花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

夏の中欧紀行⑫・ウィーン「美術史美術館」

2006年09月21日 | 中欧三カ国旅行記
ルーブル、プラドと並んで、ヨーロッパ三大美術館とも言われています。
エルミタージュも同じような形容でしたが・・・?
2階の展示場に上がるエントランス部分も重厚な装飾がなされていて、天井にはクリムトの絵が描かれていました。

この美術館は特にブリューゲルのコレクションが有名
他にフェルメール、ルーベンス、ラファエロなどの傑作が目白押しです。

日本語ガイドさんの案内で、早速ブリューゲルの部屋に行きました。


他にもブリューゲルの素晴らしい絵が並びます。
「農民の婚礼」、そして「バベルの塔」など等,
ガイドさんの、ウイットに富んだ説明を聞きながら先に進みました。







私の好きなラファエロもありました。
こちらは「草原の聖母」
幼いキリストと洗礼者ヨハネを見守るマリアの表情が印象的な絵です。
ショールの蒼さが、ラファエロ独特の色なんだそうです。

私は何故ラファエロの絵が好きなのか・・・
その答えはイタリア、フィレンツェのパラティーナ美術館で、ラファエロの「グラン・デュークの聖母」を見た時に解りました。
生まれて5歳まで過ごした北海道の家の寝室に、この絵の印刷物が額に入って飾られていたのです。
子供の頃、毎夜ラファエロの聖母に見守られながら眠りについていたんですね
物心が付いた頃から、常に聖母に暖かく包まれていたような感覚が、未だに残っているのでしょう



主だった作品の解説を受けてから解散となりました。
後は自由行動で、それぞれ各自がホテルに戻ると言うスケジュールです。

ぷりんさんがガイドさんに「今人気急上昇のガラバッチオの絵もこちらにあると聞いたので見たいのですが」と申し出たら、ちゃんと連れて行ってくれました。
美術館という所は、好きな人にとっては、まだまだ見たいものが山のようにありますよね
でも、ウィーンの街もまだまだ歩きたいので、絵葉書などを買ってから外に出ました。

-->
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする