バンクーバー五輪ももうじき終わります。
女子フィギュア雑感という記事を書きましたが、続編です。
(ssayさんのそんな真央ちゃんが好きです。という記事も注目です。)
今回結局、男子はライサチェク、女子はキム・ヨナが優勝。
そして、銀メダルがプルシェンコと浅田真央。
つまり、リスキーなジャンプは回避して、トータルで加点や演技構成点を積み上げた選手が、高難度のジャンプにチャレンジした選手に勝った。
銀メダルの二人はリスクの高い高難度のジャンプに失敗して負けたわけではなく、それぞれきちんと成功したのに負けた。
これはとっても象徴的です。
今の時代、企業も組織もなかなか大きな勝負には出にくい。
一つの商品とか事業で、ガバっと儲けたりはできない。
小ロットで生産や流通や売り方やターゲット設定や付加価値などを工夫しつつ細かく積み上げて、少しずつポイントを稼いでいく。
リスクを負うことができにくいし、極力避けるようにする。
可能な限りリスクヘッジして、無駄を省き、戦略的に組み立てていく。
ルールやジャッジの採点の仕組み(市場・ニーズ・嗜好・時代背景)を徹底的に分析し、いかに少しでも多くの評価ポイントを稼ぐかを研究する。
そして、ジャッジ(消費者)にアピールできるエキサイティングなプログラム(商品・サービス)を開発する。
結果論かもしれないけど、ライサチェクとキム・ヨナのチーム、組織の作戦の勝利です。
(キム・ヨナのオーサーコーチは、現状の採点システムでは、いかに評価点(加点)を稼げるようにするかしかない、と明言してます。)
もちろんその作戦をベースに、最高の演技をした選手も素晴らしいには違いないです。
真央ちゃんは、すっかり気持ちを切り替えて次の五輪を目指すとのこと。
次は4回転トーループに挑む、という記事もありますし、脱タラソワ、日本人コーチ探し、というニュースも出ています。
(真央ソチ金獲りへ…タラソワ総監督+日本人新コーチ(スポーツニッポン) - goo ニュース)
一方、問題視された採点方法が議論され、近々変わるのではという話もあります。
今回、すっかり堪能させてもらったわけだけど、いろいろ考えさせられたフィギュアになりました。
とにかく、皆様、お疲れ様でした。
女子フィギュア雑感という記事を書きましたが、続編です。
(ssayさんのそんな真央ちゃんが好きです。という記事も注目です。)
今回結局、男子はライサチェク、女子はキム・ヨナが優勝。
そして、銀メダルがプルシェンコと浅田真央。
つまり、リスキーなジャンプは回避して、トータルで加点や演技構成点を積み上げた選手が、高難度のジャンプにチャレンジした選手に勝った。
銀メダルの二人はリスクの高い高難度のジャンプに失敗して負けたわけではなく、それぞれきちんと成功したのに負けた。
これはとっても象徴的です。
今の時代、企業も組織もなかなか大きな勝負には出にくい。
一つの商品とか事業で、ガバっと儲けたりはできない。
小ロットで生産や流通や売り方やターゲット設定や付加価値などを工夫しつつ細かく積み上げて、少しずつポイントを稼いでいく。
リスクを負うことができにくいし、極力避けるようにする。
可能な限りリスクヘッジして、無駄を省き、戦略的に組み立てていく。
ルールやジャッジの採点の仕組み(市場・ニーズ・嗜好・時代背景)を徹底的に分析し、いかに少しでも多くの評価ポイントを稼ぐかを研究する。
そして、ジャッジ(消費者)にアピールできるエキサイティングなプログラム(商品・サービス)を開発する。
結果論かもしれないけど、ライサチェクとキム・ヨナのチーム、組織の作戦の勝利です。
(キム・ヨナのオーサーコーチは、現状の採点システムでは、いかに評価点(加点)を稼げるようにするかしかない、と明言してます。)
もちろんその作戦をベースに、最高の演技をした選手も素晴らしいには違いないです。
真央ちゃんは、すっかり気持ちを切り替えて次の五輪を目指すとのこと。
次は4回転トーループに挑む、という記事もありますし、脱タラソワ、日本人コーチ探し、というニュースも出ています。
(真央ソチ金獲りへ…タラソワ総監督+日本人新コーチ(スポーツニッポン) - goo ニュース)
一方、問題視された採点方法が議論され、近々変わるのではという話もあります。
今回、すっかり堪能させてもらったわけだけど、いろいろ考えさせられたフィギュアになりました。
とにかく、皆様、お疲れ様でした。