即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

川端にて

2009年01月31日 14時16分14秒 | 
元祖焼きカレーです。

昼からビールも飲んで、汗だくだくです。
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博多にて

2009年01月31日 12時59分23秒 | 
昨日から仕事で来てます。

朝11時に長浜ラーメン。すでに七割方は客が入ってます。

辛子高菜をたくさん入れて、

絶品です。
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同期の視点

2009年01月29日 01時54分16秒 | 将棋
先週の週刊将棋。
2Pに渡っての渡辺竜王のインタビュー(下)。

「小言。」効果という記事も書いたけど、もうひとつ。

「同期の見た永世竜王決戦」というコーナーがあり、
阿久津六段と橋本七段が相変わらずの歯に衣着せぬトーンで語ってます。

去年の竜王戦の総括に関しては、僕も「七番勝負が残したもの」でかなり踏み込んで書いたつもりですが、二人は以前、「将棋世界」における順位戦予想での実績通り、ズバズバと気持ちよく竜王戦の激闘について語っています。

まず、阿久津六段

一番印象に残っているのは第四局の羽生挑戦者の▲7四角。
いつも自然な手を指す羽生さんとしては珍しく強引な手。
羽生さんらしくない。

3連勝と言う状況で、かなり自信をもたれていたからこその▲7四角。

この将棋を逆転負けし、流れががらっと変わってしまい、羽生さんらしくない将棋でまさかの4連敗。
普段の羽生さんなら、最終局は勝ち切れていそうな内容だった。

渡辺竜王の勝負術に感心。

これは、ほんと、そう思います。
3連勝での気の緩み、油断、と言ってしまえば簡単ですが、あの羽生をしても、圧倒的な核の違いを見せつけ、永世七冠を目前にして、震えた。
あるいは、棋界全体のことを考え、渡辺竜王の心情を察してしまった。

ゴルフで例えれば、17番ホールまで自分でも予想外にやたら順調に来すぎてしまい、数えなくてもいいスコアを数えてしまった。
このまま18番ホールのパー5をパーであがれば、すごいスコアで優勝する。
バーディーでなく、パーを取りさえすればいい。
すごい臨場感となって栄光がちらついた。

2打目、残り260ヤード。
目の前の木の枝が多少気にかかるが、
ここはどうやってもグリーン手前のフェアウェイに落とせれば良し。
自信の成せる技。
ここからフックで回して、グリーンに乗せようとした。

陥穽。

それが、▲7四角。

次に、橋本七段

プロ的に見ると、いい内容の将棋は少なかった。
特に第七局は互いに悪手の多い将棋。

最終局の終盤。
▲6一飛からの順は、羽生さんの予定の読み筋とはとても思えません。
手順に角をさばかせ、王手飛車をかけさせる順が当初の予定のはずがありません。
羽生さんの路頭に迷った子供のような不安な表情が印象的だった。
あんな羽生さんの表情は見たことがない。

渡辺竜王の迫力に押しつぶされたとしか思えない変調の指し回し。

それだけ渡辺明がすごかったということ。

「いい内容の将棋は少ない」、とか、「互いに悪手の多い将棋」、と、この二人が必死で作り上げた作品をバッサリ。

路頭に迷った子供!
いやあ、すごい。
まあ、この独特な表現はともかく、客観的に見れば、そういう状況であったと分析する人は多いのだろう。
あの羽生さんが、明らかな変調。
どう考えてもつじつまが合わない。

しっかりしたコースマネージメントに基づいての一打一打ではなくなっている。
想定外の一打をリカバーするべく打てば、さらに当初の戦略の道筋からどんどん外れていく。

負けた羽生さんには可愛そうな書き方になってしまっているけど、裏返せばあの羽生さんをそういう状況に追い込んだ渡辺竜王の執念、技術、運、が明らかに上回ったという結論。

僕としては、もちろん深いところはまるでわからないわけだけど、こう思っている。

第一局から第三局まで。そして、第五局と第六局。
これはあきらかにどちらかが自分の土俵に持ち込み、しっかりと勝ちを決めた対戦。

残る第四局と第七局。
この二つの対局における神様の微笑み加減の微妙さ。

まあ、こう言っちゃ身も蓋もないけど、どちらが勝ってもいい勝負だった。
二転三転、お互いに勝ち切れず、決め切れず、読み切れず、綱渡りのように右に左に棒は振れていく。
水を飲む間というのも含め、二人の運命を弄ぶ悪戯好きの神様。
打ち歩詰めというひらめきを繰り出したり、二人のこれでもかという指し手にも、毅然としてOKサインを出さなかったり。

振り返れば振り返るほど、記憶に残る七番勝負。

正直言って、第七局はやっぱり格も実績も経験も上の羽生四冠が勝つのでは、と内心思っていた。
若き竜王も3連敗からずるずるいいところなく負けるということはなかったし、一応のメンツは果たしたし。

しかし、結果は、史上初の3連敗4連勝。

勝負のあや、これほど流れというものを感じさせた七番勝負は初めてだ。
流れの恐ろしさ、凄まじさ、不思議さ。

こんなにも劇的なドラマを見せてくれた二人の棋士に、あらためて感謝したい気持ちになっています。

そして、竜王就位式で晴れやかな笑顔を見せた渡辺竜王に、
心から、おめでとうと言いたいです。
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あらゆるものがつながっている

2009年01月28日 00時33分28秒 | 雑感
オバマ新米大統領、新時代構築と大胆かつ迅速な行動を表明(トムソンロイター) - goo ニュース

 [ワシントン 20日 ロイター] 米民主党のバラク・オバマ前上院議員(47)は20日正午、ワシントンの連邦議会議事堂前での就任式で宣誓し、第44代大統領に就任した。米国史上初のアフリカ系(黒人)大統領が誕生した。

 新大統領は宣誓後の就任演説で、国家の再建に向け責任ある時代を築こうと訴えた。

 「この日から、われわれは自分で起き上がり、自らの埃を払いつつ、米国の再生という仕事に再び取り組み始めなければならない」と語った。
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世界中、オバマ新大統領就任のニュースで沸き立っている。

歴代の大統領のスピーチ、やってきたこと、そして、戦争、テロ、経済危機、などなど、アメリカの歴史をあらためて振り返ると、この話を思い出してしまう。

アメリカ合衆国がインディアンの土地を買収した時、インディアンのシアトル酋は、この条約に署名をした時、当時のアメリカ合衆国第14代大統領フランクリン・ピアスに宛てて下記のような手紙を書いた。
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あらゆるものが繋がっている。
私たちがこの命の織物を織ったのではない。 
私たちはその中の一本の糸に過ぎないのだ。

生まれたばかりの赤ん坊が母親の胸の鼓動を慕うように、
私たちはこの大地を慕っている。
もし私たちがどうしてもここを立ち去らなければならないのだとしたら、
どうか白い人よ、私たちが大切にしたように、この大地を大切にして欲しい。
美しい大地の思い出を、
受け取った時のままの姿で
心に刻みつけておいて欲しい。

そしてあなたの子どもの、そのまた子どもの、そのまた子どもたちの為に
この大地を守り続け、
私たちが愛したように愛して欲しい。 いつまでも。

どうか、いつまでも。

※『父は空、母は大地 インディアンからの手紙  FATHER SKY,MOTHER EARTH』
寮 美千子 編・訳、パロル舎 刊 より
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あらゆるものがつながっている。

この言葉は、本当に重いです。
すごーく感じるものがあります。

歴史という縦糸だけでなく、この世のなかの、あらゆるものがつながっている。

そのことを絶えず心に置き、一日一日を思慮深く、冷静に、かつ、大胆に、思い切り、生きていくこと。

そして、そんな自分の一日一日から、国の歴史の一本一本の糸が織られていく。

オバマ大統領の演説から、いろいろ感じることが多い。

米国民が、われわれの国家、世界に対し責務を負っていることを認識することだ。

政府の能力はつまるところ、この国がよりどころとする米国民の信念と決意だ。

今日一日、何をやるのか、明日はどう生きるのか。
自分の一日、自分の時間を、どのように輝かせていくのか。

感謝と言う事、責任と言う事、重く深く、考えざるを得ない今日この頃です。
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初めて目にしますが

2009年01月26日 19時05分01秒 | 
これ、どういう意味?

ほんと、地域によっていろんなことが違います。
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風雲?明石城

2009年01月26日 19時01分25秒 | 
本丸はないんですね。

広くてきれいな公園になってます。
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本場明石焼

2009年01月26日 17時52分30秒 | 
日帰り出張で初めて来ました。

明石城も見ました。

すぐ食べたら、口の中がやけどしますね、これ。
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とりあえずビール、という文化

2009年01月25日 11時56分04秒 | 雑感
前にも書いた、このネタ。
新ニッポン人草食動物とりあえずビール適当になどなど。

運動部の一気飲み強要みたいに、権力(?)で、あるいは多数派の暴力でいやがるものを押し付けるなんてことはもちろんよくないけど、いまどきの若者たちの熱くない事、KYなこと、何考えてるかわからないこと、など、少し憂いてます。

これらの記事はCampus Noteというブログでも取り上げていただいたりして、いろいろ反響もあるし、
川島さんもビールについてはかなり一家言( いっかげん・※いっかごんは誤読らしいです。)をお持ちのようで折に触れてたくさん記事を書かれてます。

今回は、文藝春秋の日本の論点PLUSの中の山崎マキコの時事音痴

とりあえずビール、という文化というコラムが面白かったので紹介します。
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 ゲンダイネットニュースによると、ビールを飲めない若者が急増しているらしい。記事には「大手ビール会社社員」という人のコメントとして、こんなことが記されている。

「若者のビール離れは著しい。女の子だけでなく、男までが“ビールは苦くて、おいしくない”と言うんです。ウチにも、ビール会社に入社しておきながら、シレッと“ビールは飲めません”という若手社員がけっこういますよ。なんで入社を志望したんだか」

 この記事を目にしたとき、「あ、やっぱりそういう事態に至ったか」という思いがあった。記事では若者のビール離れの原因を「ひ弱だから」とまとめていたけど、そうじゃない。おおげさにいえば、もっと構造的な問題、いまのビールをとりまく現状がそうさせているように感じるのだ。

  <中略>
 
 それはまあいいのだが、その際にスーパーで酒類を扱う棚のまえを歩いていると、いつも思い出すクラフトマンの言葉があった。それは、
「大手のビール会社は、いま、自分で自分の首を絞めているようなもんです」
というものだ。
 いま、大手のビールメーカーは発泡酒の売り上げがいいからビールに近い味わいの発泡酒を多種多様に商品開発して売り出しているわけだが、
「あれを“ビール”と思って最初に口にした若年層は、ビール離れを起こすでしょう」
とクラフトマンは予言した。

  <中略>

つまり、しつこいようだが、人間最初に口にしたもので好き嫌いの大半というのは決まってしまうものだとわたしは自分を振り返ってそう感じるのである。
 だからクラフトマンの「大手ビール会社は自分の首を絞めている」という言葉は真実だとわたしは思う。いまの若い男の子たちが「とりあえずビール」をやらなくなった理由は、はじめて飲んだ「ビールのようなもの」が発泡酒だったからで、「軟弱」うんぬんというのは、ちょっと外していると感じるのである。
 ビール、美味しいのにね。残念な話である。
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結論としては、

『若者のビール離れの原因は、そもそものひ弱体質(前に草食動物と書いたけど。)よりも、最初に出会ったビールが、発泡酒だったということが大きい。』と指摘している。

うーん、そうなのかなあ???

『人間最初に口にしたもので好き嫌いの大半というのは決まってしまうものだとわたしは自分を振り返ってそう感じるのである。』

そうかなあ???

そんなに最初に出会ったときの印象って、長年にわたり残ったり、一生ものになったりするのかな?

僕は、最初に飲んだビールはもちろん苦くてとてもじゃないけど、大人はこんなまずいもの何で飲んでるんだろ、って思った。

まさか、こんなにおいしいとは思わなかったし、こんなに頻繁に飲むなんて、思いもしなかった。

食べ物でも、最初に食べた時は美味しいなんて思わなかった(むしろ、何これ!って感じ。)けど、今ではサイコー!ってものがいっぱいある。

うに、とか、生牡蠣、とか、塩辛、とか、白子とか。。。。

もともと、発泡酒というものは、ひ弱な若者におもねって、彼らでも飲みやすいものを開発したってことなんだろうか。

酒税のこととか、消費者の財布がシビアになったことの方が大きいよね。

発泡酒をビールだと思って飲み始めた人は、発泡酒の方が(苦い)ビールよりも美味しいと思ってるんだろうか。

その後、発泡酒も飲まなくなり、カクテルとか、サワーに行ってしまうんだろうか。

どちらにしてもビールの出荷量は年々落ちているようです。

そのあたりはこちらのブログに詳しく出てますね。(1年前の記事ですが。)
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1月17日にビール業界がまとめた2007年のビール系飲料の出荷量です。
企業別では、アサヒビールが37.9%と7年連続首位でしたが、2位のキリンビールが37.8%とその差0.1ポイントに肉薄してきました。

商品別の国内販売量ランキングを見ると、スーパードライは圧倒的な強さなんですね。

しかし、市場全体の出荷量は3年連続で前年を下回り、現行統計になった1992年以降の最低を更新。



各社は昨年、第三のビールを中心に計23種類の新製品を市場投入したもののキリンのビール「ザ・ゴールド」など大半が販売目標を下回る結果に。

消費者の低価格志向が強まり、
飲酒運転の社会問題化で業務用需要も低迷し、
市場は一段と縮小していく見通し。だそうで。。。

その原因として、
・若者中心にビール離れが進む
・20~30代を中心に苦味のあるビール系飲料が敬遠されがち
・「太りやすい」イメージがある
と自動車市場同様に若者の責にしています。

私は相変わらずスーパードライしか買わないので、
上位10商品に発泡酒、第三のビールがこんなにランキングされているとは知りませんでしたが、4,5年前に発泡酒を試飲してみた頃は、とても飲めたものではありませんでした。

発泡酒でもなく、第三のビールでもなく、ビールを飲みたい時はどんな時?

市場回復の原点はここにある気がするのですが。
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安い方がいい。
苦くない方がいい。
太らない方がいい。

ビールはどんどん第三のビールや他のアルコール飲料に押されて、衰退していくんだろうか。

とりあえずビール!という文化は、この先どうなっていくんだろうか。

その文化の担い手であるオヤジたちが次第に消えていき、ビール離れの世代の時代になり、どんどんと草食化が進んでいく。
日本の平和な飲み屋でのあの光景は、どんな風に変貌していくんだろうか。

オバマ新大統領の言う、CHANGE ですか。(違う?

そして、そんな時代の流れをただただ静観するだけでなく、
各ビール会社のビール復興への戦略はどうなっていくんだろうか?

どんな優れた戦略を立てたところで、もうビールは時代に合わない、草食には向かない、ということで、このまま衰退していくんだろうか?

さあ、新時代の変革は、成功するんだろうか?
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「小言。」効果

2009年01月23日 21時14分41秒 | 将棋
今週の週刊将棋。
2Pに渡っての渡辺竜王のインタビュー(下)。

渡辺家の写真も何点かあり、家庭での竜王について取材している。
※この写真↓、最高です。

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『温かい家族の支え。』

3連敗した時気落ちした渡辺竜王は家庭では気丈に振舞っているつもりだった。
ところが妻・めぐみさんには全てお見通し。
『家では普通にしていた。』と答える竜王に、すかさず
『うそだぁー、落ち込んでたじゃん。』と突っ込まれ、苦笑いを浮かべていた。
対局室ではポーカーフェースの竜王も、家庭ではスキだらけのようだ。
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いや、この二人の関係、ほんとほほえましいと言うか、面白いです。

あの風情の竜王に対して、シャキシャキしてある意味男っぽく、ユーモアとエスプリを交えて斬りまくる年上のめぐみさん。

すべてはこの超人気ブログ、妻の小言。の存在感大だ。
(以前も「Sence of Humour」という記事で書きましたが。)

なんたって、「アクセス数が最近では常に1万を超え、多い時には4万近くになる。」というくらい、将棋ファンだけでなく、広く注目を集めている。

このブログが秀逸なのはつとに有名だけど、この突っ込みの妙がたまらない。

最近の記事だけでも、

これが、ティラノサウルス?

これがおにぎり?

余詰めじゃないの?

トランプ熱狂しすぎ。

中沢裕子の声がわかるわけ?

霜、知らないの?

日本地図が書けないなんて。

和服で将棋盤の前に座っておやつを食べている姿が不思議。

パリ土産はこれ?

と、全面的に、完膚なきまでに旦那をイジリまくっている。

そして絶えず受身の旦那はいつもオロオロ、タジタジ。

あの竜王が、これかい、
というギャップがファンとしてはたまらない。
家庭で見せるほんわかする別の一面が、竜王の魅力を倍増させている。

そして、いじくったり突っ込んだりしてるだけかと思うと、

「渡辺くん、あきらめたらそこで試合終了だよ」

と、やばい状況では、こういう手も繰り出す。

もちろん真っ向から応援メッセージを送ったりなんかは絶対にせず、

「妻の小言。」ブランドの、愛の篭った最上級の激励になっている。

ほんと、いいですね。こういうの。

面と向かって励まされるよりも、ふと、ブログを見たら、こんな記事がアップされてた、っていうの、結構来ちゃいますよね。

渡辺竜王の活躍の裏には、若くしてこういう家庭を持っている、ということもあるだろうし、ブログを通してだけでなく、こうやって、家庭内のことを開けっぴろげにオープンにしてしまってることもあるのではと思う。(他の一流棋士では考えられないですよね。)

もちろんファンサービスと言う事もあるとは思うけど、
こういうことも含めて、今後の棋界を担う『棋士 渡辺明』という稀有な存在なのだと思う。

先日の情熱大陸でも、「妻の小言。」を取り上げなかったのが悪手だったという意見もあるように、「妻の小言。」の存在は今後の棋界の勢力図にも大きく影響を与えていくだろう。

今、極めて快調に進化を続け、ますます目を離せない存在になりつつあるこのブログ。

僕にとっても、数々の棋士や将棋関連ブログの中で、
今や一番楽しみに更新を待っているブログとなっています。
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食券乱用

2009年01月23日 00時17分44秒 | 雑感
オバマ新大統領就任で、世界が揺れる中、こんな(ほのぼの?とした)ニュースが。

全然違うけど、ちょっと気持ちが揺れる事件でした。

定食券偽造で停職…神奈川県職員「仕送りの金ためたくて」(読売新聞) - goo ニュース

横浜合同庁舎(横浜市中区)の食堂で、食券を偽造して使ったとして、神奈川県は21日、横浜県税事務所の男性職員(24)を停職6か月の懲戒処分とした。

 県の発表によると、男性職員は昨年の大型連休中、自宅のパソコンとプリンターを使ってA定食(470円)とB定食(500円)の食券各10枚を偽造。本人の記憶では少なくとも6枚を使ったという。昨年6月3日の昼休みに使おうとして従業員に見つかった。

 偽造した食券は、本物とは異なる印字で、大きさもわずかに小さかった。職員は何枚使ったか覚えておらず、残っていた6枚以外は使ったものとして、14枚分の計6790円を食堂側に支払った。食堂側は警察に被害届を出していない。

※男性職員は食堂側に謝罪し、未使用の6枚を除く14枚分計6790円を弁償した。理由について「実家への仕送りのため、貯金するためだった」とする一方、「とんでもないことをした」と反省しているという。県は「被害金額は多くはないが、人を欺く行為で私利を得たのは悪質」として、停職期間では最も長い6カ月にした。



下が偽造、上が正規の食券。よく見ると印刷文字が異なるのがわかる。長方形の切り方も偽造食券は雑になっている=県庁
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そう、どこからどう見ても食券乱用

おみごと!!座布団3枚!!

一応事件だし、茶化しちゃいけないかもしれないけど、弁償もちゃんとして、食堂も被害届けも出さないとのこと。

いやあ、今どき、珍しいです、この24歳の若者。

食事代を浮かすために、A定食(470円)とB定食(500円)の食券を一生懸命自宅のPCとプリンターを駆使して作成しているところを想像してしまった。
 
「うーん、まだちょっと字の大きさが違うか。
これくらいかな。
これだったらぴったり。
見分けつかないよな、これなら・・・。
よーし、これで、いいか。うん、完璧!」

なーんて、一心不乱に試行錯誤しながらがんばってる様子が目に浮かぶ。

本人的にはどれくらいの完成度、達成感だったのか聞いてみたい。

バレない自信があったのかどうか。

そして、目的が実家への仕送りというのがびっくり。

借金とか、ギャンブルとか、女に貢ぐとか、自分の遊ぶ金欲しさではないところが。

こんなことまでして、仕送りの金を捻出しようとする必死さが、健気。
とんでもないことをした、と謝罪し、反省している。

こんな風に書くと、肯定するのか、とか、犯罪は犯罪だぞ、とか言われそうだけど、まあ、こういうのは、偽造とか、詐欺とか、そんな大げさな問題ではなく、たまたま県の職員だから(県政策部の出先機関の職員って書いてある。)ニュースになったということだろう。

『今後こういうことはしないように。』
『はい、大変申し訳ありません。二度とこのようなことはいたしません。』
で、お終いの話ではないか。

「人を欺く行為」とか、「私利を得たのは悪質」って、なんかお役所的だし杓子定規でこっちの方がおかしいような気もする。

それにしても、いろいろ考えてしまう。

仕送りをしなければいけない故郷には、誰がいるんだろうか。
病気の親とか、寝たきりの祖父母とか。
誰かの保証人になって借金作ったとか、振り込め詐欺の被害にあったとか、
悲惨で見過ごせないような何か深い事情があるんだろうか。

すっかり反省しているこの若者は、ちゃんと立ち直って仕事に励み、仕送りを続けていかれるんだろうか。

そんな24歳の若者のことが、とても気になってしまったこのニュース。

だけど、去年の6月に起きたこの事件が、なんで今になって懲戒処分?

うーん、こっちの方が不思議かもしれないなあ。
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