即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

地震について考える日々・その7・「デフォルトを変える」

2011年04月28日 15時51分51秒 | 3.11
「60年以上も全く戦争がないなんて、過去にはまったくなかったことだし、前代未聞だ。」
「普通ではありえない平和の中で暮らしているのだから、もっともっと感謝しないと。」

と、言われていた矢先の311。

戦争ではないけど、それくらいの大事件、大激震。

それに伴う我々の意識、価値観の大変換。

小田嶋隆さんは、「ア・ピース・オブ・警句」の中でこう言っている。
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「パラダイムシフト」という言葉を使うのは、大げさかもしれない。でも、震災の前までは他愛なく笑って受け止めていられた様々なものが、受容できなくなっている。ということは、やはりこれは、気分の変動というよりは、人生観の変容に近い何かが起こっているということなのだ。
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311以前と以後。
まだまだ続く復興や原発や節電などの動きの中で、明らかに大きく何かが違っている。

戦前、戦後と同じように、震前、震後。

after311。

from311。

since311。

価値観がガラっと違う。

今までは、何かがおかしいとある程度は感じていたにも関わらず、ほったらかしにしてきた。
先送りにしてきた。
思考停止状態のままで時間がすぎてきてしまった。

最初はよかったけど、どんどん調子に乗って、何でも少しtoo muchになってないのか。

そのことの反省。自戒。

何が「普通」で何が「当たり前」なのか。

電気の明るさは?
都会のネオンは?
冷暖房は?
車の使い方は?
エスカレーターは?
深夜営業は?

便利さの基準は?

そこまで便利に、楽に、する必要があったのか?
誰が求めたのか?

東京への一極集中は?
近代化は?
経済成長は?

幸せってなに?

もう一度全部見直した上で、「当たり前」の基準値を変えないと。

デフォルトを変えること。
震災後標準。

経済発展ありきではなく、30年前、40年前の当たり前からイメージを再出発させよう。
今までの当たり前を疑ってみて、
「無くては生きられないもの」と、「無くてもいいもの」を識別していく。

そして、自らの意志で選択した新たな暮らしを作っていこう。

節約する。我慢する。
大変なことだけど、昔はそれが当たり前だった。

太陽と仲良く、自然をもっと感じて。
暮らし方も、その価値観も、懐かしいものが復活する。

ここで、リセット、再起動する。

原点回帰をする。
ものごとの本質を立ち止まって考えてみる。

しかし、単純に何もかも昔に戻すわけではない。
技術も経験もすべてうまく生かした上で、のように、螺旋的発展を遂げていく(田坂さんの弁証法の話)ように自分たちの暮らしをデザインする。

我慢、節約、不便、寂しい、辛い、という方向ではなく、

元気に、明るく、楽しく、作って行けるように、皆の知恵を総動員して、我々が納得できるような誇るべき新たな時代を築いていければ。

GWを迎えるにあたり、気持ちのいい日差しの中で、まだまだもやもやしつつ考えていきたいと思っています。
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羽生名人が語る「仕事のヒント」

2011年04月24日 23時24分45秒 | 将棋
今日の日刊スポーツに出てました。

ビジネスインタビュー「仕事のヒント」というコーナー。

折りしも名人戦の最中。
こういう取材もいろいろあるのでしょうし、本もどんどん出されているし、ほんと、忙しいですねえ。

このインタビューの内容、最近出された新著で語っていることとリンクしています。

2月に出た羽生さんの新著「大局観」。
大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)


4月に出た「40歳からの適応力」。
40歳からの適応力 (扶桑社新書)
クリエーター情報なし
扶桑社


それぞれの本について感想を書いた記事がこれ。
羽生さんの新著「大局観」
40歳からの名人戦

勝つためのコツを聞かれて、
「自分の傾向に気づくこと。」
「自分の中に『物差し』をたくさん持っていること。」

そして印象的だったのは、整理整頓の話。

「片づけなくてはならないものは片づける。
しかし、何もかもどんどん整理整頓してしまうのではなく、
あれもこれもバラバラのままでぼんやりした状態で浮遊させておいて、
一気に力ワザで勝負に出る。」という話。

漠然と、混沌としている全体を見ること。

部分最適でなく、全体最適、ということですね。

視野を広く持ち、豊富な引き出しを駆使して、一気に経験値でまとめ挙げる。
覚悟をして難しい判断を下す。

これ、企画のアイディアを考える時に似てますよね?>川島さん

あれこれどんどん広げて飛び散らかして考えて、それらがそれぞれの光を放ちながらアイディアを必死で考えている脳の中心の周りに浮遊している。
そして、提出やプレゼンなど、デッドラインが近づいてくると、それらをまとめたりくっつけたりしつつ一気に力ワザで定着させる、形にする。

最初の頃に、放出させる前に小さくまとまったアイディアはブラッシュアップしてもなかなか大きくならない。
それよりは、まずはできるだけ離れたところから見たり、できるだけ遠いものとコネクトさせたりすることが大事。
周りに漂っている小さなアイディアの素が、スパークしたり融合したり、化学反応を起こしていく。そして、しっかりと骨のある企画ができあがっていく。

そんなことも含めて、羽生さんの語ることは、どんな分野にでも説得力がある。
将棋という小さな窓の向こうには、広い宇宙の果てまでつながっている。

いつも強く自分のテーマを抱えながら、ぼんやりした時間を過ごすことが大事。
思い切ってGW10連休に踏み切った某制作会社の意図もその辺にあるのでしょうかね。
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つけ麺 素家・その2

2011年04月23日 19時04分57秒 | 外食
これが2月に行ったときの記事です。

そして、今日が2回目の「つけ麺 素家」。
浅草橋駅前で元奨励会員の家田さんがやっている評判のお店です。

初回の前回は王道の味玉ラーメンにしてしまったので、店名にもなっている「つけ麺」を食べないと、とずっと思っていたのだけど、20日の遠山五段記事に触発されてしまったわけです。

味玉つけ麺750円。

ラーメンは当然好きだけど、つけ麺たるもの、基本的にはあまり美味しいと思ったことはなかった。

しかし、ここのつけ麺はうまい。
いや、生まれて初めてうまいと思ったつけ麺でした。

スープが濃厚で、チャーシューなどの具のバランスもとてもいい。
ちょうどいい太さの麺がつけ汁に絡まった時の感じ。味の深み。広がり。
汁をつけて食べた時の麺の温かさ(熱さ)も食べる時のポイント。
(今まで食べたつけ麺はなんとなく生温かい中途半端なイメージがあります。)
そして、半分くらい食べてから遠山五段も言われているように、りんご甘酢を麺にかけて食べる。
これはまたさっぱりするし一味違って二度美味しい。
いや、満足。

スープや具のボリュームからして、麺は大盛り(並か大盛りか選べる・写真は並)にした方がいいかもしれないです。

2時近かったのだけど、パラパラと途切れなくお客さんが来ます。

「ご馳走様。美味しかったです。」と帰り際に言った時に、
将棋ファンです、と名乗って、少しだけ話をしました。
「おととい遠山さんが来てくれました。
 渡辺竜王もかなり頻繁に来てくれるし、将棋関係の方はありがたいです。」と。
そして、「僕もブログに書いてPRしますね。」と約束もしました。

ということで浅草橋は毎日通ってるので、また行くことにします。
家田さん、がんばってください。
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地震について考える日々・その6

2011年04月22日 17時56分24秒 | 3.11
まだまだ仕事も自身の生活も地震の影響が大きいです。
3月にできなかったこと、延期になっていたことも含め、一気に襲ってきていて、名人戦第二局(あー、なんと、羽生名人2連敗か。しかもかなり早い時間の終局。)もじっくり味わうこともできず(録画も見てない・なんでBSの聞き手は女流でなく男性アナウンサーになっちゃったの?今回だけ?)、誰かさんのようにブログをなかなか更新できない日々が続いてます。

さて、話は変わって、こういう時期でも、不謹慎と言われようとも、笑いを忘れたらだめだと言うことで、デーブ・スペクターさんはtwitterで毎日何度も(くだらないのも含めて)しっかりと笑いを振りまいています。

早くお休みしてゼロになってほしい→シーベルトの子守唄

候補者が失言を競う→トチリ選挙

どうしても英訳出来ない日本だけの英文法→現在官僚形

水戸で放送されている人気深夜ラジオ番組→オール納豆ニッポン

菅総理「煽動」はダメですが「先導」はして下さい。

そういえば菅総理になって内閣メールマガジンがなくなりました。いま思えばその時から「メル友ダウン」してたのかも。

似たような芸風でつぶやいていたのが、棋界のデーブ・スペクターと異名を取る(?)米長会長。(最近どうも芸風が変わったようですね。)
これは昨年のtweetですが。

「おい、一杯やろうよ」「俺、飲まねえ」「どうして?」「ノーマネー」

羽生善治は強すぎる。日本外交は弱すぎる。その違いはなんだろう?羽生は正座。もう一方は土下座。

「昇進試験で、また後輩に抜かれた。フゥーッ」「あなたは初めから小心者なのよ」

サッカー開催地はカタール。FIFAの理事は金が動くって噂だけど?「語るに落ちる」。

「県庁の人はきちんとやってくれたかい?」「全然だめ。ケンもホロロでした」

日本国債格下げ。「そういうことに疎いので。酷妻の評価の方が氣になります」

そんな方々に影響を受けて(いや、もともとの性格だという噂もあるけど)、できるだけ笑いやユーモアを取り戻すように心がけています。

昨夜も千葉では震度4の地震(余震)がありました。
結構揺れたけど、もうカラダがかなり慣れてきましたね。

でも直下型とか、倒壊、じゃない、東海とか、またでっかいのが来るという説もあり、我が家ではまだ玄関に厳寒でも耐えられるような装備一式の入った夜逃げ用リュックが置いてあります。

ああ、こんなに長く続くとしんどくてたまらないですね。

いつでも揺れてるシンドロームにかかってるようです。

余震はもうよし(ん)にしてよ。

よう辛抱できへん。

よしんば軽い揺れでも気持ちが落ち込んでしまって。

しんさい(繊細)な性格だから、自信がなくなる。

日々、ニュースやネットを見つつ、被災地や被災者のこと、そして応援消費のこと、自分のできること、今までの価値観を見直すことなど、いろいろ考えてしまっています。

昨日、福島の避難所を訪れてとおりいっぺんな言葉をかけただけで帰ろうとした菅さんに、
「なに?もう帰るのか?」と食ってかかったおじさんがいた

もし僕が菅さんの立場だったら、どうするのか。
もし僕が避難所のおじさんの立場だったら、どう食ってかかるのか、かからないのか。

どのように復興すればいいのか、再生するべきなのかも含め、会う人たちとも地震関連のことをいろいろ話したりしつつ、さらに自分の中で整理整頓しつつ、ブログにもまともな記事を書きたいなと思っているのだけど、いろんな情報や話を聞く度に気持ちが揺れている今日この頃です。
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地震について考える日々・その5

2011年04月18日 23時58分26秒 | 3.11
先週、二年ぶりに人間ドックに行ってきました。
胸腹部CTスキャンをやったけど、10~20ミリシーベルトの被曝量とか言われています。
1分でそれくらいという説もあるので、10分以上やってたので、そうなると人体に影響があると言われる100ミリシーベルトに達してしまいます。
汚染ホウレンソウなど全然目じゃないです。
もう、何でも来い、というくらいの被曝をしてしまったかもしれません。
外部被曝、内部被曝とかもあり、まだまだこの辺のことよくわからないです。

なんてことで、相変わらず地震や原発でいっぱいいっぱいの日々。
いろいろ考える上で、刺激を受けたサイト、共感した言葉などをいくつかご紹介します。

『森は海の恋人』の畠山重篤さん。
その運動がふたたび不死鳥のように蘇りますように。
またあの美味しい牡蠣が食べられるように。
ぜひ、ご支援のほど。

一色伸幸さんのtweet。
ほんと、いろいろなこと、たくさんほったらかしてきたよ。
だめだよなあ、オレ、とつくづく。

"開戦を祝って提灯行列をし、反戦記事を載せる新聞の不買運動をしたのは庶民。敗戦になると責任を軍部に押しつけて被害者面。原発が危険なことは誰でも知っていた。詳細を学ぼうとしなかった僕たちの怠惰。「♪みんなウソだったんだぜ〜」よりは、「♪ ずっと無知だったんだぜ〜」と自分を嗤いたい。"

ピーピングしのすけのふしあなから世間 - 毎日jp(毎日新聞)から。
避難所のおじさんがみんなに聞こえるように大きな声で言う。
「なあ、みんな。俺たちは大丈夫だよな。食べるものも少ししかないし、酒もたばこもなくて早寝早起き。こんな毎日が続くと健康になっちまうな、ははははは」

津波でなんと自分の家のテレビの横に、半ばひからびてしまった大きなエイがいた。抱えて運ぶおじいさんは言う。
「お前も災難だったな」

少々なまりのあるしゃべり方でなんとか笑顔をつくろうと絞りだすように言う被災地の店主。
「これからは前向きにいきたいと思ってるんだけど、どっちが前だかわからねえよ」

東日本大震災:「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見 - 毎日jp(毎日新聞)
南相馬市の小学生の兄弟のあまりにもひどいケース。
子供の頃のおぞましい言葉、「えんがちょ!」を思い出してしまった。
寂しい限り。

「兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。
 兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれた。兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていった。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、両親らは相談。「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難した。」

なんかいろいろおかしいなーと思った話 - G.A.W.
『あの大量のがんばれ日本とか強いぞ日本とか団結は日本の力って、いったいなんなんだろう。ふつうの人たちのがんばりの許容量を超えたがんばれメッセージだけが大量に出回ってる。善意搾り出さなきゃいけないってことか。そうやって搾り出された善意どこ行くん。千羽鶴作ればいいん?
 今回、ネットあたりではよく「不謹慎」って言葉を見かけたけど、実はこの「不謹慎」って、人が本来「自然に」持ちうる「対岸の火事」に対する善意の量を超えるものを求められた結果、善意が暴走したものなんじゃないかと思ってる。やれることあんまりないのにやらなくちゃ!みたいな気分が空回りしてるような状態。』

境さんのブログから新しい政治の季節がはじまろうとしているという記事。

この地震で目覚めた感がした矢先の都知事選の結果。
日本新党と細川政権の話。
理屈っぽくて小うるさい団塊世代のおっさんの話。
キャンパスの立て看の話。
そして、安田講堂や連合赤軍の話。
それにしても、先週の日曜に高円寺で反原発デモが行われて1万5千人も集まったっていう事実はすごい。
新しい政治の季節が確実に訪れているということなのか。

岩手発の「復興の狼煙」ポスタープロジェクト
どのポスターもメッセージ力の強さが素晴らしい。
コピーもビジュアルも極めてシンプルなのに訴求力抜群。
クリエイティブの力を見直してしまうプロジェクトですね。

川島さんのご紹介のプロジェクト。
原発事故の影響による風評被害を防ごう!
おっちゃん、おばちゃんが食べたるで!


つべこべ言わずに何でも食べまっせ。
つい最近人間ドックでCTスキャンやってかなりの被曝したばかりだし、怖いものなし。
だって僕らの若い頃なんか、今みたいにしっかりした基準とかないから、よく洗ってないものとか、カラダにはよくない着色料だの調味料だの、平気で食べてたもんね。
ワタナベのジュースの素とか。(笑)
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気分も満開

2011年04月15日 19時48分35秒 | 日記とニュース
2007年=「桜吹雪」、2008年=「さくら」「幸せな一日」と以前も書いてますが、毎年家の近くの境川(真間川)の桜を見に行ってます。

考えてみればこんな護岸工事をする前の子供の頃からですね。
灯篭流しなんかもやってました。

ということで今年も行ったので、きれいな桜をご堪能ください。




二羽の鳩の会話。
天気も良し。のどかだなあ。

う・・・。この子、かわいいなあ。
なんとなく気になる・・・。

もうちょっと近寄って話しかけてみようかな。

「あのー、桜、きれいですね。」

「後ろの方も満開ですよ。」

「あの・・。えーっと。」


ちょっとなんだかムラムラしてきちゃったよ。
このところ自粛ムードでどうも気分がふさいでいたからなあ。
あっ、だめだ。もう抑え切れない。





「ねえ、なんか私たちのこと、さっきから見てて、写真撮ってる変なオヤジがいるわよ。」
「そんなのいいよ。気持ち悪いけどほっとけば。」



「もう一度、いいだろ?」

「うーーん、もう。。。」


「あのオヤジ、覗きかしら。いやだ、まだしつこく見てる。」
「風体も怪しいし、変態じゃないか、きっと。」
「皆こんな大変な時なのに、あんなオヤジみたいになりたくないね。」

「ずいぶん写真撮ってるからやばいわよ。
ブログにでも写真出されたら嫌だし、もうやめましょうよ。」

「もう、恥ずかしいわよ。皆見てるじゃない。」
「そうだよね、昼からこんなイチャイチャしたりしてると、また、花見は自粛だなんて言われちゃうからね。」

「俺たちだって、平和の象徴とか言われてるし、なんか役に立ちたいけどね。」
「でも、前の総理大臣が私たちのイメージ、台無しにしてくれちゃったじゃない。」

「“イーハトーブ”なんて言葉もあるし、もう一度理想郷を目指してがんばっていかないと。」
「あら、あなた、素敵なこと言うわね。。。



千葉県市川市の桜の名所、境川からのレポートでした。
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地震について考える日々・その4・田坂さんの講演会

2011年04月13日 11時13分00秒 | 3.11
「無意識の怖さ」をはじめとして、過去何度も取り上げている田坂広志さんの話。

地震の後、ほとんどのイベントが中止、延期されている中、今やることに意味があるとのことで実施された3月23日の社会企業大学の講演。
首都圏といえどもまだまだ不安でいっぱいの時、凡人さんと一緒に行ってきました。

枝野さんが会見で言っていたようですけど、原子力の専門家でもある田坂さんは、先日、総理から福島原発事故対策のため政府に助言をする役割の内閣官房参与に要請を受け、就任されたとのことです。

この講演会の様子がユーチューブで見られますので、お時間のある方もない方も、田坂さんをご存知の方もそうでない方も、ぜひご覧ください。

田坂広志 「東日本大震災 いま、あなたに何ができるのか」

以下、田坂さんのメッセージです。
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 いま、我々は
 東日本大震災の惨禍と混乱の中にあります。

 この惨禍と混乱の中にあって
 いま、我々は、何を考えるべきでしょうか。

 この東日本大震災。

 二万人を超える方々が命を失った
 この大震災と大津波。

 それは、なぜ、起こったのか。

 いま、我々は、そのことを考えるべきでしょう。

 ただし、その意味は、決して、
 日本は地震国であったから
 日本は島国であったから
 そういう意味ではない。

 そうした「科学的説明」よりも
 大切なものがあります。

 「意味」を感じる力。

 それが、いま
 深く問われています。

 そして、我々の心の奥深くには
 いま、共通の感覚が、ある。

 この大震災は
 起こるべくして起こった。

 その感覚が、あります。

 それは目の前にある、現実。

 混迷する政治
 低迷する経済
 共感を失った社会
 倫理を忘れた経営
 働き甲斐の無い労働
 浮薄な文化
 弛緩した精神

 実は、我々の誰もが、そのことを感じていた。

 そして、我々の誰もが、心の中で感じていた。

 いつか、この国は、経済の破綻に直面する。
 そのとき、我々日本人は、
 大切なことに、気がつくのだろう。

 誰もが、そのことを、心の中で感じていた。

 この、我々の中に、共通にあった感覚。

 しかし、実は、この感覚の中に
 すでに、甘い認識が潜んでいた。

 2011年3月11日。

 何が起こったか。

 政治、経済、社会、文化の
 すべての破綻を遥かに超え
 史上空前の危機がやってきた。

 一瞬にして失われた、二万人を超える
 尊い命。

 いま、誰もが、この事実の前に、
 言葉を失い、茫然と立ち尽くしている。

 しかし、この最も痛苦な時期だからこそ
 我々が、自らの心に、深く問わなければならない
 大切な問いが、ある。

 この方々の尊い命は、なぜ、失われたのか。

 その問いを、問わなければならない。

 そして、その問いを通じて
 我々が、気がつくべきことが、ある。

 この方々が、その尊い命を賭して
 我々に、教えてくれようとしたものが、ある。

 そのことに、気がつくべきでしょう。

 では、それは、何か。

 この講演では、そのことを語りました。
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東日本大震災はなぜ起こったか?

田坂さんは、「この大震災は起こるべくして起こった。」と言っています。

このことは、我欲で天罰だ、と言われた方の発言とも共通する部分もあるのかと思います。

我々が、大事なことをほったらかしにしてきたこと。
もっと便利に、もっと快適に、もっと楽をして、もっと優雅に、もっと、もっと、と調子に乗り続けてきてしまった。
なんとなくはわかっていたのだけど、反省も自戒も次回繰越にしてきてしまった。

このブログがしっかり言い当てています。

日本人の価値観にまで踏み込んで原発問題を考えるべき時が来たのだと思う
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
日本人が大切にして来た価値観の喪失がある。

誰もが「大学を出て、都会の会社に勤めるのが一番の幸せ」という、たった一つの作られた価値観に縛られて、多くの人たちが首都圏に移動してサラリーマンになろうとした結果が、「遊ぶ時間もなく塾に通う子供たち」であり、「地方の過疎化」であり、「跡継ぎのいない自営業」であり、「一度大学に入ったら勉強もせずに3年生で内定をもらう大学生」であり、「結婚しない若者たち」であり、「コンビニで買った弁当を子供に毎日食べさせる親」であり、「地方に押し付けられた原発」なのである。

そういう価値観の部分にまで一歩も二歩も踏み込んだ上で、「これからの日本はどうあるべきか」を考えない限り、原発問題は解決しないと思う。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

我々の中にあった共通の感覚。
田坂さんの話はずっしりと重く響いて来ました。


 「今まで、自分以外の誰かがこの国を変えてくれるだろうと漠然と思っていた。
 この日本という国は生まれ変わらなければならない。
 この国が長く続いた混迷の時代を越え、素晴らしい国へと生まれ変わらねばならない。


 「そのために今我々がすべきことは何か?
 立ち止まって見つめるべきこと。
 この思いを風化させずに心に刻むこと。
 瞼に焼き付けよう。胸に刻もう。」


 「大地震と大津波。
 人間に対して分け隔てない出来事。
 年齢、性別、地位など関係なく襲いかかる災難。
 ほんのわずかな人生の偶然の違いで自分もまた被災者になったのではないか。
 あの方々の姿は実は自分の姿ではないのか。
 その共感を胸に抱き、今我々が為すべきことは何か。

 為すべきことはただひとつ。

 それは“目の前の仕事”。



 「仕事のかなたに何を見据えているのか。
 日々の仕事を通じて素晴らしい日本を作るという気持ち。
 使命感。志。思いが籠もっているか。

 “人生を賭して信じていることがあるのか?”
 それが問われている。」


 「人生において起こる出来事には必ず深い意味がある。」


 「人生において起こることはすべて良きこと。」


 「辛い現実を前に、この意味を深く見つめ、いつの日か必ずこう語れるように歩みたい。
 “あの方々のお陰で素晴らしい国ができた。”と。」



 「3.11に起こったこと。
  日本人全員の原体験として心に刻むべき時。
  いつの日か必ず語ろう。
 “あの時、この日本の再生が始まった。”と。」

まだまだ原発、余震で落ち着かない日々。
被災地の方々の痛みをできるだけ自分のものとして感じつつ、日々の仕事や生活をしっかりやっていかねばと痛感する今日この頃です。
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40歳からの名人戦

2011年04月08日 08時21分40秒 | 将棋
名人戦第一局
森内挑戦者が、40代にふさわしいような将棋を指したい、と言ったそうな。
40歳同士、永世名人同士、四半世紀に渡るライバル同士の対決が満開の桜の中でいよいよ始まりました。

さて、不惑を迎えた羽生名人の新著「40歳からの適応力」を読みました。
40歳からの適応力 (扶桑社新書)
クリエーター情報なし
扶桑社


今までの著書と同じように、羽生さんが自らの将棋観、将棋の持ついろんな特性について語っているのだけど、齢40になり、いろいろな経験を積んできたことで、若い頃とまた違った視点、考え方ができてきたことを語っている。

内容については相変わらずわかりやすいし、項目ごとに論旨が整理されており、とても説得力があるのだけど、この本で一番感じたことは、羽生さんが次から次へと繰り出してくる比喩の豊かさ、ということです。

ざっと順不同で挙げてみると、
河合隼雄、ヨットの白石康次郎、麻雀の桜井章一、人工知能の金出武雄教授、外務省の佐藤優、潜水家のジャック・マイヨール(仏)。

世阿弥、千利休、芥川龍之介、宮沢賢治、サリンジャー、スティーブ・ジョブズ、ニュートン、聖徳太子、アントニオ猪木、寺山修司、周防正幸、ヒッチコック、オバマ大統領、キング牧師、トフラー、F.コッポラ・・・・。

新旧問わず、政治、文学、芸術からビジネスも含め、これだけ幅広い一流の人たちを例に挙げ、将棋について、経験について、自らの考え方について語っている。

登山やマラソンの話、航空業界のアライアンスの話、織田信長の桶狭間の戦いの話も出てくる。
サーファーの波乗りの話もあり、古典芸術の話もあり、はたまたトヨタの生産ラインの話も出てくる。
安部公房の「砂の女」、物理学や量子力学の話、そして、IBMの経営についてとその引き出しは尽きることない。

今までいろんな人との対談、共著などがあり、その人脈も含め、羽生さんの知識の幅広さ、深さは凄いものだとわかっているものの、いつどこでどうやってこんなにたくさんの幅広い事例を自らの引き出しにしているんだろうか。
将棋の対局や研究以外は、すべての時間を使っていろんな本を読み漁っているのだろうか?

いや、読書だけでは済まない。
リスクを取るという話で、投資を例に挙げる。
ポートフォリオという考え方、分散投資の話がある。
果たして羽生さんは投資を実際にやっていたのだろうか。

歩をたくさんもっていることの例えで、「経営でいうところの内部留保」、という言葉が出てくる。
まさか企業経営をしていたことはないと思うのだけど、こういう時にこういう例がスラスラと出てくることがすごい。

オールインワンの話の例として韓流ドラマの話が出てくる。
そんなドラマをいつ見てるのだろうか?
そういう話をどこで誰から仕入れているのだろうか?

ビジネススクールの授業のケーススタディーの話が出てくる。
そんな授業は絶対に受けたことないと思うのに、何で知ってるの?
何でそんな風にうまく語れるの?
と、普通に考えると不思議がいっぱいの羽生さんである。

見事なまでの比喩の引き出しの多さ、そして、それを持ち出す局面の的確さ。

すべては羽生さんならではの好奇心、探求心の現れである。

いろんな世界の専門家や一流の人たちの持つ言葉や経験の中に独特の拘りや視点や考え方がある。
羽生さんは彼らの視座を通して、新鮮な気持ちで将棋というものに対峙している。
将棋を見つめ直し、さらに深く理解しようとしている。

将棋のこと、棋士のこと、戦型や手筋のことをうまく説明できる人は他にもいるかもしれないけど、これだけ多種多様な比喩を駆使して自由自在に将棋の醍醐味を伝えられるのは羽生さん以外にはいない。

こうして本を書くことでまた自分の頭の中を整理する。
インプットした情報を自分なりに咀嚼して定着させる。
それが羽生さんの貴重な原体験になっている。
将棋の強さの源泉にもなっている。

今、時代は不透明であり、何が起こるのかわからない、常に予断を許さない。
いざという時、今までの蓄積だけではどうにも判断が難しいような局面が訪れる。
そんな時こそ必要な資質、は、経験値、経験則に基づく対応力、適応力。

野生の勘。想像力と創造力。

そして、玲瓏の心持ち。

変化を恐れず、一歩一歩力強く華麗に“けものみち”を突き進む歩み。


40歳という年齢を迎え、若い頃のような瞬発力や記憶力も減退し、今までのようには勝てなくなる棋士も多い中、羽生さんはさらに、以前よりもはるかに進化し続けている。

羽生さんの強さはよくこう言われる。

「相手の手に逆らわずについていって、中盤で見せる柔軟で自在な対応力、適応力。」

「懐の広さ、深さ。」


ここがプロの中でも抜きん出ていると言われる。
この力の源泉は、いろんなジャンルの一流の人たちとの交流の中で培ってきたもの、得てきたものが大きいはず。その財産を自分の中で発酵させ、他のエキスと合わせたりもしつつ、整理分析、定着させる技。
それが、40歳からの羽生さんの強さや人間的魅力の土台になっていると思う。

そして、「どうして羽生さんだけが、そんなに強いんですか?」という梅田さんの問いかけへにもリンクしているはずだと思っている。

将棋の持つ魅力、醍醐味。
長い間多くの先人たちに愛され育まれてきたこの日本が誇るべき伝統文化。

羽生さんは、大好きな将棋の奥深さを貪欲にもっと知りたい、もっと味わいたい、という純粋な思いに身を任せつつ、他のいろいろな世界や人間に対する探求の旅を続けていく。

そういう意味でもこの40歳からの名人戦は、我々にまた違う味わいを見せてくれるはずだ。
この本を読み終えたばかりということもあり、そんな視点でも今期の名人戦を楽しみたいと思っています。素晴らしい熱戦を期待しています。
コメント

地震について考える日々・その3

2011年04月04日 10時54分02秒 | 3.11
前回の記事に続き、佐々木俊尚さんをはじめとして、twitter、facebook、その他で知った刺激を受けたサイト、共感した言葉などを整理しておきます。

以前も《森が作った牡蠣》《世の中全部つながっている》と記事を書きましたが、
「森は海の恋人」という著書もあり、気仙沼で牡蠣の養殖をするとともに、環境や植林活動など、警鐘を鳴らす発信をしている畠山重篤さんのブログ。何度か牡蠣やホタテを取り寄せたりしましたが、これはもう絶品でした。心配していましたが、このような状況のようです。しかし、またおいしい牡蠣を作るために、復活を宣言しています。
三陸・関東大震災に寄せて - 「リアスの海辺から 〜カキじいさんのつぶやき〜」
森は海の恋人 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋


東銀座に行くと時々立ち寄る岩手のアンテナショップ、「いわて銀河プラザ」の話。
がんばってますね。
自分の使命はこういうことだ、と認識することは貴重です。

「商品が残り1個になっても、店を開けるということにこだわりたい」と県職員で同店広報担当の三浦巧さん(37)は話す。
「今、自分にできることは、店を開け続けること。情報を発信していくことが使命だと気づいた。」
【岩手】銀座のアンテナショップから情報発信 品薄でも開店

乙武 洋匡さんのtweet。
「自粛」でなく「他粛」。

「いまは被災地以外でも、“自粛ムード”により、様々なイベントが中止。それは、熟慮の末の判断なのだろうか。「中止のほうが無難」という思考に基づいていないか。そのイベントにどんな工夫を加えたら、微力でも復興へのプラスになるのかと、前向きに考えてみることも必要では?」

「本当に様々な角度から検討した結果の「中止」なら、僕も尊重する。ただ、いまは「ここで開催したら、不謹慎とか言われるのでは…」と、周囲の反応を気にしての中止が横行しているように思えてならない。それは「自粛」でなく「他粛」。被災地のことじゃなく、自分たちのことを考えているだけ。」

うちの近くの飲み屋さんのポスター。
なんとか打開しようと皆工夫したりしてがんばってます。


市川市のメルマガ。
皆いい流れでがんばってるだけでなく、こういう輩もがんばってるのか。
そういえば、ここのところ、パトカーや警官がすごく多い。

「3月22日~3月27日、市川警察管内は空き巣が3件、ひったくりが5件、自動車盗・車上ねらいが9件、行徳警察管内では空き巣が2件、自動車盗・車上ねらいが3件発生しています。
 ひったくり、車上ねらいの被害件数が多数報告されています。ひったくり対策としてバッグのたすきがけや自転車の前カゴにカバー、車上ねらい対策として施錠や貴重品のしっかりとした管理をお願いします。」

電力のお勉強です。
kazuの西陣に住んでますの記事、東京電力の計画停電を考える-2です。
原子力にしろ、電力にしろ、今まで知らなかったことが多すぎです。
Q.一度計画停電をすると決めたのに、なぜ急に中止するんですか?
A.この場合、仮に計画停電を続けたとしても残念ながら電力供給に与えるメリットは何もありません。

Q.多くの電力を利用するナイトゲームを行うのは許せないという議論があります。
A.一番の問題の本質は、ナイトゲームではなくTV中継にあります。たとえゲームを60Hz地域で行ったとしてもTV中継を行えば、その効果は変わりません。一般にナイトゲームが悪いとされていますが、実はデーゲームを行ってそれをTV中継する方が電力ピーク時と重なってより深刻かもしれません。

おー!やりますねえ。
アエラ表紙に抗議、野田秀樹氏が連載降板 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

AERAが許せないと思えば、執筆者は書かなければいい、僕らは買わなければいい、それだけのことだ。
野田さんの下記の文章もとても感じてしまいます。

「劇場の灯を消してはいけない」
「劇場で守る「ココロ」というのは、人間の営みに欠かせないものであると申し上げたい。日常の営みを消してはならないように、劇場の灯も消してはいけない。そう思うのです。劇場の灯が消える時は、「ココロ」の灯が消える時です。」

いろいろ考えさせられる境治さんのブログ、美しいウソの時代は、もう終わったんだね
なぜか、今は亡き杉山登志さんを思い出しちゃいました。

「広告は、美しいウソのしのぎあいだった。20世紀まではそうだった。テレビをはじめとするマスメディアが、巨大な消費意欲喚起装置として発展した時代の、必要な要素が、広告という美しいウソの場だった。」

「こびりついていた”美しいウソ”を、大津波が洗い流してしまった。たぶん、そんなことが起こったのだと思う。」

被災地へ医療スタッフとして行った経験を書いたこのブログ、いろんなところで紹介されているけど、最後まで読んで、今起きていることを強く深く重く感じる。
今回の出来事の現場での臨場感。
被災地にいない僕らがこのことをどこまで自分の原体験として根付かせられるのか。
あの映像を繰り返し見ることよりもこの文章のひとつひとつが心に染み込んでくる。
素朴で力強い素敵な文章でした。

脱原発に動き始めたドイツ|世界各国の動き|東北地方太平洋沖地震|環境と平和のNPO法人 ネットワーク『地球村』
世界はどんどんこういう流れになりますね。どうなるにせよ、サステイナブルな快適な生活に向けて根本から考え直すいい時期です。

「福島第一原発の事故を受けてメルケル首相は、延長計画を3カ月で見直すことや、使用年数が最も長い原発7基を一時停止しました。今回の選挙結果により、ドイツでは脱原発政策がさらに推進されると考えられます。」

糸井重里さんのtweetと日記。

「長丁場になりそう。今回ばかりは、「解決」をどこかに探しに行って買ってくれば済むというようなことじゃない。すごく遠回りして「つくる」ことばかりだ。町も港も、電力も機械も、アイディアも覚悟も、組織も思想も。超長距離の走り方が必要だ。」

ほぼ日刊イトイ新聞 - 東日本大地震のこと。

これはもう2、3年なんてもんじゃない。
僕らには長丁場に走り抜けていく覚悟が必要です。
そして、「この長丁場の結果を見なきゃ、死ぬに死ねねぇぜ。」という気概もですね。

飯野賢治さんのブログ「息子へ」

これ、素晴らしい文章です。
先の世代への影響についてどう考えるのか。
冷静であり、かつホッとな語り口がジーンとくる。

「パパは、自分の世代より先まで
影響を与えてしまう可能性があることって
手を出しちゃいけないと思っているんだ。
いま生きている人が、その人生を「どう生きようか?」
というのは、その人の自由でもあるから
少なくとも、それを求める権利はあると思うんだけど
次の世代とか、その先の世代まで
影響しちゃうようなことは、やっちゃいけないと思うんだよ。」

Ichiro_Meigenのtweet。開幕して、早速ヒットを連発してますね。
今期もやってくれるでしょう。

「自分のことをしっかりと把握して理解してさえいれば、溢れかえった情報の中から、自分に合った正しいものを見つけてくることに伴う危険はかなり低くなる ─ イチロー」

千葉市長の熊谷俊人さんのtweet。
「都が井の頭公園での花見宴会を自粛するよう要請とのこと。理由は地震への配慮とのことですが、さすがにそれは…。被災地を応援するためにも無事な地域が元気を出さなければ。千葉市花火大会も「自粛しますか?」と担当が聞いてきたので「復興のためにもやるべきだ」と伝えました。」

蓮舫に一票!
【東日本大震災】蓮舫氏、石原都知事の「花見自粛」に反論 「権力の社会制限は最低限に」 - MSN産経ニュース
天罰発言も含め、どうも全部が上から目線なんだよね、この人。
都民じゃないからどうにもできないけど、四選なんてことになっちゃうわけ?

為末大さんのtweet。
「自分が何かを犠牲にすればするほど人を喜ばせられるという認識自体に躓きがある。相手に与える行為は他人を喜ばせる為ではなく自分を幸せにする為に行っている。本質的には与える事は減る事ではなく増える事。」

武田徹さんの記事、反原発と推進派、二項対立が生んだ巨大リスク
この対立の図式をとてもわかりやすく論理的に説明してくれています。

これについての糸井重里さんのtweet。
「互いに敵として対立的に向かいあうのではなく、ベンチに腰かけて同じ方向を見る「意見のちがうものたち」と、なりたいのです。もともと反原発でも原発推進でもない人間がほとんどのはず。脅しや逃げや嘘をろ過して考える「消費者」が重要になります。」

小型無人飛行機で撮影された福島第一原発の写真
ひぇー!!見たくなかった。すごい。

いつも「そうだそうだ!いいぞいいぞ!」と言いたくなる小田嶋隆さんのコラム、「ひとつになろう」より「てんでんこ」がいい:日経ビジネスオンライン

花見自粛の話の今回もまたすっきりさせてくれました。ぜひ、読んでください。

「自分たちで決めた自粛は、思いやりの結果でもあるし、節電への決意のあらわれでもある。その意味で尊い。
 が、上から言われた自粛には、独立自尊の潔さが無い。美しくない。」

加藤二子さんのtweet。

「母の話。被災地支援から帰還した自衛隊員が、現地での経験がよっぽどつらかったのか涙を流しながら店でビールを飲んでいた。ほどなくして酔いが回ったのか彼は椅子から転げ落ちるようにして床で寝てしまった。どうしても起きないため、困った母親は申し訳ないと思いながらも警察を呼んだ。」

「母が警察に事情を話、彼が被災地支援から戻ったばかりであることを言うと、県警の警察官はとても優しく彼を扱ってくれた。後で自衛隊員の目が覚めた時警察官は言ったそうです「お疲れさまでした。」」

「そうですね。みんな辛かったんでしょうね。みんな泣いてる。泣きながら、でも被災地で手を休めるわけにはいかないからほっとした時に涙を流す。そんな人達を優しく迎え、受け止められる社会がまだあって良かったと思います。」
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『妻の小言。』出版化実現に向けて

2011年04月03日 14時27分27秒 | 将棋
昨日の記事、祝!「妻の小言。」出版化

すごいアクセス数でした。

そして、今朝、妻の小言。エイプリルフール

>誰か1人でもひっかかってくれていたら本望です。

はい、よかったです。

ずっと、実現したらいいのになあ、と思っていたこともあり、時節柄明るい話題を求めていたこともあり、あまりにうれしくてね。

「あー、そうかあ、父さん、一本取られたなあ~。」

そしてGちゃんもお疲れ様でした。

とまあ、素直に敵のはめ手にやられちゃったのを認めた上で一言。

相手の作戦、構想を深く読んだ上での対応。
それも含みに入れた上で、まずは手に乗って自然体で受けてみるのが上級者です。

昨日の記事では、
単に、「出版されるのが決まったんですね。」というのではなく、

「ついに“昨日”、出版化が実現したようです。」と、日付を明記して一応布石は打ってありました。
敵の作戦に乗った上で有利な局面を作っていくこの懐の深さ。
さあ、次の一手をどうするか、です。

エイプリルフールにしろ何にしろ、本人がああ言うからには、ブログが出版化されたらいいなあ、と、意識してると言うか、望んでるだろうことも確認されました。

これを機に実現に向けて動きが出てこないでしょうかね?

いや、今回の地震じゃないけど、人まかせにせず、一人一人が協力して皆で動きを作りませんか?

少なくても将棋ファンの方、将棋クラスタの方々は皆望んでますよね?

出たら買いますよね?

「そうだそうだ!」、「出たら買うぞ買うぞ!」、というレスを声高らかによろしくお願いします。(twitterやブログ、facebookなどでも)

それを見た出版社や編集者の方々は、これは行けるかもしれないな、儲かるかもしれないな、ちょっと取り組んでみようか、と思ってくれるに違いありません。

《「妻の小言。」出版化推進委員会》でも作っちゃいますか?

>ブログ本、そんなわけがないです。

いや、そんなわけはあるんです。

「いいんです。出すんです。」(川平慈英風)

やりましょう。出しましょう。

『がんばろう、妻の小言。

僕らはひとりじゃない!

みんなでやれば大きな力に!』
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