即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

文楽“バカヤロー”事件

2010年10月31日 14時14分04秒 | 音楽と美術
昨日、文楽の普及活動という記事を書きました。

このイベントはとても楽しめたし、文楽初心者が参加するにはぴったりの素晴らしいイベントでした。

その内容とは別に、かなり驚愕の事件があったので書きます。

ステージの左隅に、大きな花が飾られていたことが事件の発端。
勘十郎さんが話していた時はよかったのだけど、後ろの大きなスクリーンにビデオが流れた時、事件は起こった。
つまり左側の前の方に座った人は、その花が邪魔してスクリーンの左下部分が多少見えなくなる。
僕らもその辺に座っていたので、見にくいなあと思っていた矢先、勘十郎さんが説明している最中だと言うのに、そんなことは気にせず、

「見えない見えない。その花邪魔だからどけて!」
という声。

振り返るとすぐ後ろに座ったオババの二人組。
これは強力だった。
低くしゃがれた声で、見えない、邪魔、を連呼。
係員がヒタヒタと駆け寄り二人をなだめようとするが、聞き入れない。
「早くしろよお。何やってんだよ!」
ステージでは勘十郎さんが、笑顔で一生懸命に文楽の説明をしているというのに。

「みんな見えないじゃないか。なんとかしろ!」
うるせえなあ、見えなきゃおめえが席替わればいいじゃないか。
空いてる席まだあるし。

かなりの観客は、何を騒いでいるのかとこっちを見ている。

会場中がざわざわしてきているというのに、強力なオババたちのパワーは一向に衰えず。
というか、まだまだ勢いを増す。

なんと、 「バカヤロー!!」 、という声まで聞こえてきた。

久しぶりだな、バカヤロー!なんて罵声。

「ひでえなあ。だから早稲田はだめなんだよ。」
早稲田まで悪者にされたぜ。

関係者が動揺しつつオババたちに近寄りひそひそ声で説明にしている。

オババたちは、大きな声で係員に文句を言う。指示を出す。

係員はスゴスゴと様子を見ながら仕方なくステージに上って、大きな花をどかし始めた。
多少時間はかかっったけど、無事花は撤収された。

しかし、まだ司会者の演台の上に設置してあったPCのモニターが少しだけスクリーンにかかっている。
案の定、「あれもどかせ、バカヤロー!」

係員は再度近寄り平身低頭であれは動かせないと説明してる。
納得しない二人。
「だめだな、ひでえな。」とめった斬り。

いやあ、こういう人もいるんだ。

いろいろエキサイティングだったけど、イベント後半はおとなしくなり、無事終了。

そしてアフターは、妻の友人@かなりの文楽ファン、たちと、学生街の喫茶店@おお、懐かしいGARO!、で、お茶。

当然ながらその話題で持ちきり。
「いやあ、すごかったね。」
「今どき、バカヤローっていうのすごいよね。」
「司会の女性の悪口も言ってたよ。」
「あれはかなりのマニアだね。なんかいろいろ詳しそうなこと言ってたし。」

「私ね、前、公演で見たことあるのよ、あの人たち。」
「えー?そうなの?どうだったの?」
「今日ほどじゃないけど、やっぱりうるさかった。」

「いくつくらいかな?」
「あれはどう見ても姉妹だな。似てたもん。」
「あんな下品な言い方できるのって、どんな育ちの人たちなんだろ?」
「連れ合いはいるのかな?」
「ともだちもいないよね、あれじゃあ。」

「あんな人たちが文楽のファンだなんて、似つかわしくないわよね。」
「文楽が可愛そうじゃない。」

あまりにもインパクト溢れる“バカヤロー!”ネタで、話はどんどん弾んでいく。
盛り上がっていく。
思い出に残る印象的なイベントレポートでした。

ま、それはそうと、生の文楽、なかなか切符取るの大変みたいだけど、一度見に行かないとね。
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文楽の普及活動

2010年10月30日 21時41分30秒 | 音楽と美術
先週土曜日、文楽好きの妻に誘われて、数十年ぶりに早稲田大学キャンパスに行ってきました。

早稲田文化芸術週間2010 サロン・ド・ブンラクザ in 東京
第一部:桐竹勘十郎(文楽人形遣い)
第二部:桐竹勘十郎・赤川次郎(作家)


勘十郎さんが人形の使い方、動かし方を優しくわかりやすく解説してくれます。


中指一本で首を支えてる。
1時間も支えてると指の負担はかなりのようです。
そして、このようにやると、こういう動きが出来る、そしてこういう表情になる、と実際に動かして見せてくれる。
すごいです。

足の使い方。足運び。
いろんな歩き方、走り方が自由自在。

本当は3人だけど、今日は二人で操る。
かなりの肉体労働。
ずっと腰を低くした姿勢で演じるため、腰への負担が大きいとのこと。

海外公演をやると、絶対にこれは日本のハイテクで、オートマチックに動いているに違いない、と言われるらしい。
すべて人間が微妙な動きや表情まで操れるわけがない、と思うのも納得。

第二部は赤川次郎さんとの対談。
かなりのファンのようです。

それにしても、伝統芸能のすごさ。
僕はテレビでしか見たことはなかったけど、東京、大阪の公演はチケットが取れない状況だとか。
それもこれも若い人も含め、やる人が増えないことが大きな悩みのよう。
特に関西では、学校などでの普及活動も盛んに行っているらしい。
女性でも、外人でもいいので、興味を持って欲しい、と必死の訴え。

これだけ親切でわかりやすいイベントなのに、なんと無料です。

こんな活動をどんどんして、底辺拡大をしていかないと、この伝統芸能の“継承”は難しいようです。
まだ“軽症”のうちになんとかしないと、と、“警鐘”を鳴らす勘十郎さんでした。
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竜王戦第2局

2010年10月27日 23時58分59秒 | 将棋
今日は第一局と違って、国会中継で悲しい思いをすることもなく、BS中継録画を楽しみました。
特に今日の夕方の2時間の生中継というのは見応えがありました。
森内九段だけでなく、島九段、森下九段の解説も聞けたし、終盤の両者必死の攻防は本当に見応えがありました。
結果論だけど、第一局も本局も、終局時間が6時台でした。
ということで、BSの放送時間をなんとか、4時から7時、あるいは少し譲って、5時から7時とかに変えてもらったらもっと楽しめたのではないでしょうか。
6時からの、蔵出し劇場 ふたりのビッグショー「千昌夫・三船和子」。
別にこの時間帯でなくてもいいのでは、と思ってしまいます。
まあ、将棋ファンの勝手な希望ですけどね。

さて、昨日の一日目から、先手羽生名人の積極的な差し回しが目立ちました。
▲1五香という新構想を繰り出し、序盤を自分のペースにしていく。

「羽生名人は非常に忙しいはずなのに、しっかりと最新型で戦っているんですよね。実は本局の▲6四歩から▲1五香の流れは、奨励会員で詳しく研究している方がいたんです。そんなことを知っている棋士はほとんどいないはずなのに……。どこから情報を仕入れてくるのでしょうか?」(鈴木大介八段)

そして、皆が角を取るだろうと思っていた封じ手の▲1三桂成。

駒損をものともしないで要の馬をバッサリ切った、誰もがビックリ、英断の▲8四馬切り!
次々と意表の一手をこんな大勝負で繰り出す。

渡辺竜王の負けてはいない。
攻め合いの△9六歩。
歩を5枚犠牲にして、攻めの拠点を作る。

控え室では、まったく予想されていなかった。1~3筋が主戦場と思えただけに、意表を突く。この1手で局面の景色がガラリと変わった。
島九段「7四馬がいる状況で攻めるのはすごいな。これは気がつかない。強気に出ましたね」

先手の羽生名人は、ずっと攻め続けなければならない状況に知らないうちに追い込まれていったように見える。
渡辺竜王の大山名人ばりの重い粘り腰、的確な受けが際立つ。

さらに、無理筋と評判の▲1三銀。

両九段は無理筋という見解。「どうも(羽生名人が)急ぎすぎている感じですねぇ。竜王もビックリしているのではないでしょうか。どこかいら立っているかのような…」と森下九段が言う。BS中継で森内九段は「先手が攻め切れる感じはしない。後手が反撃できそうです。非常手段の感じ」とコメントしている。第1局を敗れたことによる焦りだろうか。

羽生名人らしくない強引すぎる差し回し。
この七番勝負は、リベンジという意味、永世七冠という重み、などなど、どうしても勝ちたいという気持ちが先走っているのだろうか。

▲3五歩と打たれた局面。当然ここは金を引くのかと思いきや、勇猛果敢に決断の△3六銀と飛車を取る。
堂々たる竜王の指し手。
自信が漲っているように感じる。

「渡辺竜王の勝ちの時の踏み込みは鋭いです。△3三金引と安全な手もある中でこの見切りの手順ですから、渡辺竜王はもうほとんど読み切っているのではないかと思います」(飯島七段)

それにしても羽生名人のいつもの懐の深さはどこへ行ってしまったのだろうか?
第一局のポッキリ折れたような感触もそうだけど、なんか変調なのか。
タイトルを獲るという気持ちが強すぎることに起因しているのか。

香を取って王手の、決め手の△8四桂。

「両者、安全運転しないんですね」と島九段。両者、踏み込みがいい。

この流れだと、またしても角で切るのかと思ってしまったけどそれはなく、▲6四角と王手飛車。

しかし、竜王はあわてない。ノータイムで的確に受け切る。

そして、最後まで攻め続けたものの、刀折れ、矢尽き、6時50分に羽生名人投了。

大方の予想を裏切り、渡辺竜王の2連勝。

新手も含め、積極的にどんどん仕掛けてくる羽生名人に対し、常に集中力を切らさず、横綱相撲の如く、安定感を見せ付けた渡辺竜王。
天下の羽生名人を挑戦者に迎えた不安をまるで感じさせない気持ちの充実振りを感じる。
テレビやネット中継の写真で見た表情も、強い精神力を感じる。
キリっとした表情がかっこいい。
タイトル保持者としての自負や風格を感じるとともに、さらにひとつ人間的に大きくなったようにも感じてしまう。

このまま行ってしまうわけはないだろう。
第三局以降、どういう展開になるのだろうか。
本来の羽生名人らしい将棋と自信漲る竜王との死闘。
今年もじっくり味わっていきたいと思います。
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竜王戦第2局とウカウカできない日々

2010年10月27日 01時02分20秒 | 将棋
今日からいよいよ注目の竜王戦第2局が始まりました。

相矢倉です。一日目から目が離せない熱戦になっています。
角を6筋におびき出しておいて、香を走ってからの▲6五銀打ち。
この羽生名人の新構想に対して、渡辺竜王がどう対応していくのか。
▲6四銀ではなく、▲3五飛と変化する手もあるのか。
明日が楽しみです。

このところ毎晩のように、いろんな人との飲み会、打ち合わせを兼ねた食事、など、めまぐるしく時間も頭も動いていて、なかなか落ち着いて将棋関連記事を書けないでいる今日この頃。

先日の新人王戦第三局とか、NHK杯の竜王・王位対決とか、清水vs.あから戦、などのことも書きたかったけど、タイミングを逸してしまいました。

フィギュアスケートNHK杯の高橋や浅田の話、さかのぼれば、チリの落盤事故救出の話、尖閣諸島問題、小沢検察審査会、特捜部長逮捕、そして、ザックジャパンの船出についても書きたいことはいろいろあった。

そして、今日も飯田橋であったようだけど、結構毎日のように線路内人立ち入りもある。
※中央・総武各駅停車は、飯田橋駅での線路内人立入の影響で、上下線に遅れがでています。(10月26日11時57分現在)

ウカウカしてられない日々。

もっとゆとりを持った時間を過ごせないのだろうか?
ゆったりとブログに書きたいことをしっかり落ち着いて書けるようなスケジュールにできないのだろうか?

そんなことを思っていた矢先の先週の出来事。
ある日、夜、家に帰ってみたら、隣の家が突然こんな風になってました。
(ここに家が建ってた。)


以前、ハンドルの遊びがなくなるとという記事で、めちゃくちゃな解体業者のことを書きましたが、突然身近で起こったわけです。

昼過ぎからやってきて、作業開始。
近隣挨拶も、養生シートも何もなし。
あっという間に隣の家が解体された。

僕はいなかったけど、大音声、地響き、ガラスなどの破片やたくさんの埃もあたり一面に飛び散った。

近隣は、地震?戦争?と、何が起きたのか把握するまで時間のかかるほどの大騒ぎ。

うちの駐車場にもガラスの破片。
車の屋根は埃だらけ。

いやこれはかなりの暴挙だと、いろいろ文句を言ったけど、現場のおじさんやおにいちゃんで話にならない。
ということで挙って、警察、市役所に電話。

翌日は出かけずにことの推移を見守っていたけど、誰も現れない。
現場はこのまま。残骸が溢れてる。どうなってんの?
中止?

そして、2日後、元受の人が菓子折り持ってやってきて、
「すみません、私が知らないうちに始めちゃったんです。
 何の報告も来なかったので、やってるなんて思わなかったので。。。」だって。
ほんとかよー。そんなことあるんかい?

「隣の家も解体するので、あと10日ほどかかります。よろしくお願いします。」

まあ、仕方ないけど、初めからなんでそうできないのさ。
きちんと段取り踏んでルール守ってやってればいいわけだけどさ。

ということで、戦々恐々、毎日工事の様子を見守りつつ、何かあったら許さねえからな、と思いつつ、毎朝、今日はもう工事が始まるかな、と気にしつつ、竜王戦をはじめ、いろんなことが落ち着いて手につかない毎日なのでございます、はい。
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岩手旅行・生き物編

2010年10月25日 12時58分04秒 | 
こんな自分の旅行の写真載せたところで、誰も喜んで見に来てはくれないよ、とは思っているのだけど、自己満足と記録のために、またしてもどんどん更新します。

一応撮った写真を発表する場があるというのはモチベーションにもなるしね。
mixiやfacebookじゃないけど、“イイネ!”って言ってもらえるような写真を載せていけるように今後とも努力したいと思っています。(なんかやけにマジメ。)

以前、観戦記者Kさんと初めてお目にかかった時、将棋の記事のことよりも、沖縄の写真きれいでしたねえ、なんてほめられたことがあり、それ以来ちょっと自信を持ったというか、いい気になってる、というのが本音。(笑)

以前の沖縄の写真満載の二つの記事。
沖縄の表情
将棋のこと、沖縄のこと

久々に見たけど、なかなかいいじゃん、我ながら。

今後は、将棋ブログでもなく、社会派ブログでもなく、写真ブログに転進してしまおうか、と、天真爛漫に考えている今日この頃です。

では、岩手で撮った生き物編の写真をどうぞ。

酒の訴状、ではなく、鮭の遡上@北上川から始まって、説明はないので、ごゆっくり自然の空気感をお楽しみください。














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新聞もネットに抜かれた・・・

2010年10月24日 14時11分47秒 | 雑感
テレビの存在意義新聞社の行方などで以前も書きましたが、新聞やテレビの凋落の話です。

時代の変化に対応しきれていない大新聞、大テレビ。
いつまでも成功体験に捕われているままだと、早晩危機が近い。

新聞社におんぶにだっこのどこかの連盟は、将来ビジョンをどう描いていくのか?
大新聞社がこれから先のVISIONを描けないことにずっとつきあって心中していくつもりなのだろうか?

日本の総広告費の変化はこうなってるようです。


2009年の日本の総広告費は5兆9,222億円で、前年比88.5%。
2008年(前年比95.3%)に続き2年連続で下回る結果。

今世紀に入ってからは、2007年が天井で、あとは景気後退と共に広告費そのものも減退。
そして特に新聞やテレビが大きくその額を減らしている。
マスコミ4媒体広告費は前年比85.7%と5年連続で前年比を下回り、前年比で増加したのは衛星メディア関連広告とインターネット広告の2つ。
インターネット広告費は7,069億円、前年比101.2%と微増し、新聞広告の6,739億円(前年比81.4%)を初めて上回った。
媒体別の広告費
   ・テレビ広告費:1兆7,139億円、前年比89.8%
   ・インターネット広告費:7,069億円、前年比101.2%
   ・新聞広告費:6,739億円、前年比81.4%
   ・雑誌広告費:3,034億円、前年比74.4%
   ・ラジオ広告費:1,370億円、前年比88.4%
   ・衛星メディア関連広告費:709億円、前年比104.9%

イギリスではネット広告費がテレビまでをも上回ったとのことなので、ネットがトップになるのも時間の問題でしょう。

なんと、ネット広告は01年に対して約7倍以上になっているんですね。

ではどんどん伸びているネット広告の中味を調べてみると、
その中で伸び率が高いのは、モバイル広告(前年比112.9%)と検索連動型広告(前年比108.6%)です。
つまり、PCよりも、どんどんモバイルにシフト。
バナーなどよりも、ますます検索連動型広告にウェイトが移っているようです。

一覧性とか見易さもあり、新聞は一応見るけれど、ほんとテレビは前と比べて見なくなったなあ、とつくづく。
今日のニュースを見ると、プロ野球の日本シリーズも第1、2戦は地上波全国放送なしですって。

劣化スパイラルという記事など、テレビ番組への疑問はさんざん書いたけど、やはり本気で魅力的なコンテンツを提供できないと、どんどんその価値は下がる。

このままの流れが続けば、ネットのひとり勝ちになるのかもしれない。
そして、モバイルの天下になるかもしれない。

それもこれも、我々が何に価値を置き、どういう生活を志向していくのか次第

さて、大手新聞社、大手テレビ局は、この難局をどう打開しようとしているのか。
期待できるのかできないのか。
ある意味、お手並み拝見です。
新手も含め、思い切った作戦を繰り出して、がんばってください
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岩手旅行・食べ物編

2010年10月23日 11時23分19秒 | 
今日はグルメ編です。

花巻名物、照井菓子店の団子。(他の種類もいろいろあります。)
すぐに売り切れちゃうと評判なので、早めに行ってGET。

B&Bも併設している風屋さんご夫妻お勧めのカフェレストラン、無ら里
旬の食材をふんだんに使った家庭料理のランチです。

西和賀の栗林で拾い放題の栗。こんなのがたくさん。

湯川温泉、山人のディナー。これは前菜。まだまだたくさん出てきたけど、あまりの美味しさに写真が・・・・。

以前にもご紹介した、盛岡三大麺のひとつ、じゃじゃ麺。
駅前にある冷麺で有名なぴょんぴょん舎がやってるHOTJaJaで。

ピンボケですみません。
岩手山麓にある松ぼっくり。地元の人でいつも満員、評判の手作りジェラート屋さんです。

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羽生vs.森内 100局達成

2010年10月22日 14時40分40秒 | 将棋
先週の週刊将棋の特集。

節目の100局を迎えたそうです。

現役同士では、3組目の大台突入。

羽生56勝・森内44勝。

他の棋士に比べたら、かなりの勝率で、拮抗しているとも言えます。

同一カード対戦上位表が出ていたので、しばし眺めていました。
※水色・赤=現役  %=左側の棋士(勝ち越している方)の勝率

1.187局 中原 106-80 米長  56.9%
2.167  大山  96-70 升田  57.8%
3.162  大山 116-45 二上  72.0%
  162  中原 107-55 大山  66.0%
5.160  羽生  98-62 谷川  61.2%
6.140  羽生  91-49 佐藤  65.0%
7.125  大山  79-46 加藤  63.2%
8.109  中原  67-41 加藤  61.4%
9.104  米長  63-41 加藤  60.5%
  104  大山  58-46 米長  55.8%
11. 100 羽生 56-44 森内  56.0%
12.  98  谷川  56-42 中原  57.1%
13.  94  二上  49-45 加藤  52.1%
14.  93  内藤  49-44 有吉  52.7%
15.  75  大山  45-30 塚田  60.0%
16.  71  中原  47-24 内藤  66.2%
17.  70  大山  45-25 丸田  64.3%
18.  69  大山  40-29 有吉  58.0%
   69  内藤  35-34 米長  50.7%
20.  68  大山  50-18 内藤  73.5%

こう見てみると、現役棋士同士の対決は少ないですね。
というか、昔の棋士ばかりが目立ちます。
昔は、限られた一部の棋士だけが活躍していたということなのでしょう。 

上位を見ると、大山・升田の時代、中原・米長の時代と、それぞれの時代の絵に描いたようなライバルの名勝負が思い出されます。
それに比べると、事実上のライバル不在であった谷川が、あれだけの名棋士だというのに、二つ(中原・羽生)しかランクインしていない。

言い換えれば、このランキングは、「ライバルの存在」を如実に表した表だとも言えます。

羽生・森内戦が節目の100局を迎えたこの後、このランキング表はどのような変化を遂げていくのだろうか。

順位戦や各棋戦での対戦はちょこちょこはあるだろうけど、一気に伸ばすためにはタイトル戦での戦いしかない。
40歳を迎えた羽生は、この後、誰とどれだけのタイトル戦を戦うことになるのだろうか。
この表にある、羽生の相手、谷川、佐藤、森内は、ここのところ羽生の対戦相手としてはタイトル戦に登場していない。
今竜王戦で熱い戦いを繰り広げている羽生ー渡辺という黄金カードは、この後急上昇して、ランクインを果たすことになるのだろうか。

どんどんいろんな棋士が活躍して、タイトル戦も含め戦国時代的な様相となり、どの対決もランクインできないままで終わっていくのだろうか。

羽生には佐藤、森内という切磋琢磨する同期のライバルたちの存在がある。

谷川のことに照らし合わせてみれば、渡辺が竜王戦以外にも活躍して、第一人者として羽生を脅かす存在になるためには、ライバルの存在という影響もあるのではないかと思ってしまう。

二強とか、ライバルというよりも、群雄割拠、各個性の百花繚乱。

時代というものなのでしょうね。

大企業中心からベンチャーへ。

栃錦・若乃花や大鵬・柏戸、野球ではON、ゴルフではAONなど、ライバルたちの熱い戦いで沸き立った頃とは明らかに世の中のムードが違います。

ファンとしてみれば、毎度毎度また同じ対決か、というよりは、どんどん新たな強豪が現れ、新鮮な対決を見せてもらったほうが楽しいような気もする。

しかし、同じライバル同士が、時を経て、戦法も変え、お互いを意識しつつ、ともに成長していきながら戦い続ける姿というのは、心を打たれるものがあるのも事実。

いろんなことに果てしなく思いが巡るこの表でした。
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岩手旅行・花編

2010年10月21日 12時56分06秒 | 
花巻という名前からして、花を愛でる気持ちを大切し、花の街として盛り上げようとしています。
街中、どこに行っても、それぞれが工夫を凝らした色とりどりの花がきれいに咲き誇っている。

街全体が気持ちを共有し、皆で協力しつつ努力している姿勢がとてもさわやかです。

花巻だけでなく、今回の旅行で見つけた花をどうぞ。

毛越寺にて。



円万寺。


イギリス海岸。




小岩井。

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なんちゃって岩手弁講座

2010年10月20日 10時05分24秒 | 日記とニュース
今回の岩手旅行で覚えた面白い岩手弁をご紹介します。

岩手弁と言えば、風屋さんが何度も書かれてきた岩手弁講座シリーズがつとに有名です。

当地方言語彙についての一考察
不定期連載 風屋の「正しい岩手弁講座」
不定期連載 風屋の「正しい岩手弁講座」第三弾
不定期連載 風屋の「正しい岩手弁講座」vol.5
風屋的「正しい岩手弁講座」vol.6
不定期連載 風屋の「正しい岩手弁講座」vol.7
不定期連載 風屋の「正しい岩手弁講座」vol.8
風屋の「正しい岩手弁講座」省略語編

今回覚えてきたのは、
《・・さらない》、という言葉です。

『このペン書かさらない』とか 『あそこ遠くて行かさらない』とか。

書かさらない、と言うのは、

ボールペンなどのインクがなくなったりして、そのペンで字が書けなくなった場合に使用する。
この方言での重要点は、決して「書けない」とは違うこと。
「書けない」というと、そのペンの使い手が字を忘れた、とか、あくまでも人間(主語)の責任になるけれど、
「書かさらない」と言えば、悪いのはボールペン。
使い手の責任ではなく、ボールペンの責任になるのだ。
要は、「人(自分)が書けない」のではなくて、「ボールペンが書かさらない」のだ。

痴漢しておいて、自分は責任が無く、この手がいけない、というのに似ているような気もするけど、人間関係をギクシャクしない、緩衝材的な役割を持つ便利な言葉。

なんともゆるくて、のどかで、いい感じがしませんか?

他の表現例では、

この靴、履かさらない。

このボタンが押ささらない。

パソコンの電源が入らさらない。

このお盆には載ささらない。

この壁には貼らさらない。

など。

履けない、押せない、これ、無理!と、直球でストレートに言うよりは、チェンジアップのような感じで、緩くて切れ味のある変化球、という感じです。

風屋さんによれば、クローズドな村社会的人間関係を保持しなければならない、田舎ならではの生活の知恵なんだろう、とのことです。

例えば、「このところ、いい将棋、指ささらない。」とかね。

最近、忙しいこともあるけど、どうもいい記事、書かさらないなあ。 
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