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4月6日(土)の22時頃から、私の住む横浜も凄まじい雨となり、
TVでは河川の氾濫や土砂崩れなどの警戒警報が流れていました。
爆弾低気圧は各地に被害を及ぼしました。
近年の日本の気候の激しさには驚かされますね。
連続してやってきたこの暴風雨の中でも、我が家の庭の「二輪草」は健気に咲いています


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水仙や花ズオウは終わりましたが、ツツジが色着き始め、藤の蕾も膨らんできました。
そしてこちらは小さくて地味な「アオキ」の花ですが、よく見ると可愛いですね。






桜に翻弄された2週間でした。
2月の「南房総の旅」の紹介も中途半端なまま

そして3月17日に行ったハイキングのUPもしていませんでした。
3年前のエジプト旅行も、2年前の九州旅行も途中で途絶えたままで気になっています

(完結する意志はあるのですか・・・)
まずは3月に山仲間3人で行った、丹沢の大山近くの里山ハイキングの模様から
UPしたいと思います。
3月17日(日)・「伊勢原駅から聖峰~高取山」へ
3月の山を決める時、KさんもYさんも超多忙な時期で疲れ気味とのこと・・・
私も今年は、花粉症がひどくて咳・クシャミ・涙目に悩まされていましたので
「簡単な山にしよう」となりました。
そしてYさんがガイドブックで見つけたという「聖峰から高取山」に決定です。
Yさんいわく「伊勢原の里山よ」とのことでした。
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8時過ぎに、鎌倉に住むKさんと藤沢から小田急江ノ島線の急行に乗りましたが
出発してまもなく、電車は急ブレーキがかかり止まりました。
「ただいま線路内に人が立ち入りましたので停車します」
「勝手に電車から外には出ないででください」とのアナウスの後
電気が消えて、外には救急車やレスキュー隊の人々が駆けつけています

途中「お急ぎの方はお申し出ください」と車掌さんが回ってきて、
何人かが降りていきましたが、私は伊勢原で待つYさんに電話して
Kさんとおしゃべりをしながら電車内で待ちました。
私たちは結局1時間以上、電車内に閉じ込められていたことになります。
中ほどの車両の下にブルーシートが掛けられていましたから、
飛び込んだ方は助からなかったと想像はしていましたが
翌日のローカル版の新聞を見てヤハリと、、、
合掌です。
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1時間以上も遅れて小田急「伊勢原駅」に到着し、
コーヒーを飲みながら待っていたYさんと合流・・・
もう午前中のバスはありません。
バスの終点の神戸(ごうど)から歩き出し、
相模国六社の一つ「三ノ宮日比田神社」を見ていく予定でしたがカットして、
タクシーで登山道のぎりぎりまで行ってもらいました。
車から降りると目の前に、満開の「河津桜」が咲いていました。
時計を見るとすでに11時を回っています。お腹も空きました。
「近場の里山にしていて良かったわね」と話しながら、
河津桜の横でおむすびを食べていると
猟友会の腕章をつけたおじ様がやってきて
「高取山の下りは危ないから気をつけな」と、アドバイスをしてくれました。
そして「大山のこちら側には熊はいないけど、イノシシはいるよ」と・・・
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今回のコースはまず「聖峰」をめざし、そこから「高松山~念仏山」と歩き
最後は鶴巻温泉

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ここから山頂までの道はつづら折りになっていて、
時間にして約15分ほどの距離ですがけっこう登りがいがあります。
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眼下に伊勢原市街が広がっていました。
蛇のようにくねっているのは「東名高速道路」でしょうか・・・
晴れてれば横浜ランドマークタワーや新宿副都心、江ノ島、伊豆大島、房総半島などが
見えるようですが、この日はあいにく春霞がかかっていました。
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標高375メートルの頂上には「聖峰不動尊」が祭られています。
タクシーを降りてから40分足らずで登ってきました。
お参りしてから、次の「高取山」を目指します。
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ベンチで食事中のファミリーから「大山まで行くの?」と、声を掛けられ
「高取山から鶴巻温泉に下ります」と返事をしてから出発しました。
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「聖峰」から先は思った以上に急な登りでした。
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息が切れそうな階段が続いていました。
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このような階段を3時間くらい頑張れれば「アルプス登山」も大丈夫なんだけど
軟弱な私たちは30分でハァ~ハァ~ゼィ~ゼィ~



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やっと尾根に出ました。
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やがてパラボラアンテナが見えてきて、ひと登りすると高取山山頂(556m)でした。