私にとっては辛いことがたくさんあった2012年も終わります。
喪中ですから、顧客にもお断りして主人の門松造りも今年は取り止め・・・
毎年、年末に仕上げる木版画の年賀状もなしの、静かな年の瀬を過ごしています。
4月の終わりに利き手を骨折して以来、握力がなくなり、指先にも力が入らずで
片付け仕事が苦手となりました。
納戸状態になっていた和室と台所を大掃除しただけで終わりです。
「紅白歌合戦」をこんなにユックリと見たのは結婚以来初めてではないでしょうか・・・?
上の二枚の画像は実家の庭から持ってきた我が家の「ワビスケ」です。
北風があたる北西の和室の出窓の前で、健気にほころびだしました。
今年の紅白はAKB48やEXILEのような、歌って躍るグループが圧倒的に増え
歌手が一人で熱唱するシーンも演歌以外は少なくなりましたね。
そんな中、初出場の美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」には涙が出ました
いつもの金髪ドレス姿とはがらりと違い、シンプルな中にも迫力のあるステージでしたね。
辻井伸行さんがピアノを演奏し、東北出身の方々が歌った復興支援ソング
「花は咲く♪」は私も一緒に歌いました。
例年のお正月には何輪か咲いている「水仙」ですが・・・
今年はまだまだ蕾みのままですね。寒い寒い12月でした。
こちらは「シンピジューム」の蕾です。
3本の花芽を伸ばしだしたので、日当たりの良い和室の廊下に入れました。
開花が待たれます
29日の土曜日に弟と二人で、母が最後に過ごした病院に挨拶に行ってきました。
母の最後を一緒に看取ってくれた看護婦さんの顔を見たら流石に涙がでましたね。
そして色々あった2012年も終わりました。
これからも母の思い出を大事にしながらも、気持の区切りは付けたいと思っています。
新しい年が始まり、家中の新しいカレンダーの表紙をめくりました。
心新たに歩み出さねばと思っております。
まずは家族みんなが健康で、明るい日々が過ごせますようにと願います。