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「仏果山」頂上の展望台から見たお隣の「高取山」です

これから「宮ヶ瀬越」まで戻り、あの稜線を歩いて「高取山」経由で「宮ヶ瀬ダム」まで
降りるのがこの日の予定コースでした。
私たちは「宮ヶ瀬湖」周辺の丹沢の山々を堪能してから、下のベンチで昼食タイムとしました。
去年の11月下旬に「箱根外輪山」を歩いて以来、4ヶ月ぶりの顔合わせです。
オニギリを食べながら

子供達が中高生だった頃からのお付き合いですものね。
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「仏果山」頂上にもこんな看板が立っていました

これからの季節の丹沢歩きには「山ヒル用の忌避薬」が必要なようですね。
「きっとダム湖ができて湿気が多くなり、ヒルが増えたに違いない」と私たちは推察しました。
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行きと同じ様に20分かけて「宮ヶ瀬越」に戻り、「高取山」方面に向かって進んでいくと
目指す山が見えてきました。
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ここからおよそ15分で、あっと言う間に「高取山」に到着です。
この頂上にも鉄塔の展望台がありました。
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展望台の上から見た「仏果山」です。
なかなか姿形の良い山ですね。
この日は正午を過ぎても、雲ひとつない空が広がっていました。
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湖の向うにスクッとそびえている秀麗な「丹沢山」
そしてその左右の奥に見えているのが「塔の岳」と「蛭ヶ岳」
手前の三つのコブのような稜線が「丹沢三峰」でしょうか・・・
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反対側に目をやると「宮ヶ瀬ダム」が見えていました。
これからあそこまで下ります。
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「仏果山」より北側にある「高取山」は、雪が多く残っていました。
ここで熱いお茶と果物を口に入れ、久しぶりの再会にお喋りが続きます。
さる大手スーパーの中高年ばかりの山岳部に、特別会員として加えてもらっていた頃は
私たちが一番の若手でした。
60代の会長さんからは「さくら三人娘」と呼ばれていましたが・・・
今では3人とも孫のいるば~ばになりました

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一休みしてから出発です。
私たちはここから「宮ヶ瀬ダム」まで1時間かけて下ります。
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いきなり痩せ尾根の急降下が始まり、足がすくみました

これで雪が多かったらちょっと怖いかも・・・
人の姿も見当たりません

「仏果山」~「高取山」と歩くハイカーのほとんどは車でやってきて、元に戻る方が多いのかもしれません。
バスで来た方々の大半は「仏果山~経ヶ岳」と行かれるのでしょうか・・・?
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日陰に雪は残るものの、幸い痩せ尾根の急な登山道に雪はなくホッとしました。
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突然木々が伐採された見晴らしの良い場所にでました。
眼下に「宮ヶ瀬湖」が広がっていました。マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい

三枚目は、Yさんから送られてきた画像を使わせていただきました。
急降下に負担がかかった「膝」を休めながらベンチに座り、しばし3人で見とれていました。
奥に見えているアーチ型の橋は「虹の大橋」でしょうか・・・?
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更に下っていくと、目ざす「宮ヶ瀬ダム」が見えてきました。
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ここからは雪の残る階段状の下りが続きます。
滑ったらダム湖にポチャ~ンと落っこちてしまいそう・・・
慎重に最後の下りを行きました。
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出発して4時間、午後1時半過ぎにようやくダムサイトの駐車場に降りてきました。
「水とエネルギー館」を右に見て
ダムの上の橋を渡りエレベーターで下ります。
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「宮ヶ瀬ダム」は、東京、横浜から50km圏内の相模川水系中津川に位置する首都圏最大級の
多目的ダムだそうです。
ここからバス停のある「半原バスターミナル」は中津川沿いを更に30分歩かなければなりません。
私たちはコンクリートの平らな道を歩くのが嫌になり、丁度やって来た「ロードトレイン」に乗って
「あいかわ公園」のパークセンターまで行きました。
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ロードトレインも着いた先も、小さなお子様連れのファミリーであふれていて、
山のスタイルは場違いでしたが
3人とも「孫を連れてくるには良さそうな所ね」と視察方々興味を持ちました。
宮ヶ瀬ダム周辺はすっかり新しく整備されたようですね。
半原バスターミナルはここから20分・・・
200円でほんの少々歩く時間が短縮できたでしょうか?
こうして私たちのお天気に恵まれた心地よい今年の初登山は終了しました。
「宮ヶ瀬ダム」の画像を見て、エジプトのアスワンダムを思い出しています。
エジプト紀行がストップしたままで気になっています。
今週中にも「アスワン編」から再開したいと思っていますが・・・
今日3月24日の夜9時10分から、NHK衛星第1(BS1)の「世界のドキュメンタリー」で
「エジプトのゴミ問題」が放映されます。
ご興味のある方はご覧下さい。