即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

主体性・一貫性

2012年07月30日 15時49分12秒 | 雑感
さて、ロンドンオリンピックが始まりました。
去年のワールドカップを制した我らがなでしこジャパンは、初戦勝ち、二戦目引き分けということで、決勝トーナメントでも活躍、いや、金メダルが期待されています。

ちょうど一年前の記事がこれ。
流されるのがお好き

なでしこジャパンの異常なほどのフィーバーぶりにおじさんはすっかりあきれてます。
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なでしこたちは、決勝(米国戦)での歴史的勝利から一夜明けた7月19日、成田空港に帰国した。400人を超えるファンから熱烈な出迎えを受け、史上最多となる260人の報道陣が集まった。1カ月前にW杯へ向けて中部国際空港から出発した時の報道陣はわずか10人。見送るサポーターは1人もいなかった(スポニチアネックス、2011年7月20日)。
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この日本人特有の変貌ぶりに、なんだかなあと心底あきれています。

何かが話題になると、わーっと寄ってたかってきて興奮して騒ぎまくる。
そして、それこそ75日もすると、何事もなかったかのように今までの生活に戻っていく。
忘れちゃうわけでもなく、そういうこともあったと認識してはいるのだろうし、それでいて、別にすっかり冷めちゃった自分を後ろめたく思うわけでもない。

わーっと押し寄せて、皆でワイワイ騒いで、あっという間にさーっと引いていく。
主体性もなく、一貫性もなく、時代に、メディアに、どんどんゆらゆら流されていく人たち。

さて、何も知らないうちにこんなニュースが。
日本が42年ぶり優勝 延長戦で宿敵米破る 女子の世界選手権

≪ソフトボール女子の世界選手権最終日は22日、カナダのホワイトホースで行われ、敗者復活戦から決勝に勝ち上がった日本は、米国を延長十回2-1で破り、1970年大会以来、42年ぶり2度目の優勝を果たした。米国の連覇は7で途切れた。
 日本はこの日のオーストラリアとの敗者復活戦に2-0で完封勝ちしたエース上野(ルネサスエレクトロニクス高崎)が決勝も先発。速球を主体に好投し、打線は1-1で迎えたタイブレークの十回1死三塁から大久保(ルネサスエレクトロニクス高崎)のスクイズで決勝点を奪った。(共同)≫

北京オリンピックの時、日本中があれだけ騒いで、上野投手をはじめすっかり有名になりテレビも含め引っ張りダコだったこと、ありましたよね。
決勝戦の瞬間最高視聴率はなんと47・7%!

あれからまだ4年。
単にオリンピックの種目からはずれたということだけで、全く取り上げられることもなく密かな優勝。

7月25日(水)付の天声人語にはこのように書かれてます。
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 新聞人にとって、なるほどなあと思う言葉だ。「私はいつも最初にスポーツ欄を開く。そこには人間が達成したことが記録されている。第一面は人間のしでかした失敗ばかりだ」。米国の政治家で判事だったウォーレン氏が遺(のこ)したと『名言の森』(東京堂出版)にある
▼昨日の本紙もしかり。1面を大きく原発事故の調査が占めていた。そのあとスポーツ面を開くと、見事な「達成」の小記事があった。ソフトボールの女子世界選手権で日本が42年ぶりの優勝を果たした。カナダで開かれていたのをうかつにも知らずにいた
▼ソフト女子といえば北京五輪の金メダルを思い出す。上野投手の3連投が日本中を熱くした。だがロンドンでは五輪競技から外れた。熱は冷め、聞けば世界選手権の結団、壮行会にはテレビカメラは1台もなかったという
▼本紙には載っていないが、共同通信の配信で他紙にあった宇津木監督の優勝の弁がいい。「日本の皆さんにソフトボールは健在だとお伝えしたい」。メディアの移り気がチクリと刺された気にもなる
▼4年前、ソフト女子の「金」は1面トップを飾った。その紙面の端っこに、小さく「なでしこは銅逃(のが)す」とある。地味だった花はその後に大ブレークし、現地時間の今日、開会式に先だって初戦に臨む
▼五輪はやはり特別な舞台。達成と歓喜はむろん、無念も涙も、本紙でたっぷりお届けしたい。ソフト女子のくじけぬ快挙を讃(たた)えつつ、週末からの一喜一憂に、わくわく、どきどきが高まる。
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同じく、26日の東京新聞のコラムでも取り上げられています。

資金面や環境などかなり苦しくなったのでしょうし、ほとんど注目されなくなったのだろうけど、しっかり練習を積んで頑張っていたんですね。
いや、その悔しさをバネにあの頃以上のモチベーションでがんばったんですね、きっと。

メディアの移り気。
国民の忘れっぽさ。いい加減さ。
オリンピック種目でないから話題にならない、国民は注目しない、結果視聴率取れない。
そりゃ理屈はそうだろうけど、それにしてもあまりの落差なんじゃない?
うちの新聞は取材に行く、うちの局は深夜枠だけど中継する、とかの拘りとか、個性、主体性があってもいいんじゃない?
宇津木監督や選手たちも心の底からあきれるとともに、落胆しているでしょうし、また仮にオリンピック種目に復活した時に取材に来たって知らんふりしちゃうよ、って思ってるに違いないです。
そうやってメディアも含めて時代や空気や経済論理に流されていること。
スポーツだけでなくすべてのことが一過性になりやすいこの国の風土。
なでしこだって一年前から注目され始めたわけで、どんなにチヤホヤされていても成績によっては一過性のブームになってしまうのかもしれない、恐るべきこの国の精神性。
少なくても自分だけはその輪には入りたくないと思わせる今回のニュースでした。
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鰻職人勝負の夏

2012年07月22日 10時55分04秒 | 将棋
27日の「土用の丑の日」が迫る中、今年はウナギの価格がすっかり高騰しているようです。
消費者離れが懸念されるウナギに代わるスタミナ源として、サンマ、アナゴはまだわかるものの、丑とウシをかけて「土用の牛」として牛肉を起用しているスーパーもあるようです。

さて、ここで久々の将棋ネタ。

《春は森内、夏は羽生、
 秋は渡辺、冬は久保。》という去年ヒットした川柳があったけどいよいよ羽生の夏、真っ盛りです。
気温もウナギ上り。(なんか急に涼しくなっちゃったけど・・)
この暑さは年寄りには堪えるのですが、今回の羽生王位vs.藤井九段の王位戦は楽しみで楽しみで、もはやすっかり熱中症になってます。

鰻屋本舗(将棋) - 藤井猛九段公認応援サイト 第 53 期王位戦七番勝負特設ページ

危なげなくストレートで棋聖戦の防衛を果たした羽生二冠。
先日のA級順位戦でも好発進し、昨期からの白星街道を更新中。
おとといもまた伸び盛りの若者を押しのけて、去年のリベンジを果たすべく、王座戦挑戦者に名乗りを上げました。
同世代の藤井九段を迎え撃つ今回の王位戦は、81期という大山越えを果たし今後無人の荒野をどこまで進んでいくのかを占う大きな意味があります。

先日の第一局は千日手指し直しの末、羽生王位の先勝。
ファンの期待に応えて藤井システムが繰り出されワクワクした展開になったものの羽生王位の見事な対応にあって玉砕。
手応えはあったもののすっかり勝利を信じていた藤井九段の熱烈ファンの方は、寝込んじゃったみたいです。

そして、この二人の対決には多くの将棋ファンが魅せられているようで、2年前の名作《鰻職人タケシの冒険》に続いて、これも棋界文壇の無人の荒野を行く巨匠のさらなる名作が世に放たれました。
《鰻職人タケシの帰還》
棋界文学青年や有識者たちの大きな関心を集めてます。

7月18日(水)付の天声人語です。引用させてもらいます。
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 だれが詠んだか〈素通りはさせぬと鰻(うなぎ)屋のにおい〉と川柳にある。うちわでパタパタとあおいで、炎暑の街に香ばしいにおいを流してよこす。土用の丑(うし)の日にウナギの蒲焼(かばや)きを食べる風習は、江戸の昔に始まった
▼ルーツは学者の平賀源内とも、戯作者(げさくしゃ)の大田南畝(なんぽ)ともされる。はやらない鰻屋に客を呼ぶため、今で言うキャッチコピーを考えたというが、「伝説」の域を出ない。ともあれ国民的行事となり、今年は27日がその日になる
▼梅雨明けとともに、がぜん腹の虫が鳴る向きもあろう。だが、いかんせん養殖用の稚魚のシラスウナギが捕れていない。不漁続きの近年でも今年は際だつ。価格は高騰を超えて暴騰の域といい、蒲焼き店の廃業も出る深刻さという
▼小売りの蒲焼きも値を上げていて「代替品」が人気らしい。サンマやアナゴのほか、豚バラ肉の蒲焼きもスーパーに並ぶ。ウナギは昔日の「特別なごちそう」に戻ったような印象だ
▼日本人のウナギ好きは突出し、世界で食べる約7割を胃袋に収めるという。消費大国への目は厳しく、欧州に続いて米国が、野生生物を保護するワシントン条約で規制する検討を始めた。食文化ねらい撃ちの感もあるが、ウナギが減って黄色ランプが灯(とも)りそうなのは否めない
▼冒頭の句との掛け合いでもあるまいが、〈うなぎ屋の前でともかく深呼吸〉が笑わせる。においをしっかり鼻で味わい、さて、暖簾(のれん)をくぐるか立ち去るか。思案のしどころとなろう丑の日が、今年は少し恨めしい。
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折からの価格高騰で代替品が出回る鰻。
昔のように特別なごちそうに戻った鰻。
時代は変われども店の前を絶対に素通りさせないという鰻屋のプライドと矜持。

さて、土用の丑の日を前にして、24,25日に行われる注目の王位戦第二局。
第一局で負けはしたものの、しっかりした手応えを掴んだ鰻職人は果たしてどういう料理の腕を見せるのか。
その徹底的な拘りをどこまで発揮することができるのだろうか。

時代も変わり、また新しい価値を持った本物の鰻料理。
柔らかく、香ばしく、独特の歯ごたえと深い味わいを誇る自慢の鰻料理。

百戦錬磨の相手はゆったりと深い深呼吸をして、どのような境地で鰻職人の料理を受け止めるのだろうか。
梅雨明けとともにさらにヒートアップする鰻をめぐる真夏の決闘。
どちらが参ったと音を上げるのか、心から楽しみな大暑の候である。
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それぞれの旅

2012年07月17日 16時17分33秒 | 友達・絆
今日は先日あった飲み会の話。
元の会社の先輩たちの同期の集まりがあるとのこと、親しくしていた人もいたので、混ぜてもらいました。

30年ぶりくらいの人もいたけど、『おー、○田(僕の名前)か』と握手して話し始めたらすぐに、『○田、お前なあ』とか、『よー、○田、​ちょっとこっちこい』、とか、あっという間に昔のまんま。
皆、立場は違うけど、すこぶる元気だし、よく(そこまで)飲む、​よく(大声で)しゃべる、よく(豪快に)笑う、という楽しい会でした。

夕方早めから始めたのに、気がついたらなんと11時近く。
7人(ビールだけの人もいたから実質6人)で空けた焼酎ボトルは4本半。
濃い目に作ってもグラスがすぐなくなっちゃう。
僕は一番下っ端だから、水、氷、焼酎ボトルのお代りを絶えず頼みつつ、次から次へと水割り作るので忙しかったのだけど、それでもいろんな先輩たちと刺激を受ける話ができてすごく楽しかった。

先輩のうち3人は、20代後半か30代前半で転職して、それぞれの道を歩いて行った。
外資系とか、全然違う道に行った人もいる。
大変なこともいろいろあったはずなんだと思うけど、飲みながら皆無邪気に言う。
『やっぱりあの会社で教えてもらったり学んだりしたことが大きかったよ。』
『あれから何度か転職したけど、あの会社にいたことが自分のベースだと今でも思う。』
『変な上司もいっぱいいたけど、若かったし、楽しかったよなあ。やみくもに仕事したよなあ。』
『いろいろやらされたりもしたけど、結構自由にいろいろやったもんなあ。』

『途中の皆のことはわからないけど、こうやって元気で会えてうれしいよ、またやろうよ。』『今度は秋だな。次は○○も呼ぼう。』

僕としては何人かの先輩たちとそれぞれ別々の付き合いをしてきたのだけど、ここまで違うキャラなのに、一緒に入社して同じ時代を過ごしたという同期の一体感。
それを目の当たりにして、ひとり感心したり、考えさせられたり、ずっとニヤニヤしていました。

それぞれの人生の中で積み重ねてきたこと、そして自分を支えてきたもの、骨となり血となった様々な経験。
店の前で集合写真を撮ったのだけど、これが皆たまらない素敵な笑顔をしてるんですね。
ほんと、ここに載せたいくらい。
たぶんいろんな先輩たちの話を聞いてる僕の目はキラキラ輝いていたに違いないと思える、そんなうれしい一夜でした。
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事件その後の報告

2012年07月12日 16時03分45秒 | 3.11
先日、《事件です》という記事を書きました。
家の周りで高放射線量を記録して、一大事となった話です。
最近とみに更新頻度が高くなってる某ブロガーの方にもご心配をおかけしましたし、このブログを見た方からも心配のメールをいただいたりしました。

かなりの覆土をしたのである程度の低減はできただろうと勝手に決めて、それ以来放置してましたけど、やっぱり気になっていたので再び市役所に行って計測器を借りてきました。


まずその辺で計測。
当然ながら安全基準値と言われる0.23μSv以下です。

そして、前回問題だった箇所、雨樋の下でちょっとドキドキしつつ測ってみる。


どんどん数値が上がっていく。
そして、0.828でストップ。

ふ~。
前回の2.31μSvに比べたら、3分の1になってる。
一応ホッとはしたものの、基準の0.23よりは大分高い。

ということで他の場所もいろいろ計測した後、市役所に返却に。
そこで放射能対策室の担当者のお兄さんとかなりの時間話をしました。

『これ、借りる人はまだまだ多いんですか?』
『いや、大分減りましたよ。市で20台持ってるんですけど、昨年は、3時間単位で貸し出していたんです。最近は一日単位になったし、土日の貸し出しも先月で止めましたし、ずいぶん借りる人は減ってきましたね。』
2.3μSvだったのが覆土したから0.8になったことを報告。
『そうですか。それでもまだ高いと言えば高いので、さらに覆土するとか、コンクリートのマンホールの蓋のようなもの千円とか2千円くらいで売ってますから置けるのであればそれを買ってきて置いちゃえばかなり違うと思います。どちらにしても雨樋からずっと水が落ちて来てるわけなので時々は測った方がいいですね。でも市民の方からの報告を受けてる限り、2.3μSvというのは聞いたことがないですよ。』
『市川市でNO.1ですか?』(何でも一番になりたがる根性、どうにかならんかい?
『そうかもしれませんね。』

そしてよく聞くような一般論を。
『まあ高いと言っても、ずっとその場所に24時間居続けるわけじゃないと思いますし、2.3μSvと言えどもそのそばを一日1,2回さっと通っただけであればほとんど影響はないですから。
あと、雨とか風でどこかで溜まってた埃などが飛んで来ることで急に高くなることもありますから、引き続き注意することは必要ですね。』

結構冷静に表情を変えずに淡々と話を続けるお兄さんに対して、市川で一番かもしれない高い数値なんだからもうちょっと動揺するとか、これから一緒に見に行ってもいいですか?とか、テンションの変化を期待したのだけど無理だったです。

ということでまた再覆土、再計測、再度の市役所のお兄さんと会話も含め、このレポートはまた続きます。

明日、金曜は、18時だよ全員集合ってことで、初めて首相官邸前に行ってこようかと思ってます。
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事件です

2012年07月05日 15時03分34秒 | 3.11
姉さん、事件です。

家のまわりで結構高い場所もあるとの話を聞き、ちょっと測ってみようと思い立ち、先日市役所に放射線計測器、借りに行きました。

市役所の放射線対策課は、まだまだたくさんの問い合わせがくるみたいで、拡大したのかわからないけど、場所も変わったみたいです。

そして、土曜日なのに担当者はずっと電話してました。
こんな電話しながら、ちょっと待ってくださいね、と手で合図。
『それはこちらではお受けできないので、それを確認するのであれば事故を起こした東電の方に言っていただくしかないです。でも変な言い方で申し訳ないですが、東電に言ったところでおそらくろくな返事は返ってこないです。』

市役所に行く前にもいろいろ電話でやりとりをしたのだけど、結局何を言ってもこちらではなんとも、ってことで、たくさんの人がいろんなわけわからない対応で振り回され、たらいまわしにされてる状況のようです。
まあ、この件に関しては、市は直接は関係ないし、国や東電マターなんで、というスタンスを取らざるを得ないのでしょうけど、なんとなく、責任回避、なすりつけあい、お役所体質という雰囲気も漂ってる。
いろいろ不安を抱える市民としては、まだまだ闇の中、暗中模索の感じです。
福島の人たちの落胆やイライラやあきらめの気持ちが想像できます。

さて、使い方を教えてもらって、こんな計測器を借りてきました。


基準は0,23マイクロシーベルト以下であれば問題なし。
1以上だとやばい数値なので市役所に届け出てください、とのこと。
後日見に来るとのことです。

家の周り、いろんなところで計測してみました。
何か所か測ったけど、問題なし。

しかし、雨樋の下。二階からの水が流れているところ。ここです。


それが、なんとこの数値です。
大問題です。
やばいと言われる1を越えたのに、まだまだ止まりません。
さらに上がり続けます。

そして、これが最高値。

高さは地上1mが基本ということだけど、いろんな高さで測ってみた。
しかし、線量はずっと2を越えている。

わあ、他人事だと思ってる場合じゃないです。
千葉県市川市でも、うちだけでなく、こういう場所がかなりあるということです。

そして、当日のうちに市役所に返しにいかないといけないので、返しに行きつつ、状況を報告。
報告書を書かされました。

で、市役所は見に来ると言ってたけど、結局現時点でも来てないし連絡もない。
来たとしても、場所を見ることしかしないらしく、状況把握と言ったことにとどまるらしい。
なんだい、こんな場所でこんなことがありました、って報告がいろいろ届いてますよ、ちゃんと把握してますよ、ってことだけなんだ。

結局は、自分で土を盛って線量を下げてください、と教えてくれただけでした。

5cm土を盛れば51%、10cmだと74%、30cmなら98%低減するとの提言でした。
ということでいろんなところの土を掘って運んできて、やばい場所に30cmまで行ったかどうかはわからないけど、何重にもかぶせた。
汗だくになりつつ、あらためて3.11の事態の重さを体感した事件でした。
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