即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

アイディアは組み合わせ

2009年10月30日 23時45分52秒 | 雑感
川島さんの最近の記事、発想力、商売力。より引用させてもらいます。
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ゼロからの発想なんてない。
すべては既存のもの同士の組み合わせだ。

ということが言われます。

そういう意味では、Creation(創造)とは、
Edit(編集)と、かなりイコール。

昨日の朝、テレビ番組『とくダネ!』で紹介されていた
「オバマ大統領の演説+BGMにクラシック音楽」は、
すごいです。組み合わせた発想が!

オバマの演説を英語の教材にするだけでも、
商品化した人は権利関係など大変だったろうに、
それを知って「なるほどー」で終わらせることなく
「クラシック音楽」と混ぜてきた発想、実行力。

足す(+)ことによって、掛ける(×)効果が生まれる。

<中略>

他人のことばかり感心していないで、自分でも
「+」=「×」の仕事、仕掛けなきゃ!
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いつも思います。
真似から始まる。
そして他の意外なものとの絶妙な組み合わせをする。
そこにアイディアが生まれる。

次に、日経ビジネスオンラインの中の関橋英作さんのコラム、マーケティング・ゼロ
業界ネタでもあり、新鮮な切り口、いつも注目しています。

第77回:「キットメール」、カンヌグランプリで日本のメディアは変わるか?
こちらも部分的に引用させてもらいます。
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 既にご存じと思いますが、そのまま郵便で送れるキットカット、「キットメール」のキャンペーンが、先日のカンヌ国際広告祭で、メディア部門グランプリを獲得しました。担当している私としては、かなりの驚きでした(紹介ページ)。
 昨年のユニクロ「UNIQLOCK」のサイバー部門グランプリをはじめ、古くはカップヌードルの「Hungry!」のCMなどが、日本作品としてグランプリを受賞しています。

 以前にも、キットメールのことはこのコラムでもご紹介したので、簡単にお話ししますが、郵便で送れる定型サイズ(普通のキットカットよりもかなり大きい)に変えたキットカット。片面に住所、氏名を書き、片面にメッセージが書き込めるもので、もちろん中身もちゃんと入っています。

●キットメール


 これを考え始めたのが、郵政民営化が決定した2007年。このチャンスを生かせないかと、いつものようにJWTジャパンのチームキットカットが集まり、ブレストを開始。ウエハース・チョコレートであるキットカットと郵便局という、縁もゆかりもない2つをどう結び付けるか、これが難題でした。

 みなさんもご存じのように、無関係と思えるものを結びつける価値を見つけることが、アイデアの基本。携帯電話とカメラ、テレビゲームと運動など挙げれば枚挙にいとまがありません。

 <中略> 

 そこでチームが思いついたのが、キットカットのパッケージそのものを「メディア」にするというものでした。パッケージは、今や自社の持つメディアとして、店頭でいかに目立つかが、どのブランドにおいても大事になっていることは、みなさんも身に染みていることと思います。

 コンビニなどの店頭でも、パッケージのデザインや情報は以前と比べて、いわゆる業界の常識のようなものが崩れ始めているのを感じます。マスメディアの崩壊は、いろんなところで変化を起こしているのです。

  <後略>
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足す(+)ことによって、掛ける(×)効果

Creation(創造)とは、Edit(編集)と、かなりイコール

いいですね、この言葉。
テーマをいつも頭に入れて、いろいろな体勢で、いろいろな時間に、
あれやこれやちらかしてみる。
テンション&リラックスしつつ、転がしてみる。
熟成させ、発酵させ、時を待つ。
すると、化学反応が起きてアイディアが降ってくる

仕事でなくても、生活の中のつまらないことでも、
こんな風に考える癖をつけ、脳が老化しないように日々精進して行きたいと思う今日この頃です。
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竜王戦第二局大盤解説会・その2

2009年10月30日 01時00分27秒 | 将棋
たいがーさんオジサンとのディープなアフターを楽しんで今帰宅しました。

それにしても強かったです。
先日の竜王戦展望でも書いたのだけど、去年の渡辺竜王とは、一枚力が違うと思うのです。

後手の消極的で受身の△7三角が敗因か。
森内九段の良さがほとんど出なかったところが残念だったけど、竜王の強さだけが目立った一局でした。

特に、木村八段絶賛の▲7五歩。
1筋、2筋で戦いが始まっていたところに、視野の広い絶妙な一手。
△6二銀が最後まで働かなかった、いや、働かせなかった竜王の大局観の勝利。

このままずるずるとはいかないだろうけど、今年の竜王は違うと思います。

去年のあの3連敗から這い上がった自信は目に見えない力をつけてるはず。

森内九段の巻き返しにも期待しつつ、第三局を楽しみにしたいと思います。

木村八段は、「将棋はいやがらせのゲーム」と言っていたけど、とにかく将棋は、面白いです。
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竜王戦第二局大盤解説会

2009年10月29日 18時43分56秒 | 将棋
木村八段の流れるようなトーク、環那ちゃんの明るい突っ込みで、
熱戦を味わいつつも会場は笑いの渦です。

次の一手も終わり、さあいよいよ佳境です。
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デパートの行く末

2009年10月28日 17時49分35秒 | 「デパート」研究
デパートの衰退について、《デパートって何なの?》《デパートの再生》という記事を書き、デパートについて考察するカテゴリーまで作ってしまいました。
いろいろネット調べていたら、ほんと、たくさん出てますね。
「デパート 衰退」とでも入れて検索してみてください。

エキサイトのニュースがこれ。
百貨店の魅力はもうなくなった?
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 週末だというのに客の姿はまばら。以前なら人ごみをかき分けながらやっとのことで歩いていた通路が、今はやけに広く見える。東京・池袋の某百貨店に何年ぶりかで足を運び、様変わりに驚いた。

 三越池袋店、大阪のそごう心斎橋本店だけでなく、全国各地で有名老舗百貨店がバタバタ閉店している。百貨店売上高は12年連続で減り、もうすぐコンビニに抜かれそうだとか。このまま百貨店は衰退しちゃうんだろうか。将来を危ぶむ声は、教えて!gooにも寄せられている。

「百貨店の将来」

「池袋 三越の閉店」

 閉店の原因として挙げられているのは「消費者の百貨店離れ」「保守的で遅れてるイメージ」「経営陣の判断の誤り」「集客努力の不足」など。百貨店は衰退に向かうと言い切る人もいる。

   「(百貨店は)衰退傾向に有ると考えます。これだけ消費者の節約志向が強く高い物を買おうとしない以上、衰退の方向に向かうと考えます」

節約志向に合わせて、最近は百貨店でも3000円均一セールとか、スーツ2着で10,000円とかのチラシを見かけるようになったが

   「百貨店が激安になると言う事はその百貨店の地位や名誉を棄てる事を意味していると考えます」

とこの回答者は言う。確かに、「高級感」は百貨店の大きなウリだったはず。スーパーとは違う百貨店の魅力が語られているQ&Aもある。

「「デパート」「スーパー」の違いは?」

「デパートとスーパーの違い」

   「私の母(70才)の世代ですと同じ商品なら普通の店より大手デパートで買った方が安心だと言っています。どこの包装紙であるかも大切な要素だったのです」

   「松○屋(私の住んでいる名古屋では○坂屋がナンバーワンブランドです)の包装紙で包んであるだけで、『おぉー!』と思います」

そうそう、お世話になった方や親類への手土産は、中身はともあれ某老舗百貨店の紙袋を下げていくだけで喜んでもらえた。しかしそんなブランド信仰は崩れつつあるのか?と思わせるのが

「高級百貨店と言えばどこ?」

という質問に対して寄せられたコメント。

   「すでに百貨店は多くの消費者にとってめったに行かない場所になっていて、デパ地下だけが最後の砦となっています」

   「こういったデパートではすでに格といったものはほとんどありません」

 景気が良くなれば持ち直すのか、それとも一度離れた客はもう戻らないのか。
私自身は今でも百貨店の中を歩き回るのが好き(買うかどうかはともかく)。
独特のあの雰囲気も、店員の丁寧な物腰も(時にはうっとうしいこともあるけど)、ほかでは味わえない良さがあると思う。

だからこのまま衰退の一途をたどるとしたらやっぱり寂しい。何よりも、ブランド信奉者への手土産やギフトを安直に選べる場がなくなると困るから。
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この中のリンク貼ってあるところ、見てください。
勉強になります。
そもそも「スーパーとデパートって、どこが違うの?」っていう素朴な疑問が「教えて!goo」に取り上げられていますね。

そして、下記、二つのブログ。

百貨店衰退はジェネラリスト不要時代の象徴か?
マスコミも今のままでは早晩百貨店と同じような道を辿るような気がしますがどうでしょうか?

今のままだと、広告会社は、百貨店と同じ衰退の運命をたどる
いま改めて、広告業界の行く末が、百貨店業界の現状とぴったりと重なってならない。

今、デパートというものを具に見ること、考えることは、とても時代の勉強になると思うのです。
デパートというものが、どのように手を打って、結果どういう行く末になっていくのか。
デパ地下と包装紙の価値ゆえに生き延びている今のデパートが、今後どうなっていくのか、しっかり時代というものを見守って行きたいと思います。
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デパートの再生

2009年10月26日 00時06分41秒 | 「デパート」研究
先日、《デパートって何なの?》という記事を書いて、時代に置き去りにされているデパートについてちょっと問題提起しました。

それに対して、下記コメントいただきました。皆様、ありがとうございました。

凡人さん、こんばんは。

>だいぶお怒りのご様子。

というか、真面目に考えているんだろうか、とあきれ気味。

>nanaponさんは、どんなデパートだったら、楽しみにして行けるんでしょうか。

もうあんまり、デパートというものに、期待したり、ワクワクしたりすることないなあ。
トイレに駆け込みたくなった時、あったら便利、ってくいらいで。(笑)

疑惑のデパートというような使い方の方が、現実よりも身近かも。(笑)

>-そんなこと、知ったことか。来てほしけりゃ、デパートのほうで考えろ
ってこと、でしょうか。

いや、そうでもないです。
こんな風にしたら面白い、というアイディア、頭のどこかで考えてます。
デパート関係者が必至になってないようだし、あきらめてるのかもしれないし。

>ちょっとおもしろい 夢のある、らしいご提案 楽しみにしています。

皆でアイディア出して考えましょうよ。
ネット上でやりとりしながら、企画作って、デパートに提案する。
いかがでしょうか?

くっち~さん、こんばんは。

>高い商品ばかり揃えてみてはどうでしょうか。

はい、その手もありますね。
しっかり品揃えして、リッルカールトン並みのサービスにして、富裕層、セレブの人たちの集まる場所にする。

>でも、化粧品と婦人服とブランド物、こういうものは不要ですね。
人口の半分である男性には無用の長物ですから。

はい、どういうジャンルの商品に力を入れるのか、無視するのか。

とらんとらんさん、こんばんは。はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。

>百貨店は、10~15年位したら消えてると思いますよ。
まぁ、名前は残るでしょうが・・。

そういう意見もよくわかります。もっと早いかもしれません。

>基本的に単なる場所貸し業になってますからね、経営陣はおおっぴらには認めませんが、現実はそのような状況です。
自らは企画力も行動力もないし、何でもテナントに丸投げが当たり前。
私は時計修理として、テナントで入ってましたが、百貨店側の店員なんか商品知識すら無いですよ。

そうなんですか。
結局、自分で汗流して、必死に取り組もうとせず、楽して人任せにしてなんとか凌ごうという根性では長くはないです。

>「もっと商品知識を!」とか言っている百貨店側の店員達が、一番知識が無いですから、どうにもならんでしょうな。

実際に体験されたんですね。
昔のプライドとか思い上がりが抜けないわけですね。
成功体験から脱却するのは難しいです。

>いつも掛け声だけで、高い給料とボーナスがもらえるのですから、楽なモンです。

こんな状況でもまだ給料いいんですかね?

>こんな話しもありました~店長朝会で「市内の全世帯に当店のクレジットカードに入会していただけるよう、キャンペーン強化だ!」~おいおい、どこかの国の将軍様みたいな事を言うなよ・・。と。。

何考えてるんでしょうか?
時代錯誤というか、マジに言ってるとしたら、あまりにも間抜けで笑っちゃいますね。

>まぁ、他にもいろいろあるんですが、書き出すと一冊の本が書けるくらいです(笑)

ぜひ書いてくださいよ。そういうの売れますって。

>私は百貨店で働くのがイヤで、数ヶ月前に退職しました、もともと百貨店の存在価値もわからないし、自分の体質にもまるで合わないので、ドロ舟から逃げ出しました(笑)

そうでしたか。
ドロ船ねえ。
お疲れ様です。

>過去の栄光と保身に縛られた百貨店という存在は、もう暫くの命かと思います。

まあすべては中にいる人たちの考え方次第ですね。
本当に、危機感を感じて、一丸となり必死で変わろうとすれば、なんとか道は作れるような気もします。
築き上げてきた財産はまだあると思うので。

とらんとらんさんの例に則って「時計を買う」という事例で整理すると、
まず、仮に僕が時計を買おうと思ったとしても、デパートには行かないですね。
(このブログ見てる人で、いますでしょうか?)

どこのブランドのどんな時計を買いたいと決まっているのなら、ドンキその他のディスカウントショップ、あるいはネットショッピング、kakaku.comで調べて一番安い方法、店で買う。ネットオークションという手もある。
保証その他のことはあるけど、誰しも基本は値段が安い方がいい。
(何でもかんでも値段が安いことが第一優先順位ということではないけど。)

もし、どんな時計を買おうか、知識も何もなく、何もわからない人であれば(シニア層に多いのだろうけど、これだけネットで情報が集まればそんな人もそのうちいなくなるはず。)、『信用』、ということで、デパートに行くのかもしれない。
いろいろざっくりした希望を述べ、相談しつつ、選んでいって買う。
高島屋だから、三越だから、信頼できるし、間違いない。

いわゆるホテルのコンシェルジェのような機能ですね。
(外商とか、営業とか、そういうパワーも昔に比べて落ちてるような気がするけど)

10月20日放送のガイアの夜明けでもやってました。
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格安の激震 第2波~百貨店・スーパー大転換~

物価の下落が止まらない。全国消費者物価指数は過去最大の下落率となった。
「とにかく安いものしか買わない」という消費者の志向は強まるばかりで、衣食住を扱う総合スーパーは“業態疲労”し、値下げ競争などで食品スーパーも振るわない。「小売業界の雄」だった百貨店も、今年上半期の売上高が、過去最悪の減少を記録。切羽詰った状況にある。まさに、これまでの小売業界の成功モデルが、存亡の危機を迎えるなか、新たな業態を築き上げようとする模索が始まった。
百貨店の大丸東京店では、これまでの高級路線から一転、「単価より客数」を求め、多彩なセールなどで集客策を模索する。生き残り策として進めてきた経営統合効果も未だ見えない中、この“なりふり構わぬ”戦略で新たな「百貨店モデル」を築くことができるのか‥。一方、老舗スーパーの長崎屋は、2年前にディスカウントストア大手のドン・キホーテに買収された。ドン・キホーテ側は、業績不振店を閉店し、青果や鮮魚、総菜を“驚安価格”で売る「MEGAドン・キホーテ」へと全面改装。中高年が客層の長崎屋と、若者が軸のドンキが融合した新業態で混迷の時代を生き抜こうとしている。
 冷え切った消費を掘り起こそうと模索する小売業界。“新業態”によって、復活の糸口を掴む事ができるのか?その新たな潮流を追った。

【“なりふり構わず”セールを放て!「新・百貨店モデル」とは‥】
都心百貨店はリーマン・ショックから1年、売上げの大きな落ち込みが一巡する「10月商戦」で、前年実績を超えることができるのかが焦点だという。いち早く“低価格志向”を鮮明にした大丸東京店は、この9月に前年実績を上回り、店舗を活気づかせる考えだ。9月前半に早くも秋冬物の大バーゲンを展開。昨年までは考えもしなかったプロパー商戦序盤にあたるこの時期に、全館セールを打つ。さらに商品売り場では低価格を前面に出して弁当やスイーツを販売。セール拡大へと明確にかじを切り、9月の前年比増収を目指す‥。
一方で、売上げ不振の大きな原因である婦人衣料の改革にも乗り出した。従来の大手アパレルメーカーなどの取引先を見直し、新たな取引先を開拓、アラフォー向けカジュアル衣料のブランドを立ち上げた。百貨店の品質をキープしながら、価格帯は大丸に展開する標準的ブランドの半額に設定した。
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まず上記大丸のような、なりふりかまわずの低価格志向で行くのなら、デパートの存在価値はない。
東京駅前の便利でちょっとおしゃれなスーパーということに鞍替えすればいい。
もし西武であれば西友に変えたらいい。

デパートとしての目指すべき大きな戦略や方向があり、それを達成するための一つの戦術として、安売りをスポット的にするのなら百歩譲ってまだいい。

デパートは世の中にどういう価値を提供するのか。
どういうメッセージを発信するのか。

一つの方向で無くとも、いろいろな方向のグランドデザインを描くべきと思う。
練りに練ったグランドデザインについて、できるだけ精密に具体的にシミュレーションして、小規模実験や調査を行ってみればいい。
そして、修正をかけつつブラッシュアップしていく。

各社とも、いや業界を挙げて、生き残りをかけ必死に、社内に再生プロジェクトを作り、社外のコンサルでも広告代理店にでもしっかりと相談し、衆知を集めて、取り組もうとしているのでしょうか?
とらんとらんさんの指摘するように、単なる場所貸し業としてやってればいいや、と、知恵も汗も出さず、あんのんと過ごそうとしているのでしょうか?

デパート業界の事はあまりわからないので何ともいえないけど、とらんとらんさんの話のように、時代の空気が読めない最右翼の業界なんじゃないかと思えて仕方ないのです。

今後ともいろいろ考えつつ、具に見守って行きたいと思っています。
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大盤解説会の評価基準

2009年10月24日 21時10分32秒 | 将棋
たいがーさんのmixi日記、とっても説得力あったので、取り上げさせてもらいます。
竜王戦第一局の大盤解説会のことです。
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連盟解説会は対局者に左右されるのか、いややっぱり解説者に依存するのか、
いずれの要素はあるにしろ、やはり羽生ブランドは大きいは大きいのだろう。
いろいろな要素が絡みあっての結果か、
先日の片上先生解説の王座戦第3局に比較して7~8割くらいの入りでした。

解説者に求められる資質としては、渡辺竜王がそのトレンドを形成したのか昨今では
1.早見え
2.余談
3.自虐ネタ
の3要素が多くの将棋ファンを惹きつけるために必要だと感じる。
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いかがでしょうか、大盤解説会の解説者の資質の分析。3つのポイント。
さすがです。 とっても共感します。

もちろん基本は1.でしょうね。
早見えも含め、将棋の内容に関するわかりやすく楽しめる解説ということだと思います。
難しいでしょうけど、どんな棋力の人であっても、どんどん惹き込まれるような解説。リアルタイムでの対局者の心理(の推測)も含め、将棋の醍醐味やその対局のポイントや一手一手の意味を、素人でも十分に味わうことができ、堪能させてくれること。

そして、昔はこれで十分だったのかもしれませんが、それだけではダメです。
たいがーさんは、渡辺竜王がそのトレンドを形成したかもしれないとおっしゃってますが、2.3.が適度にないと、本当の満足感はないと言ってます。

基本の1.の中に、
ほどよく2.と3.が絡まりあっている絶妙なバランス。

これがたまりません。(2.3.の内容や表現の仕方にもよりますが。)

もちろん参加しているファンの棋力とか解説会に求めるものはそれぞれ違うのでしょうけど、1.だけで、2.3.がまるでないのは、多分絶対に飽きてしまうでしょう。
料理で言えば、味付けのメリハリとか、スパイスの使い方などが、なんか一味足りないなあ、という状態でしょうか。
2.3.がほどよく効いていると、かなり完成度、満足感が違ってきます。

盤面に集中して解説者のリードで真剣にあれこれ手を考える、というのと、会場とのやり取りも含めて、笑いが起こる、ふわっとした雰囲気になるというバランス。
テンション&リラックス、ですね。

大盤解説会のことは、実際に参加してのレポート、感想など、過去、こんなにあります。 
竜王戦第三局
遠山四段の名人戦解説
名人戦大盤解説会・その2
歴史的瞬間に立ち会えたこと
羽生四冠、誕生!!
竜王戦第四局大盤解説会
竜王戦第四局大盤解説会おまけ
名人戦第五局
名人戦第六局大盤解説会
名人戦第六局大盤解説会・その2
王位戦第七局大盤解説会

いろんな棋士の方の解説を体感しました。
もちろんその対局の素晴らしさや熱戦度合いにもよりますが、行ってよかった、最高だった、という解説会もあるし、いまいち盛り上がらなかった、結構寝てた、というのもあります。
持って生まれた才能もあるので難しいですけど、お金の取れる解説者として、もっとなんとか工夫してほしい、芸風を磨いて欲しい、という人もいます。

そして、大盤解説会というのは、NHKの番組における解説と違って、クローズドな空間、ほんの100人とか、200人だけの世界、ということがあります。

その時、その場を、そこにいた人だけで共有する。

寄席、ライブハウス、と同じです。

誰も知らないでしょうけど、「丸山おさむ」という芸人がいます。
昔から知り合いなので、こんな記事も書きました。
テレビには出ない、というか出られないのですが、つまり、放送禁止用語とか、ブラックジョークとか、「えーっ、そこまで言っちゃうわけ?いいの??」みたいなネタが得意。

ここだけの話として、その場にいた人が共犯者の意識になるのが最高。
密度の濃いめくるめく世界。
言わば昔のタモリの密室芸ですね。

まあ、2千円で、期待しすぎ、求めすぎ、と言われればそうなのだけど、今、普及ということ、将棋を文化事業としてもっとメジャーにすることを必至でやろうとしている現状です。
であれば、ネット中継の価値をアップすることと同様、気軽にライブで楽しめる解説会というコンテンツを、もっともっとブラッシュアップしていく必要があると思います。

そして、二千円の価値大盤解説会に対する一考察でも書きましたが、
解説者によって値段が違うという事も当然だし、ハコ(会場・キャパシティ)や演出など、もっともっとファンを惹き付けるようなアイディアを出して欲しいし、実験的にでもいいので、新たな試みをどんどんやっていってほしいと願っています。
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雀が減った

2009年10月24日 21時08分14秒 | 日記とニュース
家の近くだけかもしれないけど。

カラスが多いですね。
ゴミをあさってます。
ほんと、いっぱいいて、襲われるんじゃないかと思い、怖い事もあります。
なんでこんなところにまでいるんだろう、と。

長らく目にしなかった燕をここのところよく見かけます。
最寄の駅にも巣を作っています。
ずっと長い間、どこにいたんでしょう。
昔は、うちの軒にも巣を作っていたし、子供も産んで、一生懸命えさを運んできていた。

そして、昔は一番よく見かけた雀をあまり見かけません。
最近家の近くで一羽だけ見かけて、そう言えば、雀を見たのは、何年ぶりかなあ、と思った次第。
どこへ行っちゃったんだろ。
減ってるのかなあ。

と思って調べてみたら、
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スズメ 国内生息数、半世紀前の1割に 全国調査で判明

餌場の田畑と、巣を作る木造家屋の減少などにより、最近20年足らずで最大80%、半世紀前との比較では90%も減少したとみられる。
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ですって。

温暖化も含め、いろんな地球上の変化の中で、
我々の日常生活の中の風景も、刻一刻と変化しているんですね。
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文化庁生活文化普及支援事業

2009年10月23日 00時08分05秒 | 将棋
片上六段の久々のopinionの如き記事、《生活文化普及支援事業》、いろいろ共感するところ多いです。

一部ですが引用させてもらいます。
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以下はちょっとしたopinionですが、「普及」というかけ声が、実は僕は好きではありません。何だか印籠のようなというか、普及と言えば何でも許されるかのような風潮を好まないからです。
基本的に将棋に関わるすべてのことは「仕事」だというのが僕の考えです。個人指導であれ、教室であれ、相手が初心者であれ実力者であれ、あるいは話すこと、書くこと、その他もろもろひっくるめて、そこに仕事と普及の線引きは自分にはありません。

すべてのことにプロ意識、職業意識を持って、取り組んでいきたいと思います。棋士会のような組織だった活動の一方で、棋士一人一人がそういう意識を持って将棋ファンに接することが、いまの将棋界に必要なのではないかと思っています。
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これに関連して、よしはるさんの最近の記事、《普及支援事業に思うこと》です。

将棋を愛する一ファンとしての提言、いつもながら論理的で、説得力があります。
そして、しっかり問題提起もしています。

こちらも一部引用させてもらいます。
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企業で何か新しい製品を発売したり、自社の事業や商品の啓蒙活動を行おうとするときには、あらかじめマーケティング活動を行うことが多いと思います。

すなわち対象となる商品を
①どんな人たち(国籍、性別、年齢、住んでいる地域、趣味や嗜好などなど)に知ってもらいたいのか、あるいは買ってもらいたいのか(ターゲットの特定)
②その対象となる人たちは、どれくらいの数がいて、どれくらいの頻度で買ってくれるのか
③手にとってもらえない、買ってもらえないとしたらその理由は何か
④ではどうしたら興味をもってもらえるか、買ってもらえるか

その上で、対象となるマーケットが何人で、市場規模はいくらくらいで、そのうちの何%くらいが実際に買ってもらえる(シェア)といくらくらいの売り上げになって、するといくらくらいの利益があがるから、そのうちの何割をセールスプロモーション活動に使えるか。

そんなことを計画、立案するために、通常は様々な仮説をたてますね。

<中略>

そもそも、『どんな状況になれば、普及活動が成功した』と言えるのか、すなわち『目指すべき姿』『あるべき姿』とはどんな状況なのでしょう。

別の視点で、もしも子供が将棋を敬遠するとしたら、その理由はなんでしょう。

私なりの仮説は、いきなり強い子とばかり指してしまい、ちっとも勝てないので、将棋の楽しさを知る前に嫌いになってしまう子が多いような気がします。

他方、もしも親が敬遠するとしたら、その理由はなんでしょう。
この問いに対する仮説は、「将棋にまだまだ『暗い』『ダサい』イメージがあるかなあ」と。

<中略>

そして、マーケティングと同じくらい大切なのが、実際の開催(アクション)に対するチェックと振り返りだと思います。

イベントにはどんな属性の子供たちや親たちが参加し、その人たちはその後、継続的に将棋に触れてくれるようになったのか。

逆に継続してもらえなかったとしたら、その原因はどこにあるのか。

このトレースと反省がないと、せっかくの普及活動も単発に終わってしまうリスクが高くなってしまうと思いますし、次の普及活動がさらに洗練されたものになっていく機会を失ってしまうと思います。

この点においては、参加者の満足度の把握もとても重要だと思います。

主催者側が考える、満足してもらえるメニューと、はじめて将棋に接する親子が感じる満足では、微妙に質や内容が違って当然だと思うからです。

<中略>

この点だけ見ても、将棋連盟はやはり外の風をもう少し積極的に取り入れたらいいのになあ、と思います。

そういうことに関しては超一流の、梅田さんのような方が少しずつ将棋界に関わるようになってくださっているのですから。

繰り返しになりますが、現在各地でご尽力されている現場の方々を批評する意図は毛頭ありません。

飯島先生の教室に参加させていただいたときに、まったくの初心者、あるいは初級者のお子さんたちが大半であったことは、うれしく、またホッとする出来事でした。

これだけの「初めて」の子供たちを集めるためには、相当の告知活動があったものと想像します。

私も、将棋を指す子供たちがもっともっと増えてくれることを願ってやみません。

そのために、大切な税金が使われて普及活動が行われるのですから、是非最大の効果が得られるよう、充実した、かつ継続的な活動となることを、新米ファンのひとりとして願う次第です。
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ほんと、すべておっしゃってること、理にかなってますし、心からそう思います。

外部の力を借りるなども含めて、将棋のマーケティング、ブランディング、それに基づいた戦略、戦術の立案、実行、などなど、きちんとやってるんでしょうか?

将棋というものが置かれている現状の問題点を整理、把握する。

AIDMAAISASのように単純なことではないのでしょう。
でも、SWOT分析とか、顧客ポートフォリオ分析PPM分析コアコンピタンス分析、とか、3C4P5F分析、ロジックツリーやマトリックスを使うとか。
マインドマップという手もあるでしょう。

どちらにしても、普通の一般消費財やサービスとは違うので難しいには違いけど、いろいろやりよう、考えようがあるはずです。

そして、仮設を立て、検証していく。
ターゲット毎に、そして、大局的に、長期的に、有効な戦略、戦術を練り上げていく。

ブランドということも、イメージということも考え合わせ、マーケティング目標を達成するために、戦略的に、科学的に実践していく。

よしはるさんも何度も書かれてますが、事前の現状把握のため、仮説の検証のため、そして、進捗状況のチェックのために各種アンケートを含めた調査やデータ収集を行うことはとても重要な事だと思います。
最も力を入れている普及活動、教室、イベント、大盤解説会など、すべて効果検証をしつつ、PDCAを回していく。

理事も職員も棋士も支部や関係者も含め、将棋を愛する人たちが力を合わせ、役割分担して進めていかなければなりません。

そして緩やかな協力者たちのサポートも得て、多くのファンを巻き込み、新たなファンを開拓していかなければなりません。

連盟HPでは『普及に係る基本方針と平成21年度普及サミット開催のお知らせ』『将棋指導者講習会を全国10都市で開催』が発表されました。

片上六段遠山四段も決意を新たにしています。

これからの難しい時代の中で、不況が続く厳しい情勢の中で、
将棋というものの本質的価値が問われています。
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将棋界近況10・20

2009年10月20日 13時44分03秒 | 将棋
まずは先日《竜王戦展望》という記事も書きましたが、注目の竜王戦第一局。
死闘という表現がぴったりの大熱戦。
どっしり腰を落とした重厚な差し回しで、渡辺竜王が制しました。
△5五銀と打った大局観が素晴らしかったようです。

次にA級順位戦四回戦。

○ 高橋道雄 木村一基 ●

おじさん、強いです。
これで、全勝の谷川九段を追うのが、高橋九段と森内九段となり、木村八段は一歩後退。

全勝   谷川
3勝1敗 森内、高橋、井上or郷田
2勝2敗 三浦、木村、井上or郷田
挑戦はここまででしょうか。

今週は藤井・丸山の全敗対決、そして、どちらかが2番手につける対決、井上・郷田戦が行われます。
しっかり関西のおじさんが勝って、40代3人と森内九段の挑戦者争いになったりしたらワクワクしちゃいます。

続いてB級2組
全勝も全敗もいなくなり混戦状態になりました。

● 桐山清澄 北浜健介 ○ 元タイトルホルダーの60代トリオ。一人気をはいて3連勝の出だしだったのに、2連敗。
○ 森下 卓 田中寅彦 ● 元理事が前理事に勝ち。
● 島   朗 中川大輔 ○ 現理事が元理事に勝ち。
○ 先崎 学 阿久津主税 ● 先ちゃんが見事にあつくつくんの連勝を止めました。
これで14連勝はならず。
● 佐藤秀司 中田宏樹 ○
● 橋本崇載 野月浩貴 ○ ハッシー、不調です。負け越し。20代昇級候補ツートップと言われていたけど、早くも頓挫しました。反対に野月七段は1敗でトップグループに。
○ 青野照市 泉 正樹 ● ただ一人全敗だった現理事が、片目を開けました。
○ 土佐浩司 窪田義行 ● 窪田、安用寺の昇級組は冴えません。
○ 神谷広志 安用寺孝功 ● 同上
○ 南 芳一 中村 修 ●  同期対決。元タイトル保持者同士の戦いは南達人の勝利。中村九段の全勝街道はストップ。
○ 飯塚祐紀 内藤國雄 ●  ベテランは苦しい。
○ 畠山成幸 森けい二 ●  同上。

中村九段、阿久津七段、野月七段の3人が一敗でトップグループです。
ベテラン、中堅、若手が入り混じっての昇級争い、予想のつきにくい面白い展開です。

王将戦リーグ
さすがタイトル保持者の二人、固いです。
○ 深浦康市 三浦弘行 ●
○ 久保利明 豊島将之 ●  豊島五段の連勝が10連勝でストップ。新鋭は並み居る強豪たちにこのまま打ちのめされてしまうのか??

○ 森内俊之 佐藤康光 ●  相変わらず不調の佐藤九段、光が見えません。

どんどん対局が進んでいますね。
今週も好カードが続きます。

棋王戦挑決トーナメント
○ 杉本昌隆 渡辺 明 ● やはり竜王戦、王将戦リーグのさなかのこの一局。集中力が足りなかったのでしょうか。
○ 橋本崇載 深浦康市 ● ここではハッシーがタイトルホルダーを破り、いいところを見せてます。

これで準決勝の一方の山が杉本・橋本戦になりました。
もう一方の山の準々決勝は、山崎・阿久津戦、羽生・佐藤戦と両方とも同世代対決です。
久保棋王への挑戦をめぐり、いよいよ佳境です。

話題の女流王位戦第二局。
● 石橋幸緒  清水市代 ○

石橋女流王位が優勢に進めていたというのに、誰もがびっくり、タイトル戦では55年ぶりの反則負けという結果に。
これでタイになり、3番勝負に。

気を取り直しての明日の第三局に期待しましょう。

この第三局の立会い人を務める田丸八段が、ブログを始めました。
そして、この反則負けについても《石橋幸緒女流王位がタイトル戦で角による豪快な「反則手」で勝局がふいになる》という記事を書かれてます。
いかにも田丸八段らしい内容ですし、今後が楽しみです。

ということで、竜王戦第二局も来週行われるし、ますます目の離せない秋の陣です。
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ショックです・・・

2009年10月19日 23時48分40秒 | 音楽と美術
加藤和彦。

僕らの世代にとって、いや、僕にとって、計り知れないくらい大きな存在です。

これ以外にもフォークルのレコードは全部持ってました。


そして、ソロになってからのこういう音楽もかなり気に入っていて、こんなの持ってます。


最近は、NHKにも結構出ていた「和幸」も、好きでした。
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合掌。。。。。
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