戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

たかね

2010年05月30日 | 想うこと

”ウルトラマン”、現役世代ですが、小学校の1年の時でしょうか、観ていました。

今でも、何かの特集で、ウルトラマンの映像が流れますと、ワクワクしそうな自分がいることに気がつきます。

ウルトラマンが終わって続いて放送された、”ウルトラセブン”、ウルトラマンほど好きではありませんでしたが、楽しみに観ていたことは間違いありません。

なにせウルトラセブンは、どこか暗く、怖い、感じがありました。

そこが魅力であり、未だにコアなファンがいる所以であると思いますが・・・。

そのウルトラセブンの”ブリキのおもちゃ”が、鑑定団に出ていました。

リモコンで、未だに手足が動き目が光る逸品です。

確かに、あの頃、こんなおもちゃがほしかったことを覚えています。

当時、1000円で売っていたということですが、お金持ちの子供しか買えなかったものだと思います。

もちろん、私は持っていませんでした。

あの当時、ほしくても買ってもらえなかった者たちが、大人になって手に入れるそうです。

私は今は、ほしいと思いませんが、マニアックな方は多いようです。

さて、そこで、いくらの値が付いたかといえば・・・

400万円! でした。

あんなおもちゃが、400万円です。

車より高い。

鑑定団を見ていますから、それなりの値段は付くと思っていましたが、そこまでいくとは予想できませんでした。

これでは、その当時、買ってもらえなかった子供が大人になっても、買えないモノではないですか。

高嶺の花は、いつまで経っても、高嶺の花のままです。