即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

デパートの再生

2009年10月26日 00時06分41秒 | 「デパート」研究
先日、《デパートって何なの?》という記事を書いて、時代に置き去りにされているデパートについてちょっと問題提起しました。

それに対して、下記コメントいただきました。皆様、ありがとうございました。

凡人さん、こんばんは。

>だいぶお怒りのご様子。

というか、真面目に考えているんだろうか、とあきれ気味。

>nanaponさんは、どんなデパートだったら、楽しみにして行けるんでしょうか。

もうあんまり、デパートというものに、期待したり、ワクワクしたりすることないなあ。
トイレに駆け込みたくなった時、あったら便利、ってくいらいで。(笑)

疑惑のデパートというような使い方の方が、現実よりも身近かも。(笑)

>-そんなこと、知ったことか。来てほしけりゃ、デパートのほうで考えろ
ってこと、でしょうか。

いや、そうでもないです。
こんな風にしたら面白い、というアイディア、頭のどこかで考えてます。
デパート関係者が必至になってないようだし、あきらめてるのかもしれないし。

>ちょっとおもしろい 夢のある、らしいご提案 楽しみにしています。

皆でアイディア出して考えましょうよ。
ネット上でやりとりしながら、企画作って、デパートに提案する。
いかがでしょうか?

くっち~さん、こんばんは。

>高い商品ばかり揃えてみてはどうでしょうか。

はい、その手もありますね。
しっかり品揃えして、リッルカールトン並みのサービスにして、富裕層、セレブの人たちの集まる場所にする。

>でも、化粧品と婦人服とブランド物、こういうものは不要ですね。
人口の半分である男性には無用の長物ですから。

はい、どういうジャンルの商品に力を入れるのか、無視するのか。

とらんとらんさん、こんばんは。はじめまして。
ようこそいらっしゃいました。

>百貨店は、10~15年位したら消えてると思いますよ。
まぁ、名前は残るでしょうが・・。

そういう意見もよくわかります。もっと早いかもしれません。

>基本的に単なる場所貸し業になってますからね、経営陣はおおっぴらには認めませんが、現実はそのような状況です。
自らは企画力も行動力もないし、何でもテナントに丸投げが当たり前。
私は時計修理として、テナントで入ってましたが、百貨店側の店員なんか商品知識すら無いですよ。

そうなんですか。
結局、自分で汗流して、必死に取り組もうとせず、楽して人任せにしてなんとか凌ごうという根性では長くはないです。

>「もっと商品知識を!」とか言っている百貨店側の店員達が、一番知識が無いですから、どうにもならんでしょうな。

実際に体験されたんですね。
昔のプライドとか思い上がりが抜けないわけですね。
成功体験から脱却するのは難しいです。

>いつも掛け声だけで、高い給料とボーナスがもらえるのですから、楽なモンです。

こんな状況でもまだ給料いいんですかね?

>こんな話しもありました~店長朝会で「市内の全世帯に当店のクレジットカードに入会していただけるよう、キャンペーン強化だ!」~おいおい、どこかの国の将軍様みたいな事を言うなよ・・。と。。

何考えてるんでしょうか?
時代錯誤というか、マジに言ってるとしたら、あまりにも間抜けで笑っちゃいますね。

>まぁ、他にもいろいろあるんですが、書き出すと一冊の本が書けるくらいです(笑)

ぜひ書いてくださいよ。そういうの売れますって。

>私は百貨店で働くのがイヤで、数ヶ月前に退職しました、もともと百貨店の存在価値もわからないし、自分の体質にもまるで合わないので、ドロ舟から逃げ出しました(笑)

そうでしたか。
ドロ船ねえ。
お疲れ様です。

>過去の栄光と保身に縛られた百貨店という存在は、もう暫くの命かと思います。

まあすべては中にいる人たちの考え方次第ですね。
本当に、危機感を感じて、一丸となり必死で変わろうとすれば、なんとか道は作れるような気もします。
築き上げてきた財産はまだあると思うので。

とらんとらんさんの例に則って「時計を買う」という事例で整理すると、
まず、仮に僕が時計を買おうと思ったとしても、デパートには行かないですね。
(このブログ見てる人で、いますでしょうか?)

どこのブランドのどんな時計を買いたいと決まっているのなら、ドンキその他のディスカウントショップ、あるいはネットショッピング、kakaku.comで調べて一番安い方法、店で買う。ネットオークションという手もある。
保証その他のことはあるけど、誰しも基本は値段が安い方がいい。
(何でもかんでも値段が安いことが第一優先順位ということではないけど。)

もし、どんな時計を買おうか、知識も何もなく、何もわからない人であれば(シニア層に多いのだろうけど、これだけネットで情報が集まればそんな人もそのうちいなくなるはず。)、『信用』、ということで、デパートに行くのかもしれない。
いろいろざっくりした希望を述べ、相談しつつ、選んでいって買う。
高島屋だから、三越だから、信頼できるし、間違いない。

いわゆるホテルのコンシェルジェのような機能ですね。
(外商とか、営業とか、そういうパワーも昔に比べて落ちてるような気がするけど)

10月20日放送のガイアの夜明けでもやってました。
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格安の激震 第2波~百貨店・スーパー大転換~

物価の下落が止まらない。全国消費者物価指数は過去最大の下落率となった。
「とにかく安いものしか買わない」という消費者の志向は強まるばかりで、衣食住を扱う総合スーパーは“業態疲労”し、値下げ競争などで食品スーパーも振るわない。「小売業界の雄」だった百貨店も、今年上半期の売上高が、過去最悪の減少を記録。切羽詰った状況にある。まさに、これまでの小売業界の成功モデルが、存亡の危機を迎えるなか、新たな業態を築き上げようとする模索が始まった。
百貨店の大丸東京店では、これまでの高級路線から一転、「単価より客数」を求め、多彩なセールなどで集客策を模索する。生き残り策として進めてきた経営統合効果も未だ見えない中、この“なりふり構わぬ”戦略で新たな「百貨店モデル」を築くことができるのか‥。一方、老舗スーパーの長崎屋は、2年前にディスカウントストア大手のドン・キホーテに買収された。ドン・キホーテ側は、業績不振店を閉店し、青果や鮮魚、総菜を“驚安価格”で売る「MEGAドン・キホーテ」へと全面改装。中高年が客層の長崎屋と、若者が軸のドンキが融合した新業態で混迷の時代を生き抜こうとしている。
 冷え切った消費を掘り起こそうと模索する小売業界。“新業態”によって、復活の糸口を掴む事ができるのか?その新たな潮流を追った。

【“なりふり構わず”セールを放て!「新・百貨店モデル」とは‥】
都心百貨店はリーマン・ショックから1年、売上げの大きな落ち込みが一巡する「10月商戦」で、前年実績を超えることができるのかが焦点だという。いち早く“低価格志向”を鮮明にした大丸東京店は、この9月に前年実績を上回り、店舗を活気づかせる考えだ。9月前半に早くも秋冬物の大バーゲンを展開。昨年までは考えもしなかったプロパー商戦序盤にあたるこの時期に、全館セールを打つ。さらに商品売り場では低価格を前面に出して弁当やスイーツを販売。セール拡大へと明確にかじを切り、9月の前年比増収を目指す‥。
一方で、売上げ不振の大きな原因である婦人衣料の改革にも乗り出した。従来の大手アパレルメーカーなどの取引先を見直し、新たな取引先を開拓、アラフォー向けカジュアル衣料のブランドを立ち上げた。百貨店の品質をキープしながら、価格帯は大丸に展開する標準的ブランドの半額に設定した。
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まず上記大丸のような、なりふりかまわずの低価格志向で行くのなら、デパートの存在価値はない。
東京駅前の便利でちょっとおしゃれなスーパーということに鞍替えすればいい。
もし西武であれば西友に変えたらいい。

デパートとしての目指すべき大きな戦略や方向があり、それを達成するための一つの戦術として、安売りをスポット的にするのなら百歩譲ってまだいい。

デパートは世の中にどういう価値を提供するのか。
どういうメッセージを発信するのか。

一つの方向で無くとも、いろいろな方向のグランドデザインを描くべきと思う。
練りに練ったグランドデザインについて、できるだけ精密に具体的にシミュレーションして、小規模実験や調査を行ってみればいい。
そして、修正をかけつつブラッシュアップしていく。

各社とも、いや業界を挙げて、生き残りをかけ必死に、社内に再生プロジェクトを作り、社外のコンサルでも広告代理店にでもしっかりと相談し、衆知を集めて、取り組もうとしているのでしょうか?
とらんとらんさんの指摘するように、単なる場所貸し業としてやってればいいや、と、知恵も汗も出さず、あんのんと過ごそうとしているのでしょうか?

デパート業界の事はあまりわからないので何ともいえないけど、とらんとらんさんの話のように、時代の空気が読めない最右翼の業界なんじゃないかと思えて仕方ないのです。

今後ともいろいろ考えつつ、具に見守って行きたいと思っています。
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こんにちはm(__)m (とらんとらん)
2009-11-03 12:14:28
今回も自分が感じていることを書き込んでみたいと思います、宜しくお願いします。

百貨店というところは、基本的に何をするにも対応が全て遅いんですよね。
最近はあまり見かけませんが「ホリエモン」がいつも言っていた「ビジネスはスピードが全て!」~自分も本当にその通りだと思います。
また好きでいつも見ている「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」に出てくる伸びてる企業は、殆どがスピード感を感じさせる部分がたくさんあります。
対して百貨店はどうか?
内部にいればわかりますが、「本当に遅い」の一言に尽きます。
あまり具体的には書けませんが、ある時、店頭で詐欺事件が起こりました。
同じような事件が起こらないように、具体的な対策が現場で実行されるようなったのは、「なんと約1年後」ですよ(^^;)
どう思います?
アホらしくて何も言う気が起きません。。。
やる気あんのかと・・・。

百貨店側の人間は問題(現場責任)の矢面に立つのが嫌なので、次の人事異動までジリジリ引っ張って「じゃあ、あとは宜しくねっ」って感じで他の部署に行ってしまいます。

前回のコメントにも少し引っ掛けますが、保身が全てを停滞させているんです。
「顧客のニーズが掴めない」とか「お客様の意見と訊いて」とか~随分と昔から使い古された言葉(何年くらい言ってるのかな?)を並べて、言い訳ばかりしている経営陣と現場の百貨店の人間も根本は同じ体質です。
ようは、「俺たちは場所を貸してるだけだから、面倒な問題は起こすな」みたいな事を考えてる訳です。

12年間も対前年より、売り上げだの、経常利益や営業利益が落ち続けている企業が、未だに大きな面してることが不思議でなりません。

普通ならとっくに退場をさせられてると思います。
では、なぜ生き残っているのか?
答えは簡単で、「場所貸し(デベロッパー)」として成り立っているのであって、「小売業」では無いからです。
店子を入れて、賃貸料を取り立ててるだけだからです。
だから「ユニクロ」に入ってもらって~などという発想が簡単に出てくるんですね。
そのうち「ドンキホーテ」や「サイゼリア」や「かっぱ寿司」なんかが入ってるかもしれませんね(笑)

百貨店の凋落は、他にもまだまだ原因があります。
接客などもそうですが、これはまた別の機会に~どんどん出てきます(汗)本当に本一冊が書けそうな勢いです(笑)


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