即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

竜王戦第三局

2007年11月14日 20時37分04秒 | 将棋
竜王戦第三局、新橋駅前大盤解説会、仕事の合間に少しだけ覗いてきました。

相変わらずの江戸っ子大内九段の切れのある解説。

藤森女流三段とのコンビネーションも最高。

哲也奨励会三段が、二人をしっかりフォローする役割で、がんばってました。

もう9割方、勝負は決した、と、大内九段が言っていた115手目▲6七歩の局面。

一手指すごとに、優劣の差が開いていく、と、解説されていました。

そして、(まだ勝負は決してなかったけど)敗因は、▲1五歩からの1筋の仕掛けに無理が会ったのでは、と大内九段。

そして、もう間違いはないだろうと、確信して、会社に帰ってきたら、終局を迎えていました。

渡辺竜王
、しっかりと勝ちをものにしましたね。
ほんとによかったです。

佐藤二冠の『奇策!』とか、『変化球』と言われたひねり飛車で始まった、本局。

これだけデメリットの方が多いこの戦型を何故採用したのか、が話題になっていますが、どのように答えたのでしょうか?

将棋会館の大盤解説会では、片上五段遠山四段ブロガーオフ会解説が行われているようです。
新橋駅前でなく、そちらにも行きたかったです

渡辺竜王の快勝で終わったこの第三局。

次の来週の佐賀での第四局は、勢いに乗って竜王が王手をかけるか、はたまた佐藤二冠がふんばって振り出しに戻して、3番勝負とするか、注目されます。

新橋駅前も熱かったし、さらに将棋をより魅力的なものにするためにも、我々がハラハラドキドキするような熱戦、好局を期待しています。

そして、やはりここは、若き竜王の4連覇に向けての、地に足がついた、将棋の神様に選ばれた絶妙手を見せてほしいものだと思っています。

それにしても、『頭脳勝負-将棋の世界』、たまらなく面白いですよ
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4 コメント

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TBありがとうございます。 (Dancho)
2007-11-14 20:52:31
nanaponさん、こんばんは。

TB誠にありがとうございます。
ほぼ間髪いれずで…嬉しい限りです。
(なので、TB返しはやめておきます。)

小生も、ようやく徐々にですが戻ってきました。
(大スランプ突入時は、パソコンのモニターを見るだけで、具合が悪くなっていた程でした…。)

こういうとき、首都圏っていいな…と思います。

将棋会館の解説会も、新橋駅前の大内門下の開設&聞き手も良い感じだし。

今日の渡辺竜王はほぼ「完勝」でしょうね。
これで勢いづいて、4勝1敗もあるかもしれません。
逆に佐藤二冠は、順位戦でも5連敗…これ、週間将棋にも書かれていましたが、殆ど誰も予想していなかった展開だと思いますね。
このままズルズルいって欲しくはない気がします。

話は変わりますが、『アクセス数の不思議』は、小生も感じています。大変興味がある内容でしたね。

ちょっと関連性がある記事をいつでもエントリーできる状態にあります。
その時は、そちらにTBさせていただきますね。

ようやく、師匠のブログにコメントできる「僅か」ではありますが余裕ができてきました。

ゆるゆる…で頑張ります。
(その明川教祖…まもなくエントリーしますが、凄く感動的なことを10月に言っています。早く紹介したいです。)
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Unknown (将棋道楽家)
2007-11-15 02:21:18
はじめまして。トラックバックありがとうございます。
私もなんで佐藤2冠がひねったのか、不思議で不思議で、自ら作戦負けにしたような、、。次の佐藤2冠の奮起に期待します。また、遊びにきます。
返信する
いいなあ (ssay)
2007-11-15 22:28:43
こんな街頭で大盤解説会をしているのですね。
今の季節では、もう寒いでしょうに。

大内先生、「ひ」を「し」と発音される、ちゃきちゃきの江戸っ子でいいですよね。お弟子さんも優秀だし。中でも田村六段が一番師匠に似た風貌ですが、態度だけ似ているのかな?彼も、将棋の出来、不出来のムラが激しいですが。

しかし、竜王ブログの解説を読むと、ひねり飛車にされてむしろ自分の方が苦しかった、なぜこれで後手の勝率がいいのかと述懐されていましたから、将棋は難しいですよね。
自戦記であれだけ客観的に振り返れるって、大したものですよね。かといって、変に冷めているのではなく、熱いハートも持っている。本当に魅力的な棋士です。
(ちょっと、カゼをひいてしまいましたが、nanaponさんはいかがですか?お気を付けて下さい。)
返信する
コメント、ありがとうございました。 (nanapon)
2007-11-16 20:54:55
☆Danchoさん、こんばんは。

>小生も、ようやく徐々にですが戻ってきました。

なかなか時間かかってますねえ。早くパワーいっぱいのDanchoさんの復活を願っていますよ。

>将棋会館の解説会も、新橋駅前の大内門下の開設&聞き手も良い感じだし。

そうですね。恵まれてますね。短時間だけど、楽しませてもらいました。

>今日の渡辺竜王はほぼ「完勝」でしょうね。これで勢いづいて、4勝1敗もあるかもしれません。

はい、危なげなかったように見えました。でも、絶対に見落とししないように、という気迫はすごかったです。

>話は変わりますが、『アクセス数の不思議』は、小生も感じています。大変興味がある内容でしたね。

TB、ありがとうございました。なんか釈然としないです。
Danchoさんのテンプレート、ちょっと重いですが、素晴らしいです。
深海で、見分けがつかないって言われてたんですか、知らなかったです。

>ようやく、師匠のブログにコメントできる「僅か」ではありますが余裕ができてきました。

ありがとうございました。また元気になってどんどん書いてください。
今後ともよろしくお願いします。

☆将棋道楽家さん、はじめまして。

コメント、ありがとうございました。

>私もなんで佐藤2冠がひねったのか、不思議で不思議で、自ら作戦負けにしたような、、。次の佐藤2冠の奮起に期待します。また、遊びにきます。

どうも最近とみに、平成の升田と言ったイメージに近づいてますね。
どういう意識の変化なのでしょうか。
将棋ファンとしては、面白いです、とっても。

またぜひ遊びに来てください。

☆ssayさん、こんばんは。

>こんな街頭で大盤解説会をしているのですね。

寒くもないし、和やかないい感じでした。

>大内先生、「ひ」を「し」と発音される、ちゃきちゃきの江戸っ子でいいですよね。お弟子さんも優秀だし。

あのちゃきちゃき感がたまらないです。
こんな断言しちゃっていいの?みたいな発言もありで。

>しかし、竜王ブログの解説を読むと、ひねり飛車にされてむしろ自分の方が苦しかった、なぜこれで後手の勝率がいいのかと述懐されていましたから、将棋は難しいですよね。

そうなんです。難しいですね。そう簡単なもんじゃないみたいです。

>自戦記であれだけ客観的に振り返れるって、大したものですよね。かといって、変に冷めているのではなく、熱いハートも持っている。本当に魅力的な棋士です。

同感です。新刊も素晴らしかったし、なんともたまげた若者(失礼!)です。

>(ちょっと、カゼをひいてしまいましたが、nanaponさんはいかがですか?お気を付けて下さい。)

ありがとうございます。お大事になさってください。こちらは忙しいけどなんとかごまかしながらやってます。週末のスポーツクラブが貴重な時間です。
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