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花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

夏の中欧紀行⑤・プラハ自由時間その1

2006年07月20日 | 中欧三カ国旅行記

「ヤン・フス」像
食後みんなで広場に戻っていよいよ自由時間です。
出発前に行きたい所はいろいろ出し合いましたが、どれだけ歩けるでしょうか・・・
まず広場の中央にある「ヤン・フス」像を見学しました。

フスは時の腐敗しきった教会権力に立ち向かい、宗教改革を唱え、最後は火あぶりの刑に処せられますが、後のルターなどの宗教革命に影響を及ぼした先駆者です。今でもチェコの英雄的な存在として慕われているそうです。




テレビクルーもたくさんいて中継しているようです。
チェコに一番思い入れが強かった仲間のぷりんさんが出発前から「悪い予感がする」と言っていたけど、中世が色濃く残るプラハの街はサッカーで熱く盛り上がり、お祭り騒ぎのにぎやかさでした



人であふれている旧市街広場を後にして「市民会館」に向かいました。
アールヌーボー様式の優雅な建物です。
ここの大ホール「スメタナ・ホール」で毎年プラハの春の音楽祭が開かれているそうです。
必ず最初に演奏される曲がスメタナの「我が祖国」
内部の見学はガイドツアーのみなので、入ることは出来ませんでした。

代わりに隣に建っている「火薬塔」に登ってみることにしました。
展望台から眺める景色は「塔の街・プラハ」を充分に堪能できる素晴らしいものでした。

★火薬塔からの眺め★プラハの街が一望・・・
「ティーン教会」

一番左(ティーン教会方面)の写真の左下に見えている道を歩いてきました。
この日は半日かけて、奥に見えているプラハ城から見学しながらずっと歩いて来た事になりますね。

この火薬塔は15世紀に建てられたゴジック様式の塔で、当時は防衛の為の建物だったようですが、17世紀に火薬貯蔵庫として利用されるようになったそうです。
現在は市民の絵や写真が展示されています。
少し登ったところに「料金所」があり幾等かばかりの見学料を払って、暗い中古いラセン階段を登っていきました。
三角屋根の下の四角い部分の一番上が外に出られる展望台となっていて、グルリと一周できました。
吹く風が気持ちがよかったこと





入り口の看板には「パウダー・タワー」と書かれています。これが英語の火薬塔のこと
あとはチェコ語とドイツ語かしら?
昔のままのラセン階段は、暗くて段差のきつい所にはクサリまでかけられていました。
マウスオンしてみてね
歳をとったらちょっと登るのは無理かもしれません
旧市庁舎の展望台はエレベーターで行けるとの説明がありました。
足の弱い方はそちらをお勧めいたします。


高いところから街を見渡し、それからプラハ一番の繁華街を歩いて「ヴァーツラフ広場」を目指しました。



コメント (14)
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