高山の、とあるクラシックバレエ教室が8月に発表会を開くのですが、ひょんなことから、私もほんの少し出演することになりました。
といって、バレエの経験は皆無です。
そのことを、話をいただいたときに了承してもらっての出演なのですが・・・。
今日の昼間、第一回目の稽古、というか顔合わせがありました。
出番は30分ほどだと聞きましたが、短いながら周りの方と合わせて踊るシーンが4回ほどありまして、そのステップと振り付けを習いました。
・・・まったく頭に入りませんでした。
基本も何もありませんから、両足を交互にスキップさせるところも、転ばないようにやるので必死です。
たぶん、主宰の方や教室の生徒さんにとっては基本的なステップで、繰り返さなくてもできることなのでしょうが、シロートの私にとっては驚くような、大げさですが、動きだったのです。
伸ばした足のつま先を伸ばしポーズを取るだけで、足の指がつりそうになります。
そのため、稽古の最初は、話を簡単に受けてしまって、困ったことになったと思いました。
この振り付けが30分も続いたら、出来ないどころか、とても覚えられない、と真っ青になってしまったのです。
実際、3つのシーンの振り付けを受けましたが・・・忘れました。
ですが、不思議なことに、必死に覚えようとも思わなかったのです。
それはけっしていい加減ではなく、徐々に身体に染みこませていけばいいかな、と。
考えるのではなく、むしろ考えないように動いてみようかなと思ったのです。
今日、一回目で、ほんの1時間ほどの練習でしたが、当然ついていくのに必死でした。
正直ついていけませんでしたが、何も考えず身体を動かすことが、けっこう清々しく感じられたのです。
こんな調子では巧くできるか不安もありますが、とりあえず、良い経験でした。