそのばの雰囲気もよく伝わってきます。
バイクの洪水で道は慣れないとあぶないみたい
これがバリなんですね。
あぁ～、バリ、とてもいい雰囲気です～。
御主人さまと休暇を、素敵なことですね。
この寒いところから暖かいバリにお邪魔して
身も心も温かくなってまいりました。
それに、naoママさまの軽快な解説で引きこまれてしまいました。
いつもお写真を綺麗に撮られるのですね～。
バナナのお花も、ガルーダも印象的でした。
まだ続くのですね～、楽しみにしております。（*^_^*）
バリ島はヒンズー教ですか。東南アジアは回教だったり仏教だったり・・・宗教は難しいです。
ヌサドゥア地区って、観光地区なんですか。以前テロがあったので大丈夫かなって気になっていましたけど、大丈夫そう・・・
開放的なホテルの入り口、いかにも南国的でいい感じです。
ネカ美術館、絵画も、建物も、細かい彫刻で飾られ、素晴らしいですね。
ランの花、赤い花、いかにも南国です。
それにしてもnaoママさんの解説でよくわかります。
ナシゴレン・・以前ジョホールバルに行った時の、食事に似てます。naoママさんは何でも召しあがれるんですね。いいですね。どこへでも行ける必要条件第一です。
私、和食大好きで、駄目でした。
世界が狭くなってます。
娘さん親子とのバリ島旅行とはお楽しみですね。
あちらのホテルは家族で楽しむのには打ってつけ・・・
私たちも、次回は息子一家と一緒に来たいと思いましたもの。
円もドルもオーストラリアドルも通用しますのであれば持って行かれると良いでしょう。
ただ今は円が断然強い感じがしました。
３月まで雨期で、特に今年は雨が多いといわれましたが、日本の梅雨とは違い、必ず青空も出ますから、日焼け対策は怠りなくなさって下さいね。
世界不況が影響していて、旅行者の数も減っているそうです。
飛行機も７割くらいの乗車率でした。
そろそろ卒業旅行の若もが多くなっているかもしれませんが、施設はどこも空いていて、お食事やお買い物なども楽に出来ました。
我々が泊まった「グランド・ハイヤットＨ」の前には、大きなショッピングモールがありとても便利でしたよ。
メリア・バリＨも同じ地区にありますから、多分いけると思います。中には「そごう」もありビックリしました。
ご家族の皆様で楽しんできてくださいませ。
むしろお肌と喉にはとても良くて、その二つで悩んでいた私は嬉しい限りでした。
バリ独特の宗教は、神と悪霊が共存する所にあるようです。
両者の危ういバランスを繰り返す事で世界は生き生きとした生命力を維持するという考え方のようです。
ですからバリの人々は、神に感謝する一方で、悪霊のご機嫌も損ねないようにお供えも絶やさないのです。
村の鎮守様のようなお寺があちこちにあり、家々の庭にも田んぼの中にも祠があって、毎朝家の入り口の前には花びらの入った箱を置きます。それが一日の初めの仕事のようでした。
仏教にも似ていますが、バリは他とは違う独特のバリヒンズー教のようですから、それが我々にとっては興味を覚える部分ですよね。
ハワイのような南国のリゾートホテルと、土着の宗教文化のアンバランスがバリの魅了のような気がします。
二人にガイドさん一人。いいなぁ～！
旅行社のスケジュールで動きますか。コースが有るのですね。
食事も込みかなぁ。そんなこと追って分かる事なのに。
交通事情はかなり雑なようですね。大体中国もタイもベトナムもこんな感じかな。怖いですよね。朝夕の通勤帯には人間様を荷物のようにトラックに乗せて往来しますよね。
お食事は合いそうですね。不自由しなかったですか。
お花が沢山だ事、美しいですね。建物もしっかりしていますこと。
オランダ時代の名残でしょうか。
説明がいいから、一緒に行動したつもり、これからも一緒に付いて行くつもり、ヨロシクね。あぁ～、楽しみだわ！
何しろ写真を７００枚も撮ってきました。
写真は全然自信がありませんが、混沌としたアジアと、整然と造られたリゾート地と、そしてムンムンとした暑さを感じていただければ幸いです。
オーストラリアに５年近く通いましたが、歴史も文化も全然違っていて面白かったです。
バイクの洪水には驚きました。
パースではバイク自体をほとんど見なくて・・・
運転が苦手な私でも、ハンドルが握れましたが、バリではとても無理だと思いました。
以前行ったタイはコテコテの仏教国ですが、仏教発祥の地のインドはヒンズー教ですね。とてもややこしいです！
ジョホールバルはマレーシアですね。あそこもイスラムの国でしょうか。
ヌサドゥア地区は政府が外貨を稼ぐために作ったリゾート地で、
通じる道路にはすべてゲートがあり、一般島民は入れません。
テロが起きたのは街中のようでした。
海外旅行は丈夫な足と胃腸が必要ですね。
バーベキューとグリル料理のみのオーストラリアよりは、お醤油味が多いバリ島のお料理は口に合いました。
最後は夫婦してお腹をやられてしまいましたが・・・
それでも私は太って帰ってきました。
それだけこの不況で観光客が減っているという事のようでした。
おいおい記していきますが、全くのフリーツァーに行きたい所をオプションを入れるか、最初から観光が入っているツァーにするかで迷いましたが、「安全で楽な方が良い！」という主人の希望でルックＪＴＢの観光付を選びました。確かに楽でしたよ。
パースとは全然違う旅でしたね。
１０年以上前に北京に行きましたが、当時は自転車の洪水でしたが、今はバイクになったのですね。
バリ島の狭い道路で、こんな中を運転手さんはスイスイと飛ばすので怖かった！marriさんならきっとここでも運転できますよ。