秋川雅史さんの「千の風になって」のCDを買ってきました。
昨年末の紅白歌合戦でろうろうと歌い上げて以来、大ブレークしていますね。
レコード屋さん(古いね)でも、CD売り上げベストワンと言う事でたくさん並んでいました。
私たち夫婦がこの「詩」を知ったのは、今から3年前です。
子供のいない札幌の伯父が96歳で亡くなり、私たちは納骨のために先祖代々のお墓がある佐渡のお寺に、母の名代で行きました。
そこの和尚さんから教えてもらったのです。
若い住職は絵本作家でもあり、お寺で「千の風になって」という絵本を見せてくれました。
それ以来、主人はこの絵本と新井満さんの本を10冊以上も買ったでしょうか・・・
皆に配って、今手元にはありませんが・・・
”私のお墓の前で、泣かないで下さい。
そこに私はいません。眠ってなんかいません。
千の風に、千の風になって
あの大きな空を、吹きわたっています”
作者不詳 日本語訳・新井満
CDを聞きながら写真の整理をしたのですが、一つの古いアルバムに目が離せなくなってしまいました。
1991年の夏に、ご近所仲間のK子さんご夫妻と登った中央アルプスの「木曽駒ヶ岳~宝剣岳」の写真です。
駒ヶ根のしらび平からロープウェーに乗って千畳敷で下りると、そこはもう標高2800mの世界です。
高山植物が綺麗に咲き乱れるカールの中を登って行くと、2時間で百名山の「木曽駒ヶ岳」です。
中岳を越えて最後の登りを頑張ると「木曽駒ヶ岳」の頂上です。
頂上がもう見えていますね。
以前から「白馬岳」や「北八ヶ岳」「丹沢」などは何度か登っていましたが、普段はハイキング程度がほとんどでした。
中央アルプスも「千畳敷」までは子供を連れて来たこともありましたが、このように本格的に登ったのは初めてです。
1日目は「木曽頂上小屋」に泊まって、翌日頂上から素晴らしいご来光を仰ぎました


展望もバッチリで、目の前が「御嶽山」
その右手が「乗鞍岳」
、更に奥に槍、穂高連峰も・・・
次に向かった「宝剣岳」は断崖絶壁の連なる岩山でした。
クサリを頼りに登っていきますが、初めての経験で結構楽しい
「宝剣岳」からの展望も素晴らしい

歩いてきた「木曽駒ヶ岳」からのトレイルです。
目の前に大きな「木曽の御嶽山」が見えています。
この山旅で私は、雄大な「雲上の楽園」にすっかり魅せられて、翌年から仕事仲間と北アルプスの山々を登りまくり
、この時一緒に行ったK子さんご夫妻とは、その後も東北の山々を歩きました。
まだまだ若くて元気だった頃のお話です。
「宝剣岳」を下ると極楽平です。三ノ沢岳も見えています。
この先は百名山の「空木岳」に向かうルートになっていますが、私たちはロープウェー駅のある千畳敷に下りました。
山岳写真やお花の写真がとても素晴らしくて、時々訪問させていただいた憧れのブログ「風にのせて、のんびりと」の、風さんのテントやシラフが見つかったのがこの「極楽平」と聞いています。
夏は本当に極楽のような所ですが、吹雪の中の風景はいかばかりかと・・・
「風」さんがここで行方不明になって2週間が過ぎました


「風」さんは千の風になったと、奥様はじめブログ仲間みんなが感じています。
「風」さんの写真集が待たれますが、素晴らしい写真の数々はこちらでも見る事ができますので、風さんを偲びたい方はお訪ね下さい。
昨年末の紅白歌合戦でろうろうと歌い上げて以来、大ブレークしていますね。
レコード屋さん(古いね)でも、CD売り上げベストワンと言う事でたくさん並んでいました。

子供のいない札幌の伯父が96歳で亡くなり、私たちは納骨のために先祖代々のお墓がある佐渡のお寺に、母の名代で行きました。
そこの和尚さんから教えてもらったのです。
若い住職は絵本作家でもあり、お寺で「千の風になって」という絵本を見せてくれました。
それ以来、主人はこの絵本と新井満さんの本を10冊以上も買ったでしょうか・・・
皆に配って、今手元にはありませんが・・・
”私のお墓の前で、泣かないで下さい。
そこに私はいません。眠ってなんかいません。
千の風に、千の風になって
あの大きな空を、吹きわたっています”
作者不詳 日本語訳・新井満
CDを聞きながら写真の整理をしたのですが、一つの古いアルバムに目が離せなくなってしまいました。
1991年の夏に、ご近所仲間のK子さんご夫妻と登った中央アルプスの「木曽駒ヶ岳~宝剣岳」の写真です。
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駒ヶ根のしらび平からロープウェーに乗って千畳敷で下りると、そこはもう標高2800mの世界です。
高山植物が綺麗に咲き乱れるカールの中を登って行くと、2時間で百名山の「木曽駒ヶ岳」です。
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中岳を越えて最後の登りを頑張ると「木曽駒ヶ岳」の頂上です。
頂上がもう見えていますね。
以前から「白馬岳」や「北八ヶ岳」「丹沢」などは何度か登っていましたが、普段はハイキング程度がほとんどでした。
中央アルプスも「千畳敷」までは子供を連れて来たこともありましたが、このように本格的に登ったのは初めてです。
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1日目は「木曽頂上小屋」に泊まって、翌日頂上から素晴らしいご来光を仰ぎました



展望もバッチリで、目の前が「御嶽山」


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次に向かった「宝剣岳」は断崖絶壁の連なる岩山でした。
クサリを頼りに登っていきますが、初めての経験で結構楽しい

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「宝剣岳」からの展望も素晴らしい


歩いてきた「木曽駒ヶ岳」からのトレイルです。
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目の前に大きな「木曽の御嶽山」が見えています。
この山旅で私は、雄大な「雲上の楽園」にすっかり魅せられて、翌年から仕事仲間と北アルプスの山々を登りまくり

まだまだ若くて元気だった頃のお話です。
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「宝剣岳」を下ると極楽平です。三ノ沢岳も見えています。
この先は百名山の「空木岳」に向かうルートになっていますが、私たちはロープウェー駅のある千畳敷に下りました。
山岳写真やお花の写真がとても素晴らしくて、時々訪問させていただいた憧れのブログ「風にのせて、のんびりと」の、風さんのテントやシラフが見つかったのがこの「極楽平」と聞いています。
夏は本当に極楽のような所ですが、吹雪の中の風景はいかばかりかと・・・
「風」さんがここで行方不明になって2週間が過ぎました



「風」さんは千の風になったと、奥様はじめブログ仲間みんなが感じています。
「風」さんの写真集が待たれますが、素晴らしい写真の数々はこちらでも見る事ができますので、風さんを偲びたい方はお訪ね下さい。
奥様のろみさんのブログも、目が離せなくなっています。
行方不明から2週間以上が過ぎて、やっと少し「風」さんを語れるようになりました。
奥様のブログを今拝見しましたが、ロミさんも「千の風になって」のCDを買ってきたと綴られていました
残された妻の気持ちを思うと、私はまだ涙無しでは読めません。
そのとき、あちらが宝剣で冬は厳しくて事故も多いと聞きました。
いつかもう一度行って、風さんの千の風を感じてみたいと思います。
私はそれまでしりませんでしたが、ページをめくってみてびっくりしました。ニュースで伝わりましたが、まさかその方だとは思いもよらずきれいな写真で吸い込まれるようでした。
こんな方がと思うとやりきれません。
宝剣岳と聞くと風さんのことを思わずにはいられませんね。
2時間で登れてしまうアルプス・・・
標高2958mの「木曽駒ヶ岳」は、私の山活動の原点です。
おーちゃんも登った事があるのですね。
「白馬」などは若い頃、体力任せに行ったものですが・・・
クサリ場が続く「宝剣岳」など初めての経験でしたが、とても私の冒険心を満たしてくれ楽しかったです。
ここから私の人生が少し変わったと言っても過言ではないと思います。
夏の「極楽平」なら、まだまだ行けそうです。
私もいつか「風さんの千の風」を感じに行ってこようと思っています。
私のブログにも、何度か訪れてコメントを残してくれました。
それを読むとまだツライですね
最後まで「槍ヶ岳」行きと迷っていた風さん。
ロープウェーで行ける中央アルプスのこちらの方がずっと楽なコースなのに、遭難してしまった・・・
たくさんのステキな写真を残して
冬山の恐ろしさを、身をもって教えてくれましたね。
犬ことを子分とよんで大切にされてましたよね。
宝剣岳は子供達が小学生の時、宝剣岳と木曾駒ケ岳を登りました。一昨年夫と登った時には、宝剣岳がこんなに厳しいとは
思いませんでした。年齢の経過がそう思わせたのですね。
若い時には簡単に登れた山が、最近行ってみるととてつもなく
長く感じるのです。
仲の良いご夫婦で・・・私も毎晩涙しながら拝見しています。
7日のブログでロミさんが「風と連絡がとれません」と、以後私は風邪で1週間pcを開けなくなり知った時は身内の事のようにその夜は寝付けませんでした。
今日地図を買いに行ったので帰ってすぐに「千畳敷カール」のページを出してみいっていました。夫が「夏にでも行ってみるか~」っと。そう是非、私も「風さん」を感じに行ってみたいです。
風さんのところで、おみやさんのコメントをたくさん拝見しました。
風さんと「山」の話で盛り上がっていましたね。
私はステキな写真を見るだけの方が多くて、ほんのたま~にコメントを入れただけですが、それでもこれだけショックがあったのですから、おみやさんの気持ちはいかばかりかと・・・
山は感動を与えてくれますが、悲しい想い出も作ってしまうのですね。
最近は私も体力不足でアルプスからは遠ざかっていますが、極楽平あたりはまだ大丈夫でしょう。
いつか又行こうと思っています。
私は今回の騒ぎで、初めて風さんの奥様のブログ知りました。
ロミさんと黒芝トマトちゃんのステキなブログですね。
それが一転悲しいお話で・・・
それでも健気にPCをUPしていられて、きっとご主人との思い出を綴る事によって、気持ちが落ち着くのでしょう。
木曽駒~宝剣はロープウェーで割りと簡単に行けるアルプスです。
唯やはり本格的な山の装備は必要です。
風さんのテントが押収されたのは、宝剣岳直下の極楽平の三の沢分岐辺りと聞いています。
夏なら、お天気が良くて靴さえちゃんとしたのを履いていれば難なく行けます。
千畳敷きカールの高山植物も素晴らしいので、小桃さんも是非お出かけ下さい。