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東京でオリンピック開催決定で溜飲を下げたこと

2013-09-08 15:51:46 | 時事

 内心スペインのマドリードに決まるのではないか。 と思っていた。と言うのも東京電力福島第一原発の汚染水漏れがマイナスに作用する気がした。
 7年後にはこの問題も解決しているだろうが、日本政府の対応の遅れに問題があると見られれば票が逃げるかもしれない。

 つまり危機管理に弱点があるとみなされ、たまたまオリンピック開催期間中に大災害が発生した場合を思うと一票を投じる価値がない。ところが杞憂に終わった。安部総理のこの問題への説明も良かったのかもしれない。

 直前の6日、韓国は福島県など8県の水産物輸入を9日から全面禁止すると発表。福島県の知事は「きちっと検査をしており、安全なものが出回っている」と言い、水産庁も「最近、急激に検出量が増えたということもない。ただちに魚介類に影響はない」としているにも拘わらずに禁輸措置に踏み切った。

 これは東京がオリンピック開催地に選出されるのを牽制する嫌がらせのためではないか。 というのが大方の見方だった。私も異論はない。どこまでも嫌な国、韓国に思う壺にされてたまるか、 という思いでぜひ東京に決定して欲しいと願っていた。
 その願いが叶い韓国に対して大いに溜飲を下げ、気分は上々の日曜日になった。世界は汚染水を問題にしなかった。日本の説明で納得したということ。韓国ももう姑息なことはしないほうがいい。やりすぎると世界の笑いものになるよ。

 それにしても安部さんはツイている。上昇気流に乗ったという感じ。マドリードは財政問題、イスタンブールはシリアに隣接、おまけに民族紛争。それに来年の冬季オリンピックのロシアのソチ、3年後のブラジル・リオセジャネイロの夏季オリンピックとも準備不足といわれ、東京の財源の確かさや安心な街、それに熱意は消去法で残った要因かもしれない。それに震災時の飲料水の受け取りに、辛抱強く並んでいる日本人のマナーのよさも貢献しているかもしれない。

 マイナス面をカバーしながら、国際公約ともいえる消費税増税は予定通り進みそうだ。成田から東京までオリンピック道路建設もあるらしいから、オリンピック景気の後押しも期待できるしね。
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