即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

養老渓谷の紅葉

2010年11月30日 22時32分49秒 | 
師走目前だというのに、この辺はいつも今が真っ盛りということで行ってきました。

平日と言えども観光バスも含めかなりの賑わいでした。

紅葉狩りを兼ねた渓谷沿いの散策は本当に癒されます。

師走を迎えるにあたり、静かに力を蓄えるための素敵なひとときでした。
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記憶のかなた

2010年11月29日 10時29分21秒 | 雑感
以前、アレソレ病についての考察という記事を書きましたが、最近、ほんと物忘れが激しいです。
手帳とか、メモに書いておかないと、どんどん忘れる。

このブログでも、「前にこんなこと書いてましたよね?」なんて人から言われて、あー、そうだっけかなあ?なんて。

もう4年も続けてきたこともあり、将棋についても、線路についても、日常いろいろ考えたこともたくさん記事にしてきました。

ということで、自己防衛的な意味も含め、最近の記事は、下記のようなパターンが多くなってます。

ひとつの例として、自分が書いた最近の記事、《棋士の根源的な魅力について》の冒頭の部分を再掲します。
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以前も下記のようにいろいろ書きましたが、団鬼六先生の話です。

近代将棋最終号と囲碁将棋ジャーナル
将棋の100年後
世事にうといこと
名人戦第四局に向けて
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何を言いたいのかというと、もし団先生のことを書くとして、過去の履歴を調べてみないと、不安で仕方ない、ということです。

つまり読む人に対する優しさで、過去の参考記事を読んでもらった方がより理解を深めてもらいやすいなどということではないのです。

オレ、前にどんなこと書いたんだっけ?

ということで、真っ向から自分のために、まず最初に、過去に書いた関連記事のリンクを挙げることにしてます。

自分が書いた過去の関連記事を検索してチェックしてみないと、

もしかして、まったく同じことを書いてるかもしれない。
すっかり忘れて、また同じことをズラズラと書いたら、恥ずかしい。
酔っ払って同じ事ばかり繰り返してるオヤジとかいるでしょ?

いや、それよりももっといやなのは、すっかり忘れて、前と正反対のことを書いてる、というパターン。
「会うたびに言うことが違うような人は、オレは嫌いだ!」などと公言してる手前、そういうことはどんなに落ちぶれてもしたくない。

ブレないことという記事でも書いたように、自分のしっかりした軸とか、ここだけは譲れない信念を持っていたいと思っている。

そう思うと、「記憶」というものと、「人格」、というものはかなり重要に複雑にリンクしていると言わざるを得ない。

会うたびに言うことが違ういい加減な人も、人格が変わったとかでなく、単に記憶が追いつかないだけかもしれない。

そんな新たな視点に気づく。

うーん、悩ましい。

人生は儚い。
酔っ払っても吐かない。

どんなにがんばって生きていても、
えらそうなこと言ってても、
危ういものだし、脆いもの。

こんなこと誰も気にしてなんかないと思うけど、忘れっぽさが日々進化している今日この頃は少し気になる。

改善のための努力や日々脳トレをして強化に励むのか。
もうほっとくしかないとあきらめて明るくいくのか。

と、悩んでいることすら片っ端からどんどん忘れていくわけで、結局は幸せな僕。
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竜王戦第四局

2010年11月28日 00時22分14秒 | 将棋
竜王戦第一局の記事、波乱盤上の結末・・竜王戦第一局と同じ事がまた起こりました。(怒りました!)
帰ってきて楽しみにしていたBSの録画を見ようとしたら、国会中継で吹っ飛ばされていた。

もう、いやーん。
なんとかならないのでしょうかね?
せっかくの久保二冠の解説が、2回にわたり聞けなかったとは。。。

さて、竜王戦第四局。

実は昨日は父の十三回忌ということもあり、一日バタバタしていました。
(この話はまた後日書きます。)

ということで、この将棋の内容に関しては、ネット中継もtwitterのTLもリアルタイムで見ている暇もなく、木村八段の業界最高峰解説会にも行く事が出来ませんでした。
そして、帰ってきてから夕方と夜のBS録画を見たわけですが、さすが久保二冠、本当にわかりやすく内容の濃い解説をしていました。

角換わり腰掛け銀から、両者とも十分に力を出し尽くしたと思える力強い指し手の応酬。
それぞれの思いや意地や棋風が随所に出て、迫力ある将棋だったと思います。

チャット解説の畠山成幸七段の総評が全体をうまく言い表しているのではないでしょうか。

「この対局の前、両者が11月に先後同じで角交換の同型将棋があり、今回、羽生名人はまた同型の角換わりにになると思ったのではないでしょうか。ところが渡辺竜王は、36手目△3三銀として変化したのは凄い勝負術で、羽生名人の方も、渡辺竜王の研究済みを察知し、47手目に実戦例の少ない▲3五歩を選んだのは、両者さすがの駆け引きでした。封じ手の△4六歩が素晴らしく、羽生名人が忙しく指しにくい展開と思っていましたが、差を広げさせずに渡辺竜王にプレッシャーをかけたのが、結果的に渡辺竜王の攻め急ぎ(114手目△6九銀)を誘ったように思えます。両者、脳と体と魂を振り絞っての大熱戦で、最終局まで行くように思います。」

最後は、手の震えも出て、羽生名人の勝ち。

これで2勝2敗となり、あわただしい師走の3番勝負となりました。

第1局、第2局の磐石で腰の重い強さが少し陰を潜めてきた渡辺竜王。
この変わってきた流れをどう取り戻すのか。

冷静な差し回しとバランスの取れた将棋で隙のない強さを見せてきた羽生名人。
一気に、4連勝として、永世竜王、永世七冠を手にするのか。

両者とも、新たな気持ちで迎える棋界最高峰の三番勝負。

今年のクリスマスイブは、天童での最終局が行われていることになるのだろうか。

そして、どちらが勝つにしろ、将棋ファンにとって最高のクリスマスプレゼントになることを祈って、竜王戦の興奮はさらにヒートアップしていきます。
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本気で思う

2010年11月25日 00時20分24秒 | 雑感
藤沢久美さんのブログの最近の記事、岡田武史前監督の一撃日記
面白かったので紹介させてもらいます。(文中赤字=nanapon)
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11月12日、NECのイベントで、
サッカー日本代表前監督、岡田武史さんと
対談させていただきました。

イベントの聴講者は、経営者の方々。

経営に役立つ対談を・・というご依頼を受け、
いざ、岡田さんと話を始めたとき、
最初にガツンと受けた衝撃。

それは、
チーム全体に目標がいきわたることの大切さを
お話いただいたときのことでした。

中堅の選手を一人一人呼び
目標について語ったという岡田さん。

「それは、社内に置き換えれば、
 やはり中間管理職への
 徹底した目標やビジョンの共有が
 大切ということですね」

と質問したところ、

『それは、ハウツーの話。
 ハウツーよりも大切なものがある。
 リーダーがその目標やビジョンを
 心底信じてるかですよ』

と一言。

痛たたた・・・。

やはり世界で戦われた人には、
ハウツーなんて聞いてはいけないのだ。

ハウツーなんて、
数えきれない体験とその人独自の人生観から
にじみ出てきた結果論ともいえるもの。

そのまるで氷山の一角のようなハウツーを
いくら聞いてみて、真似したところで、
同じ成功を得ることはできない。

さて、どうするか。

ありのままのその時の様子や
心情を聞くことに意味があるのだと思った。

試合に負けた時のこと、
勝ったときのこと、
そのときに、岡田さんされたこと、感じたこと、
それをありのままに聞いて、

そこから、自分で感じ取ること。
心に残ったことを反芻する。

これこそが、
智恵を学ぶということなのかもしれないと
思ったのでありました。
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具体的なしくみとか、ノウハウとかの話もいろいろあるのだろうけど、一番重要なのは、精神論的な話になるけど、要は「本気度」ということなのでしょう。

そのことをどれだけ真剣に思っているのか。
心の底から、熱く、命を懸けるくらいの意気込みで成し遂げたいと思えるのか。

そういえば、カンブリア宮殿でのソフトバンクの孫正義さんの発言も同じだったなあ、と思い出しました。

他に経営者の方はやまほどいるだろうけど、孫さんと他の経営者の方々と何が一番違うのか?という質問に対して、

『違いは、本気で思うことじゃないですか。』と一言。

この質問に対して、上記の藤沢さんのように、僕も違う答えを期待していました。
しかし、あの孫さんの口から出たシンプルな答えは、この一言だった。

本気でやりたいと思うこと。信じること。

つまり他の経営者より自分が勝っている事は、知識でも経験でも人脈でもなく、思いの強さだとシンプルに言い切る。

逆に言えば、いくら努力してもうまくいかない人は、思いのたけが足りないのだ、ということ。

もう一人、ワタミの渡邊美樹さんもやはり同じことを言ってます。

『今までやってきたことで、うまく行ったこと、行かなかったことはいろいろあった。

しかし、うまく行ったことを振り返ってみると、

自分がワクワクした仕事。
誰かに後ろから羽交い絞めされても、それを振り切ってまで、どうしてもやりたくてやりたくて仕方ないと思える仕事。

そういう思いがあった仕事はすべてうまく行った。』
と。

本気で成功したいかどうか。

本気で幸せになりたいかどうか。

本気で名人になりたいかどうか。

本気で・・・・・・

うまく行けばいいな、とか、がんばってなんとかやりたいな、とか、いろんな希望や願望はあるけれど、果たして今の自分は、何を本気でやろうとするのか、しているのか。

心底本気で成し遂げたいことは何なのか。

うまくいかなければまた次回がんばろ、なんてゆるいことが多く、
いろいろ考える自戒の日々です。
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線路内人立ち入りと隠語のお勉強

2010年11月23日 12時52分13秒 | 「線路内人立ち入り」研究
《アナウンスの線路に人が立ち入りましたはJRの陰語で痴漢が出たって意味らしい。》
という噂がtwitter上を駆け巡ってからというもの、このブログは史上最高アクセスを記録し、それ以降も(そんなに更新したりしてなくても)毎日ずっと高いアクセス数をキープし続けています。

隠語というものの威力、すごさを実感しました。

ということで、今日は隠語のお勉強です。

まずはこんなサイト。

いろんな業種の隠語を集めてみた

某百貨店の隠語。

店内に流れる曲にも、実は意味がある・・・。
「雨に濡れても」の曲=雨が降ってきた
「F1のテーマ曲」=本日の売上達成
「中央区からお越しの○○様~」=従業員呼び出し

タクシー業界の隠語

ポンチャージ:食事
ドリームチャージ:睡眠
1キロ780g:料金1780円
ワカメ:タクシーの空車表示を「回送」にすること
Sメーター開局、交通混雑、感度良好、電波障害:スピード違反の取締りを知らせる
QRモービル:渋滞
ぜろよんご(045):トイレ
神様:乗客
お化け:遠距離乗車
大きな忘れ物:犯罪者乗車中
まるよ:酔っ払い
もぐり:地下鉄の入り口

" 鉄道の隠語 " (事情通の方、多分いろいろご存知だと思うので、コメントをぜひ。)

ナイテクレ:放送してくれ
ナキヤ:放送する駅員
ハンドルヤ:運転士
マグロ:人身事故
ヤワヤワ:スピードを落とせ
ラッチ:改礼
サツマノカミ:不正乗車
オヤジ:車掌長

などなど各業界によっていろいろ気を利かした隠語が存在しているようです。

そしてもうひとつ、このサイト、かなり面白いです。

必修!隠語ゼミナール

このサイトのコンセプト。
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特定の世界・業界でのみ通用する“隠語”を 見ていくと、これが結構奥深いものなのです。
そしてさらに、その “隠語”を私達の日常に用いてみると…
当ゼミナールではこのような隠語を学ぶことにより
今までの私達の 概念を打ち壊すような
新しい世界への扉を開くことができます。
「常に新しい何かを求める人たち」 「日常に飽きてしまった人たち」
そんな人たちに送る一大エンターテイメント・隠語ゼミナール!

隠語を学べば世界が変わる!!  かも
------------------------------------------------
隠語ゼミナールの垂木勉名誉教授はこんな人のようです。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
自らの半生を隠語の普及に費やす。
各業界内でのみ使われている「隠語」を
世の中の標準語として広めることを
生きがいとし、「隠語に国境はない!」を
心の支えにして様々な困難と周りからの
冷ややかな視線に耐え抜き今に至る。

ここまでの道のりは決して平坦ではなく
いばらの道そのもの。その道程で友を失い
恋人を失い、家族を失い、そして…

幼少期からの“隠し事嫌い”が功を奏し、
隠語界のプロフェッサーにまで登りつめた
彼だが、実は1つだけ誰にも言えない
隠し事があるらしい…
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
そしてなんと、
世界の隠語を収録したDVDも発売中とのことです。

やるもんです。
DVDの説明がこれ。
********************************************
隠語ゼミナール」 第1弾となる本作品は、隠語を取り扱う上で最も危険と言われる
「風俗」「ゲイ」「ギャル」「ヲタク」という4つの世界の隠語を収録。
垂木教授の講義という形式でお送りする ネオアカデミックDVD!
単なる言葉のお勉強ではなく、垂木教授の研究成果としてシュールな再現VTR を盛り込むことで
実際に “使える”隠語をレクチャー。
しかも、特別講師に現役のゲイ・女子高生・ヲタク を招き、リアルな “今”の声を聞かせてもらいました。
そして本編のナレーションは、今話題の阪井あかね が担当!

知りたいか知りたくないかはあなた次第!しかし、隠語を学べば世界が変わる!!………かも。
*******************************************
さらにさらに、
隠語検定まであります。TRYしてみてください。

いやあ、検定結果もなかなかやってくれますね。

それにしても世の中にはこうやって真面目に楽しんでいるマニアックな人たちがたくさんいるもんです。

さて、線路内人立ち入り研究会も負けてはいられません。

今までの研究論文の集大成として、
『なぜ、人は線路内に立ち入るのか?』
をテーマにした、本を出すとか、サイトを立ち上げる、とか、
ちょっと前向きに考えないといけません。

オレって暇?
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A級順位戦展望

2010年11月21日 11時22分06秒 | 将棋
今週、A級順位戦の下記3局が終わり、5回戦全部が終了したことになりました。

○ 三浦弘行 郷田真隆 ●
○ 森内俊之 谷川浩司 ●
○ 渡辺 明 藤井 猛 ●

この結果を踏まえ、現状は下記のようになっています。
かなり明暗が別れているようです。

4勝1敗が3人 森内九段・谷川九段・渡辺竜王
2勝3敗がなんと6人 三浦八段・高橋九段・丸山九段・木村八段・郷田九段・久保二冠
1勝4敗は寂しくひとりだけ 藤井九段

全勝、全敗はなし。
なんと3勝2敗が一人もいないなんて、珍しいです。
そして、6人もそろって2勝3敗なんて、これもびっくり。

まだまだ予想をするのは早いのだけれど、やはり上位3人の中から挑戦者が、そして、2勝か1勝の7人の中から降級者二人が出る、という確率はかなり高いのではないかと思います。

挑戦候補の3人について、それぞれ思いを馳せてみます。

先日通算100局を越えた羽生・森内戦が、久々に名人戦と言う舞台で見られるというのも楽しみです。
小学生の頃からずっとライバルとして戦ってきた二人。
いろんな大会で決勝を争い、6年生の時に一緒に奨励会に入会し、プロ入りしてからも常に切磋琢磨しながら棋界に大きな足跡を残してきた二人。
お互い40歳を越えてもなおこのような晴れ舞台で戦えることはいろんな意味で感慨深いと思います。
A級順位戦では負け越しなしという安定した成績を誇っている森内九段としては、毎年挑戦候補となっているものの近年果たせてないわけで、今期はしっかり掴みたいところです。
それは長編の大河ドラマでもあり、二人にとってまた違う思いの新鮮なタイトル戦になることと思います。

羽生・谷川戦。
160局を越えた長い戦いが続いているが、タイトル戦での顔合わせでは、5年前、第30期の棋王戦以来のようです。
昨年度も挑戦候補で突っ走ってきたものの、終盤にきてまさかの3連敗。
久々のタイトル戦登場か、と、周りも、いや本人も期待していたかもしれないけど、僕も含めこの大失速にはちょっとがっかり。
この悔しさを胸に今期は是が非でもリベンジを果たそうとこの順位戦に臨んでいるのではないでしょうか。
来期もし名人位を奪取する事になれば、49歳の名人。
あの米長永世棋聖の50歳名人の記録を破る可能性まで出てきます。

そして、今も竜王戦を戦っている
羽生・渡辺戦。
名人戦という舞台でこの二人の戦いが見られるなんて、これはワクワクします。
竜王戦の結果、そして、棋王戦、王将戦展望でも書いたこの2つのタイトルの行方も含め、名人戦が始まる時の状況の可能性を考えてみると、

1.羽生四冠(永世七冠)vs.渡辺九段
2.羽生四冠(永世七冠)vs.渡辺棋王
3.羽生四冠(永世七冠)vs.渡辺王将
4.羽生四冠(永世七冠)vs.渡辺二冠
5.羽生三冠vs.渡辺竜王(7連覇)
6.羽生三冠vs.渡辺二冠
7.羽生三冠vs.渡辺三冠

とこれだけあります。
棋王戦、王将戦のことを考えなければ、1.か、5.になるわけだけど、

1.=虎の子の竜王位を奪取され、その悔しさを持って、渡辺九段が晴れて名人戦に登場、という図式です。
5.=おととしのリベンジを果たせず、渡辺竜王だけにはその強さが通用しないというイメージを、名人戦という大舞台で払拭するべく臨む羽生名人。
竜王位だけでなく、世代交代を果たし、棋界の主役の座に着こうとする渡辺竜王。

さあ、この3人のうちの誰が挑戦者になるのでしょうか?
(3人以外でも全勝であれば可能性は残されていますね。直近で6勝3敗で挑戦者になったのは、7年前の羽生名人。)

まだ早すぎる妄想ではあるけれど、最終戦の一番長い日はどのような展開になっているのかも含め、後半戦を迎えるA級順位戦はますます楽しみになってきました。
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ブログとtwitter

2010年11月19日 10時05分58秒 | facebookとtwitter
つい最近、ネット脳ネットとの付き合い方という記事を書きました。

そして、「線路内人立ち入りは痴漢の隠語」、という噂がtwitterをきっかけにしてネット上を駆け巡り、当ブログ史上最高アクセスの余韻はまだまだ続いています。

そんなこともあって、限られた時間の中で、ブログ、twitterなどのソーシャルメディアを含め、ネットとの付き合い方を日々考えています。

そういえば、最近、Danchoさんも、清水の舞台から飛び降りるつもりでtwitterデビューを果たしたようですね。
魔境の世界にようこそいらっしゃいませ。

そんな折、こんなブログを見つけました。

星野智幸 言ってしまえばよかったのに日記
ツイッターのことを書いていて、すごく共感したので、引用させてもらいます。
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2010年10月21日(木)

 ツイッターを本格的に使うようになって、ほぼ1年が過ぎた。ツイッターにしてからブログの更新が滞っているのは、世の大方の人と同様なのだが、どうも自分の脳が硬直していっているように感じるのは、気のせいではあるまい。長い文章を書かなくなると、脳が劣化していくように感じるのだ。ただひたすら反射神経ばかりが鍛えられるだけで。
 それでブログをメインに戻そうと思うのだけど(書きたいこともたくさんあるし)、時間がない。ツイッター以前には、ブログを書くための時間を作っていたが、その時間が、ツイッターを読んだり書いたりやりとりをする時間に費やされ、消えるのである。
 人にもよるのだろうけれど、私はプロの文章の書き手として、自分が体半分ぐらいツイッターに浸っているこの日常が、自分の仕事にとってあまりよくない影響を与えているように思う。明らかに、以前よりも、ものを考えたり書いたりする際の集中力が落ちた。ゆるく短い文章を書くのは気楽だけれど、体力も使わない。それを続けているうち、長い文章を書こうとすると、心身がついて行かないのである。それだけのテンションを上げるのに難儀しているのである。
 すぐに集中して考え、長々と言葉にまとめられるというのは、プロの文章書きが身に付けている、最低限の技術である。ツイッターに頼っているうち、その技術が劣化し、それを支える体力も低下した。
 そんなわけで、リハビリもかねて、ブログをメインに戻し、更新の頻度を以前ぐらいに上げていこうと思う(週に最低2回は書く、ぐらいのペース)。
------------------------------------------------
もちろん人にもよるのだろうけど、星野さんの書かれていることに共感してしまう。

twitterは、気軽さ、リアルタイム感も含め、よさもわかるし、面白いし、いろんな意味で便利だと確かに思う。
でもそうやってると、気づかないうちに日々twitter的感性にどんどん変化、収斂していってしまうように思えてならない。

もうひとつ。
前にも紹介したけれど、ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね)というブログのTwitterかあという記事。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
私にはちょっと無理だなあ、とブログでつぶやいてみたりして。

なんていうか、思考が微分化されていくのが、個人的についていけない感。ああいう感じで軽やかなコミュニケーションはうらやましいとは思うんだけどねえ。mixiもちょっとしんどい感じが個人的にはしたなあ。生活的にも、このブログだけで精一杯感あるしなあ。このあたりは、完全に時代についていけてない感が。

 なんか、いろいろついていこうとはしてみたけれど、私にとっては、ブログって、個人雑誌みたいなもんで、「俺が書き、俺が編集して、俺が発行する」みたいな感じ。そういう中で、コメントやトラックバックをいただいたり、メールをいただいたり、そんなときどき生まれるコミュニケーションで、私的には十分に幸せ。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
twitterのことを“交差点的”と形容されています。

いろんな人がそれぞれの目的で違う方向に向かって歩いていく中で、ふと交わす会話。

もともと僕もこの方と同じように思うし、ブログを中心にしようという腹は決まっているのだけど、twitter、mixi、facebookなどそれぞれの特性、持ち味があるのでなかなかどうバランスを取って付き合っていったらいいのかよくわからないでいる。

1日の限られた生活時間の取りあいということになるのだから、少し絞った方がいいとも思うけど、まだまだよくわかってないことも含め、僕にとって新鮮な魅力があるかもしれないと思って試行錯誤を続けている。

B子が本命で、一番ちゃんと話せる相手だし、一番ホッとする相手でもある。
しかし、T子、M子、F子もそれぞれに持ち味や個性がある。
もっと深く付き合ってみないと、その魅力は十分にはわからない。
この3人はどんどん成長しているようでもあり、まだまだミステリアスな部分が大きい。
突然意外性溢れる魅力を発見してしまったら、B子に取って代わる可能性もなくはない。(笑)

一途になれなくて、浮気性だなあ、オレ。

あー、困った。モテる男はつらいなあ。。。

(もててねえーよ、別に。
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棋士の根源的な魅力について

2010年11月17日 11時51分05秒 | 将棋
以前も下記のようにいろいろ書きましたが、団鬼六先生の話です。

近代将棋最終号と囲碁将棋ジャーナル
将棋の100年後
世事にうといこと
名人戦第四局に向けて

つい最近、新刊が出たようです。将棋の話もあるようなので、近々読ませていただきます。
死んでたまるか 自伝エッセイ
団 鬼六
講談社


今日は、将棋世界12月号から連載(隔月)が始まった「鬼六おぼろ談義ー棋士交遊録」というエッセーについて。

団先生の持ち味がとてもよく出ていて、思わず惹き込まれてしまいました。

ご本人もブログでこう書かれています。
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三度のメシより将棋が好きで、
何よりも棋士を愛す。

老いも病いも踏み越えて
自称「将棋バカ」作家が
愛情と哀愁を込めて綴る痛快人生エッセイ
いよいよスタート!

「棋士として勝負師の魅力はもとより、
一人の男、女としての魅力を書き残して置きたい」

                   -団鬼六
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いかにも団先生らしい筆致で、鬼六ワールド全開です。
これからどんな逸話が飛び出すのか、まだ見ぬ棋界の裏側を見せてくれるのか、本当に楽しみです。

特に今回のコラムのこの部分、とても共感します。(一部引用させてもらいます。)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
私は昔から将棋を愛すると同時にどういうわけか棋士が好きだった。

何故、棋士が好きかというと棋士には大人の世界の悪徳的なものから解放された幼児性があるからである。

囲碁にしろ、将棋にしろ、それぞれの棋士は碁を打つ、将棋を指す、という専門部分のみに価値があるのであって、その棋士から専門的部分を取り除いて価値付けようとすると、万事、全て素人くさくてまるで値打ちがない。

その世事に疎いということ、碁、将棋抜きではこの棋士は語れない、ということが棋士というものの魅力に感じられたものだ。

とにかく小学校、中学校時代から奨励会に飛び込んで、将棋一筋に育ってきている人間というものは何か大人になり切れない子供っぽさを持っているものである。

俗世界に毒されてしまった私などは彼らと接することで、ふと魂の安らぎを感じることもある。

大人の世界に加わる前の自由で奔放な少年時代を若い棋士、いや、中年棋士、いや、老年棋士からも充分嗅ぎとることができるのだ。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
僕のように観る将棋ファンとして感じる「将棋」というものの魅力。
その大部分はここに書かれているような棋士そのものの魅力に他ならないと思う。

プロとして、一生、勝負というものに向き合い、それを生業にし、9×9の升目、盤上に人生のすべてを賭ける。
そこには、政治とか、ビジネスの世界などによくあるような、団先生がいみじくも書かれている「大人の世界の悪徳的なもの」は存在しない。

そういう俗世界と切り離されたところで、勝ち負け、とか、没頭、の世界でずっと生きてきたことが、“子供っぽい”などと一言では言い尽くせない魅力を育んできた。

普通の人間では考えられないほど凝縮された集中力や独特の嗅覚。
俗世間の汚れがついてないから、限りなく透き通っているし、研ぎ澄まされている。

温和な人格や優しい人間性も含め、特に強い棋士に満ち溢れている限りない魅力。

そして、いくつになってもふとした時に垣間見られる、少年(少女)のような表情、しぐさ。

自由で奔放で、真っ直ぐで勢いがある。

盤を前にした時の凛として美しい棋士のたたずまい。

将棋ファンとして、棋士の方々といろんな形で触れ合ったりさせてもらいつつ、その魅力の一端を味わえることが本当に幸せなことだと感謝しています。

ますます棋士ならではの魅力を存分に振りまきつつ、将棋の魅力を発信していってください。
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悪手が悪手を呼ぶ

2010年11月15日 12時02分39秒 | 日記とニュース
週末のバレーボール、すごい試合でしたね。
木村が名実ともに真鍋ジャパンのエースになり、銅メダル獲得、見応えありました。

話題は変わって、この週末も、いろいろな意見が飛び交ったこの問題。

さあ、逮捕か否か、責任取って辞任か田舎。
いや、否か。
いろいろ動いていくはずの今週です。

管理強化は3部署だけ=海保、指示限定で防げず―「秘密意識低い」・ビデオ流出(時事通信) - goo ニュース

流出して当然の結末。
要は誰も秘密だとか、重要だとかとは思っていなかったわけですね。

共有PCに誰でもアクセスでき閲覧できた。
そして誰でもダウンロードできたということ自体、国家機密的なセキュリティ意識も緊張感も何もない。
なんたって、皆、現場にいて船に乗っていて、あのシーンを実際に見てることもあり、あれは真実だし、なんであれを隠さなきゃいけないの?って意識なのはよくわかる。
むしろ流出して皆が見るべきだ、あれが真実なんだから、って、民主党支持であろうが、中国がどうだろうがそんな事関係なく、誰しもそう思うのが真っ当な人の子。
そんな思いのもとの管理なわけだから、どうやったって杜撰にならざるを得ない。
それが法を冒してるとかそういうことよりも、そういう土壌、風土だったということがすべて。
指示の有無の問題でなく、誰もそんな意識を持つ人がいない。
その温度差、世間とのズレが問題といえば一番問題。

「これ、もしかして、やばいんじゃないの?
勝手に共有フォルダー覗いて、皆で見ちゃったりしてかまわないのかな?」
って誰か思ったり、言ったりしてなかったの?
いわゆる自己管理、自己規制の意識、あるいは相互チェックの風土。

「現場の感覚では『資料』に過ぎず、『秘密』だと考えていた海保職員はいなかったと思う」とのこと。

これだけ世間では大きな問題になっているのに、そうなのかあ、そんなもんなのかなあ、と引いてしまう。

いつも面白く読んでいる小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明

気持ちよく斬りまくってくれているので一部引用させてもらいます。
動画流出問題が呼ぶ「次の失敗」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「だってお前、ゴールキーパーが試合中に弁当を食ってるんだぜ。失点を予想するなって言う方がむしろ無理ってもんじゃないか?」

 その通りだ。われわれの組織は、原本の撮影VTRから複数の編集版を作成し、それを関係各方面に配布していた。しかもその編集版を誰もが見られる場所に放置していた。芝の上にしゃがんで弁当を食っているゴールキーパーとどこが違うというのだ。それほどわれわれは無防備だったのだ。
 なんという脳天気。
 深刻に反省せねばならない。

 とはいえ、反省した上でわれわれに何ができるのかというと、これといって有効な策は、実は見つからない。
 というよりも、反省した人間が為すべき最も重要な行動は、「何もしないこと」だったりするのである。

 さよう。失敗は失敗。
 潔く認めて、気持ちを切り替える以外にどうしようもない。
 挽回しようとあれこれいじくりまわしたり、当り散らしたり、無理な弁解のためにエネルギーを費やしたりすべきではない。
 具体的に申せば、Googleに令状を出したり、犯人に不必要な厳罰を課そうとしたり、メディアを呪ったりすべきではないということだ。

 一番マズイのは、失敗を取り返すために、別のところで点数を稼ごうとすることだ。
 囲碁の世界には、「悪手は悪手を呼ぶ」ということわざがある。
 囲碁でも麻雀でも将棋でも同じことだが、ゲームのある段階で何かマズい手が打たれると、そのマズい手のマズさは、次のマズい手を呼び寄せるものなのだ。
 ヘボな手を打つと、当然のことながら形勢は一気に不利に傾く。と、その不利な局面を打開するために、プレーヤーはよりリスキーな手を打たざるを得なくなる。
 一方、そうは言うものの、ヘボな手にもヘボな手なりの志というのか思想がある。

 ここが問題だ。
 ヘボな手をヘボな手と判断してあきらめてしまうと、その時点で、ヘボな手は、失敗として確定してしまう。
 と、悪手が損として確定することを嫌うヘボな碁打ちは、ヘボな手が目指していたところの理想(しょせん無理筋なのだが)をあくまでも深追いしようとする。これが次の悪手への呼び水になる。

 囲碁にはあんまり詳しくないので、サッカーの例で考えてみたい。
 たとえば、ダメなサイドバックが自陣の深いところからドリブルを始めたとする。
 と、タイミングと方向が不適切だったそのドリブルは不発となり、たちまち敵に囲まれてしまう。
 この段階で失敗を認めてバックパスをすれば、傷は広がらない。
 ミスはミスだが、致命的なミスにはならない。無駄なプレーではあっても、ボールを失うわけではない。OKだ。やり直せる。

 が、ヘボなうぬぼれ屋はバックパスを嫌う。
 特定の局面でのバックパスは、
「私は無駄なドリブルをして時間を浪費し、エリアを失いました」
 ということを自ら認める一種の敗北宣言だからだ。それゆえ、誇り高い選手は、バックパスを嫌う。根性の曲がったヘボは非を認めない。

 で、愚かな燃える誇り高いサイドバックは、さらに深く敵陣に突っ込んで行く。敵方の選手が四人も集まってきているにもかかわらず、だ。
 そして、当然のことながら、ボールを奪われ、致命的なカウンターを食らう顛末を迎えるのだが、囲碁の悪手も同じで、最初の悪手の「顔を立てる」ことが、次の悪手の予約行動になる。そういう決まりになっている。こうして、失敗を認めない軍師は、小さな失敗を糊塗するために、より深い傷を負うことになるのである。

私が心配しているのはTPP(環太平洋経済連携協定)だ。
 関係ないと思う人もあるだろうが、そんなことはない。あらゆる失敗は別の失敗の伏線になる。
 別の言い方をするなら、成功は一夜限りの単発興行だが、失敗は必ずや大河ドラマの形で上演されることになっているということだ。
 ミスをしない人間はいない。失政を犯さない政権もない。
 とすれば、為政者にとって最重要な課題は、ミスをしないことではなくて、失政の傷を最小限に抑えることなのである。

 中国漁船の対応は失敗だった。
 これは、もうどうにもならない。
 この上余計なことをしないという以外に、彼等にできることはない。
 が、なあに、失敗は失敗として、損切りをすれば良いのだ。ぜひそう考えようではないか。
 ヘタなナンピン買いを重ねるみたいなヘマさえしなければ、たしかに痛い失点ではあっても、時間がたてば事態は改善する。そう思って切り替えてくれ。たのむ。
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後手後手になり、予定変更をし、ミスをし、悪手が悪手を呼ぶ。

なぜビデオを公開しなかったのか。
なぜ船長を釈放したのか。

そこのところから説明していかないと流出事件だけでは済まないようにも思う。
盤の前に座っている人(誰なの?)はどんどんとダメな方向に事態が進んでいる現状をどうしようとしてるんでしょうか?

今後の作戦、その背景にある大局観は?

羽生名人もこう言ってます。
「ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。プロがミスをしないのは、ミスしにくい局面を選択しているからなんです。」

プロであるならば、ここでミスを食い止めて、さらなる悪手を指さないように、ぜひ、頼みますよ!!
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世界バレー観戦

2010年11月13日 11時08分45秒 | スポーツ
以前のバレーボールのテレビ中継番組については、過去何度も、こんなにしつこく書きました。

世界バレー中継
ジャパンマネーの成せる業
またまた世界バレー
スポーツ番組とタレントの関係
ガンバレ、ニッポン!
金とスポーツの関係
采配
番組の価値
バレーボール中継のこと

だんだかんだ文句をつけてますが、基本は結構好きなわけで。。。

今年の9月頃、TBSが世界バレーの番宣やってたのを見て、
一度も見に行ったことないし、一回行ってみようか?
と妻に聞いたら、そうね、ということで、即ネットで行けそうな日のチケットを申しんだ。

そして、先日、代々木第一体育館に行ってきました。
コスタリカ戦。
相手が格下だったので、1時間もしないうちに圧勝でおしまい。
こんな感じで、応援も盛り上がり、木村も竹下もがんばってました。

何よりも、前回までみたいに、ジャニーズ系のアイドルのおにいちゃんたちが踊ったり叫んだりしてなかったことがほっとしました。


この日は、こんな報道もあったように、サッカーのザッケローニ監督が観戦に来てました。

ザック監督バレーで「日の丸魂」学ぶ
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日本代表アルベルト・ザッケローニ監督(57)が、バレーボールから「日の丸魂」を学ぶ。1日、日本協会は、2日のバレーボール女子世界選手権の日本-コスタリカ戦(東京・代々木第1体育館)を同監督が自身の希望により視察すると発表した。
 日本協会関係者によると同監督は常々「もっと日本の国旗を背負って戦っている競技が見たい」という意向を示していたという。10月下旬から体調不良に襲われたが、ようやく他競技視察が実現。日本人の日の丸に対するメンタリティーへの理解を深めれば、今後の自身の指揮にも生かすことができる。プロ野球の日本シリーズや、大相撲の九州場所を観戦する可能性もあり、U-21代表が出場するアジア大会(中国・広州)の「弾丸視察」の計画もある。「火の鳥NIPPON」の視察で、日の丸精神を学び「ザックジャパン」の今後のチームづくりへの糧にする。
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日本人のメンタリティの研究ですか。
過去の監督で、こんなことを言った人はいなかったように思います。
積極的に理解しようとする姿勢が素晴らしいです。

これを受けて、takodoriさんが、「ザック監督、竜王戦を見に来ないかなあ。」と言ってました。
確かにそうだよなあ。
真剣勝負の対局。礼に始まり例に終わる。凛として張りつめた空気。微妙な心理戦。
参考になるのではと思います。

バレーの話に戻るけど、日本は順調に勝ち進み、全勝で1次ラウンドを突破。
しかし、2次ラウンド緒戦の苦手の中国戦で、いいところがまるで出せずに敗退。
竹下のブロックの上を打たれていたりとか、うまくいかなかった部分をメンバーや作戦をすぐに修正することでもう少しなんとかしてほしかったです。
ずっと同じ戦術のまま最後までやっていたことがちょっと不満でした。
江畑を迫田に変えるとか、山本を荒木に変えるとか、栗原や中道をもっと使ってみるとか、せっかくipadを使って情報戦をやってるのだから、いろいろ試してみて欲しかったと思うんですけどね。

その後宿敵韓国に勝って決勝ラウンド進出決定。
江畑がすっかり一皮向けて大活躍です。
木村もエースとして、ここで1点がほしい、この1ポイントが大きい、という時にしっかり決める。
井上のブロック力もすっかり定着した。
竹下や佐野の縁の下の力も素晴らしい。

2次ラウンド最後のロシア戦も踏ん張ったけど、やはり高さの差が大きく、力量的には格の違いを認めざるを得ないけど、サーブで崩して、拾い捲って、相手のペースを乱すことが出来れば、全くかなわない相手ではないという印象。

さて、今夜の決勝ラウンド準決勝の相手はブラジル。
前回勝った自信を持って、なんとかブラジルの強さを封じ込め、決勝に行けないものか。
サービスと、サーブレシーブがポイントですね。

さあ、しっかり腰を据えて真剣に観戦しましょう。
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