英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

近況報告

2016-08-22 18:06:01 | 日記
 御無沙汰しています。
 8月7日より更新が滞っていますが、体調を崩したわけではありません。
 当ブログの常連様は察していらっしゃると思いますが、理由はオリンピックです。

 外食産業関連(それだけではありませんが)仕事なので、7月30日(土用丑の日)、8月6日(納涼祭)、8月10日過ぎ(お盆休み前)と、けっこうハードな仕事内容でした(儲かっているとは限らないのが辛いところ)。
 そんな状況で、リオデジャネイロオリンピック(綺麗に発音するのは、けっこう難しい)が始まってしまいました。
 スポーツ観戦好きの私には、至福の2週間なのですが、中継が大量にあり過ぎて、消化するのが大変。
 多忙と連日の猛暑に加え、睡眠不足。(その上、いちご(飼い猫)は五輪に関係なく、散歩をせがみます)

 連日の熱戦、日本選手の健闘など、書きたいことが山積。
 しかし、とても書く時間がありません。
 仕事と観戦といちごを優先し、睡眠時間とブログを犠牲にしてきました。連続ドラマは、『真田丸』、『刑事7人』(五輪中継で1周休みはありがたかった)、『女たちの特捜最前線』(観るほどの内容ではありませんが)は観ていますが、『ON』は2話分未視聴です。

 当初は、五輪終了後、五輪で感じたことを書こうと思っていましたが、あまりに多いのと、“今更感”が強いので、どうしたものかと思っています。まだ、録画だけして観ていない競技(バスケット男女決勝、バレーボール男子決勝、体操女子個人総合、新体操)もありますし。
 でも、書かないとモヤモヤは残るし……どうするか考慮中です。

 一応、今後の為に、感じたことを列挙しておきます。
「かっこいい!聖火台」
「気持ちで挙がるものなんだな」(ウエイトリフティング・三宅選手)
「解説者とは呼べない」(解説・増田明美氏)
「壮絶な初戦敗退」(卓球女子個人・石川選手)
「ベルニャエフの得点」(体操・男子個人総合)
「後退した全日本」(バレーボール女子)
「健闘、でも、惜し過ぎ」(バスケットボール女子)
「金メダルがすべてじゃないんだよ」(柔道女子・中村選手)
「王座に就くのはいいが、“王者”と名乗ってはいけない」(柔道・リネール選手)
「やめないで良かった」(水泳・金藤選手)
「胸を張ってほしい」(レスリング・吉田選手)
「マラソン…世界選手権とは段違い」
「中継の偏り」
「未熟なインタビュアー」

 できれば書きたいです。
 リクエストも受け付けます。
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リオデジャネイロ五輪  女子バスケットボール 日本対ベラルーシ

2016-08-07 17:06:26 | スポーツ
 日本の属するグループAは、オーストラリア(世界ランク2位)、フランス(世界ランク4位)、ブラジル(世界ランク7位)、トルコ(世界ランク10位タイ)、ベラルーシ(世界ランク10位タイ)、日本(世界ランク16位)。

 日本チームは世界ランクは参加チームでは最下位、平均身長も日本は177㎝とやはり一番低い。とにかく、出場12か国で日本の次に低いチームでも182㎝なので、高さにおいては相当苦戦を強いられる。
 しかし、今の日本は、低身長をカバーし得るテクニックやスピード、運動量を持っている。現に、今回の参加チームとは多少プレーの傾向が違うとは言え、中国や韓国を撃破して五輪出場を決めている。

 初戦のベラルーシ(世界ランク10位タイ)は平均身長183㎝で、レイチャンカ・195㎝、ベラメイエンカ・192㎝らに自由に攻撃させると、苦しい戦いになる。また、WNBAで9年間活躍するガードのハーディング(ベラルーシに帰化)も要注意。

 日本も今までの日本のセンタープレイヤーの枠を超えた渡嘉敷、運動能力やアシスト能力抜群のガードの吉田を中心に、他のメンバーも充実している。
 6チーム中4チームが進出できる準々決勝進出は可能と考えられるが、ベラルーシには是非とも勝ちたい(初戦とでもあるし)。

 ゲームは、終盤まで一進一退。相手を突き放す機会もともにあった。日本はその機会をミスで逃したのは残念だったが、得点差をつけられそうになった時に踏ん張ったのは評価できる。

 77―73で白星発進。大きな勝利だ。
 勝因はいくつかあるが、栗原の3Pシュートが良く決まったのが第一であろう。特に、点差をつけられそうなときの3Pシュートには救われた。また、後半開始早々、シュートクロックほとんどゼロで決めた3Pシュートも大きかった。
 渡嘉敷は好守に活躍。国内とは違い、自分より高身長の相手は勝手が違うだろうが、WNBAでの経験が大きいようで、うまく対応していた。
 吉田は彼女ならではのアシストパスを配給していたのは流石だが、無理に自らシュートに行く判断ミスが目立った。吉田と言えども、国内リーグとの身長さを見極めきれていないようだ。
 その分、リバウンドでカバーしていた。あと、終盤のインターセプトは勝利を決めたと言っていいだろう。また、ハーディングに自由なプレーを許さなかったディフェンスも素晴らしかった。
 ただ、ターンオーバーの後、ムキになってファールを犯すのはやめてほしい。ファールトラブル気味になってしまった。
 吉田の代わりに入った町田もまずまずだった。彼女の頑張りもこの試合の勝利に貢献したが、彼女が機能すれば、今後の予選リーグでの展開が楽になる。
 本川の難易度の高いドライブシュートも相手にプレッシャーを与えた。
 間宮は今一つだったが、辛抱強く堅実なプレーをした。
 間宮の代わりに入った高田もよかった。特に、苦しい場面でのミドルシュートには救われた。ぼーっとしているとしか見えない凡プレーは勘弁してほしいが。

 全体のプレーとしては、スクリーンが動き過ぎで取られたファールが多かった。
 ディフェンスは良く頑張っていたと思う。


 一つだけ、許せないプレーがあった。
 第4Q、残り1分20秒を切って、吉田→渡嘉敷→高田と渡り、シュートクロック残り4秒で、3Pラインで完全ノーマークの長岡がシュートを打たずに吉田にパスを回したプレイである。
 吉田が完全フリーなら分かるが、マークに付かれており、ドライブでかわすスペースも時間もなかった。
 そもそも、オフェンスが吉田からゴール下の渡嘉敷にパスを入れ、相手ディフェンスを収縮させて、キックアウトして高田、さらに、フリーの長岡に回したプレーだった。ここで打たないと意味がないという長岡へのパスだった。
 「シュートを打たないのだったら、あそこにポジションするなよ」と言いたくなるようなプレーだった。(残り3分弱、66-65から決めた3Pは見事だったが)

【グループAの他の試合の結果】
フランス(世界ランク4位)55-39トルコ(世界ランク10T)
オーストラリア(世界ランク2位)84-66ブラジル(世界ランク7位)
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リオデジャネイロ五輪  女子バレー 日本対韓国

2016-08-07 08:01:31 | スポーツ
 第1セットは悪くなかった。日本は簡単にサイドアウトを獲得していたが、韓国はやっと獲得していた。
 ところが、第2セット以降は、ズルズルと負けてしまった。
 チームに燃えるような気迫がなく、ふわふわした感じ。対する韓国はキム・ヨンギョンを中心に貪欲なプレーが目立った。レシーブや繋ぎのプレーでも、集中力、執念で日本を大きく上回っていた。

 個々に目を向けると、まず、石井が良くなかった。特にサーブレシーブが拙く、苦しい展開プレーを強いられることが多かった。
 木村も良くなかった。スパイクを始め、プレー全体にキレがなかった。どこか、痛めているのだろうか?
 特に残念だったのは、第2セット序盤、韓国のレシーブが直接日本コートに戻ってきたボールを見送ったが、これがイン。消極性を浮き彫りにさせ、このプレーがスイッチとなり、徐々に韓国ペースになっていった。
 キム・ヨンギョンが、プレーを決めた後、オーバーアクション(見ていると少々ムカつく)でチームを鼓舞していたのと対照的だった。
 宮下のトス回しも疑問だった。トスの上げやすさ優先は最終予選と同じで、韓国チームに見切られていた。バックアタックも少なかった。
 特に残念だったのは、チャンスボールが帰ってきて、≪ここは絶対荒木のクイックだろう≫と思われたところで、木村へオープンパス。シャットアウトを食らい、意気消沈。≪ここは絶対、荒木だろう≫と言うシチュエーションでそのままトスを上げるのは怖いかもしれないが、しかし、全局的に見て、荒木に上げないとチームが機能しないと言える場面だった。
 リベロの佐藤も良くなかった。

 ベンチワークも疑問。
 石井に代えて鍋谷をもっと使うべきだったのでは。あれだけレシーブが崩されていては苦しい。それに、消沈気味のチームには、鍋谷のガッツがカンフル剤になる。
 逆に、島村に代えて山口、長岡に変えて迫田を起用していたが、あまり機能しなかった。“韓国キラー”の迫田だが、長岡の方が韓国は嫌だろう。宮下に固執したのも疑問。
 キム・ヨンギョンに対しても無策過ぎた。何か工夫をしていたのかもしれないが、私が見落としているのか、キム・ヨンギョンが凄すぎたのか……

 煮え切らない試合だった。

 
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恐ろしく強い“縁台将棋”……2016女流王座戦2次予選 清水市代女流六段 × 香川愛生女流三段 「その2」 【補足あり】

2016-08-06 15:03:29 | 将棋
(本記事の2番目の局面図ですが、違う図面をアップしていました)
「剛と豪 2016女流王座戦2次予選 清水市代女流六段 × 香川愛生女流三段」の続きです。


 後手・香川女流三段が△4五銀と攻勢を見せたのに対し、先手・清水女流六段も▲9五歩と穴熊攻略の第1歩を踏み込んだところ。
 香川女流三段の棋風からすると、△9五同歩と応じるとは思えない。△5六銀と中央突破を目指すか、あるいは△1二角と砲火を集中させるかと思われていた。


 △4二角!………飛車が捕まっている!△4五銀と出ることによって銀の利きが3四をカバーしているのだ。
 5筋に気を取られて、飛車の捕獲には全く気付かなかった。

 清水女流、ピンチか?

 しかし、4分の考慮で▲9四飛!………飛車を振り回し、香車にぶつけたのだ。

「飛車、一丁上がりや! どないする?」
「なんの、これでどうや! ほれ喰うてみぃ」

   ……………………… 縁台将棋のおっさんだったら、こんな感じだろう。
 縁台将棋ににしては、恐ろしい強さだが。


麗しいお二人なら、
「あなたの飛車を頂きますわよ」
「そんなに欲しいのなら、差し上げますわ。さあ、召し上がれ」

といったところか。


 さすがに▲9四飛に△同香とは取りにくい(手順に玉頭に先手の歩が伸びるうえ、後手は歩切れ)。
 しかし、飛車を取れないとなると、△4二角が空振り気味。
 △4二角では、やはり△1二角が最善だったようだ。
 前記事で「△1二角が良さそう」というコメントをくださった岡本さん、じゅんいちさん、さすがです。
 特に、じゅんいちさんは実戦の指し手の推察も見事でした。

 「△4二角はやや疑問」という程度。この2手の攻防は、非常に面白く、形勢は「ほぼ互角」、均衡は保たれている。

【補足】
 ▲9四飛は流石の切り返しだが、▲3三桂成と桂を捨てて飛車を生還させる手も有力。「歩3枚」対「桂」の交換だが、後手の歩切れを考慮すると、駒の損得はそれほど差がない。▲3三桂成△同角▲2六飛と後手を引かされるようだが、▲2六飛は△5六銀を受けている。
 後手も9筋の始末をどうするか悩ましい。△9五歩と手を戻すのは▲9四歩の対処が難しい(△9四同香には▲8五角がある)。
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観るに堪えない試合 インターハイ 卓球・女子シングルス決勝

2016-08-05 22:55:34 | スポーツ
 気持ちが入って無意識に気合の声(奇声)を上げるのか……
 気持ちを鼓舞するため、相手を威嚇するため、意識的に雄叫びを上げるのか……

 技、スピード、気迫は、素晴らしかったのだが、残念至極!

 誰も注意はしないのだろうか……
 卓球界ではこれが普通なのだろうか……
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刑事7人 第2話~第4話

2016-08-04 22:09:33 | ドラマ・映画
面白い部分もあるが、どうしようもない部分も目立つ。
このどうしようもない部分について言及したくてしょうがなかったが、書く余裕がないので、
≪深く考えなければ、面白いかもしれない≫
と自分を納得させて、スルーしてきたのだが……


 第1話(脚本:真野勝成)は面白かったが、第2話(脚本:大石哲也)第3話(脚本:八津弘幸)がひどく、第4話(脚本:真野勝成)も許容できない箇所があり、この記事を書いている。

 まず第2話
・有能過ぎる週刊誌記者だが
 犯人がこの記者の情報を盗み見て、ニュースキャスターに情報を流していた。
 この記者の情報収集力は素晴らしいが、情報管理が甘く、同じネタを何度すっぱ抜くキャスターに疑いを持たないのは不思議。

・不可解な犯人(掃除婦)の行動と能力
 まず、“持ち上げて、落とす”のが狙いだったらしいが、嫌いなキャスターに美味しい思いをさせるという発想が理解できない。
 それに、そのキャスターを翻弄する手腕が犯人にあるとは思えない。
 動機も、保育園ができると記者が引っ越してしまうと思い、それを阻止するためという……まるでコメディ。

・検視官はいないのか?
 都知事の秘書を突き落とす際、思い切り蹴り飛ばしたが、これって、衣服や身体に跡は残らないのだろうか?


第3話
・不可解な犯人の行動と能力
 実行犯は、純粋すぎる天才だったが、その天才を翻弄したのが、第2話と同様、理解困難な動機を持つ女。天才なのに、簡単に出し抜かれて殺されてしまうって……
・ひとりの命より多数の命を優先するのは妥当だと思うが
 逆に、ひとりの命に拘って、多数の命を失ってしまったら、それこそ非難の嵐だろう。
 それに、爆弾が起動したら、その拘った高坂信彦(モロ師岡)も命を失ってしまうのだから、選択の余地はないだろう。
・理解不能な動機
 主犯の女の真の動機は、高坂を殺して、高坂を介護していた家政婦を手に入れるためというものだった。
 犯人の父親の面倒を見てもらいたかったが、「高坂さんを介護しないといけない」と断られたので、高坂が死ねば介護してもらえるという短絡的な思考。もうギャグと言うしかない。
 殺人を犯さなくとも、他に方法はあったと思うが……

 2話続けて不条理な犯人とその動機。脚本家が違うので、裏テーマ(不条理な動機)の指令でも出ているのであろうか?

第4話
 永沢の殉職という衝撃な展開と、用意された証言者によって誤った結論を導かされてしまうというのは、面白いとは思う。
 しかし、ドラマ冒頭で犯人の存在を見せてしまうのはどうなのか?
 12係(天樹を含む)の視点だけでストーリーを進めた方が、衝撃が強く、面白かったと思う

・不可解な永沢の行動
 回りくどい分かりにくい“トランプのメッセージ”を残すより、トランプにメモ書きを忍ばせておく方が確実だろう。
 まあ、それは目を瞑るとしても、犯人からの監視を感じていたのなら、それを回避するか、12係全員で対処した方が確実で安全だろう。

・検視官はいないのか?
 永沢は骨折しており、足首を強く握られた跡があった……検視官は一体何を見ていたのだろうか? 
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『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』 第4話

2016-08-03 22:11:26 | ドラマ・映画
「興味深い」「その顔が見たかった」という台詞を吐く比奈子には、嫌悪感を感じる。
(観なけりゃいいんだけど、やはり、結末が気になる)

 “感情がない”という比奈子だが、殺人犯を追い詰めて自分を攻撃させ、その反撃として嬉々として殺人を行おうとする様子は、異常そのもの。殺人願望は相当強いと思われる。


 時計などの機器を分解してしまう幼少期の比奈子。
 そんな比奈子に、父親は恐怖を感じ、「いつか殺人を犯す」と危惧。

 比奈子には、まだまだ深い闇がありそうだが、こういう設定は、原作とは違う、ドラマ独自の設定。
 納得できる決着を迎えられるのか、不安……



 それにしても、東海林(横山裕)は、いつもいい処で邪魔をするなあ………
 それに、情報屋に頼り過ぎ。


【今回の一番の不満】
 都夜(佐々木希)の事件は、ほぼ予想通りの経緯、展開と決着。
 そのせいか、冗長感が強かった。ストーカーに硫酸を掛けられた過去が語られ、皮膚に執着する理由が判明したが、東海林に助けられたところまでは、前話に入れた方がよかった。



【ストーリー】番組サイトより
 ハサミを突きつけても動じない比奈子(波瑠)に苛立ちながら、都夜(佐々木希)はこれまでの殺人の全容を語り出す。そして、美しい容姿なのに、なぜ凶行に及ぶのか理解できないという佐和(中村亜梨沙)に、着ていた雨がっぱを脱いで自らの身体を見せる。すると、白く美しい肌に浮かび上がったのは、大きくて痛々しい火傷の跡。モデル時代、ストーカーの男に硫酸をかけられたのだという。夢を絶たれ、強いコンプレックスを抱えた都夜は、今度こそ“完全な自分”を手に入れようと、今回の犯行に及んだのだ。
 しかし比奈子は、そんな都夜の考えを「醜い」と一蹴。持っていたナイフで後ろ手に縛られていたロープを切り、向かって行くが、都夜が振るったハサミが肩に刺さり負傷。それでもナイフを振るって反撃していると、東海林(横山裕)と中島(林遣都)が駆けつけ救助、それと同時に意識を失ってしまう。
 幸い、怪我は大事に至らなかった。しかし、目が覚めた比奈子は、付き添っていた中島に、都夜への殺意があったことを告白。さらに、子供の頃、父親が比奈子について「いつか必ず人を殺す」と言っていたことを打ち明ける。そして今回、その言葉通りのことが起きていたかもしれないと案ずるが、中島は「あなたは、まだ誰の命も奪ってはいない」とやさしく微笑んで比奈子を励ます。

 それからしばらくして、自殺と思われる不審な死を遂げた宮原と鮫島の死に際の映像が、なぜかテレビで放送される。どうやら、何者かが匿名でテレビ局に送りつけたらしい。番組には、中島の上司でハヤサカメンタルクリニックの院長・早坂雅臣(光石研)が出演。この現象を“神の裁き”と呼び、凶悪犯罪に対する抑止力になると明言する。
 テレビ局から押収したDVDには、白衣姿の医師が注射で自殺する映像も残されていた。警察が知る限り、ほかにも小学生を殺害した男が心臓をナイフで突いて自殺、殺人犯の大友も留置場で頭を砕いて自殺している。
 厚田(渡部篤郎)は、誰かが一連の出来事を世間に公表しようとしていると指摘。故意に自殺を誘発している人物を調べ上げ、食い止めるよう指示する。
 やがて、東海林が自殺した5人の男たちの共通点を調べると、全員がハヤサカメンタルクリニックとつながりがあったことが判明。さらに、中島が5年前に起きた女子中学生殺人事件で、遺体の第一発見者だったことも明らかに。この状況に比奈子と東海林が困惑していると、当時とまったく同じ状況で殺害されている少女の遺体が見つかり――。


脚本:古家和尚
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剛と豪……2016女流王座戦2次予選 清水市代女流六段 × 香川愛生女流三段 「その1」

2016-08-03 19:25:47 | 将棋
「剛」……①力が強い。気が強い。ひるまない。
      ②かたい。
「豪」……①並はずれている。強く勢いのさかんなこと。
      ②才知・力量などのすぐれた人。
      ③おごり高ぶる。


 両者とも「強い」という意味が基底にある。
 ただ、前者は「芯が強い」、後者は「勢いが強い」というイメージがある。
 役者名だと「加藤剛」「若林豪」が思い浮かぶ。

「豪」(こちらを先に述べた方が「剛」を語りやすい)
 女流棋士(奨励会員を含む)の中で“攻め将棋”と言えば、西山奨励会三段、香川愛生女流三段、中村真梨花女流三段が浮かぶ。
 西山三段は「大砲(破壊する)」、香川女流三段は「鎖鎌(ぶった斬る)」、中村三段は「速射砲(突き出す)」と言ったところだ。
 本局登場の香川女流三段の鎖鎌のイメージについてもう少し言うと、いきなり鎖鎌の分銅が飛んできて、それを受けるのに気を取られると、間合いをいきなり詰めてきて鎌で一刀両断されてしまう……


「剛」
 指し手に意志を感じさせる。
 佐藤康光九段、郷田真隆王将、清水女流六段がその代表格。




 ゴキゲン中飛車・銀対抗型から、後手の香川女流三段が穴熊に囲う動きを見せたのに対し、先手の清水女流六段が▲9七角と趣向。角出で後手の飛車と左金の動きをけん制する。
 さらに、△9四歩には▲8八銀。△9五歩と来るなら▲同歩△同香▲8六角で、9筋での競り合いは“望むところ”なのだろう。

 その後は、穴熊を完成させる香川女流三段に対し、両桂を跳ね全軍総動員。“鶴翼の陣”を思わせる。
 鶴翼の陣は本来、敵が攻撃を仕掛けてきたらその付近にいる戦力が素早く集結し撃退する防御の陣形。清水女流は攻勢の構え見せて、≪来るなら来い≫という心づもりなのかもしれない。

 対する香川女流三段も強気。

 先手の飛先を受けていた3三の角を4二に引いて角交換を迫る。
 ▲4二同角成△同金となり、2筋ががら空きとなった。
 以下▲2四歩△同歩▲同飛に△3二金で、一応、突破はされないが、角を手持ちにされた上、飛先交換をされて後手を引くのは不安だが、玉の堅さに差があり、局面が動くことは歓迎なのだろう。
実際、本来なら当たりを避け飛車を2八に引きたいが、△2七歩(▲同飛は△3八角がある)を利かされてしまう。
 そこで、▲6八金上と玉型を整備。百戦錬磨の清水女流六段だ。私なら▲9五歩△同歩▲9四歩(△同香なら▲8五角)と取りあえず嫌味をつけておくところだ。

 ▲6八金上以下、△3五歩▲同歩△3六歩▲2五桂△5六歩▲同歩△3七歩成▲同銀△4五銀と、手順を尽くして4五に銀を進出させて中央突破を狙う。

 先手としては、6八に金を締まり金銀3枚が玉を守っているとはいえ、後手の穴熊と比べると心持たない玉型。更に、銀や桂は2、3筋に誘い出された状況では歩得とは言え、先手が勝つのは大変に思える。
 相手が歩切れなので、▲5七金上と徹底防戦したいが、△1二角と数を足され、▲6五角と対抗しても△2三金(△6四歩は▲同飛で大丈夫)で押さえ込むことは出来ない。
 また、▲4八銀と働きの弱い3七の銀を引き付けるのが本筋の指し方ではあるが、これとて、本格的な戦いは避けられず、先手の望む戦局にはなりそうもない。
 そこで、清水女流六段は▲9五歩と後手の穴熊の嫌味を攻める。実践的な手だ。


 しかし、香川女流三段の次の一手を見て、思わず唸ってしまった。

「その2」に続く
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夏真っ盛りだけれど…

2016-07-31 22:04:55 | 日記
 暑い日が続いている。
 以前の記事でも書いたが、今年の梅雨明けは、「前線消滅型」→「オホーツク高気圧南下型」タイプで、通常とは違うものとなった。そのせいで、関東甲信地方の梅雨明けは遅れ、北日本では大雨となった。
 それでも、高気圧圏内にあった北陸を含む西日本(特に九州)では“猛暑”が続いた。

土用の丑の日
 そんな中で“土用の丑の日”がやってきた(7月30日)。
 私自身、夏が好きで、暑いのも厭わない(夏が涼しいのは寂しい)。
 ウナギのかば焼きも好きだ。

 しかし、土用の丑の日は嫌いである。
 理由は忙しいのに儲からないから。
 需要が増えるのは、ウナギを入れるトレー(発泡製品)やフードパック(折り返す蓋付きの透明のパック)とタレビン(うなぎのタレ入れ)。
 発泡製品は90%が空気。タレビンも使用前は空っぽ。
 軽いのは有難いが、ほとんど空気という状態は低単価。しかも、顧客によってその大きさはさまざま。

 つまり、空気(安い)、多様さ(在庫や販売が面倒)、そして、暑い!……3拍子そろっているのである。
 おまけに、ウナギは買わされる。……ストレスと疲労が溜まるだけ。ウナギが美味しかったので、やや疲労回復。


夏はイベント多いよね
 子どもが小中学生だった頃は、資源回収、球技大会、スポーツ少年団、子ども会キャンプなど毎週イベントが押し寄せてきた。その上、町内納涼祭や自警隊活動があり、本当に夏は大変で、8月20日ごろになってようやく一息つけた。
 何もしないで夏が過ぎていくよりは、はるかに良いが………それにしても、あの頃はよく頑張ったなあ。


小池百合子氏が都知事かあ…
 鳥越氏は論外だが、自己中心で目立ちたがり気味の小池氏が当選してしまったのは残念。
 自民党東京都連がバタバタし、野党連合も候補者選びに迷走する中、注目を集めるのに長けていた小池氏が風に乗った。
 究極の後出しジャンケンで出馬した鳥越氏だったが、中身の薄さが早々と露見し、小池氏をアシストしてしまった。「これなら出馬するんだった」と悔やむ宇都宮氏の声が聴こえてきそうだ。


 小池氏は「これまでに見たこともない都政を目指す」と当選後の一声で語っていた。
 見栄えの良い発言は要らないので、しっかりした都政を行って欲しい。(福井県民の私には直接関係ないが)


コメントが付かないなあ
 どさくさに紛れて、愚痴。
 思考(記事)が空回りしているのかもしれない。
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残念な将棋世界7月号 その2「盤上盤外 一手有情」

2016-07-30 17:37:11 | 将棋
まずは、次の記事(抜粋)をお読みください。


 第1図は4月20日に行われた中村真梨花女流三段―高浜愛子女流2級。両者はともに振り飛車党で、相振り飛車の戦型になった。中村は銀を前線に進めると、9筋から仕掛けた。
 実戦は▲9三歩△同銀▲9五香△9四歩▲同香△同銀▲同銀△同香▲9二銀△8四銀(第2図)▲同飛△同歩▲8三角△7一玉▲9四角成(第3図)と進んだ。
 中村は香を捨てて銀交換し、▲9二銀と打って8筋を攻めた。高浜の△8四銀(△8二銀は▲9五歩△同香▲9四角でよい)の受けには、▲同飛と切って▲8三角の王手をかけた。中村らしい強烈な「マリカ攻め」だった。

 実戦は第3図から△7二香▲8一銀不成△9八飛(第4図)と進んだ。中村は左金の浮き駒が響いて馬金取りをかけられ、攻め続けることができなかった。
 高浜は攻勢に転じると有利になった。しかし、疑問手を重ねて形勢は次第にもつれていった。そして183手の激闘の末に中村が逆転勝ちした。
 3月号の本欄でも書いたが、高浜は2月の女流名人戦の中村桃子女流初段との対局に敗れると、規定によって女流棋士の資格を失う瀬戸際に立たされていた。
 高浜は対局前日に……(中略)……まったく眠れなかったという。
 高浜は一睡もしないで臨んだ運命の対局で中村に勝って女流2級に昇級し、正式に女流棋士として認定された。2年間にわたった3級時代は長くてつらかったそうだが、自力で道を開いた経験は今後の棋士人生に生かせると思う。



 指し手については後述するが、そもそも文脈がおかしい
 ≪強烈な「マリカ攻め」が発動≫した。しかし、その3手後には≪左金の浮き駒が響いて馬金取りをかけられ、攻め続けることができなかった≫となっている。
 この間の3手の善悪には触れていないので、指し手は順当であり、順当に攻めが不発に終わったことになる。となると、『中村らしい強烈な「マリカ攻め」だった』という表現はおかしく、『強烈だという定評のある「マリカ攻め」だが、今回は暴発気味だった』というような言い回しでなければならない。
 しかも、後に続く文章が、高浜女流の「2級昇級or女流棋士資格の失権」について述べているので、『「マリカ攻め」を不発に終わらせた高浜女流2級の受け』について言及すべきである。
 さらに、第4図以降の戦況も、文の羅列に終わっている。


 その上、指し手の解説もおかしい

 第2図の△8四銀に替えて△8二銀とすると、▲9五歩(変化図1)△同香▲9四角(変化図2)でよいと述べているが……

 確かに変化図2まで進むと後手は8三を守ることができず(△8四香は▲同飛があり無効)、先手よしだが、▲9五歩に△同歩と応じず、△9一歩と攻め駒の銀を責める手があり、以下▲8一銀不成△同玉▲9四歩△9二歩で先手の攻めは息切れ気味となる。また、▲9五歩(変化図1)の時、一旦飛車当たりに△7五角と出て、先手の飛車の態度を聞くのも有効だ。

 さらに、△8四銀に▲同飛と切った「マリカ攻め」の成否であるが、▲8三角△7一玉に▲9四角成とした手が問題で、▲9四角成とせず▲8二歩と打っておけば先手の攻めが続くようだ。
 そしてさらに、▲9四角成(第3図)に対し、△7二香と守った手が堅実に見えたが疑問手で、打った香が目標となる可能性が高い(馬筋が6一まで利いているのは怖いが、香を打たずに△9八飛と打つべき)。▲8一銀不成△9八飛と進んだ第4図は、先手を持ちたい。
 
 第4図では馬金両取りが掛かっているが、▲8三桂△6一玉(△8一玉と銀を取るのは詰み)を決めて▲6七馬と引けば、先手も容易に負けないだろう。


 ここ2、3年、『将棋世界』誌の質の低下が気になっていたが、最近、その傾向が顕著になってきている。
(例えば、これとかこれとかこれ
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