先日、今日も一日お影さまでという記事を書きましたがその続編です。
これは去年伊勢志摩に行った時のお影さまです。きれいな風景とともにお楽しみください。
今日はお影さま写真集ということでこれだけでおしまいです。次回またお楽しみに。
これは去年伊勢志摩に行った時のお影さまです。きれいな風景とともにお楽しみください。
今日はお影さま写真集ということでこれだけでおしまいです。次回またお楽しみに。
去年の沖縄写真集の中で登場してる“お影さまシリーズ”。
facebookでも結構支持されている好評のシリーズ企画です。
自分の姿を客観的にチェックし、謙虚に、皆様のお蔭で生かされてますと改めて考え直すための儀式とも言えます。
なかなかこのシチュエーション、光線の加減、難しいのですけど、いい影を見つけるとついついやってみたくなりかなり時間をかけて場所とポーズに趣向を凝らします。
過去の旅行の際のサンプルを、まずは高松から島に渡るフェリーで。
3人がかりで。
直島の神社で。
次は千葉の亀山湖での作品(?)。
奥さんも登場。彼女もこのシリーズ気に入ってます。
リアルの夫婦関係はどうあれ、こうやって撮ると、仲良さそう、うらやましい、ほほえましい、って言われます。ここが影の素晴らしさ。実態は隠して、デフォルメして伝えてくれます。
自分でも仲良さそうって思っちゃいますもん。
まあ、しかし力関係は影の世界でもつきまといます。
そして、これだけのスキル、能力の差が歴然と。
ということで一人寂しく自分の影と向き合いながら海や空を見つめているところです。
ま、辛いことも落ち込むこともあるけれど、人生何事もお蔭さまで、ということで。
皆様、ありがとうございました。
先日、ブログ開設7周年という記事を書きました。
振り返れば7年という期間の長さは、今度のオリンピックまでの期間でもあり、それなりの存在感のある時間だと思います。その間、更新頻度はともかくとして、とりあえず何とか続けて来られたことにちょっとした満足感を感じています。
もちろんコメントなどを通じて支えてくれた皆様にはとても感謝していますし、ブログがきっかけでできたブログ仲間の方々、将棋関係の方々は今では僕の大きな財産であると誇りに思っています。
ほとんど誕生日(ブログ開設日)が変わらないので僕の記事のすぐ後にssayさんがブログ6周年という記事を書きました。
ちょうど一年ほど可愛い後輩です。
こんなうれしいことを書いてくれているので、紹介しちゃいます。
『元々、nanaponさんに勧められて(「そそのかされて」とか「騙されて」とか「引きずり込まれた」とか、表現のアヤは色々ございますが)、なんとなく始めたものだ。
そのnanaponさんは、ぼくの更新が途絶えると、ちゃんと生きているかなあとご心配くださり、気まぐれに更新しまくると、仕事が暇になったのかなあと心配くださる。
しかし、何だかんだ、nanaponさんのブログはぼくのネタの提供元であり、一時はあちらのTB欄を制覇しようかと目論んだが、設定が「15」となっているので難しい。
何の話かよくわからなくなっているが、要は精神的に支えられている面が大きい。』
後輩思いの面倒見のいい僕の性格がよく表れているいい記事ですね。(笑)
7周年を迎えて、お祝いコメントをいただいた皆様にここでレスをさせていただきます。
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おめでとうございます。 ssayさん
>nanaponさんとお会いしたのは、6年前の9月ですね。
そうなんですね。初めて会ってから6周年記念ですか。
お互いのブログの周年記念と、初めて会ってから6周年をお祝いして、二人きりでおしゃれなイタリアンなどで、記念のディナーでもしないといけないですね。
>個人的な思いとしましては、ぼくはFBもtwitterもしないので、もう少しブログの更新頻度を上げて欲しいのですが、そこはnanaponさんのライフスタイルもございますし、あまり勝手な事は言えません。
はい、そう思われてるのは重々合点承知の助です。
期待されてるうちが花なので、徐々に心を入れ替え、あの頃のように純な気持ちを取り戻すべく日々精進していこうと思っています。
>募る思いはたくさんございますが、一点だけ。この事例で最も顕著なことは、ぼくとnanaponさんのご実家(と申してよろしいでしょうか?)の会社とお付き合いさせていただいていることです。
ぼくもシャイな割りに図々しい面もあるので(はい、笑って、笑って)、あたかも、10年以上前から付き合っているかのような感覚です。nanaponさんとかブログとか全く関係なく、全く意識することなく、仕事上のパートナーとしてお付き合いしております。今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
募る思いを置いておいてひとつだけ言いたいこと?
えっ?ブログとか関係なく?仕事上のパートナー?シャイな割に図々しい?
早い話がもうちょっとまけてほしい?(笑)
まあ、それはともかく、今後ともブログをベースにしつつも、自然に関係を深めていけたらありがたいな、と思っています。
そちらのコメントにも書きましたが、こちらも同じように支えられています。今後ともよろしくお願いします。
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おめでとうございます 英さん
>おそらく、nanaponさんのファンの方は、毎年、この「○周年」の記事を読んで、「≪そうか○周年になるのか≫…と去年も思ったっけ?それにしても一年経つのは早いなあ。去年はどんなことを書いたっけ?」と昨年の記事のリンクをたどる……ということ思っているのではないでしょうか。
英さん、ありがとうございます。毎年読んでリンクを辿って懐かしがって思いを巡らす、などというマメな行動をしっかりしてくれるのは英さんくらいのもんですよ。
普通はリンクなんかよっぽどのことでないとそう簡単には辿らないもんです。それだけにありがたいことこの上ないです。
>今回、1周年の記事まで遡りましたが、2周年からコメントをしているのに、ちょっとビックリ。この時期、ブログにコメントすることはほとんどしていなかったと思います。(nanaponさんが、コメントしたくなる記事を書いていたのだと思います)
また嬉しいことを言ってくれますね。このオヤジはおだてておけばさらに調子に乗ってまたおもろいこと書いてくれるに違いない。完全に見抜かれてますね。いよっ、おだて上手!オヤジ殺し!よっ、色男!!
>ただ、今年は、いつもと違った感慨を感じます。今年の4月、nanaponさんとssayさんとお会いし、語らうことができました。非常に楽しかったです。nanaponさん、ssayさん、ありがとうございました。
こういう楽しい思いができたのも、nanaponさんがブログを書いているおかげです。
いえいえ、(ついでとはいえ(しつこい!))会えて嬉しかったです。
こちらこそありがとうございました。
まあ、英さんとは数年前からいずれは会うことになるだろうなとは思っていましたけどね。(それだけ興味深かったわけです。ずっと真剣に会いたいと思っていました。それなのについでかよー!?(しつこい!))
>来年、「8周年」の記事を読んで、昨年はどんなコメントをしたのかなと振り返ると思います。「ちょっと、持ち上げ過ぎたかな」と反省しているような気がします。
はい、持ち上げるのと、突っ込んだり、くさしたりするののバランスですね、要は。
いえいえ、こんな風にカジュアルに言いたいこと言えるような関係になれて嬉しいです。
引き続き、8周年の記事が無事に書けるように、また遊んでください。
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おめでと!! こてくんさん
>nanaponさん、おめでとっ!!これからもよろしくねっ。ではではっ。あっ、そうそうっ、お茶とお団子いただきますねっ(笑)
ありがとうございます。
こてくんさんの『nanaponさん、おめでとっ!!これからもよろしくねっ。』という身の軽い言い回し、いつも癒されてます。軽快に周りの雰囲気を明るくして、『ではではっ』と去っていく感じ。
それと現れるタイミングがまたいいんだなあ、これが。絶妙。
こてくんさんともかなり昔からのおつきあいですよね。
何で仲良く交流するようになったのか覚えてないですけど、かおりんさん、環那ちゃんつながりでしたっけ?
それはともかく、今後とも楽しい交流をよろしくお願いします。
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おめでとうございます たまもさん
>読み始めたのは2、3年前、コメントをしたのはついこの間からですが、頻繁にリンクを貼ってくれた過去記事を読み、勝手に昔からの読者のような気分を味わってました.将棋、スポーツ中継、メディア、日常…毎回楽しみにしています。電王戦はいろんな意味で印象深かったです。
たまもさんとは他の方々と比べるとまだ新鮮なおつきあいですね。
このところは昔ほどは更新できてないのですけど、そういう方が現れてくれることが本当に嬉しいです。
ブログを続けてきてよかったなと思わせてくれます。
電王戦、本当はまた続きがあるのですけど、タイミング逸しちゃって懸案事項になってます。
近々次回のメンバー発表があるようなので、またその頃書ければと思っています。
>実は、佐藤慎一四段のブログが大好きです
そうなんですか。
実は先日、ちょっとした棋界関係の集まりがあって初めてお目にかかって結構おしゃべりしました。
いや、ユニークというか人なつこいというか、魅力的というか、もっとゆっくり語らいたいような人柄でした。
>私のコメントにも丁寧な返しをして頂いて、嬉しかったです。たまに、夜、お茶ならぬビールを飲みながら読んだりしてます(^_^;)
またお時間ある時に遊びに来てください。そして気ままに思いつくままコメントいただけたらうれしいです。
今後ともぜひお付き合いください。
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7周年(祝)♪♪♪ LogicalInSpaceさん
>コメントはしてませんが、いつも記事は拝見しています。
わあ、ちょっと感激です。LogicalInSpaceさんがその後も見ていてくれてたなんて。
あの頃、結構交流してましたよね?
>nanaponさんの独自の視点は、nanaponさんの個性(キャラクター)が出ていて、面白く読んでいます。これからも、nanaponさんのブログを楽しみにしています♪♪♪
LogicalInSpaceさんにそう言っていただけるとより頑張らなきゃという気になります。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
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7周年、いいね! 川島さん
>いったん、Facebookの「いいね!」だけで、コメントのお茶をにごしましたが‥。ブログ開設7周年おめでとうございます。
川島さんとはしょっちゅう仕事のメールしたりしてるので、あまり堅苦しくお祝い言われると照れちゃいますね。
>だってnanaponさんにコメントしようとすると、長い文章をちゃんと読んで、それなりのことを書かなきゃと構えてしまうので(笑)。
やはりそう思わせてしまう部分ありますよね。そんな風にはしたくないとは思うのだけど、facebookやtwitterとは違って、ブログとなるとやはりきちんと言いたいことを整理してわかりやすく(手短に)推敲して書かないといけない、とどこか身構えちゃって肩に力が入っているのでしょうね。
もっと気楽なあっけらかんとした、コメントしやすい記事にします。(と決心する)
>更新頻度が落ち気味ですが、この「粘り腰の思考」を楽しみにしております。
ありがとうございます。粘り腰でなく、ギックリ腰が気になりますが、粘着性でゆるゆると、やめろと言われても(山本リンダ♪ じゃなくて、西條秀樹♪)ブログにしがみつく所存でございます。
今後ともこちらのお付き合いもどうぞよろしくお願いします。
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ということでコメントいただいた皆様へのお礼レスをしましたが、ネットやSNS嫌いの方は仲間同士が群がって、馴れ合って、お互い褒め合ったり、チャラチャラしちゃって、やーな雰囲気だな、ついていけねーな、と思われてることと思います。
そう見えるかもしれませんが、僕にとっては大切な方々だし、毎日何百人の方が目にしてるという現実もあるかもしれませんが、本音を言ったら、この方々みたいに僕が認識している人たちに向かって書いていると言っても過言ではないです。
大勢の顔の見えない読者を想定してなんか書けないですし、そういう意味では仲間内だけで楽しんでるな、という雰囲気に取られても仕方ないです。
かといってクローズドにしてるつもりも全然ないので、こんな僕の家でよかったら気軽に遊びに来ていただけたらどなたでも歓迎です。
なんとなく6周年までとは違った感触の7周年です。
それほど更新はできないかもしれないけど、できる限り自分らしい記事をひとつずつ着実に書いていけたらと思っています。
暖かく見守っていただき、お茶でもビールでも飲みにフラッと立ち寄っていただけたらうれしいです。
今後ともよろしくお願いします。
7年という年月はあっという間だとも言えるし、それなりの長い年月だったとも思えます。
先日浮かれ気分という記事に書いた2020年東京オリンピックまでもちょうど7年。
同じようにあっという間でもあり、それなりの長い年月でもあるのでしょう。
(リニアモーターカーはまたその7年後のようですね。)
とりあえず座右の銘のひとつは『継続は力なり』ということもあり、7年という歳月、一応曲がりなりにもブログを書き続けてこられたことは、達成感とまでもはいかずとも、なんとはなしにうれしい気持ちです。
ということでちょっと振り返ります。
7年前の今日(2006.9.19)、何が何だかわからないけど、ブログというものをやってみようか、ということで、初めてアップした記事がこれ。
初めてのブログ
開設記念日に毎年振り返って解説して書いた記事がこれ。
ブログ1周年(2007)
ブログ開設2周年(2008)
ブログ開設3周年(2009)
ブログ開設4周年(2010)
ブログ開設5周年(2011)
ブログ開設6周年(2012)
とにかく今日は満月だし、お月見だし、月を見ながら、皆様方とのご縁に改めて感謝したいと思います。
そんな折、こんなブログを見つけたのでご参考まで。
さて、いつまで続けられるかわかりませんが、とりあえずまだしばらくは続けていこうと思っています。
2020年東京オリンピックまで続けていられるのかどうか、自分でも楽しみです。
でも続かなくなるかもしれないし、何かしらの理由でやめちゃうかもしれません。(その辺いい加減です。)
しかし、とりあえずはゆるゆると頑張っていきますので、従来通り、気軽に遊びに来てください。そして、のんびりお茶飲んでおしゃべりしていってください。
変わらぬおつきあいを、今後ともどうぞよろしくお願いしたいと思います。
20代の頃に出会って、それから長い間、すごくたくさんの方にお世話になってきた。
僕が30代、40代前半くらいの頃には、クライアントもすごい勢いで伸びていたので、CMからキャンペーンからメニュー、イベントまで、たくさんの予算を預かって目一杯のめり込んで仕事をさせていただいた。
新業態の企画開発にもずいぶん関わらせてもらったし、好調な時、不調な時、いろいろな局面において様々な相談も持ちかけられ、好きなクライアントのために必死でなんとかするべく奮闘した。
仕事を通じて、いろんな人からいろんなことを教えていただいたし、長い時間を通じて一緒にたくさんの喜びや困難も共有してきた。
時代が変わって、いろいろ歯車が狂ってきて業績が悪化する。
見る見るうちに辿っていく下降線を食い止めるために四苦八苦する。
そして、経営も変わり、新たな思考や論理ですべてが動くようになる。
昔からよく知っている人はほとんどが転職したりリタイアしてしまう。
それでも、まだ知っている人がいて、つい最近、その一人から仕事のオファーをいただいた。
いつまで経ってもご縁は続く。
代理店にいた当時とは違って僕はもう個人のフリーランスなのだけど、それでも信頼してくれて仕事をまかせてもらえることに心から感謝する。
昔、気が合って一緒に仕事をしたクライアントの人たちは、転職して行った先からまた相談やオファーをくれたりもしている。
その僕の一番大事にしているクライアントの長年お世話になっていた方が、4日前に亡くなった。
ずいぶん前から直接仕事は関係なくなってたものの、2年前くらいまでは定期的によく飲んだりしていた。
ダンディーだし、笑顔が素敵だし、頭も切れるし、男気があるし、(偉い立場だったのに)僕らのこともすごく気を遣ってくれる人だった。
年齢は僕よりもちょっとだけ上というのがまた辛い。
数年前に奥さまが倒れたのだけど奇跡的に回復し、また二人で旅行などされていた。
『女房がまだ具合悪いから、このところ料理がうまくなっちゃってさ。
全然やらなかったけど、やってみたら結構面白いよ。nanaponさんもやったらいいのに。』
なんて言っていた。
昨日のお通夜。懐かしい方々とも会えて、故人を偲んだ。
『殺そうったって絶対に死なないような人だったよな。』
誰かが言った。
あの満面の笑顔が浮かんでくる。
合掌。
ssayさんの最新記事、2020年のオリンピック開催地は東京に決定
英さんの記事、2020年五輪開催地
とお二人には先を越されちゃいましたが、続きます。
皆さん、寝ないでその瞬間を心待ちにしてたり、狂喜乱舞したりしてる腰を折るつもりはないのですけど、下記の3つの記事に象徴されるような気分で、大人げなく『はんたーい!』などと表明するわけでもなく、どうせだめなんだろうなあ、くらいの冷やかな気持ちで一貫して静かにこのお祭り騒ぎを見守っていました。
都合の悪い前のことは水に流して、楽しくやろうじゃないか。
そして、川島さんも指摘してるこの問題がどうにも腑に落ちない。
その通り!
なんでまた真夏にやらないといけないの?
前回のように10月10日からじゃだめなの?
これはどこで開催するのでも同じIOCの決め事なの?
もし南半球だったら真冬にやるってこと?
その都市が一番都合のいい、選手観客のためにもベストの開催期間をプレゼンするのではだめなの?
あの猛暑の中でマラソンほんとにやるわけ?
マラソンに限らず、あの炎天下の中で観戦してたり応援してたりしたら、間違いなく選手にも観光客にも過酷過ぎるオリンピックだ。
年寄りだけでなく死人が出るに決まってる。
皆が昼からテレビ見るし、エネルギー消費はバカにならない。
節電など騒ぎもしないでこの猛暑の夏を乗り切ったのだから、もう原発なしでも十分だということか。
いや、オリンピック成功のためには原発再稼働というシナリオなのか?
いや、ほんとに水を差すつもりはないのだけど、素直に喜べない体質のひねくれものなもんで。
まだまだ大騒ぎはずっと続くのだろうけど、心より2020オリンピックの成功をお祈りしています。
毎日、駅までの道の途中に、こいつはいます。
長いこと空き家になっているこの家の周辺に、毎日というわけでもないけど、いる。
塀の上、屋根の上、いろんな場所にじっと座っていてこちらを見ています。
写真撮ろうとして近寄っても全然動じない。
無表情のまま。どこ吹く風。
高いところにいるからなのか、全く注意する風情も見せず、威風堂々、というか無関心。
オッドアイっていうんですね。(左右の虹彩色が異なる)
毎日喜怒哀楽を表わしつつ行き来する人間たちに対して、
何やってるんだか、バッカじゃないの?
と、終始上から目線。
この写真はここ数か月の集大成。
しばらく見かけなくなった時期もあった。
別に好意を持っていたわけでもなんでもないのだけど、
居なきゃいないで気になってくる。
どうしたんだろ?
どっか行っちゃったのかな?
見つからないと、しばらく立ち止まって背伸びしたりきょろきょろ探したりしてしまうオレ。
暑さでネコんじゃってるんじゃないだろうか。
1週間ぶりくらいでやつがいた時の安堵感たるや尋常ではない。
おー、いたか、いたなあ、元気で良かった。
あー、これで安心して今日も仕事に励めるよ。
ということで毎日ここを通る時、ちょっとドキドキしてしまうオレってなんだかおかしい。
昼は見かけないのに、帰り道、こんなに暗くなっても同じ場所にちゃんといた時もあった。
健気だ。
オレのこと、気になってるんだろうか?
ずっと犬を飼っていたし、愛犬nanaのことも忘れられないのだけど、こんなに気になるネコは生まれて初めてだ。
ということで、駅までの道で朝夕二回ドキドキする生活がずっと続いている。
これがほんとのキャッツアイ(博愛)精神か。
下記、この前ネットで見つけた記事です。
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ハンバーガーショップで列に並んでいました。
一番前の男性が怒鳴り声になりました。
「何しとんねん。トロイんじゃ、お前! もうエエわ!!」
と怒りをあらわにし、商品が入った紙袋を奪い取るようにして店を出ていきました。
バイトの子は、
「申し訳ありませんでした。すみませんでした」と何度も頭を下げていました。
一瞬にして店内の空気が刺々しくなりました。
2番目に並んでいた70歳位のおじいちゃんに、バイトの子は、無理やり作った笑顔で、
「いらっしゃいませ」と接客しました。
おじいちゃんは静かな声で言いました。
「おねぇちゃん、エライなぁ。
あんなこと言われて、あんたの心はズタズタのはずや。
にもかかわらず、わしに笑顔で接客してくれた。
あんたの笑顔を見て、孫を思い出した。
これから孫に連絡を取ろうと思う。
ありがとう。
あ、コーヒー一杯。」
その言葉を聞いた途端、堰をきったように、バイトの子の目から涙が溢れ出しました。
ワンワン声を上げて、泣きだしました。
しばらく涙が止まらなかった。
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いろんな客がいます。
ブラック顧客もいればホワイトナイトもいます。
犯罪も含め、ブラックが増えているのは、ここ数年でさらに顕在化している不況、格差社会、弱肉強食、社会不安、余裕のなさから来ているのでしょう。
そういう中で上記のおじいちゃんのような存在、救われますね。
もうひとつ、最近友人から聞いたエピソードです。
天然水を使った日光のかき氷って最近流行ってるんですってね。
で、その友人が子供たちを連れてわざわざ日光の有名なお店まで出かけて食べに行った時のエピソードです。
人気店だし、すでにかなりの行列。
次から次へと家族連れが名物のかき氷を求めて並んでいた時、彼らのひとつ前の家族にこんなことがあった。
小さな子供が自分で店員からかき氷を受け取った。
大丈夫かな、と思っていたら案の定、落っことしてあたりに飛び散ってしまった。
お母さん『あんた、何やってんの?だから注意しなさいって言ったでしょ?』と、かなりきつい声で叱しとばした。
子供は半泣きになった。
その時店員が、
『いいんだよ、すぐ作るからね。せっかく食べに来たんだもんね。夏休みは楽しい方がいいからちょっと待ってて。』
と言ってさっと同じものを作り始める。別の店員がすぐに落っこちた氷を片づける。
子供は照れくさそうに機嫌が直ってきてかき氷を待ってる。
お母さんは、店の人にお礼を言うこともなく、まだ子供にひたすら文句を言ってる。
『いつも気をつけるように言ってるのに、何でできないの?・・・もうあんたは、仕方ないねえ。・・・』
社会性がない、常識的なモラルがないと言ってしまえばそれまでだけど、 ほんとこういうたぐいの人、最近電車の中でもスポーツクラブでもよく目につきます。
前に書いたスポーツクラブでの出来事、悪魔の要塞。
これもかなり怖い話だけど、最近の小さな子供の母親もかなりの強者、猛者が多い。
前に電車の中で子供が騒いでいたので、ちょっと睨んだのだけど、
『ほら、怖いオジサンに睨まれちゃったでしょ、だから静かにしなさいって言ったでしょ。』
こちらには一言もなく、無視のまんま。
周りに対してやばいという気遣いはない。
子供に対しても別に真剣に注意してるわけでもなく、とりあえずおとなしくしなさいってただ言ってるだけ。
私はちゃんと注意してますよ、って形だけ見せてるような。
怖いオジサンも含め、周りは全然関係ない。
子供との二人の世界の中だけでのコミュニケーション、というか無意味なやりとり。
少子化の問題、産休育休保育施設など女性の労働環境や社会進出の問題など、社会全体の問題ももちろんあるから個々のお母さんたちだけの問題ではないのだけど、こういうお母さんに育てられた子供が心配になる。
ダメな親だからしっかりした子になるという因果関係もあるんだろうけど、やはり親の背中見て育つ子供は多いと思うので、この子たちが成人になり社会に出た時がとても心配。
で、僕らとしては、最初の話のおじいちゃんみたいな大人になっていくしかないのだな、と改めて思った次第。住みやすく、笑顔でホワイトな社会にしたいものですね。