即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

アイディアは組み合わせ

2009年10月30日 23時45分52秒 | 雑感
川島さんの最近の記事、発想力、商売力。より引用させてもらいます。
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ゼロからの発想なんてない。
すべては既存のもの同士の組み合わせだ。

ということが言われます。

そういう意味では、Creation(創造)とは、
Edit(編集)と、かなりイコール。

昨日の朝、テレビ番組『とくダネ!』で紹介されていた
「オバマ大統領の演説+BGMにクラシック音楽」は、
すごいです。組み合わせた発想が!

オバマの演説を英語の教材にするだけでも、
商品化した人は権利関係など大変だったろうに、
それを知って「なるほどー」で終わらせることなく
「クラシック音楽」と混ぜてきた発想、実行力。

足す(+)ことによって、掛ける(×)効果が生まれる。

<中略>

他人のことばかり感心していないで、自分でも
「+」=「×」の仕事、仕掛けなきゃ!
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いつも思います。
真似から始まる。
そして他の意外なものとの絶妙な組み合わせをする。
そこにアイディアが生まれる。

次に、日経ビジネスオンラインの中の関橋英作さんのコラム、マーケティング・ゼロ
業界ネタでもあり、新鮮な切り口、いつも注目しています。

第77回:「キットメール」、カンヌグランプリで日本のメディアは変わるか?
こちらも部分的に引用させてもらいます。
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 既にご存じと思いますが、そのまま郵便で送れるキットカット、「キットメール」のキャンペーンが、先日のカンヌ国際広告祭で、メディア部門グランプリを獲得しました。担当している私としては、かなりの驚きでした(紹介ページ)。
 昨年のユニクロ「UNIQLOCK」のサイバー部門グランプリをはじめ、古くはカップヌードルの「Hungry!」のCMなどが、日本作品としてグランプリを受賞しています。

 以前にも、キットメールのことはこのコラムでもご紹介したので、簡単にお話ししますが、郵便で送れる定型サイズ(普通のキットカットよりもかなり大きい)に変えたキットカット。片面に住所、氏名を書き、片面にメッセージが書き込めるもので、もちろん中身もちゃんと入っています。

●キットメール


 これを考え始めたのが、郵政民営化が決定した2007年。このチャンスを生かせないかと、いつものようにJWTジャパンのチームキットカットが集まり、ブレストを開始。ウエハース・チョコレートであるキットカットと郵便局という、縁もゆかりもない2つをどう結び付けるか、これが難題でした。

 みなさんもご存じのように、無関係と思えるものを結びつける価値を見つけることが、アイデアの基本。携帯電話とカメラ、テレビゲームと運動など挙げれば枚挙にいとまがありません。

 <中略> 

 そこでチームが思いついたのが、キットカットのパッケージそのものを「メディア」にするというものでした。パッケージは、今や自社の持つメディアとして、店頭でいかに目立つかが、どのブランドにおいても大事になっていることは、みなさんも身に染みていることと思います。

 コンビニなどの店頭でも、パッケージのデザインや情報は以前と比べて、いわゆる業界の常識のようなものが崩れ始めているのを感じます。マスメディアの崩壊は、いろんなところで変化を起こしているのです。

  <後略>
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足す(+)ことによって、掛ける(×)効果

Creation(創造)とは、Edit(編集)と、かなりイコール

いいですね、この言葉。
テーマをいつも頭に入れて、いろいろな体勢で、いろいろな時間に、
あれやこれやちらかしてみる。
テンション&リラックスしつつ、転がしてみる。
熟成させ、発酵させ、時を待つ。
すると、化学反応が起きてアイディアが降ってくる

仕事でなくても、生活の中のつまらないことでも、
こんな風に考える癖をつけ、脳が老化しないように日々精進して行きたいと思う今日この頃です。
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竜王戦第二局大盤解説会・その2

2009年10月30日 01時00分27秒 | 将棋
たいがーさんオジサンとのディープなアフターを楽しんで今帰宅しました。

それにしても強かったです。
先日の竜王戦展望でも書いたのだけど、去年の渡辺竜王とは、一枚力が違うと思うのです。

後手の消極的で受身の△7三角が敗因か。
森内九段の良さがほとんど出なかったところが残念だったけど、竜王の強さだけが目立った一局でした。

特に、木村八段絶賛の▲7五歩。
1筋、2筋で戦いが始まっていたところに、視野の広い絶妙な一手。
△6二銀が最後まで働かなかった、いや、働かせなかった竜王の大局観の勝利。

このままずるずるとはいかないだろうけど、今年の竜王は違うと思います。

去年のあの3連敗から這い上がった自信は目に見えない力をつけてるはず。

森内九段の巻き返しにも期待しつつ、第三局を楽しみにしたいと思います。

木村八段は、「将棋はいやがらせのゲーム」と言っていたけど、とにかく将棋は、面白いです。
コメント (3)
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