英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

2017都道府県対抗女子駅伝 その2

2017-01-17 20:10:41 | スポーツ
「2017都道府県対抗女子駅伝 その1」の続きです。

 1区は埼玉・阿部がトップ。2位は京都・一山2m差の同タイム。3位は神奈川・森田2秒差。以下、4位千葉・加世田3秒差、5位茨城・小井戸4秒差、6位岐阜・堀5秒差、7位静岡・安藤8秒差、8位高知・鍋島9秒差、9位山梨・18秒差、10位愛知・猿見田20秒差。
 群馬は55秒差の28位、兵庫は1分10秒差の38位、大阪は1分42秒差の44位に沈んでいる。


【2区】4km
 200m付近で、京都・片山埼玉・高見沢追いつく
 800m過ぎで、神奈川・佐藤と千葉・上田も追いつく。埼玉・高見沢も粘り、4チームのトップグループとなる。
 4人の走力は、佐藤5000m15:27:83、上田5000m15:36:27、高見沢5000m15:52:58、高校生の片山は3000mの9:07:63。ベストタイムだけで比較するのは早計だが、追いつかれた高見沢がどこまで粘れるか?スピードのある片山が4kmの耐性があるか?
 解説:小林氏の言によると、「佐藤は現役大学最速ランナー(何メートルについてかは不明、おそらく5000m)、高見沢は大学駅伝が2つ続いて万全ではない」とのこと。
 5位は岐阜・青木と茨城・菊池が並走。トップとの差は中継時より離れているようだ。
 神奈川・佐藤が先頭に立ち引っ張るなか、1km過ぎに埼玉が遅れだす。中継所では日差しもあったが、北大路に入って雪が舞い始めた。
 1.4km付近で千葉・上田も離れ出す。5位グループとトップとの差も開いているようだ。
 後方では高知・片岡(3000m9:33:74)がピッチ走法でぐんぐん上がってきて7位を走っていた山梨・飯野を抜いていく。その後方に、静岡、長野、長崎、愛知の姿が見える。
 2.6kmでトップの神奈川、京都と3位で並走する千葉と埼玉との差は11秒に開く
 2.7km交差点を右折し堀川通りに。依然、雪が舞っている。トップの神奈川・佐藤、京都・片山と3位2チームとの差が13秒に開く。佐藤、片山の走りは力強い。
 埼玉・高見沢が千葉・上田についていけず、離され始める。その後方、茨城・菊池が迫ってきている

 トップ二人の並走は烏丸通に入っても続く(残り260m)。雪は激しさを増してきた。
 ラストスパートで、京都・片山が先行し、トップでタスキを渡す。2位神奈川・佐藤に3秒先着。
 3位千葉・上田22秒差、4位埼玉・高見沢29秒差、5位茨城・菊池30秒差、6位長野31秒差、7位山梨33秒差と僅差で続いた。

 2区終了時
1位 (▲1)京 都  31:59
2位 (▲1)神奈川  0:03
3位 (▲1)千 葉  0:22
4位 (▼3)埼 玉  0:29
5位    茨 城  0:30
6位(▲10)長 野  0:31
7位 (▲2)山 梨  0:33
8位 (▼2)岐 阜  0:38
9位 (▲1)愛 知  0:40
10位(▼3)静 岡  0:42


 長野・和田(3000m9:11:55)が10人抜きで6位に浮上。
 途中、ぐんぐん追い上げた高知・片岡はオーバーペースだったのか、15位に順位を下げた(中継時9位)。
 群馬は樺沢が9人抜きで59秒差の19位、兵庫・福田が16人抜きで1分17秒差の22位、秋田・鈴木が10人抜きで1分18秒差の24位、大阪の髙松智美ムセンビが11人抜きで1分49秒差の33位に順位を上げている。

 1区で出遅れた群馬、兵庫は順位を上げ、それぞれ59秒差、1分17秒差で、逆転の可能性を残した。大阪も順位を上げたが、1分49秒差は流石に苦しいか?

 2区終了時
1位 片山 弓華(立命館宇治高)京都 12:32
2位 佐藤 成葉(立命館大)神奈川  12:33
3位 和田 有菜(長野東高)長野   12:34
4位 樺沢 和佳奈(常磐高)群馬   12:36
5位 福田 有以(豊田自動織機)兵庫 12:39
5位 髙松智美ムセンビ(薫英女)大阪 12:39
7位 池満 綾乃(鹿児島銀行)鹿児島 12:40
8位 西脇 舞(天満屋)岡山     12:41
9位 鈴木 優花(大曲高)秋田    12:43
10位 飯野 摩耶(第一生命)山梨   12:47

 激戦の区間賞を制したのは、片山(京都)。タスキ渡しのラストで競り負けた佐藤(神奈川)が1秒差の2位。2区序盤で追いつき、トップを引っ張り消耗したのかもしれない。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今回の寒気(2017年1月14日、15日)による積雪など(福井県)

2017-01-16 23:34:25 | 気象
「今回の寒気(2017年1月14日、15日)」のまとめ記事のようなものです。(今後、寒気が南下してきた際の、予測材料になります)

 14日(土)の夕方過ぎから気温が氷点下になり、昨年の1月24日ほどではありませんが寒かったです。
 その上、午後8時頃に強く降り出したので、かなりの積雪を覚悟して床に就きました。翌日15日の早朝、除雪車の音が聞こえたので恐る恐る外を見ましたが、ホッとしました。
 15日午前7時の積雪は、福井市14cm、武生13cm、今庄43cm、敦賀10cm、小浜36cm、大野47cm、九頭竜103cm。小浜以外の平野部では、それほど積もりませんでした。
 15日、16日も、断続的に雪が降りましたが、積雪は若干増えただけで、福井や武生の最深積雪も15cm、17cmほどで済みました。とは言え、今日は雪掻きで汗かきでした。
 寒さも15日は2℃前後と寒かったのですが、土曜日(14日)ほどの寒さではありませんでした。今日(16日)は5.7℃まで上がりました。

 ただ、ずっと寒気に覆われていた北日本の積雪(降雪)は豪雪レベルでしたし、寒気の南下具合も一級だったので、太平洋側にも雪雲がこぼれ、広島では積雪が19cmになりました。今日との女子駅伝も、雪が降りしきる中での激走となってしまいました。午前中は除雪作業に追われたそうです。

 寒気は明日には抜けますが、20日ごろにまた襲来するようです(今回ほど大規模ではありませんが、寒気の芯は強いです)。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2017都道府県対抗女子駅伝 その1

2017-01-15 19:57:32 | スポーツ
途中経過の走り書きを載せましたが、稀にみる激戦、天候も劇的だったので、少し詳しく書いてみようと思います。一気に書き上げるのは大変なので、例によって細切れになりそうです)

 【前評判】(NHK中継解説者の金哲彦氏、小林祐梨子氏のコメントを参考)
群馬 
 エース西原を含む実業団駅伝3位のヤマダ電機のメンバー3人を擁する(西原以外の2人は3000m以下の種目が得意)。1区の岡本も5000m15分33秒の実力者。中学生の2人も共に3000m9分30秒台と充実。
 アンカーの西原は「30秒差なら抜ける」と。

兵庫
 個々は例年、高校生ランナーが充実しており、今年も西脇工業、須磨学園勢が元気。加えて、1区にマラソンランナー岩出(ノーリツ)を配し、アンカーの竹地もスピード充分。

京都
 1区の一山は実業団駅伝1区区間賞、高校生、中学生も粒ぞろい、ここ2大会、アンカーで失敗しているが、今年はスピードのある筒井を配置。
 とにかく、優勝15回と最多、とにかく、表彰台の常連。
 (話が脇道にそれるが、群馬3人、兵庫と京都のアンカーもヤマダ電機。ヤマダ電機に肩入れするわけではないが、ヤマダ電機は充実していると感じた)

神奈川(金氏が推奨)
 大会記録を作った時のメンバーが4人出場。1区森田(5000m15分21秒)2区(15分27秒)4区出水田(15分35秒)、9区青山(15分46秒)と強力。中学生区間がやや不安。

長崎(小林氏が推奨)
 4区の高校1年生廣中が3000m9分00秒(高校1年生歴代最高)が注目。1区の森、2区の森中も期待できるが、メンバーが手薄。前半でリードを奪いたい。

 昨年初優勝の愛知は、昨年、アンカーで大逆転を果たした鈴木が不出場など2区の吉川以外は新メンバー、猿見田や鷲見が加わったものの、やや戦力ダウン。

【1区】6km
 有力選手は、阿部(埼玉)15分22秒・昨年1区2位、森田(神奈川)15分22秒、小笠原(山梨)15分29秒、安藤(静岡)・2年連続1区区間賞、堀(岐阜)15分23秒、鍋島(高知)15分22秒、矢田(熊本)15分25秒。
 その他の注目選手は、森(長崎)15分45秒(1500mが得意)、加世田(千葉)・昨年2区区間賞、岡本(群馬)15分33秒、
 雪は止んでいるものの、路面に雪の塊が点在。集団走なので、踏みつけて滑ったり、足が濡れないかが心配。
 1.5km過ぎ、広島、福井、青森が遅れだす。広島の小吉川は昨年1区7位でその実力を考えると、体調不良か?
 2.2km過ぎ、富山と愛媛も遅れだす。
 2.8km過ぎ、集団から15チームほど遅れだしているが、その中に兵庫の岩出もおり、苦しそうな走りだ。
 中間点(3km)を9分39秒と昨年とほぼ同じペース。寒さや雪を考えると速いと言って良いだろう。有力チームでは、兵庫が6秒遅れの36位、大阪(2年前の優勝チーム)が11秒遅れの42位。広島は35秒遅れている。
 3.9kmで110m遅れの35位の兵庫・岩出の映像が映し出される。中間点とほぼ同じ順位だが、トップとの差が広がっている。兵庫出身の小林氏の声が心配そう。この1km3分30秒かかっているとのレポート。
 4.5kmで先頭集団は約20人に。岡山・大森(5000m15分55秒)が遅れだす。
 4.7km付近の強い上り坂を過ぎ、長野、東京、三重が遅れだす。
 4.8km、群馬・岡本が遅れだす。走り方が変調で、急激にスピードが鈍り出した。
 5km(残り1km)で、福岡、鳥取、熊本が遅れだす。
 5.1km、愛知、大分、長崎も離れ出す。
 5.4kmで先頭集団は、京都・一山(実業団駅伝1区区間賞)、静岡・安藤(2年連続1区区間賞)、神奈川・森田(15分22秒)、埼玉・阿部(15分22秒)、千葉・加世田(昨年2区区間賞)、茨城・小井戸(15分51秒)、岐阜・堀(15分23秒)、山梨・小笠原(15分29秒)、高知・鍋島(15分22秒)の9人。茨城の小井戸の健闘が光る。
 ほどなく、高知・鍋島と山梨・小笠原が遅れだし、残り400mで7チームに絞られる(京都、神奈川、埼玉、静岡、岐阜、千葉、茨城)
 残り200mで埼玉・阿部、京都・一山、神奈川・森田の3人がトップを競り合う。
 神奈川が離され始め、京都・一山と埼玉・阿部がスパート合戦。

 区間賞は阿部(埼玉)で19分27秒、2位は一山(京都)2m差の同タイム。3位は森田(神奈川)2秒差。4位加世田(千葉)3秒差、5位小井戸(茨城)4秒差、6位堀(岐阜)5秒差、7位安藤(静岡)8秒差、8位鍋島(高知)9秒差、9位小笠原(山梨)18秒差、10位猿見田(愛知)20秒差。
 群馬は55秒差の28位、兵庫は1分10秒差の38位、大阪は1分42秒差の44位に沈んだ。
【続く】
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

2017都道府県対抗女子駅伝 5区途中では5チームの優勝争い

2017-01-15 14:08:23 | スポーツ
 1区で、群馬、兵庫、大阪など優勝候補のチームが下位に沈む波乱の展開。
 その中で、1区で2位、2区でトップに立った京都が、このままいくかと思われたが、3区で伸びずに5位に後退。
 その3区で長崎の高校1年生廣中が11人抜きでトップに立つ。2位は神奈川。3位の静岡も8人抜きで3位。

 5区途中の跨線橋付近で、1位神奈川、2位長崎、3位静岡、4位千葉、5位京都。
 この5チームの中で、後半メンバーを比較すると、千葉が有力、神奈川もメンバーが揃っている。京都も力がありそう。長崎、静岡は苦しいか。

 5区終了時の順位は
1位(▲1)神奈川 1:09:05
2位(▲2)千 葉 0:01差
3位(▼2)長 崎 0:06
4位(▲2)京 都 0:11
5位(▲4)長 野 0:12
6位(▼3)静 岡 0:16
7位(▲1)愛 知 0:26
8位(▼3)岡 山 0:28
9位(▲3)群 馬 0:32
10位(▼3)鹿児島 0:36

 1区で出遅れた群馬(28位・0:55差)は9位(0:32)に、兵庫(38位・1:10差)は12位(0:43差)に、大阪(44位・1:42)は15位(1:40)に順位を上げてきている。群馬はアンカーに西原が控えているので、大逆転優勝も有り得る。愛知もアンカーの鷲見が完調なら、可能性あり。

 6区を終え、神奈川がトップで、以下長崎、長野、京都、千葉、岡山、愛知、兵庫、静岡の順で、10位は群馬。さらに11位の福岡も48秒差と大接戦。
 7区途中で、神奈川と長崎がトップを並走。追う第2グループから兵庫、愛知、千葉、岡山が抜け出した模様。京都が粘り、長野が苦しそう。
 長崎はメンバー的に苦しいと上述したが……「ごめん」

 それにしても、激しい雪!
 それに負けない選手たちの走りには脱帽。
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

今回の寒気(2017年1月14日、15日)

2017-01-14 19:27:47 | 気象
「数年に1度の寒気」の南下により、北海道、東北、新潟県では大雪になっており、今日(1月14日)明日(15日)は列島全体が寒気に覆われるそうです。

 今回の寒気の様子は下図です(上空1500mは今夜9時、5000mは今朝9時の予想図)。
 


 寒気と言えば、「10年に一度の寒波」、あるいは「史上最強の寒波」と言われた昨年(2016年)1月24日に襲来した寒波ですが、それが下図。

 1500m上空の寒気の南下は半端ではなく、沖縄でも雪がちらつき、日本中が冷蔵庫に入ったかのような寒さでした。
 ただ、この時の上空5000mの寒気の強さはそれほどでなく、積雪は50センチほどで済みました。

 今回の寒気は、沖縄にまでは到達しませんが、日本列島をすっぽり覆い、南下度としてはかなりのレベルです。また、上空5000mの-36℃の寒気の芯も大きいです。

 寒気の芯を加味しすると、2012年1月26日から2月初旬の寒気がちょうどよい比較データになります。

 寒気の南下具合は今年とこの時は同程度、寒気の芯の大きさはこの時の方が大きいです。
 この時は、1月25日に積雪35センチ、26日に47センチに達しました。
 寒気は大きいと、自らがぶよぶよ回転しながら日本列島に近づくので、1月31日にもう一度寒気の芯が南下し、2月4日には積雪が61センチまで積もりました。

 今回の寒気は、寒気の芯がその時よりは小さいので、火曜日(17日)水曜日(18日)には一旦北上するので、それほどの積雪にはならないと考えられ、降っても30センチ程度かなぁ…(20日にもう一度寒気の芯が襲来しますが)。
 ただ、雪はちょっとした風向きで全く降り方が変わるので、予測は難しいです。
 ちなみに、昨年の最強寒波の時、私は記事で「最悪60㎝の積雪、運がいいと20㎝…正直、予測できません」と書いています(実際の最深積雪は47センチでした。

 現況ですが、今日の昼過ぎから気温は0℃台(午後3時には-0.8℃と福井では珍しい昼過ぎでの氷点下)。午後6時-0.9℃、午後7時には-1.7℃と寒波の襲来を示す気温です。
 午後7時の積雪は、福井市12センチ、越前市武生7センチ、今庄36センチ、敦賀11センチ、小浜30センチ、大野46センチ、九頭竜104センチ。金沢5センチ、富山25センチ。
 今のところ近辺は、運よくそれほどの積雪にはなっていませんが、月曜日までは、まだまだ油断はできません。



 こんな記事を書いていたら、降り方が強くなりました。(午後8時の積雪は、福井14センチ、武生11センチ)


 ところで、気象庁の「北陸の多い所で1m」と言うのはやめてほしいです。
 同じ北陸でも、「新潟県」と「富山県、石川県、福井県」では、相当雪の降り方が違います。気象庁はそこを区別して報じてほしいです。
 それと、一般の多くの人の欲しい情報(予報)は平野部(都市部)の積雪予報です。スキー場付近の雪がたくさん降るところを予報してもらっても、何の情報にもなりません(今回、昨日まで福井~富山の平野部では積雪ゼロでしたが、気象情報やニュースで「北陸も大雪」と何度も報じられました。山間部に温泉地が多いので、その点では意味があるかも)。

 


(大雪と言うと豪雪だった2011年を思い出します)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

相棒 season15 第11話「アンタッチャブル」 【追記あり】

2017-01-12 18:07:44 | ドラマ・映画
アンタッチャブル………
・英語で「触ることができない、触ってはいけない」という意味の形容詞。 またそこから転じて、触るのも汚らわしい人や賄賂の通じない真面目な人など「触ることのできない人」を意味する。(by 『ウィキペディア』)
・インドの不可触賤民。四種あるカーストの最下級にあたるシュードラよりも、さらに下の階層。(by 『YAHOO!知恵袋』)


 タイトルから、個人的にはマフィア映画を連想してしまうが、「触れてはいけない」というオーソドックスな意味だった。
 とは言え、特命係の二人が、警視庁副総監のアンタッチャブルな命令に簡単に背いてしまうので、タイトルの重みがない気がする。
 (まあ、今回の件で、特命係が警視庁副総監の抹消対象になってしまったので、その点では意味があるかも)

 事件解明については、目撃者を捜しだし、目撃者の記憶を引き出しただけ。
 しかも、その目撃者が犯人探しに首を突っ込み、危険な目に遭うという“お約束”のパターン。
 まったく薄っぺらでつまらないストーリーだった。


 目撃者を探し出す過程も、「現場は人通りの少ない通りで、近くにコンビニなどもないことから、目撃者である少女はどこに向かおうとしていたのか」が気になっただけで、あとは中学生の隠れ家を見つけ、副総監の情報を青木(浅利陽介)から教えてもらっただけ。
 目撃者への聴取も、多少、記憶のカギをを外してあげるような聞き取りのテクニックはあったが、記憶力がやたら良い目撃者の能力によるところの方が大きいし、ひねた少女の心を揺さぶるような言葉もなかった(「不良行為を見逃す」取引はしたが)。
 勝手に少女が思いだし、正義感をもたげ、危険な目に遭い、役に立ったと喜んだだけ……



脚本は山本むつみ氏
 「人情的なドラマ性に重きを置いているようだが、今回はその部分が面白かっただけに、事件のミステリー度が低かったのが残念である」とseason15 第4話「出来心」で述べていたが、今回はその点でも不満が残る。
 確かに、中園参事官の正義感とささやかな反抗は面白かったが、そのきっかけが、食堂で偶然に会った同期の刑事に被害者の事情を訊いたという都合の良い展開。中園参事官が報告書を読み、被害者の持っていたケーキに注目し、被害者の心境を知ったというのなら良かったのだが…


 今回、真野勝成氏に続いて“要注意脚本家”に昇格決定!


≪参照≫
season12 第15話「見知らぬ共犯者」
season13 第13話「人生最良の日」(タイトルを見た瞬間、ダメさを思い出してしまう)
season14 第16話「右京の同級生」
season15 第4話「出来心」
 

【追記】
 目撃証言がないと全く捜査が進まない捜査一課というのも……(一生懸命捜査はしていたようだが、無関係者をしょっ引いて、怒られていた)
 もみ合っていたのなら、何らかの痕跡があったのでは?(足跡や遺留品、傷口から凶器の特定、衣服や皮膚に犯人の汗や指紋が付いた可能性も)

 人通りの少ない場所に自動販売機があるというのも不自然のような気が……


【ストーリー】番組サイトより
唯一の目撃者は警視庁ナンバー2の愛娘!?
特命係が手掛かり無き殺人事件に挑む!


 都内の裏通りで会社員の男性が刺殺される事件が発生。犯人の遺留品はなく、捜査が難航する中、有力な目撃者が現れる。しかし、その人物が警察上層部の家族で、中学生の少女ということが分かり、捜査本部にも接触禁止が厳命される。それを受け、刑事部長の内村(片桐竜次)は、自分に火の粉が及ばないよう、あらかじめ特命係に事件とかかわらないよう釘を刺す。
 ところが、そんなことはお構いなしの右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、さっそく事件現場に足を向ける。周辺の状況を確認した右京は、現場は人通りの少ない通りで、近くにコンビニなどもないことから、目撃者である少女はどこに向かおうとしていたのか気になる。すると、事件現場付近の空き家に中学生ぐらいの少年少女がたむろしているのを発見し、注意する。その中には、事件の目撃者である里奈(桜田ひより)の姿もあった。
 そんな中、中園(小野了)は、事件が起きた日が被害者の娘の誕生日だったことを知り、同じく娘を持つ父親という自身の境遇を重ね、事件の早期解決と上層部の命令との板挟みに苦悩する。実は、中園たちが頑なに口を閉ざしている目撃者・里奈の父親とは、警視庁副総監である衣笠(大杉漣)であった。さらに、その事件の背後で“ある人物”が特命係の存続にかかわる危険な裏工作を進めはじめて…!?

目撃者の少女との接触を禁じられ事件は迷宮入り…!?
そんな中、意外な人物が真相解明の突破口を開く!
そして、この事件をきっかけに特命係が“終わりの始まり”を迎える!?


ゲスト:桜田ひより

脚本:山本むつみ
監督:橋本一
コメント   トラックバック (5)
この記事をはてなブックマークに追加

慰安婦像についての素人考え

2017-01-09 15:02:25 | 時事
 慰安婦問題は、2015年(平成27年)12月28日の日韓外相会談で、「日本軍の従軍慰安婦問題を最終かつ不可逆的に決着させる」と日本国政府と大韓民国政府との合意している。
 なのに、釜山の日本総領事館前に慰安婦像が設置された。市民団体(政治団体的性格が強い)が無許可で設置し、釜山市は撤去しようとしたものの、世論の猛反対を受けて国に対応を委ねたが、撤去に至っていない。
 これに対し、日本政府は「極めて遺憾」の意を表し
・在釜山総領事館職員による、釜山関連行事への参加見合わせ
・長嶺駐韓国大使および森本在釜山総領事の一時帰国
・日韓通貨スワップ取り決めについての協議の中断
・日韓ハイレベル経済協議の延期
の対抗措置を取った。


 この日本政府の態度について「毅然とした対応」とか「大人げない対応」とかいう評価がされているようだ。

 私は、慰安婦問題の根本は理解不足で、2015年の両国間の合意についても評価を下せない。それでいて、今回の問題について語るのは気が引けるが、1市民団体の暴走によって、両国間の関係を悪化させられるのは、納得がいかない。
 慰安婦問題に根付く日本(軍)への憎悪は、深く強いものなのかもしれない。それを政治的に利用している向きもあるが……
 なので、2国間の合意に納得できず、慰安婦像を設置するという感情は汲み取りたいと思う。しかし、2国間の合意を無視して設置する行為は許されない。

 問題なのは、2国間で合意したにも拘らず、韓国政府が合意(約束)を果たさないことである。
 日本にしてみたら、先の合意は一体なんだったのか?と、腹立たしい出来事である。しかし、韓国にとっても国際的信用を失わせる行為であると言える。
「韓国国民は国家間の約束を無視して感情のまま行動する国民性」であり、「国家としては国家間の約束を反故にする信用できない国」という事実を国際的に周知させてしまったと言える。

 なので、日本政府は、国家間の合意を無視されたことに対しては強い遺憾の意を表した上で、「“慰安婦像を両国間の合意の証の像”として残しましょう。ただし、今後さらなる像の設置や合意を反故にする行為や訴えは認めない」と大人の対応をするというのは、どうなんでしょうか?
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

科捜研の女16 正月スペシャル

2017-01-08 17:32:45 | ドラマ・映画
落合刑事(池上季実子)が死亡し、藤倉刑事部長が大人しくなり、障害物がなくなったため、ストレスが減った。
しかし、下準備万端な料理番組を見ているようだった。
それにしても、突っ込みどころが多すぎる……
昨年の正月SPも酷かった)


★万能すぎる科学捜査
 24年前のお守りの紐に付いていた体液からDNA鑑定、Nシステム、音声分析・音声視覚化などハイパーな技術で、何でも分析、検証、追跡、追及できてしまいそうだ。科捜研放映開始当時と比べると、相当オートマチックになってきており、職人的技術は必要なくなってきて、やや寂しい。
 とにかく、ワンタッチで作業が進み(ワンタッチで出来てしまうように見える)、科捜研メンバーが疑問に思ったことや分析事象について、料理番組のように手際よく捌いていく……でも、あまりにも手際が良すぎるシーンが散見した

【例1】
・所長(斉藤暁)が現場のタイヤ痕からバイクの車種を絞りバイクの写真を提示。
・現場付近の防犯カメラをチェックしていた亜美(山本ひかる)が、思い出したように1台のバイクの映像を提示。そのバイクの男のジャンバーの腹部が膨らんでおり、そこに赤ちゃんを入れているのではないかと推測。
・このバイクとライダーの仮想3Dは既に新人・呂太に依頼してあり、呂太は「赤ちゃんありバージョン」と「赤ちゃんなしバージョン」を作成してあった。
 下準備が良過ぎ。これだと所長の作業は要らないように思う。

【例2】
 ナンバープレートのぼやけた映像と、4ケタの数字を作為的にぼやけさせた映像を比べてナンバーを比較して、割り出した科捜研。
 捜査会議で、科捜研所長が(その説明をしたと思われる)、
「その結果、身代金を奪ったバイクのナンバーと身代金を受け取ったバイクのナンバーが分かりました」
 その言葉を受けてマリコが、
「れん君を誘拐し、岩内刑事と衝突したのはこのBのバイクです」と説明。
この報告を受けて、刑事部長(金田明夫)が
「では、さっそく所有者を当たれ」と言うのかと思ったら、
「では、まず、Bのバイクの所有者については?」と問い、捜査員が立ち上がり
「それは大阪府東大阪市の奥沢真紀、49歳のモノでした。ただし彼女は2か月前に病死しております。息子に聴取した結果……」
 Aのバイクについても、いろいろ捜査報告が……
 ………手際良過ぎ!

でも、この会議の流れ、おかしくない?


 逆に不思議な推察
 岩内刑事(六平直政)の死体の太もも部分に残されたタイヤ痕。
 太もも部分に撥ねられた(轢かれた)痕が残っているなら、通常、「路上に寝転がっているのを轢いた」とまず考えると思う。そうでないと、バイクが曲芸のように横っ飛びになって撥ねたことになる。でも、一切、その議論はなし。
 実際は、飛び出してきた岩内を避けようとした犯人が、バランスを崩し転倒。横倒しのバイクだけが立膝状態の岩内に突進、衝突。
 ここで、宇佐見(風間トオル)が「でも、それで腿にデコルマン(タイヤ痕)が残ります?」とナイス問い掛け。
 横倒しのバイクのタイヤの高さと、腿の位置が合わないという私の疑問だったが、宇佐美の疑問は空転しているタイヤでデコルマンが残るか?という疑問だった。
 で私の疑問は、岩内が立膝だったということで解決。立膝だったのかぁ!

★疑問いろいろ
1.あんたもだぁ!(土門刑事)
 逃走する犯人を呆然と見送る岩内刑事に対し、
「何やってんだ、お前(岩内)行けぇっ!」と怒鳴ったが、
 岩内が取り逃がした犯人に気を取られ、確保しかけていた共犯の男から手を放し逃がしてしまい、“虻蜂取らず”状態。

2.今回の誘拐事件について、間山悟(羽場裕一)の不審振りが顕著過ぎ
 誘拐直後の聴取の際は、他人事のような受け答えで、如何にも誘拐に関与しているようなフェイク

3.乳飲み子だよ!
 腹部に隠してバイクで逃亡、倉庫に相当長時間、放置。……ひどくない?

4.非道な奥沢真紀(犯人の母親)
 間山夫妻が誘拐した石井和夫(鶴見辰吾)陽子夫妻の赤ちゃんを死なせた息子の代わりとして育てた。
 間山夫妻を悲しみの上に自分だけ幸せになろうとし、その子供の一生も変えてしまった。
 それに、亡くなってしまった本当の息子もいないもののように扱われ、かわいそう過ぎる。なぜ、死んだのかもわからないって…

5.“目ざとさ”だけはある岩内刑事
 24年前の事件では重大なミスを犯し、今回も足を引っ張り、肝心なところで転倒し、バイクに惹かれ、犯人・小沢純一を殺人犯にしてしまった。
 ただ、純一をちらっと見ただけで、さらにフルフェイスのヘルメットをしているというのに、その正体を見極めてしまうとは……


★新人・呂太くん登場
 前話で物理担当の相馬涼(長田成哉)が新た目標に向かって旅立ち、卒業。初登場から5年も経っていたとは驚き……。代わりにマイペースの“呂太くん”が加入。相馬君も登場当初は、空気読まず、マリコに対してもズケズケ発言で掻き回したが、その後釜と言うことで呂太も尋常でないマイペース振り。タメ口連発も相馬の役割を継承。
 それでも、掻き回し度は相馬君が上なので、映像データ担当の涌田亜美(山本ひかる)が呂太くんの天然振りに、教育係兼突っ込み役で奮闘しフォローしていた。
 ただ、映像処理や音声分析などかなりの有能で万能ぶりを発揮していて、相馬君の立場がない……ままあ、呂太くんは死体が苦手でさらに食いしん坊。

 監察医・風丘(若村麻由美)は
「個々の物理担当は、変人しか入れないシステムなんだ。なぜ?」
と驚愕していた。が、マリコは
「先生、そんなどうでもいい事より」
と、風丘を一蹴(笑)。



【ストーリー】番組サイトより
 バイク便会社の社長・間山悟(羽場裕一)が公衆トイレに入った一瞬の隙に、ベビーカーに乗せておいた1歳の息子が何者かにさらわれる事件が発生した。現場からバイクの痕跡が発見され、榊マリコ(沢口靖子)たち科捜研のメンバーは犯人らしきバイクの男の行方を追うことに…!
 まもなく誘拐犯は滋賀方面に逃走したとわかり、土門刑事(内藤剛志)らは滋賀県警刑事・岩内剛(六平直政)らと合同捜査を開始する。直後、科捜研の新人研究員・橋口呂太(渡部秀)が、国道で犯人のタイヤ痕を発見。その近くから、犯人が落としたと思われる緑色の粘着テープも見つかった。テープからは誘拐された赤ちゃんと間山の指紋が検出され、彼と妻・圭子(森尾由美)のやりとりに不自然なものを感じていた土門らは、父親である間山の犯行を疑いはじめる。
 ほどなくして、間山の会社に犯人から3000万円の身代金を要求する電話が入った。科捜研が通話を分析した結果、犯人は琵琶湖近くの公衆電話ボックスからかけたことがわかった。それを聞いた岩内は、なぜか激しく動揺する。不審に思った土門たちが調べると、なんと今回の事件が24年前に起きた未解決の誘拐事件と酷似している、という衝撃の事実が浮かび上がる…!
 その事件とは、滋賀県在住の石井和夫(鶴見辰吾)、陽子夫妻の間に生まれたばかりの息子が誘拐された事件で、赤ちゃんは戻らず、身代金も奪われていた。しかも当時、容疑者として浮上したのはなんと間山夫妻であり、件の公衆電話は石井が犯人からの指示を受けたボックスだった。そして、岩内はその誘拐事件の捜査員だったのだ…。
 そんな中、犯人から2度目の指示が入った。マリコと呂太は、身代金を運ぶ間山の車を極秘追跡するが…!?

ゲスト  鶴見辰吾、六平直政、寺田 農、森尾由美、小澤亮太、羽場裕一 ほか

脚本:櫻井武晴
監督:田﨑竜太
コメント   トラックバック (1)
この記事をはてなブックマークに追加

S氏来訪

2017-01-05 23:11:00 | 日記
 1~4日が正月休みだったが、あっという間に終わってしまった。
 休みと言っても、2~4日は注文(配達)や来客があり、完全休日ではなかったが、それでも、楽しく、楽な時間の流れは速い。気がつくと4日になっていて、≪本当に今、4日なのか?≫と確認してしまう。
 1~3日は駅伝があり、兄夫婦や妹夫婦や叔母が来たりと、慌ただしい。1日の夜は『芸能人格付けチェック』を観て家族で盛り上がったり、その直後に『相棒 元日SP』があったりと、盛りだくさん。
 その上、今年は割と真面目に?ブログ記事を書いているので、余計に忙しい。

 さて、記事タイトルの「S氏の来訪」ですが、そんなたいそうな出来事ではありません(S君、ごめん)。
 S氏は中学校来の友人で、非常に博学。私の疑問や憤りに対し、的確な応答をしてくれるありがたい存在。
 将棋の好敵手でもあるが、私の方が相当負け越しているので、好敵手と思っているのは私だけだろう。
 最近、時々会って話をしているので、改めて「来訪」してもらうというのもなんだか妙なのだが、冒頭に挙げたような「駅伝を見て正月おしまい」というパターンは悔しいので、年賀状に「4~6日(夜)のうち、都合のいい日に遊びに来てくれ」と書き添えておいた。4~6日と指定したのは、三が日だと親戚づきあいがあるかもしれないし、家族との団らんを奪う可能性もあるからである。
 優しい彼は、私の要望に応えて、来訪してくれたという訳だ。

 
「都道府県対抗学力テスト(正式名称は違うが、意味・意義的には合っているはず)のナンセンスさ」
「佐川急便荷物叩きつけ事件に纏わる考察」
「将棋対局カンニング事件における連盟の対応の拙さと、渡辺竜王の言動についての解釈」
「羽生の衰えの考察と、“やっぱり、羽生対ポナンザは観たいよな」
「インターネットの情報はガラス張り」
「人を殺すという行為の精神状態」
「アメリカ合衆国大統領選挙の勝因と敗因」
「『将棋世界』誌の質の低下」
「草刈は意義があるのか?」

 などなど、2時間だったが、楽しい時間だった。
コメント (2)
この記事をはてなブックマークに追加

2017箱根駅伝 感想

2017-01-04 16:59:42 | スポーツ
 復路の展望記事を書きましたが、当たったのか外れたのか、微妙なものとなってしまいました。言い訳すると、年末・正月は忙しくて十分なリサーチができなかったこと。

 まず、復路だが、7区の青山学院・田村が大誤算。
 タスキを受け取って2~3km付近の彼の走る姿を見て、大きな違和感を感じた。
 まず、細すぎる。体重は変わらないのかもしれないが、張りと云うか、生気が感じられない。それに、左右のぶれが大きく推進力に欠けた走り……。体調が良くないのかもしれない。原監督も彼の起用は悩んだらしい。
 それでも、二宮(11.6km地点)ではトップのタイムで通過。しかし、15km手前で身体のぶれが大きくなり、苦しそうな表情になる。その後、明らかにペースが落ち、タスキが繋がらないという心配も出てきた。
 何とか走り抜き、タスキを繋いだ。区間順位は11位。区間賞の石橋(東海)に58秒遅れだったものの、2位早稲田とは1分21秒の差を確保した(早稲田の井戸には47秒遅れ)。

 厳しいことを言うようだが(厳しいことを言える立場では、もちろんありません)、体調不良だったのなら、出てはいけなかった。監督も出してはいけなかった。
 1分くらい遅くなる可能性だけならまだしも、途中棄権でチーム成績がなくなり、すべてが水泡と化してしまうしまうこともあり得る。
 特に本人。自分の体調は自分がいちばんわかるはず。3年生なら途中棄権の大きさが理解できるはず。英断をすべきだった。

 その次の8区の下田の快走は予想以上。と言うより、東京マラソン日本人1位(一色より先着)ということを失念していた。……不覚。


優勝・青山学院
 2区・一色が完全ではなかった。“山の神”が抜け5区は区間順位8位に留まり、7区の準エース田村の体調不良など、失点がいくつかあったが、終わってみれば2位に7分以上の差をつけての圧勝だった。総合力が頭1つ以上抜けていた。

2位、東洋
 9区で早稲田を逆転しての2位は予想外(3位~5位と予想)。
 2位になる走力があるのなら、服部の1区起用はどうだったのか?
 1区で大きなリードを奪えず、2区が区間11位で8位に後退してしまい、作戦失敗の感が強い。それでも、3区で故障上がりの口町が区間3位と頑張り4位に浮上。5区12位、6区13位と振るわなかったがチーム順位は4位と下がらなかったのは幸運。もっと下位に落ちていたら、走りも変わりが違っていたように思う。やはり、走っている位置(順位)は大きい。3区の3位の他、4区4位、8区4位、9区1位と頑張り2位に押し上げた。

3位、早稲田
 2区の永山(区間10位)以外、7区まではほぼ力を発揮した。しかし、8区・14位、9区・7位、10区・9位とパッとせず、東洋の後塵を拝してしまった。
 長い距離に層が厚いという評判だったが、8~10区のメンバーはタイムや実績は残せていない選手だった。本番への調整を失敗して走れなかった選手がいたのだろうか?

4位、順天堂
 1区15位と出遅れたものの、2区塩尻(3000m障害五輪代表)が5位まで順位を上げ(区間5位)、3区で10位と順位を下げたものの(区間16位)、4区栃木と10区作田が区間賞、9区3位、5区5位など上位争いを繰り広げた。
 チームとしては、戦前第2グループの評価。うまくいって6位かと予想していたが、ごめんなさい。

5位、神奈川
 予選会3位の鈴木健、10位の山藤を擁するものの、10000m28分台ランナーは、出場した10人中、先の2人以外には鈴木祐(予選会53位)しかおらず、予選会もチーム成績は5位での通過。シード権争いに絡めるかどうかだと思っていた。
 その両エースを1、2区に配置し、逃げ切りを図り、その思惑通り2区を終わってトップ。その後は、失速しシード権争いをするかと思われたが、4区8位、6区4位、7区4位、8区2位など好走し、順位を落とさなかった。見事!
 これほど上位に来るとは思っていなかったが、1区2区の配置を見て、面白い存在だとは思っていた。

9位、駒澤
 3区終了時点で5位、トップとの差は1分47秒。5区には山登りのスペシャリスト大塚が控えているので、トップが見えてくる位置で5区に繋げば往路優も狙え、ほぼ予定通りの展開だった。
 しかし、復活したはずのエース中谷が不調で苦しい走り。区間トップとは4分38秒遅い区間18位で、9位に沈んでしまう(トップ青山学院とは6分18秒差)。
 ここで5区大塚が頑張り、区間賞の快走で5位に押し上げ、トップ青学とは4分1秒差。復路に望みをつないだ。
 しかし、6区が区間18位(区間トップと3分47秒)でチーム順位も9位と沈む。さらに7区も区間12位と振るわず、結局9位に終わる。
 4区に中谷を起用したこと、中谷が入りの1kmを突っ込んで入ってしまったことなど、指揮に疑問が残る。

10位、東海
 期待された1年生が、1区の鬼塚2位以外、2区13位、4区12位、5区13位、6区8位と振るわなかった。区間の終盤に失速する傾向があり、経験不足が出てしまった。
 それでも、6区終了時の15位から10に持ち直しシード権を確保したのは評価できる。

17位、山梨学院
 1区で20位と出遅れ、ニャイロも予定以下の走り(区間9位)で浮上できず、そのまま下位に沈みっぱなしだった。
 出雲、全日本の好調さはどこに行ってしまったのだろうか?20kmを走るスタミナ、選手の層が不足しているのかもしれない。
 あるいは、チームとして調整失敗(インフルエンザや胃腸炎)かもしれない。

【最終成績】
1位 青山学院大学 11:04:10   11位 帝京大学   11:20:24
2位 東洋大学   11:11:31   12位 創価大学   11:20:37
3位 早稲田大学  11:12:26   13位 大東文化大学 11:23:45
4位 順天堂大学  11:12:42   14位 拓殖大学   11:24:22
5位 神奈川大学  11:14:59   15位 上武大学   11:24:45
6位 中央学院大学 11:15:25   16位 國學院大學  11:28:45
7位 日本体育大学 11:15:39   17位 山梨学院大学 11:29:17
8位 法政大学   11:15:56   18位 明治大学   11:29:17
9位 駒澤大学   11:16:13   19位 日本大学   11:30:38
10位 東海大学   11:17:00   OP 関東学生連合 11:31:29
                    20位 国士舘大学  11:49:18
コメント
この記事をはてなブックマークに追加