花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

晩夏の「池の平湿原」①

2006年09月03日 | 花シリーズ
軽井沢最後の日は、ハー君と散歩をしたり遊んだり・・・
チェックアウトまでノンビリ過ごしました。
例年ならテニス三昧なんですが、肝心の息子が腰の手術をしたばかりで、今回は自重しています。

お盆も最後の日なので、高速道路の混雑が気になります。
息子一家は午前中に帰るとか・・・
明日から仕事だもんね。


我々夫婦は、ハー君たちと別れてから湯の丸高原の「池の平湿原」に向かいました。
尾瀬のお花の状況を見ていたので、あまり期待はしていなかったのですが、いきなりピンクのヤナギランや薄紫のマツムシソウに出迎えられて、大感激でした
山火事の後などに真っ先に咲き出す「ヤナギラン」(アカバネ科ヤナギラン属)
英語では「Fire Widow」と呼ばれていますが・・・火のような未亡人ってこと


秋風の立ち始めた頃に咲き出す「マツムシソウ」
(マツムシソウ属、マツムシソウ科)
秋の虫が鳴きだす頃に咲くので、この名前が付いたとか・・・
里はまだ盛夏でも、標高2000mを越える高原はもう秋の気配が漂っていて、たくさんのマツムシソウが揺れていました




湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置しています。
ここまでは車で来ましたが、夏休み中の土日とお盆の期間中は、この先の「湯の丸高峰林道」が自然保護のために通行止めとなっていました。
駐車場は無料ですが、ここからはシャトルバス(往復1000円)で「池の平湿原」まで入ります。




この蝶は「アサギマダラ」
8月22日夜のNHK「クローズアップ現代」で、2000km飛ぶ蝶として詳しく紹介されました。
今全国規模で、この蝶の羽に場所と日にちをマーキングして、その生態を調査しているそうです。
その日私もTVを見ていたのですが、池の平湿原で偶然カメラに収めていたことを、後日知りました。
バッチリ撮れていて、良かった!良かった!
この蝶の詳しい事はブログ仲間のひろしさんもUPしていますので、興味のある方は「舞岡公園の自然」を訪ねてみてください。

このように「池の平湿原」はお花もいっぱいでしたが、蝶もいっぱいで、歩くのもはばかれるほどに乱舞していました。
私としては初めての、それも息子から取り返した古い玩具みたいなデジカメでの、蝶と蜂のサムネイルマウスオンです。

「ヒョウモン蝶」「クジャク蝶」「?」「アサギマダラ」「アキノキリンソウと蜜蜂」
「マツムシソウと蝶」

4番目のノアザミの蜜を吸っているのも「アサギマダラ」のようです。
ステンドグラスのような綺麗な羽が印象的。
尚、マウスオンして現れる蝶の名前は、ひろしさんに教えてもらいました。


マウスオンしてみて下さい
白い花火のような,華やかなレースのような「シシウド」の大きなお花がたくさん見られました。

池の平湿原は”高山植物の宝庫”と言われております。
前回来たのは、3年前の6月中旬の梅雨時でした。
まだ春が始まったばかりと言う感じで、イワカガミとコマクサと、ヒメシャクナゲが咲いていましたが・・・
今回は思いがけず、どこを歩いても花、花、花で、びっくりしました。


入り口から見晴岳の軽い登りの30分は、ヤナギランとマツムシソウとワレモコウ、そして秋のキリンソウとイブキジャコウソウのお花畑が続いていました


コメント (23)
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