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花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
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いっぱいの主婦の日記です

オーストラリア「パース・番外編」

2005年11月08日 | パース滞在記
私の「パース滞在記」は、すでに最終回をUPして終了しましたが、主人は私より一週間ほど長くパースに滞在して、仕事をしていました。
親しくなった現地の職人さん、Jさんが手がけた「ジャパニーズ・ガーデン」の最終チェックです。

主人は2月に行って図面を書き、5月に行ってJさんと一緒に材料を選びました。
9月中旬、やっと完成間じかです。
日本では考えられないほどの時間のかけ方ですね。


施主は「パース・草月流」
の幹部の女性宅。
資金が途切れると中断---
お金の準備が出来ると
再開、これがパース流
8ヶ月かけて出来たお庭です。




「この意味のない木戸
(左端)は何なんだ」と、
取り除くよう指示したそうです.
他に駄目だしが八箇所もあって、
主人は気に入らないようですが、
欧米人の感覚は又別なの
かも知れませんね~~



主人が図面を書き監修した「日本庭園」ですが、オーストラリア人の施主さんの希望と、Jさんの感覚がふんだんに溢れた「ジャパニーズ・ガーデン」になったようです。キッチンからもリビングからも望める「ガーデン」がポリシーのようです。


これが洋風「草月流」の飾り方
バッチリ決まってる~~~
このシンプルさが何とも言
えません
我が家だって、洋風の生活を
しているんだから、見習わなく
てはと思います。




この余裕のある、広い空間
がうらやましいです。

主人は又、年が明けた2月
にパースに行くそうです。
私は3月まで仕事があるし、
ヨーロッパの古都も見たいし
どうしようかな~~


追筆
このブログを読んだ主人から「意見」がでました。
この庭の設計をしたものの、全然違う作品に仕上がって、とても不満足なんだそうです。
来年の2月に行った時に、大々的に手直しをするそうです。
こんな細かい敷石は指示していないとオカンムリ--大きな石を飛び石にするそうです。

でも施主さんとJさんが相談して創った庭です。日本人が勉強した「日本庭園」とは全然違った物になるのは仕方がないのかもしれません。
「ジャパニーズガーデン風」の庭が出来上がった、と思うしかありませんね。







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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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日本庭園 (とんちゃん)
2005-11-08 16:50:01
傑作の日本庭園ができましたね。

どこを見ても余裕 余裕 羨ましい限りです。せせこましく暮らしているものにとってもう雲上の暮らし!とためいきばかり・・・

ご主人はしょっちゅうバースにお出かけになられるのですか?仕事とはいえ日本では味わえないもろもろの経験ができて自然にグローバルなお人柄になられるでしょう。
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ボランティア (naoママ)
2005-11-09 00:08:42
とんちゃんさん、こんばんわ!

主人、パースには昨年2回、今年は3回行きました.マッタクのボランティアなんですよ~~

「これぞ真の文化交流」なんて周りに言われてその気になっていますわ。冬場は日本での仕事も暇なので、まだ良いのですが、5月とこの9月の後は大変です。

この所、休む暇なく働いていますが、泣く泣くお断りしなければならないい先まで出てきて---

パースは主人の「道楽」と思う事にしています

それにしてもパースの人々はどうしてこんなに余裕があるように見えるのかしら

このお庭だって途中でお金が続かず、しょっちゅう工事が中断していたと聞きます。どうも「お金持ち」と言うことでもなさそう---日本みたいに「老後が心配」で、一生懸命貯金をするのと違うみたいです。安く入れる老人施設が整っていて、年金も含めて老後の心配がない社会なのかしら
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すてきなお庭! (budou2005)
2005-11-09 20:33:10
いいですね、じっくり時間をかけてお庭つくり。 自分の好みが生かされますね。

そのお手伝いされるご主人は、すてきなお仕事なさいますね!



ところで、自分の好みを貫くということは、日本人には希薄じゃないか、と感じます。

バースの人たちは、

自分の好みのために、

時間も!お金も!かけて取り組むのですね。

満足なさるでしょうね・・

返信する
パースの住環境 (naoママ)
2005-11-10 11:17:25
budouさん、

いつもコメントをありがとうごあいます。

パースの人々の住環境は本当に羨ましい限りです。

やはり国土が日本の22倍もの広さがあるせいでしょうか--

生活そのものも自然に溶け込んで、楽しんでいるようです。そして、決して、時間に縛られないと言う点でも、見習わなくてはなりませんが---

逆に狭い日本には日本なりの文化があり、ムラ社会があり、時間や納期を守り、秩序正しく生きてきた我々日本人です。それらはそれで大事にしていかなければならないと

も思う今日この頃です。
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